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2014年12月13日

分かったつもりになる授業

子どもが分かりやすいと感じる授業は、「分かったつもりになりやすい授業」です。

ですから、子どもを指導するときには、必ず子どもが理解できているかどうかを確認する必要があります。


分かりやすい授業が危険な場合も

分かりやすい説明は、簡潔で、要点をピンポイントで説明していることがあります。

子どもたちはこの説明を聞き「分かったつもり」でテストを受けるとミスをします。

そして、授業では分かっていたのに、テストでは出来なかったという事実から、自分はその科目を苦手だと思い込んでしまいます。

これをなくすには、生徒の理解度を確認するとともに、こんな風にするとミスをするよということまで教えることです。

ミスの仕方まで教えると、子どもたちはテストで失敗しなくなります。

テストで間違えた場合は、なぜ間違えたのかまで教えるのが価値のある学習。

そこまで教えないと、子どもには自分がミスをした理由が分かりません。

テスト直しというと、学校や塾の先生は、正しい解き方を黒板に書いて写させるだけ。

自分がどこで、なぜ間違えたのかを気づかないまま勉強が終わってしまいます。

ミスの発生する原因に目を向けないで、成績を伸ばすというのは無理な話です。

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