格安スマホ業界では、あまり聞きなれないWiko(ウイコウ)とは。
WiKo ウイコウジャパンが日本にできているのですが、本社はフランスでフランスのスマートフォンベンチャーで、世界35か国でフランスの企業家精神と柔軟さを軸に過去4年間で780%増の飛躍的な成長を遂げたそうです。
Wikoは、2011年、フランス南部のマルセイユで創設され、フレンチインスピレーションとビジョンにより生み出されたそうです。Historyにを読むと、さすがフランス革命の国です。企業理念を抜き出してみました。
Wiko Commitment
それぞれが自分自身の携帯に期待していること、望んでいることを観察し、分析し、理解します。技術、デザイン、品質と価格が最適なバランスになるよう努力します。
最もベーシックなものから最高品質のものまですべてのユーザーのニーズを満たすための幅広いレンジのスマートフォンを提供します。
わたしたちは成功するために
既存のリーディングモデルを壊していきます。技術を進化させることによって
お客様が自らお金を出して買った製品の価値を感じて もらえるよう努力します。
わたしたちが進歩すればするほど、技術は畏れ多いものではなくなります。
ものごとの状態を逆転させます
デバイスがあなたを支配するのではありません、奴隷になってはいけないのです。
Wiko世代はスマートです
彼らは簡単にだまされません、彼らはお金に見あう価値を求める世代です。
彼らには力があります。基準や規範といったことから自らを解放する力が、自身に本当に適しているものを決める力が、自由に道を選ぶ力が、彼らには独立の精神とコントロールをしていく力があります。彼らは パワージェネレーション です
わたしたちはどこからきたのか
わたしたちは“Wikonoclast”です
わたしたちは因襲を破壊するブランドです
わたしたちが信じていることは
常に次の世代のそばに
わたしたちを信じてくれる 人たちのより近くに、わたしたちがユーザーにもたらすことは人の力。
機械に力を与えるのではなく人に力を与えるのです
Wikoブランドを前進させる。
常にルールを破り、永遠の革命を続ける
わたしたちが皆さんと共有する哲学。
もしあなたがルールに従えば全ての楽しみを味わうことができないでしょう!
モバイルが高いのはなぜなのでしょうか?
なぜ究極のテクノロジーは冷たく、威圧的なのでしょうか?
Wikoの宣言は、 “ゲームのルールを変えてしまおう!”です。
着るならジーンズ、携帯であればWiko。
これは、クールな革命です。
ルールや境界線はありません、未来はわたしたちのものです。
いま、あなたは“ゲームのルールを変える”準備はできていますか?
人生は制限されるには短すぎます。
モバイルが高いのはなぜなのでしょうか?なぜ究極のテクノロジーは冷たく、威圧的なのでしょうか?Wikoの宣言は、 “ゲームのルールを変えてしまおう!”です。着るならジーンズ、携帯であればWiko。これは、クールな革命です。
ルールや境界線はありません、未来はわたしたちのものです。いま、あなたは“ゲームのルールを変える”準備はできていますか?
高いスマホに革命を起こす「ゲームチェンジャー」
ということのようです。このような会社に日本でも革命を起こしてもらい格安スマホに格安SIMでだれでも経済的に自由にスマホを使えるようにしてほしいです。私もフランスには2か月ほど住んだことがありますが、フランス人の気質が出ていると思います。
SIMフリースマホ「Tommy3 Plus」発売
ウイコウ・ジャパン(Wiko)は、SIMフリースマホ「Tommy3 Plus」を2019年に入り発売しました。価格は1万4800円(税抜)です。
Wikoはフランスのベンチャー企業。 g08(グーマルハチ) で注目を浴びたにもかかわらず、消えるように市場から姿を消したかのように見えましたが、再び新機種「Tommy3 Plus」を投入してきました。、1万円台半ばという価格を実現したエントリーモデルです。
低価格な分、スペックは同世代のスマートフォンの中でもやや見劣りする内容です。CPUは1.5GHzの4コア(MediaTek製MT6739WW)を搭載。メモリー(RAM)は2GBで、ストレージ(ROM)は16GBとなっています。
RAM容量が残念
残念なのはRAM2GBが g08の4GB と比べると物足りませんが、低価格DSDV機としては注目に値いします。
DSDVに対応(ドコモもauもOK)
注目する部分は、LTEでは国内3キャリアでVoLTEの動作確認を実施済み。au網とソフトバンク網については、キャリアの接続性試験(IOT)をクリアしています。SIMカードを2枚同時に使える「DSDV」(デュアルスタンバイ、デュアルVoLTE)をサポートしました。これは注目に値します。
DSDVは現状最強ですが問題も
機能的には、5G前、4G段階ではDSDVが最強です。
さらに上の機能の「DSDA」デュアルアクティブ(DSDA 同時待受け可能 )がありますが、探しているのは高級機ではなく、気楽に変える、ミドルレンジのコスパの端末では見当たりません。
海外利用が多いものにとっては、まだ、アジアなど4G中心という状態ではないので DSDSで十分なのですが 、同じぐらいの価格でDSDV端末が買えるなら、DSDVもいい、となります。それがわかっている人は当然欲しがるのです。が注意も必要です。
海外では、3Gがまだ多く使われているので、 4G+3GのDSDS が最も適しているのですが、国内でSIM、2枚ざしとしても使う場合、DSDVは価値があります。
ただ、auのVoLTEとdocomoのVoLTEは仕様が違いますので、2枚ざしの場合SIMをドコモ系にするかau系にするか問題になります。1枚だけなら問題はありません。
DSDVとは、おさらい
デュアルスタンバイ、デュアルVoLTEです。つまり、4G、LTEのネットワークで、3Gの音声が送れる方式で、これにより、LTEの電波だけで音声も、データも送れるわけです。もともとは、au系の3GでCDMA2000の開発で、docomoが採用した世界標準(WCDMA)に乗れなかった結果、3Gではマイナーになり、4G、LTEにおいて挽回しようと、音声通話も可能にしてしまう技術なのです。いずれ、3Gは終わっていくことが考えられるから、auは今後はすべてVoLTE対応にしていく方向です。ただ、auのVoLTEとdocomoのVoLTE(Voice over LTE)は仕様が違っていますので、そこは端末ごとに確認しないと問題はのこります。DSDVでも、ドコモ、au両方使えるとは限らないのです。
wiko「Tommy3 Plus」はこの問題をクリアしました。
海外での活用が主ですから、 DSDSで日本の格安SIM+海外SIM(3G中心) 、2枚ざしという組み合わせで使うことにおいては現状問題はありません。しかし、今後海外も4G主流となってくると、DSDVの価値がでてくるでしょう。
microSIM×2とmicroSDスロット
2枚のSIMスロットに加えて、microSDスロットを備えているため、3スロットでmicroSDを同時に利用できます。ただし、SIMサイズは現代の主流となっているnanoSIMではなくmicroSIMに対応しており、nanoSIMは付属のアダプターを装着して利用する形になります。
Tommy3 Plusは主要量販店とMVNOのほか、Amazon.co.jp内のWiko直営ストアで販売されます。
wikoは1年間、何していたのでしょう。
Wikoは2013年、フランスで創業したスマートフォンブランド。中国に工場を持ち、世界の35カ国で事業を展開しています。低価格でコストパフォーマンスの良いスマートフォンで支持を集め、特にヨーロッパではシェア上位を獲得する国もあります。
日本では2017年2月に「Tommy」を発売して参入。同年12月には縦長ディスプレイの「View」を投入しました。2018年2月にはViewの上位モデルをNTTレゾナントの「gooのスマホ」ブランドの「g08」として投入していますしたが、Wikoブランドとしての製品発表は今回のTommy3 Plusまで約1年間の空白があります。
2018年の1年間、ウイコウ・ジャパンは何をしていたのかという質問に対し、同社広報のMiya Chen氏は「日本市場は消費者として商品に対する品質要求が高い市場。年にたくさんの商品を出すより慎重にやっていく。当社は現在、年間1〜2機種に絞って展開する方針をとっている」のだそうです。
Wikoは今後、Tommy3 Plusより高性能な、ハイエンド級とミドルレンジ級のスマートフォンの日本への投入を検討しているとのことです。
スペック
OS Android 8.1
CPU SoC MT6739WW
メモリ 2GB
保存容量 16GB
MicroSD 最大128GB、独立スロット有り、内部ストレージ化が可能
ディスプレイ 5.45型/18:9 解像度 1440×720/HD+
アウトカメラ 1300万画素、インカメラ 500万画素
バッテリー容量 2900mAh 脱着可
MicroUSB
カラー ミラー系、ブラック系、レッド系、グリーン系
サイズ 高さ:147.6mm、横幅:71.3mm、厚さ:8.6mm
重量 150g
Wi-Fi 802.11 b/g/n
ネットワーク LTE:1/3/5/7/8/18/19/20/26/28/38/41
3G:1/2/5/6/8
GSM:850/900/1800/1900 MHz
ドコモ回線 フル対応
通信確認済み
ソフトバンク回線 フル対応
通信確認済み
ワイモバイル回線 フル対応
通信確認済み
au回線 au VoLTE SIMフル対応
通信確認済み
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