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来年受験を控えての中学2年生の子が、やる気がないといって英語教室を休んでいる。 どうしたものかと、親もいろいろ悩み、昨日の朝、来ていただいた。 先生にはいろいろうるさく言われ、親はできるだけ言わないようにしているが、言わ ないとしないので、時々は爆発して言ってしまう。将来やりたいこともないし、危機 感もない、ということ。 すごく難しい問題。 だって、本人にやる気がなかったらまわりが何と言おうと、変わることはできないか ら。 そう思っていたら、昨日、テレビでワタミという会社の社長が出ていた。 彼は、教育へも関心が強く、自分で学校を作り理事長をしたり、政府の教育再生会議 の委員になり、と積極的に働きかけているとのこと。 彼の言葉で印象に残ったのは、 「有名な大学に行くために勉強をして、受験で力つきて大学4年を無駄に過ごしてや りたいことがないと仕事につかない、そんな学生にはさせたくない」というようなこ とを言っていました。本当に、その通り! そして、 「夢と希望に向かってわくわくしながら勉強し、希望にあった(希望の勉強ができる) 大学に入り、わくわくしながら社会にでる」そんな子どもを育てるために、すてきな ひとを見せて希望を与えてるそうだ。 人生に対する価値観を子どもに植えさせていくことって大切だと思った。 どんな人生にしたいか、どんな人になりたいのか、つきつめれば、人間は、自分は何 のために生きているのか。 そんなことを思うこと。 または、一生懸命生きているひと、頑張っているおとなを見せて、子どもに感動を与 えること。つまりは、ああ、こういう生き方があるんだ。自分もこんなふうに生きた いとか、自分も頑張ろう、そんなふうに思える、そんな出会いを子どもに与えてあげ たい、そう思った。 そして、気に入ってよく見ているNHKの「プロフェッショナル」 http://www.nhk.or.jp/professional/ 今回は坂東玉三郎。来週はイチローの特集。 子どもには難しすぎるかもしれないが、本当に、すばらしい生き方を見せてくれて、 毎回感動している。 この番組の子ども編を作ってくれたらうれしいなと思った。 そして、ワタミの社長の言葉。 「子ども達の幸せのためだけの教育を!」 自分の利益で教育産業に関わっている大人達に、子ども達に伝えるものをしっかりと 持って欲しい、これからの社会のことを考えてほしい、と思う。
January 16, 2008
「この子はあまりできないから、しかたがない」と思っていた子が、 みるみる上手にできるようになっていくのを見るほど、嬉しいことはありません。 5月から入会してきた2年生。 初めての英語だし、入会した理由もどちらかというと、お友達に誘われたから、とい う感じだったので、お友達と仲良く通ってはくれているものの、みんなのレベルには まだちょっと届かない、たどたどしいかんじ。 お母さんも、特に教育熱心なようでもなくて、通わせているのも、別に英語なんてや らなくてもいいと思うけど、本人が行きたいというなら、という感じだと思っていた のですが・・・。 セリフを言うのさえ、たどたどしかった彼が、なんと、他の子よりも早く教材を暗記 してきました! 先週はちょっと上手に言えるようになって、すごいね! 頑張った ね!とほめてあげたところが、今週は、もっとすばらしい!!! ほめてあげると、 「お母さんが、厳しかったから」とのこと。 これも意外なひとこと。 仕事を持っていて、発表会にも来れない、別に英語なんて、できてもできなくてもい いと思っているのかなぁと思っていたら・・・(すいません、失礼しました) どうやら、お母さんも手伝って、特訓をしてあげたようですね。 親がどこまで関わるかは微妙なところですが、低学年のうちは、親が関わることでか なり違ってくるようです。 子どももすばらしいけれど、お母さんの努力にも感謝。 その子は、今日は本当にいい笑顔をしていましたよ。 ちなみに、最近入会した他のクラスの低学年の子も、冬休み中に、お母さんとふたり で教材の物語の紙芝居を作ってきてくれて、それで練習したとのこと。 かなり英語のセリフを覚えていました。 お母さんのアイデア、かわいいイラストには脱帽です。 だからといって、どのお母さんにもそれを真似て欲しいとは思っていませんが。 例えば、私は、子どもに 「毎日聞いたら、金ぴかのシールがもらえるんだよね。」とか 「ニックくんは、賢いから、ちょっと頑張れば、○○ちゃんよりすぐ上手になれるは ずだよ」などと、うまくよいしょしておいて、あとは、いつも同じ時間帯(うちは、 寝る前)に「CD聞く?」と一応本人の気持ちを確認してからCDを流す習慣をつけ るようにしています。すると、毎日聞くと言いますし、今日は遅いからいいかと思っ て聞かないと、「今日は聞かないの?」と自分から言ってくるようになりました。 いろんな子どもがいるので、一概には言えませんが、 やる気を起こさせるようにしてあげること やる気になる環境(子どもによっては強制的にということもあるかもしれませんが) を作ってあげること なんでしょうか。 どちらにしても、そんなことが上手にできるお母さんはすばらしいし、 もし、少し強制的に暗記させたとしても、その結果として子どもが得られる自信は 絶対に、子どもにとってすばらしい、うれしいものです。
January 14, 2008
子どもの能力を伸ばしたい、そう思うと、ついついいろいろ口を出したくなりますよ ね。 でも、それは逆効果のように思います。 その子の能力を伸ばしてあげるには、いろんなこつがあると思いますが、 まず、いいところを見つけてあげて褒めてあげる。認めてあげる。 「ここが上手だね。まえより上手になったね。いっぱい練習したの? すごいね」 いいところをいいと認めてあげて、もっとやる気にさせると、どんどん頑張って、で きないことにもちょっとずついい影響があらわれてくるものです。 もし、できないことがあっても、苦手なことは大変なのだから、そこに時間をかける よりは、得意なものに時間をかける。ずっと効率がいい。 だってオールマイティなひとなんていないのだから。 いいところが伸びていくことで、子どもが輝いていけたらそれが一番。 あとは、 判断したり、 見下したり、 無価値に思ったり、 見放したり、 否定したりしないこと それは、自分に対しても、子どもに対しても、まわりの人に対しても、 いい関係を持っていくためには大事だと思います。 親子関係って、 特に自分が親として子どもに接していくその考え、態度、etc. 人間関係の究極だと 思います。親として子どもへの接しかたが上手ければ、ひとを育てることができるひ と。でも、ひとを育てるってとっても難しいことです。 だって、ものじゃなくて、気持ちがあるから。 気持ちを動かすこと。やる気にさせること。これが上手になれば、子育ても、ひと育 ても、仕事もすべてうまくいく、そんな気がします。
January 10, 2008
本日の朝の、ベランダからの初日の出です。 日の出の時間7時05分頃には、曇で山際だけがほのかに光っていたのですが、お日さまが全体的に出たところで、きれいに全体の顔を見せてくれました。 やっぱり、日の出っていいですね~。 本当は、山に登って、その上から見るともっと爽快なんだろうなぁと思いながらも、ベランダから見えるという贅沢さもありかな、と。 初日の出からたっぷりのパワーをもらって、今年は、わくわくすることをたくさんできるかなぁ? 昨年は、おかげさまで、忙しいけれど充実した1年を過ごすことが出来ました。ありがとうございました。今年は、いろんな楽しいことをみなさんと一緒にできたらなぁと目論んでいます(笑)(詳しくはまた別の機会に)。どうぞよろしくお願いいたします。今年1年がみなさまにとってすてきな年でありますように。平成20年 元旦
January 1, 2008
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