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2003年09月15日

オル○ス

なぜゆえにここの商品がスゴイかって
品質じゃないの。（・・・ダメぢゃん！？）
徹底した顧客満足サービスだわね。

オーダーは、通話料無料のフリーダイヤル。
オータムキャンペーンとやらで
ほとんどの商品が１００円引き。
しかも１品からでも送料無料。
さらに合計金額から一律３００円引いてくれるとな。
それどころか５０００円以上のお買い上げで１０％ｏｆｆ
１万円以上なら２０％もｏｆｆ！！

分数や小数点なんかが入った計算式は
一瞬脳が電池切れを起しかけるほど数学は超苦手分野。
恋愛の駆け引きや男性を虜にする
計算ももれなく出来ないこのあたしが、
なんでかな・・・。
こうゆう計算だけは速いんだな・・・。
そうよ。なにも自分１人で５０００円も１万円も
買わんでよろしいがな。
友達や同僚、なんならご近所さんも誘って
まとめりゃいいぢゃんか。

って事で集めに集めた数人。
その甲斐あってか２０％ｏｆｆで購入。

なんでここの商品を買ってみる気になったかっていうと・・・。

「本当に納得したものを使い続けて頂きたい」

というコンセプトのもと販売しているので
約２８日周期で生まれ変わる肌リズムに合わせて
本当に肌に合うかどうかをじっくり試せる期間を含め、
頼んだ商品は１ヶ月以内なら
使っていても、開封しても返品可能！
しかも手数料も返品送料も無料！（会社もち）

ちょっとちょっとちょっと、
他の企業も見習ってもらいたいがなもし？
しっかり送料なんか取ってる場合じゃないわよ、Ｐ●！！

今回、無謀にもモデルさんが表紙で使用していた口紅を
オーダーしてた　あたし。

そうは言っても唇本来が持つ色味は人それぞれ違うので
おんなじ色を使っても、おんなじように発色するとは限らない。
特にベージュや薄いピンクのように
唇本来の色味が強く自己主張するタイプの微妙な色は
買う際、実に慎重になります。

ショップで買うにしても、手の甲などで
色を試してみたりはしますが
実際に唇に色をのせてみると

ほらね、やっぱ全然違うんだよぅ・・・

なんてのは、あたしにとって良くある話し。
なので、失敗した口紅の数々も半端じゃなく
出番なく眠るメイク引出しの中、山の如し。

そこで今回も多分違う気はするんだけど・・・的な
お色なのに挑戦。

案の定、全然違うでやんの。

そこで、初めての店で初めての「返品・交換」にチャレンジする事に・・・。
返品する前に電話連絡してない場合は返品を受け付けられない事もある
との注意書きに従い、フリーダイヤルへ電話する。

コールセンターの対応とは、まさにこれだ！
と言うような、完璧な対応。
まるでコンピュータを彷彿させるほど事務的。
見習えっ！Ｎ●Ｔ１０４！！

返品・交換をお願いしたいんですけど・・・

簡単で結構ですので、よろしかったら
返品理由をお聞かせ願えないでしょうか？

自分の唇にのせたときに、口紅本来の色が出なかったので・・・。

さようでございますか。
お客様のご期待に沿えず申し訳ございません。

いえいえいえ。
こちらの方こそ、自分の色味が強すぎちゃってごめんなさい。

と、うっかり謝りたくなるような
丁寧な対応にますます惚れた。

どんな企業だって、「返品」という事は
品質自体になにも問題がなければ
自分の商品ケチつけられたも同じ。

それを徹底的に叩き込まれた
通り一遍のマニュアル通りの対応だったとしても

「お客様の期待に沿えず申し訳なかった」

相手方の一方的、または個人的な理由での返品に対して
なかなか出そうで出ない言葉ですよ～。
だって作った企業にはなんの問題も落ち度もない返品なんですもん。

バカがつくほど単純なあたしにとっては
非常に胸打つ言葉だったりもする。

そうゆう対応を心がけるようにと指導・教育する会社が
極端に少ないと言うのもあるのかもしれないが
電話に出た人が「その会社の印象」につながる電話対応は、
企業や組織の大小に関わらず大切にし、
社員教育を徹底した方が良い。

特に今のワカモノは日本語が乱れてる。
決して若くないあたしでも乱れに乱れきってるくらいだ。

頼んだランチが遅れるという事も

すいません、エビフライ事故っちゃってぇ・・・

と来たもんだ？

それはそれは、どうぞお大事に・・・

とでも言えってか！？

とある企業に電話をかけた際

いつもお世話になっております。●○株式会社　△▲のH-factoryです。

ごめんください

開口一番でそれを言われ、てっきり切られてしまうのかと思い、焦って

ちょっとお待ちください。ご確認させて頂きたい事がございまして！！

などと、時代劇さながらのおかしな日本語と化したもんです。
「ちょっと」は敬語でも謙譲語でもないっつうの！！
と、電話を切ってから自分に突っ込んだものです。

ままままま、あたしの場合、焦ってなくても
いつもこんな調子なんですけどね・・・。

誰が出ても、誰と話しても
いつも丁寧っていうのは、ある意味尋常じゃないですよ。
社員教育をするにしたって、OJTにせよそうじゃないにせよ、
時間もお金もかかると言うのに・・・。

今のこのご時世に、スゴイ企業があるもんだと
おばちゃんすっかり感心しちまいましたよ。

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