この内容、私が管理している 朋徳学院学習ブログ にも掲載していますが、受験生にとって役立つ内容なので「子どもの学習まとめて解決」にも掲載しておきます。
1、 やる気がなくても机に向かう
勉強しなければならないときは、やる気が出なくても机に向かいましょう、やる気が起きてから机に向かうなんて思っていても、やる気は湧いてきません。とにかく3分間だけ机に向かってみること。机に向かうと、気持が集中してきます。
2、 目標を壁に張る
具体的な目標を書いて、壁に貼りましょう。できれば、勉強机の前がいいですね。人間は、具体的な目標を決めるとやる気が出てきます。
3、 予習をする
予習をすると、授業の内容が頭に入りやすくなります。予習の目的は、次の学習内容で、自分の解りづらそうなところをチェックすること。学校で、自分がしっかり聞くべき箇所がわ分かるので、集中して授業を受けることができます。
4、 時間はつくる
学校の授業、クラブ活動、塾に宿題、とても忙しくて勉強する時間がないという人がいます。でもみんなもあなたと同じです。いくらあなたが、余分な時間を探しても見つかりません。時間は自分で工夫して作るものだからです。小学校のとき、親と一緒にお風呂で九九を覚えた経験がある人もいるでしょう。お風呂の時間を、勉強の時間に組み込んだんですね。時間は自分で作るもの。そのことを覚えておきましょう。
5、 悪口は言わない
悪口を言うと心がネガティブになり、学習意欲が無くなります。特に学校の先生や親の悪口は禁物。親はあなたの味方なのに、悪口を言っているうちにあなたはそのことが分からなくなります。学校の先生の悪口を言うと、実は困るのはあなた。悪口を言っているうちに先生が自分の敵に思えてきます。それが態度に現れると、成績を下げることにもなりかねません。先生はあなたに嫌われても困りませんが、あなたは先生から目をつけられると損ですよね。悪口は敵を作るだけ。得なことは何もありません。
6、 反復練習
テストでいつも時間が足りない人は、同じ問題を反復練習して正確さとスピード力をつけましょう。スピードをつけるには、時間を意識して問題を解くこと。ストップウォッチを使うと、自分が問題を解く早さが分かります。反復練習をするときストップウォッチなどを使って、どれだけ早く問題が解けるようになったか確かめながら練習しましょう。
7、 忘れることを気にしない
歴史や英語の単語など、なかなか覚えられないと嘆く人がいます。でも、人は忘れていいんです。いえ、覚えるために1度忘れて下さい。覚えるためには、そのものに何度も触れることです。1度忘れたら、もう1度覚えなおし、今度は忘れそうになる前に見直し覚えなおしていくこと。この思い出した回数が多くなることで、物事をしっかり記憶に定着していくことができます。
8、 姿勢をよくする
姿勢をよくすると血流がよくなり、脳がよく働きます。あなたの周りで、成績のいい人を見てごらんなさい。姿勢が悪い人はほとんどいないでしょ。もしいたとしたら、その人が姿勢をよくすれば、もっとすごい成績が取れるようになります。脳に頑張ってもらうためには、脳に必要な酸素と栄養を運んでくれる血液の流れをよくすること。そのために、姿勢をよくして勉強しましょう。
9、 最低6時間は寝る
受験勉強のために、睡眠時間を削り過ぎてはいけません。最低6時間以上寝ましょう。脳は、寝ている間も働いています。記憶の整理をしているのです。睡眠時間を削り過ぎると、脳が記憶の整理ができません。睡眠不足では、勉強した内容がなかなか思い出せません。差はありますが、記憶の整理に必要な時間は最低6時間だと言われています。この時間まで削って勉強するのは止めましょう。
10、規則正しく
毎日同じ時間に勉強するのが、もっとの効果の高い勉強法です。時間を決めて勉強することで、脳も心も効率よく動きます。できれば、入試1〜2カ月前から、勉強を朝型にしておくとよいでしょう。ほとんどの入学試験は、午前中に行われます。夜型になっていると、脳が働きだすまでに時間がかかります。生活が朝型になっていれば、本番でも十分な力が出せるはずです。
受験対策のための心得10カ条、あなたの受験勉強に役立てて下さい。
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