【不眠症カフェ】　Insomnia Cafe

< 新しい記事

新着記事一覧(全8902件)

過去の記事 >

2007.06.28

女性とゴルフの神髄

(14)

テーマ：考えたこと　想い出したこと　読んだ本(431)

カテゴリ： V 【過去ログ　迫田さおり選手その1】

私は以前にも男女の性差について書いたことがあったが、その内容如何に関わらず、どうも女性一般から無言の反感を示されたような感じでいる。

私は、もちろん、言わずもながらだが、男女同権主義者である。
ただ、現実として、女性差別というものが現実にまだまだあると言うこともハッキリ認識している。

そもそも、差別というものは、それを簡単に解消できない状況・歴史などがあるからこそ、現在に至っているのだと思う。
それに差別というものが自分に有利にはたらくという立場にいる人間は、なかなか差別の解消に積極的に動かない。

女性差別における「受益者」？？は、やはり男性だと思う。
何とかして女性を、特に自分の配偶者を「都合のいい女」に仕立てようとする男性の意識は、潜在的に根強い。
それに人口の半分を占める女性を被差別の立場に置いておければ、生存競争という観点からも、第一回戦は何とか勝ち抜ける目算が立つ。

私は、自分に自信があるからか？？　女性差別なんておかしいではないかと思う。
ただ、生物学的な性差というものは、それが「大きなものであるか否か」を問わず、歴然としてあることは事実である。
その性差が差別に直結してはいけないし、その性差故に女性が不利になってはいけないと思う。

・・・実に当たり前のことを長々と書いたが、以前、性差があるという事を書いたばかりに、かなり反感のあるコメントをもらった経験があるので、「羹（あつもの）に懲りて膾（なます）を吹く」状態の私なのである。
ご理解をいただきたいと思う。

ニコルさんから「alexさんはバリバリのフェミニストじゃなかったんですか？」というクレーム？らしいものを受けたが、私はフェミニストと言うより、性差というものを前提とした同権主義者なんで、よろしくご理解を賜りたいと思う。

　　　　　　　～～～～～～～～

さて、本題の女性ゴルファーであるが、私が気づいた女性ゴルファーに共通した、特有の特徴？がある。

○　ゴルフクラブのみならず、キャディーバッグや各種アクセサリー、ボールに至まで、ゴルフ・ブランドにこだわる

○　その一方で、その機能や上級者向けなのか？中級者向けなのか？　はたまた、初心者向けなのか？　そういうポイントにはほぼ無関心である。

○　私など、ゴルフを数十年？ぶりにはじめて、各種の知識・理論をえるために、すでに20冊前後のゴルフ書を購入したが、一緒に習い始めた女性達は一冊のゴルフ書も買っていない。

○　私はそのゴルフ書を熟読して、今やレッスンプロ以上にうんちくを傾けるほどになったが、女性達はいまだに、フェードとドローの区別がついていない。

○　練習場やゴルフ場への往復の車中、私とレッスンプロは、終始、ゴルフ談義をするのだが、女性陣は仲間同士で、単なる井戸端会議に夢中である。

○　言い換えれば、ゴルフを身体で学ぶのが女性、よりどころになる理論を求めてしまうのが男性。

・・・と言うわけで、私はあらためて「女性は原始、太陽であった」という平塚らいてう女史の言葉を噛みしめる毎日である。
性差は大きい。

なお、ゴルフ書で理論のすべてを知り尽くした私は、これ以上レッスンを取らずに（その必要もないと言うことで）、独自に技術的な高見に到達しようと思う。