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2005/09/30
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カテゴリ: 森博嗣
読んでいる途中で,どうしても,そこまでに気づいたことを書きたくなってしまった。現在,

森博嗣の「今はもうない」

の第2幕の「4」の最初。

この本は,4幕の本編と幕間,プロローグ,エピローグという構成になっていて,本編は,橋爪家の別荘(西之園家の別荘のとなり)での事件を,そこの招待客である笹木が語るという形になっている。

本編は,橋爪家の別荘で起きた,2つの「密室」での姉妹の死が語られ,プロローグと幕間(これまでのところ)は,別荘に向かう萌絵と犀川の会話である。

このあとは,扱っているテーマそのものが, ネタバレ になる可能性がありますので,ご注意ください。

ここで気づいて,とりあえず書いておきたいのは, 登場人物に関して である。

1幕が始まってしばらくして,「若い女」が谷川の岩場に登場したとき,このお嬢様っぽい雰囲気は……と思った。

そうこうするうちに,語り手笹木への自己紹介で「西之園」と名のったので「ああやはり」と思った。姿だけで名前を当てられるのはそれなりに,楽しい。 だが,萌絵とはちょっと雰囲気が違うのだ。 自分でも「珍しい部類の服装」という
笹木と名のった相手に手を引いてもらう彼女は, 自分が知っている萌絵とは,やや異質だった。 しかも, 笹木は「佐々木」と読みかえられ,「公務員」は「政治家」(あるいはその手前の高級官僚か検事など)と読みかえることができる。睦子叔母では?

そうは思ったものの, 1章を読み終えた頃には,西之園萌絵としての存在感はじゅうぶん。 ころっとその気にさせられていた。
叔母とけんかして別荘を飛び出したり,執事の諏訪野にあれこれ命じたり,計算が速く,ツーテンジャックの点数係をやったり。自殺と見える事件を殺人といい切ったり。

第1幕のあとの幕間で犀川先生が, 年齢詐称 について触れていたのも,のにじゅうぶんな役割をはたしてくれた。

第2幕になると,警察とともにきた諏訪野が 着替えを持ってくる。これまた,白い丈の長いワンピースで,ボリュームのあるスカート。あれ!!

さらに,「4」になり, 「まだ名前をきいていない」という 笹木のモノローグ を読んだときに,「えっ!! いつの間に西之園嬢が萌絵だと思い込んでしまったのだろう?」と,愕然としたのだ
そういえば, 睦子叔母に叔母がいてけんかしたっておかしくないし,諏訪野がずっと以前から西之園家の執事であったことはこれまでのどこかに書かれていた

ということで,自分の中では, 西之園のお嬢さんは睦子さんに,笹木さんは現知事に決定。彼のいう「人生を劇的に変化」させたこととは,睦子さんを妻にする ということなのだろう。多分。

そういえば, 内緒の縁談に対してどう思ったか聞かれ,「やってくれたぜ」というのは,萌絵よりも,「豪快な」睦子叔母に似つかわしい 。(笑)
また,彼女が「子供のようだ」とか「可愛らしい」といった指導教官 は,笹木が想像したように,「退官前のご老体」,「別荘に来ていた萌絵」は赤ん坊 だったのだろう。

本書の本筋については, その2 に書きましたので,ごらんください。
しかし, これまで,笹木氏を犯人と想定して読んできたので, 考え直さなくては(笑)

S&Mシリーズ前作 「詩的私的ジャック」 については, →こちら から読みください。

次の日記も読ませていただきました。
cascadeのたわごと(cascade0920さん) 死季彩歌★別館(咲哉1227さん)
憩いの広場♪(ixtuchan♪さん) 仕事以外の記録みたいなもの(surumeyakiさん)
フォッカーといえば・・・・(ベローソフさん) 福内鬼外(月日が往く)(123maoさん)
ヘフレレ(王道名なしさん) 未来の予定~ラビ的(みっつ君さん)
読書の時間さん りぶらりだいあり(りぶらりさん)
カラスの我楽多(瀧飛 烏さん)


時代・場所,登場人物をフリーページの 森博嗣メモ(今はもうない) に簡単にまとめてありますので,ごらんください。
森博嗣の他作品についての日記は,フリーページ  読了本(日本)  (森博嗣)からごらんください。



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Last updated  2007/01/18 09:12:56 PM
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