⇒ 手軽にマグネシウムを補給する方法
マグネシウムは、身体に必要なミネラルのひとつで、血管の収縮・拡張を正常な状態に整える働きがあります。
頭痛は、偏頭痛も緊張型頭痛も血管の拡張や収縮によって発生するため、マグネシウム不足は頭痛の原因に成りうると言えるかもしれません。
マグネシウムを摂取すると言っても、海草類、ナッツ類、バナナ等の食品から摂取するのもなかなか大変なので、手軽に摂れる方法としてコンビニやスーパーで簡単に手に入れることが出来るミネラルウォーターをご紹介しました。
今回は、より効率よくマグネシウムを取ることが出来るように、その含有量に注目してピックアップしてみました。
マグネシウム含有量ダントツ 【海藻類】
海藻類は、その名のとおり海の中にある藻類です。
海水というミネラルウォーターに浸かっているようなものですので、当然海藻類にはミネラル分が凝縮されて、たっぷりと蓄積しています。
海藻を食事の中にうまく取り入れることができれば、比較的簡単に効率よくマグネシウム不足を補うことができます。
生でも食べられますので、サラダにしたり、お味噌汁の具にしたりと食卓に上がることも多いと思います。
ただし、素干しになっているものが多く、水で戻すとかさ増しするのでなかなかたくさんは食べられないので、干した状態の含有量は摂取しづらいかもしれませんね。
品名 | マグネシウム含有量(100gあたり) |
---|---|
あおさ 素干し | 3,200mg |
あおのり 素干し | 1,400mg |
乾燥わかめ 素干し てんぐさ 素干し |
1,100mg |
ふのり 素干し | 730mg |
きざみ昆布 | 720mg |
干しひじき | 620mg |
焼き海苔 | 300mg |
マグネシウム以外もバランス良い 【ナッツ類】
種実類とも言われていますが、ナッツ類にも多くのマグネシウムが含まれています。
健康志向が高まっている中、ナッツ類にも注目が集まっていて、スーパー等では陳列の片隅にあったものが最近では陳列スペースを広く取ってあるところも増えてきています。
マグネシウム以外にも、カルシウム、ナトリウム、カリウムなども多く含まれており、バランス良くミネラルを摂れるのも特徴です。
ただし、味付けしたものは塩分が多く含まれるので、食べ過ぎには注意が必要です。
出来れば、素煎りしたものを選ぶようにした方が良いと思います。
また、最近では有名芸能人がナッツを主食にしているという話もよく耳にします。
主食にするのは、さすがに栄養が偏ってしまいそうですので、おやつとして、スナック菓子の代わりにナッツというのも良いかもしれませんね。
品名 | マグネシウム含有量(100gあたり) |
---|---|
アーモンド(乾燥) | 310mg |
松の実 | 290mg |
カシューナッツ(フライ) | 240mg |
ヘーゼルナッツ(フライ) | 160mg |
くるみ(煎ったもの) | 150mg |
ピスタチオ(煎ったもの) | 120mg |
頭痛解消はじめの一歩に 【ミネラルウォーター】
ミネラルウォーターは、他の食品等と比べると含有量が少ないですが、加工の必要が無く気軽に摂取出来るのが特徴です。
また続けやすいのも魅力です。
マグネシウムの摂取に必要なカルシウムも同時に摂取出来ますし、塩分、糖質、脂質などの余分な栄養を摂らずに済むので、頭痛解消の一歩としてはおすすめしたい方法のひとつです。
品名 | マグネシウム含有量(500mlあたり) |
---|---|
ゲロルシュタイナー | 50mg |
コントレックス | 37mg |
サンペレグリノ | 53.5mg |
AECスッキリウォーター | 120mg |
まとめ
食品全体を見ても「あおさ」がダントツでマグネシウムの含有量が多いですね。
ただし、摂り過ぎると軟便になることがあるので注意が必要です。
個人的には海藻類やナッツ類でマグネシウムを摂取するのは、続けるのが難しいと感じているので、ミネラルウォーターであればコンビニで売っているものから始められるし、続けやすいと思います。
頭痛解消に特化したマグネシウム含有量のミネラルウォーターもありますので、試してみるはいかがでしょうか?
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