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2024.02.23
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カテゴリ: 観照
=== 2024.1.17 ===
南の空
                         9時25分過ぎに 撮りました。 快晴の空 です。
南西方向の空
西方向の空
頭上の空
東方向の空
稜線上空にも雲はなさそうです。少し靄がかかっているように見えました。

東方向の空
15時50分近くに 、稜線上空を眺めると青空が広がり、雲はなし。
南の空
南西方向の空
西方向の空
頭上の空
南から西、そして頭上も引き続き快晴の状態が続いています。 良い天気 です。

南の空
    17時20分過ぎに 撮りました。 雲が張り出してきて いました。
南西方向の空
西方向の空
頭上の空
東方向の空
どの方向も、空は雲で覆われた状態に 変化していました。

=== 2024.1.18 ===
南の空
朝、雨降っていました 10時10分近くに 、窓際から南と南西方向だけ撮りました。
南西方向の空

南の空
南西方向の空
16時30分近くに 、もう一度、二方向だけ撮ってみました。
           静かに小雨が降り続く一日でした。



​さて、雲がたりから逸れて、坂村真民さんの詩についてのご紹介のつづきです。​

真民さんが「わたしの願い」として、二つ目に採りあげているのは、 「めぐりあいのふしぎにてをあわせよう」 という一行です。 この一行は次の詩に由来します。


    めぐりあい

   1
 人生は深い縁の
 不思議な出会い

   2
 世尊の解かれた
 輪廻の不思議
 その不思議が
 今のわたしを
 生かしてゆく

   3
 大いなる一人のひととのめぐりあいが
 わたしをすっかり変えてしまった
 暗いものが明るいものとなり
 信じられなかったものが
 信じられるようになり
 何もかもがわたしに呼びかけ
 わたしとつながりを持つ
 親しい存在となった

   4
 子を抱いていると
 ゆく末のことが案じられる
 よい人にめぐりあってくれと
 おのずから涙がにじんでくる

   5
 めのみない人たちとの
 ふしぎなめぐりあいが
 このごろのわたしに
 かぎりない力をあたえる
 手をにぎりあって
 喜びあう
 めしいの人たちとの
 あたたかい交わりが
 いまのわたしに
 ひとすじの光をあたえる

   6
 めぐりあいの
 ふしぎに
 てをあわせよう 詩集「赤い種」 ① p289-290


全詩集には、ほかに「めぐりあい」と題する詩が三篇、「めぐり会い」と題する詩が一篇、収録されています
こちらも合わせて読んでいただくと、真民さんの意味される「めぐりあい」を感じ取っていただくのに役立つと思います。


      めぐりあい

     鎌倉杉本寺の十一面観音に奉る

 この若い観音は
 なにを思いつめて
 いられるのであろうか
 衆生の救い難きをであろうか
 それとも己の力の
 足らざるをであろうか
 きりりとむすんだ口もと
 半眼のめじりの張り
 それは柔和なお顔の観音に
 見慣れてきたわたしを
 しばしとまどいさせるものがあった
 思えば青年時代の世尊は
 こんなお顔であったかも知れぬ
 ああそれにしても生き難い世に
 生きてゆこうとするわたしに
 生きる力と励ましとを
 与えてくださる
 この観音との
 めぐりあいのふしぎさよ 詩集「朴」 ② p198


    めぐりあい

 足をとめて見入る
 花とのめぐりあい
 耳をかたむけて聞き入る
 鳥とのめぐりあい
 めぐりあいのふしぎを
 ふかめてゆこう 詩集「詩国 第二集」 ③ p248


    めぐりあい

   1
 めぐりあい
 それは
 ふしぎなもの
 ありがたいもの
 なみだのながれるほど
 てをあわせずにおられないほど
 わたしをはげまし
 わたしを生かしてゆく
 いのちであり
 ひかりであり
 つえであり
 つなである

   2
 めぐりあい
 それは
 この世だけのものではない
 あの世へ行っても結ばれてゆく
 永遠(トワ)なるものである
 また人と人と間だけのものではない
 道のべの一もとの草にも
 空とぶ一羽の鳥にも
 深いえにしの糸がつながりつながっている
 広大にして無辺なものである
 そのことに気づいた時
 わたしの心は柔らかになり
 わたしの言葉も変わってきた
 ああ輪廻(リンネ)の花よ
 わたしにもこの妙なる花を
 握らせていただこう 詩集「念珠集」 ④ p86


   めぐり会い

 このひとに会うために
 つまずき迷い苦しみ悩み
 流転流浪の旅を
 続けてきたといってよい
 その人の目は愛にあふれ
 澄んで美しく光っていた
 わたしがめぐり会った時は
 すでに髪を落とした尼僧の姿であった
 この不思議な出会いから
 暗かった人生が明るくなり
 光が射しくるようになり
 人を見世の中を見る目が一変した
 ああ得がたい仏心を頂き
 一本の筋金がはいり
 真実の世界が開けてきた 詩集「詩国 第二集」 ③ p401

「めぐりあいのふしぎにてをあわせよう」という詩句は、これらの詩ともつながっていると思います。



さて、雲の変化に戻ります
=== 2024.1.19 ===
南の空
10時10分近くに 撮りました。前日は終日小雨が降る天気でしたが、 今朝は曇り空 です。
雲の背後に太陽を感じます。
南西方向の空
西方向の空
頭上の空
東方向の空
全方向に銀鼠の雲が広がって います。雨となる雲ではなさそうです。

東方向の空
13時20分近くに 稜線上空を眺めると、雲の色合いが少し明るくなっていました。
雲が覆っている状態には変化なし。
南の空
一方、南の空は 小型の白雲 が青空に浮かぶ形に変化していました。 曇りのち晴れ です。
​南西方向の空​
西方向の空
        西の空には、あまり見かけなかった うろこ雲風の雲 がみられました。
頭上の空

南の空
    17時5分頃に 撮りました。空は再び雲が張り出してきていました。
南西方向の空
西方向の空

西の遠くの空は夕焼けて います。夕焼けた空の一部を切り出してみました。
頭上の空
東方向の空
   稜線上空は、終日雲が覆っていたように思います。

つづく

補遺
坂村真民記念館 ​  ホームページ
  ​ 坂村真民について
大蔵山杉本寺 ​  公式サイト
霊場巡り 総持寺~包丁の道~ ​   :「春は花」(安田念珠店)
   記事の中に、
   秩父観音霊場 第三十四番札所 水潜寺 「念ずれば花ひらく」の奉納額

 ネットに情報を掲載された皆様に感謝!

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その節には、直接に検索してアクセスしてみてください。掲載時点の後のフォローは致しません。
その点、ご寛恕ください。)


こちらもご覧いただけるとうれしいです。
    ​ ベランダから見た雲の変化と雲がたり 掲載記事一覧表





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Last updated  2024.02.23 14:10:11
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