11月27日
遠目から一見する限りでは、ムキタケ?と思った。あるいはナメコ?とも。ここ、崖をよじ登る感じのかなり危険な斜面だったのだが、迷いに迷ってよじ登ってみた。なぜ迷ったのかというと、ムキタケにしては密度が濃すぎるし、ナメコにしては逆に「疎」に過ぎる気がしたから。要は、どうせ食えねえ何かなんだろうなーと思ったからだ。
文字通りほうほうの体でようやくたどりついて確認すると、こんなきのこだった・・・
このあたりでヒラタケがよく採れるということについては、読者もすでにご存じのところかと思う。ヒラタケは非常に美味なきのこだが、しかし中には「食えねえヒラタケ」もある。実はこの黄色っぽいヒラタケこそ、「食えねえヒラタケ」張本人である。
これね、「キヒラタケ(黄色いヒラタケ)」と呼ばれる。毒はないとされるが、非常に硬質なきのこで、いわゆる食不適のきのこ。スケートの紀平さんとはかなりの高確率で無関係であろう。見た目も似てない。
滑落したら死ぬかもしれんような崖だったので慎重に降りなければと思ったが、崖ってやつは、のぼりはよいよい帰りは怖いの典型で、うーん、これは遠いけどこのままよじ上って上の林道にエスケープすべきか?と考えた。
考えながら、ルートを探しつつ頭上を眺めると、例のコイツが目に入った。採るよね、やっぱり・・・
この時点で心は決まった。食えるきのこを収穫しつつ、さらによじ登って林道にエスケープするという作戦を決行した。
↑ふくろいっぱいのアラゲキクラゲ。新鮮なんだかどうなんだか知らんけど、これの炒め物にしたらめちゃくちゃ歯切れが良くて、アラゲキクラゲってこんなにうまかったっけ?と思うくらいだった。
29日
山の木々は色づいてきている。例年よりちょっとばかり早い紅葉かな。
例によって、うすらぼんやりしたきたねえ色合いの紅葉である。
31日
写真の見た目は悪いがかなり立派なヒラタケだった。かなり冷え込んできているので、このあとは大きな株を望むことはできないかなー。とすると、今年はやっぱり不作。ここまでギリで30?sに届いたかどうかというところ。多少足りてないかもしれない。
てことで、今週はヒラタケ以外何も採れなかった。
シモフリシメジでねえかなぁ・・・
【このカテゴリーの最新記事】