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2005/03/03
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パラレルワールドについて, その1 に書きましたが,今回は,

太田忠志の「月読」

全体の感想。
自分が両親のほんとうの子でないことを血液型から知ってしまう高校生,養女であることを母親から言われ続ける同級生,能力がわかり,子供のときに実の家族から切り離されてしまった「月読」。刑事すら,単独行動を好み警察署の中で変わり者といわれている。彼らを中心に話が展開していくのだ。
この本は,要するに,「自分でない人たち」の話であろうという結論に達した。

最初の高校生は 絹来克己。彼は咲村院長の不正により,戸籍上実子であるように細工された,頼家明美の子だった。
一方同級生である香坂炯子は「養女」の手続きをとり,「養女」であることをいわれつづけながらも母親の「実子」。この交錯に20年前行方不明となった朔夜心学がからみ,彼は炯子のおじ「香坂祥平」として日常生活を送りながら,実は父親であるという錯綜。
この3人とも与えられた戸籍上の名前と実体とにずれをもっている。
「ずれ」の原因となる事件をおこしたのは今回の探偵である朔夜一心であるところがすごい。20年前の彼が「殺人犯」であり,そこからすべてが始まったともいえる。
しかも,終盤に至って一心の双子の兄が登場するというおまけつき


この上の部分を読んでいる人は,もう読み終わった人だと思うけれど,もしも未読の人がいたら,読んでみてください。楽しめます。

次の日記も読ませていただきました。
日々のあぶく(kiyu25さん) 裏読書日記(pote-furuさん)


登場人物をフリーページの 太田忠司メモ(月読) に簡単にまとめてありますので,ごらんください。
太田忠司の他の作品についての日記は,フリーページ  読了本(日本)  (太田忠司)からごらんください。










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Last updated  2007/01/17 07:46:51 PM
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