最大撮影倍率4.5倍マクロレンズの世界
以前購入した、最大撮影倍率 4.5倍 のマクロレンズをご紹介。
通常マクロレンズと言ったら、0.5倍のハーフマクロもしくは1.0倍の等倍だと思います。
でもこのレンズは、驚きの 最大4.5倍!
通常のレンズでは撮影できない、超マクロの世界を記録する事ができます!
まずはレンズの外観など
レンズの外観はこんな感じ。
購入時、所有しているCANONのEOS Kiss Mで使うため、EF-Mマウントで注文しましたが、届いたのはEFマウント…
中国発送のため、返品交換は面倒なので、仕方なく、たまたま所持していたCANON純正のマウントアダプターを使って使用することにじました。
仕様としては、20mm、F2.0で撮影倍率が4.0〜4.5
ピントリングを回すと、当然の事ながら被写体に寄れる距離が変わるため、撮影倍率が4.0〜4.5倍に変化します。
F値は、F2.0〜F16まで変更出来ますが、開放だとピントの会う範囲がかなりせまいため、ある程度絞って使う方がいいかもしれません。
レンズは先端の小さなこの部分。
かなり小さいですね。
このサイズなので、フィルターやレンズプロテクター等を付けることは出来ません。
実際に撮影するとこんな感じ
まずは、10円玉をマクロ撮影。
10円玉の小さな文字や絵が、こんなに大きく撮影できます。
表面の傷までしっかりと写ってますね。
次は、お札の野口さんをマクロ撮影。
インクの盛り上がりも感じられる位のマクロっぷり。
次は、人工芝みたいな感じですが、ハンドタオルを撮影したもの。
ダイソーで買ったライトニングとマイクロUSB兼用の充電ケーブルもこの通り。
こんな感じで、色んなものが、ちょっとした顕微鏡写真のように撮れてしまいます。
良いところと悪いところ
使ってみて感じた、良いところと悪いところ。
良い点としては、先程の写真のように、普段見慣れたものでも、超拡大して別世界のような写真が撮れるところ。
理科の教材用写真なんかもこれで撮れそうですね。
また、値段が比較的安く購入しやすいのもいいところ。
これを書いている時点では、EFマウント版が 24,000円 ぐらいでした。
悪い点としては、このレンズは、近くにしかピントが合わないマクロ専用レンズなので、使用用途がかなり限られるところ。
しかも、レンズ先端から1cmとか2cmぐらいの 近距離しか撮れません 。
なので、マクロレンズはポートレイト撮影にもいいよね!といった感じの事は出来ません。
遠くもピントが合えば、花などをいい感じにマクロ撮影したり、人物なんかも撮れたかもしれませんが、残念です。
というわけで、かなり尖った性格のレンズですが、気になった方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、色んなマウント用のものが売られています。
取り敢えず下に、EFマウント用のもののリンクを貼っておきます。
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