私は元々そんなにコーヒーが得意ではなかったのですが、コンピュータ関係の仕事をするようになって結構飲むようになりました。
実体験として、コーヒーを飲むと頭痛が軽減されることが何度かありましたので、本当なのだろうと漠然と考えていました。
コーヒーについては色々と研究がされていますが、利尿作用、覚醒作用などが一般的に知られているかと思います。
このコーヒーに含まれるカフェインが実は偏頭痛の痛みを軽減する効果が期待できると言われています。
偏頭痛について
偏頭痛の原因は、何らかの理由によって血管が拡張して周辺の神経を刺激することで痛みを発生させます。
したがって頭部の片側の場合もあれば、両側に発生することもあります。
コーヒーの効果
コーヒーに含まれるカフェインは、血管の拡張を抑える働きがあります。
市販の鎮痛薬の成分にも「無水カフェイン」というものが含まれているのをご存知の方もいらっしゃるかと思います。
このカフェインの効果によって、拡張し過ぎた血管を収縮させ、偏頭痛の痛みを和らげる効果が期待できるそうです。
注意点
日常的にコーヒーを摂取していると、日常的に血管が収縮している状態となります。
そうすると、コーヒーを飲まない日があったり、アルコールを摂取したり、ちょっとしたことで血管が拡張してしまう（血管拡張に対する感受性が高まる）ため、逆に頭痛が起きやすくなってしまうそうです。
最近ニュース等でも話題になっていますが、カフェインの過剰摂取により命を落としたという報告もあります。
生命の危機は極端な例かもしれませんが、カフェインには中毒性もあり、過剰摂取は頭痛を悪化させる原因にもなるので、くれぐれもコーヒーの飲み過ぎにはご注意下さい。
一般的には1日に3〜4杯くらいが適量のようです。
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