楽天証券の「いちにち信用」を使うと金利1日分のみの手数料で済み、カブドットコム証券で行っていた買い注文(現物or信用)の手数料分が浮くことになります。
3月等の取得銘柄が多くなる月だと手数料は2〜3万円ほど安くなりそうです。
しかし、欠点もあります。
通常のクロス取引(同一証券会社)であれば、現物株が代用証券として受入保証金になりますが、「カブドットコム証券の一般信用売り+楽天証券の1日信用買い&現引&株式移管」の場合は、現物株を別の証券会社で用意するため、現物株が手元になく代用証券として使えません。
よって、保証金維持率低下に伴う資金拘束を考える必要が出てきます。
楽天証券からカブドットコム証券へ株式移管するのに7日間ほど要します。
基本、キャッシュは現引きする楽天証券へ置いておきたいです。
現引きできなければ優待クロスが成り立ちませんから。
少しずつクロスしていく分には何の問題もありませんが、一般信用は在庫状況に左右されるので同じ日に大量にクロスした場合に資金不足に陥る可能性が出てくるということです。
問題となるのは2〜3月と8〜9月の期間ですね。
メイン処の3月と9月に向けて先行クロスするため2月と8月が厳しくなります。
考えた対策は、保有している現物株の移管です。
現在は楽天証券にて貸株していますが、保有株の一部をカブドットコム証券へ移管しようと思います。
楽天証券の貸株の良い所は配当優先自動返却があるところ。
カブドットコム証券に配当優先自動返却はありませんが、優待クロスで資金不足に陥る可能性があるのは2〜3月と8〜9月の期間なので、その時期に配当を貰う銘柄を移管すれば良いと考えました。
尚且つ、株価が高いもの。
これは、カブドットコム証券の方が手数料が安いためです。
これらに該当する銘柄は7203トヨタ自動車です。
300株あるので代用証券としては約160万円です。
これで様子見することにしました。
足らなければ7718スター精密1,000株を追加移管することにします。
できれば3-9月期のもので揃えたいですが、案外3-9期のものを保有していないのですよ。
6-12月期が意外に多いのです。
まぁ、2〜3月と8〜9月以外は楽天証券の時と同じように貸株すればいいだけの話なので問題ないでしょう。
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