ですから、子どもを指導するときには、必ず子どもが理解できているかどうかを確認する必要があります。
分かりやすい授業が危険な場合も
分かりやすい説明は、簡潔で、要点をピンポイントで説明していることがあります。
子どもたちはこの説明を聞き「分かったつもり」でテストを受けるとミスをします。
そして、授業では分かっていたのに、テストでは出来なかったという事実から、自分はその科目を苦手だと思い込んでしまいます。
これをなくすには、生徒の理解度を確認するとともに、こんな風にするとミスをするよということまで教えることです。
ミスの仕方まで教えると、子どもたちはテストで失敗しなくなります。
テストで間違えた場合は、なぜ間違えたのかまで教えるのが価値のある学習。
そこまで教えないと、子どもには自分がミスをした理由が分かりません。
テスト直しというと、学校や塾の先生は、正しい解き方を黒板に書いて写させるだけ。
自分がどこで、なぜ間違えたのかを気づかないまま勉強が終わってしまいます。
ミスの発生する原因に目を向けないで、成績を伸ばすというのは無理な話です。
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