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タオバオで中折れハット帽25元

 ここ最近杭州では暑い日が続いており、仕事でちょっと外へ出たりするとあっという間に日焼けをしてしまう。梅宮辰夫さんの背中はまだ遠くにあって見えないが、僕も徐々に肌が黒くなっているのがわかる。しかしそんな僕を嫌がった彼女は、とうとう僕に帽子の着用を命じた。けれど僕は帽子が好きじゃない。「面倒くさい。日焼けのどこが悪いんだ、梅宮さんをナメるなよ、あの人は料理だってすごく上手いんだから!」と口ごたえをしても「誰それ?」という返事。アウェーということもあって口論で勝てない僕は、自分の好きな帽子を選ぶという条件のもと、タオバオ(淘宝)で帽子を購入することになった。

 それがこの写真の帽子で25元。紹介には「韓国で今熱い個性派キラキラ純麻帽子」とあった。写真も割とよく写っていたので購入を決めた。しかし彼女から「女か!」と言われる始末。「カンカラ帽子は男の夢なんだ、寅さんをナメるなよ!」と言っても、アウェーでは何を言っても「誰それ?」だ。条件は条件だからと僕は自分の権利で帽子を決めてしまった。

 昨日ついに帽子が届いた。しかしながら、ちょっと思っていたよりもつばが短くサイズも小さい。帽子をかぶって鏡を見ても、「パン屋の店員か」と一人で顔をしかめる。そこへ彼女が現れ、無表情で僕を眺める。何も言わない。僕も無表情で返す。沈黙。しばらくして「返品手続きしよっか?」という彼女の言葉に、僕はただ「はい…。」と頭を垂れたのだった。



淘宝(タオバオ)でお店を開く流れ

 仕事が思いのほか暇で中国語の勉強をひと通り終えた僕は、何かしら副業を始めようかとタオバオでネットショップを開くことにした。僕の周りにいる何人かの友人たちは既にネットショップを開いていたので、いろいろ話を聞きながら着手する。以下にその主な流れを書く。

1)銀行で口座を開く。〈僕は招商銀行にパスポートと現住所の居留書を持って行き、口座を開いた。〉
2)同時に銀行でネット銀行(网絡銀行)開通の手続きをする。〈パスポート、居留書、諸費用が必要〉
3)ノートパソコンにネット銀行用シールドのソフトをダウンロードする。
4)タオバオのページで「免費注冊」というボタンを押してユーザー登録する。〈携帯電話が必要〉
5)支付宝(アリペイ)のページでユーザー登録をする。〈携帯電話が必要〉
6)「我要開店」というボタンを押して、それぞれ必要な情報入力とスキャンした書類(パスポート、パスポート用写真、中国人友人の身分証表裏・戸籍証明書・常住人口登記カード・直筆の担保承認書)をアップロードする。
7)お店を開くためのネット上での試験を受ける。〈百度で答えを探すとすぐ見つかる〉
8)店名や店紹介などを自分で書き足し、商品写真と説明をアップすれば完成。

と、これが一応のタオバオでの開店過程である。

 ちなみに上記に記したのは個人店を開く流れであり、タオバオ・モール(淘宝商城=大手ブランド品店用)は開店への手続きがさらに複雑だそうだ。ネットでの評価によると、モールの店でも質の悪い店がざらにあるらしく、個人店で買い物をする人のほうが多いようだ。それに、店の信用の問題から一度買い物に成功した人はめったに他の店で買い物をすることもないようなので、閑古鳥のなく店は数えきれないくらいあるらしい。僕なども店を開いて1月以上経つが、一人として客が来ないのだ…。

 ケケケ、と自嘲的に笑みをを浮かべながら僕は今日も自店の暖簾を凝視する。



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