個人投資家の立場からは、原発事故で国の存続すら危うい状況だったときに企業の社会的責任を果たすどころか不正会計に一生懸命だった東芝(6502)の一株主として、原子力発電所の廃炉方法の確立・安全確保に向けた不断の努力を続けるよう監督していきたいと思います。
<日経平均終値> 16,938.87 △86.52 (+0.51%)
<TOPIX終値> 1,359.32 △7.15 (+0.53%)
<東証マザーズ終値> 940.51 △20.40 (+2.22)
[本日の取引銘柄]
オプティム(3694)
三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)
前日のECB理事会でmain interest rateを0.05%から0%に、bank deposit rateを-0.3%から-0.4%に引き下げ、量的緩和策の規模を拡大(€60bn/monthから€80bn/monthに)することが決定された。これを好感して欧米のマーケットは上昇したが、ドラギECB総裁が会見でさらなる利下げの必要性を否定("We don't anticipate it will be necessary to reduce rates further")すると一転してマイナスに転じた。ユーロ/米ドル相場にいたっては金融政策変更の発表直後に1ユーロ$1.0820まで下げたが、一転して$1.1218まで上昇する大変動を演じた。
ニューヨーク市場はその後買い戻しが入り、結局NYダウは5.23ドル安の16995.13ドルで引けた。相場は今後の見通しに疑心暗鬼となっているものの、悲観一辺倒でもないようだ。
一昨日押し目買いを入れた(→ 『短期間で調整したオプティムに買いを入れた』 )オプティム(3694)は本日も続伸。一時前日比155円高の4750円をつける場面もあったが4700円を上回る場面では上値が重かった。週末要因もあると思われたが、私はECBの大盤振る舞いに対する市場の反応が期待外れであったことを想起せざるを得なかった。来週一段高の可能性も高いと考えたが、無理をせずに利益確定の売りを出した。4685円で200株、4690円で200株信用返済売り。終値は75円高の4670円。5分足チャートを見ると、短・中・長期移動平均線が収束するところで引けており、収まるところに収まった感じ。来週以降は仕切り直しの展開となる。
皮肉なことに、ドラギ総裁の発言を受けて私の塩漬け銀行株は買われた。前日比マイナスで始まったもののどんどん買われていった。3月9日に中途半端な押し目買いを入れてしまった(→ 『重要イベントを前に軟調な相場、MUFGを打診買い』 )、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)を548.2円で1000株信用返済売り。買いは537.3円。
最近堅調な値動きを続けてきたプレシジョン・システム・サイエンス(7707)はさすがに一服。一時457円をつけたが結局2円安の450円で引けた。
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