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2009.06.09

常任理事国としてのフランス

(11)

テーマ：考えたこと　想い出したこと　読んだ本(428)

カテゴリ： 🔴 C 【文化・歴史・宗教】

私は、
○　フランスはいとも簡単にドイツに降伏し、大戦中、何も貢献が無かったにもかかわらず
○　ドイツ占領下でのレジスタンス運動を誇大に宣伝し、あたかも戦勝国のごとく自国を美化・正当化していると思う

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私がフランスに敵意 (笑) を持つひとつの原因は、国連にもある
国連という存在は、日本人の間では、国連という美名にごまかされて、あたかも崇高な最高の国際機関、世界を統治する最高裁のようなものと思われている節がある
現に、民主党の小沢なども、「国連主義」なるものを唱えたりしている
国連の指示が有れば、参戦も辞さずと言う論旨である

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私の意見では
しかし、国連の実態というものは、そんなに立派なものではない
ただの第二次世界大戦戦勝国の寄り合いからはじまったものなのだ
その中心になるのは常任理事国五ヶ国、いわゆるP5と言われる下記の国々
○ 米国
○ ロシア
○ 英国
○ 中国
○ フランス

あの、フランスがいつのまにか (笑) 、ちゃ～～んと、戦勝国に成りすまして、常任理事国席に鎮座している
私は、戦争で強ければいいと言っているわけではない
ただ、国連は戦勝国クラブである
第二次世界大戦での戦功を愛でて設立されたものである

私としては、どこからみても戦勝国と言えるのは、米国とロシアだけだと思う
英国と中国は、まあまあ

フランスに至っては、ぎりぎりのところでノルマンディー作戦に、国軍ではなく義勇兵が米軍のお尻にくっついて滑り込んだのみ
第二次世界大戦中、ずっとドイツに占領されていて、なにが戦勝国だ (笑)

戦争には弱くとも、米英の盟友として、常任理事国という高い位置を与えられた
仲間同士の馴れ合いである
プライドの高いフランスの面子を保たせる、お情けと言っても言い

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そういう、輝かしい戦功 (笑) を掲げてフランスは、常任理事国になり、核兵器の実験をくり返して核保有国になり、自称大国である

国連憲章において、旧枢軸国、日本、ドイツ、イタリアは、敵国として指定されていて、何時国連軍に攻撃されても仕方がないという情けない存在である

一応、最近、この敵国条項の削除が決議されたものの、現実的な発効手続きの問題もあり、敵国条項は未だ削除されていない

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上記の意見は、あくまで私個人の独断と偏見によるものなので、もし私の理解に誤りが有ればご指摘を乞う