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最高気温が土曜、日曜と30度を超え、夏の暑さが戻って来た帯広市。ただ、空を見上げれば時折「うろこ雲」を見かけ、空からは秋を感じました。正に、晩夏。8月29日(日)のメインレースは夏の終わりの季語でもある“はまなす”の名がついた「第33回はまなす賞」が行われました。土曜、日曜の馬場は中間まとまって振った雨の影響か、馬場水分は2%を超えてのスタートでした。前半レースでは渋い馬場の印象でしたが、レースが進むにつれ陽が落ちるのも早まったせいか、時計も出るようになりました。そんな中、はまなす賞は好スタートを切った最軽量3歳馬のイオンが先行しますが、イワキダイヤ、カイセドクター、アルジャンノオーらが続き、先頭が入れ替わりながら各馬差のない展開で第2障害の手前まできます。第2障害ではイワキダイヤ、カイセドクターが、まず同時に仕掛けると、キョウエイリュウ、イオン、アルジャンノオーが続きます。この中で勢いよく、ひと腰で障害を上がったイオンが最初に第2障害をクリアします。先に仕掛けたカイセドクターが2番手で降り、キョウエイリュウ、アルジャンノオー、イワキダイヤが続きました。逃げるイオンにカイセドクターが少しずつ差を詰め、残り10M辺りで脚色が鈍くなったイオンにカイセドクターが並びます。イオンも懸命に粘りますが、残り2、3Mでカイセドクターが差しゴール。9度目の重賞挑戦で悲願の重賞初制覇となりました。※主催者から頂いた写真ですカイセドクターを管理する坂本東一(さかもと・とういち)調教師は「はまなす賞」初制覇。騎乗した阿部武臣(あべ・たけとみ)騎手はミノルシャープで制した2017年に続き4度目の制覇となりました。※主催者から頂いた写真ですお二人のプレイヤーインタビューはこちらからどうぞ。↓ ↓ ↓ ↓第33回はまなす賞(BG3)カイセドクター自在性がある馬だけに、なかなか重賞に手が届かなかったカイセドクター。それが年齢を重ね、暴れん坊将軍(笑)だったカイセドクターが坂本調教師の言う事に応えるように成長し見事な重賞初制覇。馬の成長は身体だけではありませんね。カイセドクターの関係者の皆様、おめでとうございます。惜しくも2着だったイオンの粘り、障害の上がり方も素晴らしかったですね。キョウエイリュウも710キロのトップハンデで3着と力を示した内容でした。さて、この熱戦の翌日。朝方、わずかながら雨が降りましたが直ぐに晴れ午前中から青空。ただ、その青空は妙に秋らしく感じました。そんな、何か寂しい月曜。再び、ばんえい競馬は無観客の開催となりました。↓ ↓ ↓ ↓無観客でのレース開催詳しくは上記、ばんえい十勝のホームページをご覧頂きたいと思います。しばらくはテレビやインターネットの画面から、お楽しみください。
2021年08月31日
2021年08月30日
2021年08月29日
2021年08月29日
2021年08月28日
2021年08月28日
連日暑い日が続いていますね。先週は秋の訪れを感じるような涼しく過ごしやすい毎日でした。馬たちもパドックでは夏バテの影響を感じさせない姿を見せてくれましたし2歳馬たちは馬体重を10kg20kgとどんどんと増やし、成長していく姿が微笑ましくもありました。ただ、今週はぐんっ!と気温が上がり土曜日、日曜日は最高気温30度を超える予報。寒暖差が激しいですね・・・。季節の変わり目、みなさま体調を崩されませんようお気をつけください。さて、帯広競馬場今週も3日間の開催なのですが悲しいお知らせが・・・新型コロナウイルス特別措置法に基づき緊急事態宣言が発令されたため、帯広競馬場は8月30日(月)から9月12日(日)まで無観客での開催となりました。ばんえい競馬は開催するのですが、期間中は場内に入場することが出来ません。非常に残念でしかたありません。この期間中、生でばんえい競馬をお楽しみいただくことは叶いませんが、テレビやネットでご参加頂けたらと思います。みなさま、ご協力をお願いいたします。今週のメイン注目レースは8月29日(日)の第33回はまなす賞BG3 3歳・4歳オープン別定の一戦(第11レース 20:10発走予定)ゴールドハンターイオンイワキダイヤコマサンダイヤカイセドクターネオキングダムトワトラナノココロキョウエイリュウアルジャンノオー 以上の9頭。3歳、4歳世代の対決重賞各世代獲得賞金上位馬によるレースです。タカナミが回避し9頭立てとなりました。昨年、ゴールドハンターはここで初重賞勝利を飾りましたね。1994年のコーネルトップ以来、2頭めのはまなす賞連覇を期待されています。あとは世代戦ということで、4歳からいくか3歳からかと悩むところです。斤量差も下はイワキダイヤの660kgからキョウエイリュウの710kgと50kg差があります。経験値が上の実力もあるキョウエイリュウ、トップハンデです。先週は涼しかったとはいえ、今週は気温が高く暑くなりますから馬体に影響が及ばないか心配ですがどうでしょうか。今週もみなさまばんえい競馬ご参加ください。
2021年08月27日
夏の暑さが次第に和らぐといわれている処暑(しょしょ)が昨日でしたが、ばんえい開催のあった直近の帯広の最高気温を振り返ると…。8月21日(土)最高気温28.8度8月22日(日)最高気温21.8度8月23日(月)最高気温19.8度と、記録しており「正に…。」という印象でした。暑かった時は「暑い、暑い」と何度も口にし参っていましたが、この涼しい今はそれすら懐かしく感じます。そんな中でのばんえい開催は、ゴール前では脚色が苦しい馬が時おり見られ面白いレースが多く行われました。ただ騎手達の話では馬場は重く無い印象でした。日曜のレース中に一瞬ポツポツと雨が落ち、開催が終わると小雨が夜明けまで降り続きました。4レースからザーザー振りの雨が落ち月曜は完全に軽い馬場でした。さて日曜のメインレースには不知火特別が行われました。レースは前走で連勝が途絶えましたが、今回も断然人気に支持されたナカゼンガキタが堂々と押し切って快勝しました。↓ ↓ ↓ ↓不知火特別ナカゼンガキタ|藤本匠騎手勝ったナカゼンガキタは昨年のカーネーションカップの勝ち馬。一団からゴール前で抜け2着のシンエイボブは今年のカーネーションカップの勝ち馬。カーネーションカップ馬のワン・ツーで馬券が獲れたのかあぁ。と思った方も多いのでは(笑)…。★ばんフォト21開催中です!さて、先週から告知の通り「ばんスタ」では只いま“ばんフォト21”を開催中です!最初、なかなか投稿が来ず。また、私なんかはインスタの操作自体あたふたしていたりと、少々不安でした、が……。ハッシュタグの【 #ばんフォト21 】を押したら何枚かの投稿写真が表示されました。いやあぁ、本当にありがたい!感謝でございます。皆様のばんえいを日常で楽しむ写真。まだまだ募集中です!!↓ ↓ ↓ ↓ご覧の通り、各賞に選ばれた方には豪華景品が当たります★Instagram、Twitterをする方は是非ともご参加下さい。
2021年08月24日
2021年08月23日
2021年08月22日
2021年08月21日
夏もすぎ秋を迎えたかと思いきや、ひょっこり夏が帰ってきましたね。暑いのが苦手なのでしょんぼりしてしまいますが夏にやり残したことをできる絶好の機会かも…暑さは土曜日まで。以降は雨予報で気温も落ち着きます。ひょっこり帰ってきた夏と一緒にばんえい競馬お楽しみください。今週も3日間の開催です。注目レースは8月22日(日)に行われる不知火特別3歳以上A1クラス混合の一戦(第11レース 20:10発走予定)アフロディーテハマノダイマオーナカゼンガキタカネゾウカンシャノココロヤマトタイコーマルミゴウカイシンエイボブハクタイホウノエルブラン 以上の10頭下のクラスと混合となる一戦。昇級2戦目のナカゼンガキタ前走斤量増加されながらも2着でした。慣れが見込める今回今一度期待。昇級組のノエルブラン、ハンデもかされ705kg背負いますが、障害もよく先行して走ります。前走勝ち上がりのカンシャノココロ。馬体が減っていながらもいい足でした。今回は前走から30kg加増。連勝なるでしょうか。みなさまぜひご期待ください。ばんスタではただいま夏のフォトコンテスト実施中です。ばんスタ公式Instagram・Twitterをフォローしてばんえい競馬に関わる写真・イラストを「#ばんフォト21」のハッシュタグをつけて投稿してください。ばんえい競馬に関わるものでしたらなんでもokなので馬の写真はもちろん、みんなで競馬を楽しむ姿や馬券が当たり、夜ご飯豪華にしてみました〜!とご飯の写真や、推し馬のイラストなどどしどし投稿していただければと思います。季節も問いませんので思い出の写真やイラストをエピソードとともに投稿してください。さまざまな賞をご用意しております。みなさまのご参加をお待ちしております!
2021年08月20日
先週までの危険とも感じる暑さが一気に消え去った帯広。暑いときは「暑い、暑い」と嫌がり、去れば「もう、夏が終わったの?えっ、寂しいなあ」と口にする。毎年、人って本当に勝手だなと思う時期でもある。ただ、ばんえいの夏は終わっていなかった!それは今年のメンバーが、そう思わせたに違いない。柳月杯第33回ばんえいグランプリが8月15日(日)に行われた。レースは各馬ばらけながら、メムロボブサップが先手を取って何度も細かく刻みながら第2障害まで進んで行った。第2障害ではキタノユウジロウが最初に仕掛け、メムロボブサップが続きます。さらにアアモンドグンシン、メジロゴーリキ、アオノブラック、ミノルシャープらが続々と仕掛けます。最初に第2障害をジワジワと上がり降りたのはメムロボブサップ。良い脚で、ただ1頭ぐんぐんゴールに向かいます。その後メジロゴーリキ、ミノルシャープが並んで追いかけます。その後、4番手で第2障害を下ったセンゴクエースが先を行く2頭を交わし、先頭のメムロボブサップとの差を詰めます。しかし、大きなリードがあったメムロボブサップはセンゴクエースに並ばれる事もなく、圧巻の歩きで真夏の大一番を制しました。※主催者から頂いた写真です2着には自慢の鋭い末脚で追い込んだファン投票2位のセンゴクエース。3着にはファン投票9位だったメジロゴーリキ、ミノルシャープは4着でした。メムロボブサップを管理する坂本東一(さかもと・とういち)調教師、騎乗した阿部武臣(あべ・たけとみ)騎手共にばんえいグランプリ初制覇となりました。また5歳馬での優勝は2002年のヒカルセンプー以来19年ぶりの勝利となりました。※主催者から頂いた写真ですお二人のプレイヤーインタビューはこちらからどうぞ。↓ ↓ ↓ ↓第33回ばんえいグランプリ(BG2)メムロボブサップ関係者の皆様、おめでとうございます。さて、ばんえいグランプリデーの「ばんスタ」はYouTube&ニコ生限定で「延長戦」の特別配信を行いました!!多くの方にご視聴、そしてメールやコメント欄で視聴者様にご参加頂いた事を本当に嬉しく思います。ありがとうございました。また「ばんスタ」出演後、引き続き延長戦にもゲストとしてスキンヘッドカメラの岡本さん、シモさんにご出演を頂きました★いつもばんえい十勝official輓馬道内の「ばんば塾」で、渾身の予想を披露。最近はイッテンマンとしても名高い?お二人の生出演、本当にありがとうございました。引き続き、ばんえいを盛り上げて頂ければと思います。
2021年08月17日
2021年08月15日
2021年08月15日
2021年08月14日
気温も落ち着き、今週も涼い日が続く帯広。「もう秋だね〜」なんて言葉がちらほらと聞こえてきますね。気温は下がり涼しくなりましたが、夏はまだまだ終わっていません!!帯広競馬場今週は熱いイベント盛りだくさんご用意しています!イベントの詳しい内容はこちらからばんえい競馬で夏をお楽しみください🏮🌺今週も三日間開催の帯広競馬場。注目レースはなんといっても真夏の大一番レース柳月杯 第33回ばんえいグランプリ(BG2)です!!8月15日日曜日(第11レース 20:10発走予定)ミノルシャープアオノブラックゴールデンフウジンメムロボブサップブチオアアモンドグンシンメジロゴーリキセンゴクエースキタノユウジロウウンカイタイショウ 以上の10頭がそろいました。ばんえい競馬唯一のファン投票による重賞競走。ファン投票上位7頭に収得賞金上位の3頭によって行われるレースです。今回はマツカゼウンカイが回避し、ゴールデンフウジンが繰り上がりとなりました。↓ 詳しい内容はこちら ↓第33回ばんえいグランプリ ファン投票最終結果ファン投票1位に輝いたのはメムロボブサップ。3歳・4歳世代の3冠馬です。ここのところ、2着続きと惜しい競馬が続いていますが掲示板内には必ず入り、調子の良さがうかがえます。2位は、3連勝を決め復活したセンゴクエースです。前走展開面で不安を感じましたがなんのその。早いペースの中障害を二腰できり、素晴らしい末脚を見せてくれました。3位はアオノブラック、ばんえいを盛り上げる5歳馬の中の一頭。夏に弱いのでまだ心配ですね。前走も転倒してしまいました。涼しくなってきてから本領発揮に期待です。他には重賞といえばのキタノユウジロウ。重量が重くなればなるほど、登坂力とゴールまで歩ききる足に期待できます。たくさんのファンに愛されるブチオ。今年はいよいよ参戦!先行し切れ味のあるアアモンドグンシン。障害で苦労する場面もありますが、今回はどのようなペースで走るのでしょうか。熱戦に期待です。今週も楽天ゆるゆるばんば行いますよ。8月14日土曜日、楽天競馬YouTubeでご覧いただけます。お楽しみください。
2021年08月13日
オホーツク牧場めぐり、訓子府町の次は網走市へ。網走監獄や流氷が有名な観光地です。看板を目印に、能取湖沿いにある佐藤牧場さんにお邪魔します。牛舎がずらっと並び、入ってはみたものの…佐藤さんはどこに?!広すぎて電話してしまいました。こちらには昨年から種牡馬入りしたトレジャーハンターがいます。2012年ポプラ賞、2013年ドリームエイジカップを制し、ばんえい記念にも出走していますがスピード馬のイメージもある馬です。兄インフィニティー、妹クインフェスタも重賞勝ち馬という名血です。筋肉が目立つかっこいい馬を発見。トレジャーハンターでした。とてもおとなしい。佐藤さんによると「隣にいる牝馬とグルーミングするんだ。珍しい」と。その牝馬は、昨年ナナカマド賞を制したアバシリサクラの母、琴桜だそう。種付けのときはパワフルだそうで、オンオフがはっきりしているのですね。今年生まれるはずのトレジャーの子は流産してしまったそうなので、来年に期待です。トレジャーハンターが来たのは昨年春。種牡馬として導入した理由は「ほっぺすごいでしょう。あごの張りがすごい!」また、血統的な理由ももちろん。きょうだいが走っていることと、タカラコマが入っていることが魅力だそう。「帯広で、いかにオープン馬を作るか」。今の活躍馬を見ると、帯広ではパワーだけではなくスピードも必要ですよね。「サラブレッドと同じように血統を大事にすることで、安定した馬づくりにつながる」といいます。いい馬はどうしてできるのかな、と日々考え続けているそうです。その佐藤さんが「私以上に血統を求めた」というのがウンカイを生産した帯広三井牧場・三井樹雄さん。「今は血統を語れる人が少なくなった」と話していました。繁殖牝馬は6頭。生産馬のほか、タカラコマの血を引く馬など、血統的魅力のある馬たちが大事に育てられています。「障害力は遺伝が多いな」とのこと。2019年の第17回北海道総合畜産共進会で最高位を受賞したウィナーサラも元気でしたよ! https://plaza.rakuten.co.jp/baneiblog/diary/201910020000/このときの記事でも書きましたが、サラが引退した2018年は、ばんえいが存続できるか心配で、3歳で黒ユリ賞4着の活躍馬が引退することに驚きました。ばんえいが続くと信じ生産を続けた佐藤さんの勇気が実を結んだと感じます。1歳馬は買った馬も含めて3頭いました。体力が付きそうな山の上の放牧地と下とを行ったり来たりしていました。この山の上に放牧地があるそうです肉牛を営む佐藤さんは1972年に網走市内から、今の場所に移動。最初はお父様が馬、佐藤さんが牛を中心に営み、30年ほど前は馬が80頭ほどいたこともあったとか。「(重賞の)肩掛け30本だよ!」今では200町の牧場に600頭近くの和牛がいる大牧場です。息子さんが社長となった今は、佐藤さんが熱心に馬の面倒を見ます。佐藤さんは共進会でも1等が多く、とても丁寧に馬を仕上げられます。十勝のグランドチャンピオンとなったニュータカラコマもはじめは佐藤さんの馬でした。部屋に所狭しと並ぶ馬の写真を見ると、引退時は違うオーナーだったような…?という活躍馬が多く、この馬の話を聞いてもいいのかな?と思うのですが「その馬が一番高いときにどうするか、なんです。経済を回す」。ばんえいの世界は、馬の売り買いが盛んに思います。そのようにして、経済を回していくのが昔ながらの馬社会なのかな、と感じます。以前は「ウィナー」という冠でしたが、網走市内の牧場が佐藤さんだけになってしまったということで、今は「アバシリ」。今は少なくなってしまいましたが、網走、北見は名馬が多くいた地でした。二世ロッシーニがいたのも網走市藻琴。楓朝(ふうちょう)は紋別市、タカラコマがいたのは、網走市の東、北見市常呂町でした。「タカラコマの子は全部テスト(能検)受かったんだ」。北見競馬のレース名にもなったペルシュロンのオナシスは網走の卯原内にいたそう。オナシスの産駒には、初めて牝馬でばんえい記念を勝ったダイニミハル、その前年の優勝馬カツタローなどがいます。過去のばんえい記念優勝馬を見ていたら、父がオナシス、楓朝、二世ロッシーニとこのあたりの馬たちが並んでいました。ここからは想像ですが、オホーツク地区は林業が盛んだからパワータイプの馬が多く、結果ばんえい記念を勝つ馬が多かったのでしょうか…?さて、馬が走り出したのは、コロちゃんという捨て犬が数十年前に家にやってきてから。漁師町らしく、アラをコロちゃんのために魚屋に頼むなど大事にしてきたそうです。その後もいろいろな犬が佐藤家にはいたそうです。守り神なのでしょうね。猫もたくさんいました。馬は「生きがい」。「夢をいかに追い続けるか」と80歳の佐藤さんは話します。牧場の見学は可能で、すでにファンも訪れているそうです。網走のアプト・フォーという商店街には、直営場外馬券場「アプスポット網走」があります。網走市出身の七夕裕次郎騎手(浦和、岩手で限定騎乗中)の情報も展示されていました!取材/小久保友香・小久保巌義
2021年08月12日
立秋の始まりと、第9回開催の始まりが重なった令和3年度のばんえい競馬。暦では「秋」に入った所ですが、8月7日(土)の帯広市の最高気温は30.8度を記録。真夏日となり、まだまだ秋の気配は無に等しい開催でした。ただ、陽が落ちていく時間が僅かながら早まってきており、秋が近づいている事を実感します。競馬はどうだったか、というと7日(土)は高気温で馬場は乾き、ゴール前では各馬の脚色が辛くなるシーンが何度も見られました。そんな中で、この日のメインレースを勝ったインビクタは粘り強く先頭のまま歩ききり、強く印象に残りました。↓ ↓ ↓ ↓第1回とかちえぞまつ特別|インビクタ|西将太騎手こういったレースを見られるのも、季節や馬場のお陰であり、ばんえいの楽しみですね。騎乗した西将太(にし・しょうた)騎手は、このレースを含み7日(土)に4勝を挙げる活躍でした。翌日8日(日)は最高気温が29.9度。ギリギリ真夏日には届かず、雲も多く少し風も吹き多少ながらも過ごしやすい1日に。と、思っていたら第7レースのパドックの前ぐらいから雨が強く降り始め軽い馬場に。気温も一気に20度前後まで下がりました。そんな中、メインには8月29日に行われる「はまなす賞」に向けても注目の山鳩賞4歳オープン別定の一戦が行われました。勝ったのは、トワトラナノココロとの一騎打ちをトップハンデで制したキョウエイリュウでした。↓ ↓ ↓ ↓山鳩賞|キョウエイリュウ|松田道明騎手ハンデを考えると、この世代の代表格を強く印象づけた一戦でした。さて、場内のスタンド入り口の横に五輪聖火リレーで使用される予定だったソリが展示されていました。今回のオリンピックの盛り上がりを考えると、もし聖火が実施されて「ばんえい」が世界中の多くの方に触れる機会があったらな。と、思うと改めて聖火中止は残念だなあ、と感じてしまいました。でも、これ実際に乗る事も可能ですので、ご来場できる方は是非お立ち寄り頂きたいです。↓ ↓ ↓ ↓五輪聖火リレーで使用される予定だったソリの展示実施は9月6日までの予定です。最後にお知らせです!ばんスタ内でも告知させて頂きましたが、8月15日ばんえいグランプリデーから今季もYouTubeLIVEを実施します!!今季は「ニコ生」でも同時配信!第5レースから配信スタートで、本放送が締め切り約10分前に終わって直ぐに、YouTubeLIVE&ニコ生で延長放送を実施します★ただいま、メッセージ募集中です!ばんえい競馬に関する思い、など何でもОKです!!(メールアドレスを、この放送用に「ばんスタEX(エキストラ)」とし、作りました)是非あなたの声を聴かせて下さい。↓ ↓ ↓ ↓
2021年08月10日
2021年08月09日
2021年08月08日
2021年08月07日
2021年08月07日
みなさまこんにちは。ここのところ、オリンピックで連日大盛り上がりですね。日本選手の活躍も素晴らしくメダルラッシュが止まりません。世界各国の選手達の輝かしい瞬間を毎日目の当たりにできる、なんて素敵な夏なんでしょう、と感動しております。ただオリンピックで日本列島も熱くなりすぎたのか、気温も例年に比べると暑い!夏ですね。最高気温が30度を連日越えて、体がもう溶けてしまいそうです・・・ただ、天気予報を見ますとこの暑さも今週の土曜日までとのこと。月曜日からは最高気温が20度以下の日が続くようです。涼しくなることは喜ばしいことですが、急な寒暖差で体調を崩してしまいそうですね。気をつけなければ。北海道らしいといえば、北海道らしい季節の変わり目ですね。さて、ばんえい競馬今週も3日間の開催!注目レースは8月8日(日)のメインレース第11レース HBC杯山鳩賞4歳オープン別定の一戦(20:10発走予定 )キタノボブサップキョウエイリュウコウシュハボブトワトラナノココロゴールドハンターブラックサファイアヤマトタイコーカイセドクターダイナマイト 以上の9頭によって行われます。次のレースに向けてもここは勝ちたいところですね。当日は後半に向け雨予報、軽馬場となりそうです。トワトラナノココロ、強い走りを見せましたがここ近走は相手関係も強く低迷気味でした。今回のメンバーでは再度期待できます。4歳世代では上位、キョウエイリュウ。今年はまだ勝ちを上げていません。夏の暑さはまだ残っていますが、涼しさが戻ってきた今、力を出し切って欲しいです。後半の差し足で注目を集めるゴールドハンター。ほぼ1ヶ月ぶりの出走です。当日の雨予報、馬場がどこまで軽くなるのか要チェックです。ばんえい競馬ぜひご参加ください。8月7日(土)はゆるゆるばんば予定しております。YOUTUBEにて生中継しますよ、ぜひお楽しみください!
2021年08月06日
7月最後の開催の31日(土)は太陽がギラギラで高気温。この日の帯広市の最高気温は34.7度でした。が、翌日8月最初の開催の1日(日)は朝からザーザーの雨降り。馬場水分も土曜は0.7%~0.6%だったのが、日曜は3.3%からスタート。土曜は土曜で砂がサラサラな分、早い時計も出ました。が、日曜は前半レースから早い展開、早い時計が多い1日でした。そんな中、メインレースは第46回ばんえい大賞典が行われました。3歳3冠の1冠目。残念ながらタカナミが前日の段階で出走取消、ミソギホマレが競走除外で8頭によって争われました。スタートからイオンが積極的に先行し第1障害を降りますが、8頭がほとんど差の無い恰好で第2障害に着きます。第2障害ではアルジャンノオー、イオン、ネオキングダム、シュトラールが一斉に仕掛けます。後続も続々と上がっていく中、イオンが先頭で第2障害を降ります。その後、切れ味を見せ、大きく遅れる事なく降りた後続イワキダイヤやオーシャンウイナーらを離していきます。イオンはそのまま他馬に並ばれる事なく一人旅で見事ゴール。黒ユリ賞馬が、3歳の1冠目を手にしました。後はゴール前で先を行くイワキダイヤをトップハンデのイレネー記念馬オーシャンウイナーが交わし2着。粘りを見せたイワキダイヤが3着でした。※主催者から頂いた写真です勝ったイオンを管理する槻舘重人(つきだて・しげと)調教師は2016年のマルミゴウカイに続く3度目の制覇。騎乗した鈴木恵介(すずき・けいすけ)騎手は初制覇でした。お二人のインタビューはこちらから。↓ ↓ ↓ ↓第46回ばんえい大賞典(BG3)|イオン状態も良い所に、唯一不安だった荷物の重さを軽減させた当日の雨。これほど勝つ条件が揃う事って、そうそう無いでしょうね。それを、きちっと勝利に繋げる陣営の素晴らしさを改めて感じました。そんなイオンに対してトップハンデで早い展開は不利。反対に勝つ条件が少なかったであろうオーシャンウイナーがゴール前で2着に上がる所をみると、やはり地力があるようですね。引き続き3歳馬達の活躍にも、ご注目下さい。さて最後に少しだけ古馬の話。前日31日(土)にはサマーカップが行われ、昨年のばんえいグランプリ以来となる勝利をミノルシャープが挙げました。↓ ↓ ↓ ↓サマーカップ|ミノルシャープ島津新騎手今度は昨年のばんえいグランプリ以来の重賞制覇が期待されます。古馬は8月15日の「ばんえいグランプリ」へ。そして3歳馬は2冠目の9月26日の「銀河賞」。また、その前には世代混合戦である「はまなす賞」が8月29日に行われます。ばんえい夏の重賞戦線、楽しみは尽きません。
2021年08月03日
2021年08月02日
2021年08月01日
2021年08月01日
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