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2006/03/21
テーマ： どんなテレビを見ました？(79838)
カテゴリ： 連続テレビドラマ
いよいよ最終回を迎え，今回は，
かなり後半まで 不安定 な気分で見ていたのだが，最後になって「おもしろかった」に確定！！
前回の最後に，
「妖怪が天竺に入れるか」でまた一波乱ありそうなイヤな予感もする。
と書いた。
始まってすぐ，「私の旅はあなたたちの心に報いることができるのでしょうか？」と三蔵がつぶやくのを聞くにつれその不安は増したのだが……
妖怪でも天竺に 簡単に入れた じゃん！！
たとえそれが，おっ師匠さんを助けるための 殴り込み だったとしても(笑)
悟空，悟浄，八戒と一緒でなければ！ と赤雲（山下真司）の迎えを拒否する三蔵。→だまして大雷音寺門前まで三蔵を送り届ける弟子たち。→門前での涙の別れ！！ と「つれしょん」をして散開する弟子たち。
開始16分にしてもうクライマックスだ？？ でも，そんなハズはない！！
三蔵を待っていたのは，長安から歩いてきたことや山のふもとの貧しき民を笑う高僧たち。
最上段に座る李玉（篠井英介）からは，99日の修行ののち死をもってお経に転生することを命ぜられ，牢内に入れられる。
６人の高僧に混じって，なぜ老子がいるのかは突っ込まないことにしておこう(笑)
悟空は野良仕事，八戒は 子育て ，悟浄は金魚と暮らして３か月。
三蔵の危急を告げる凛凛。→「自分の死を伝えないでほしい」という三蔵の意思を教える老子。→再び集まった弟子たち。
神様仏様人間様に逆らい，お師匠さんの願いにも反することになると理を説く悟浄だが，結論は 殴り込み ！！
牢まできた悟空を待っていたのは，やせ細っり，そのまま経に転生しようとしている三蔵だった。
三蔵を説得し，再び生きる意志をとり戻させるまでのやりとりは，けっこう感動的なシーンだった。
しかし，よいシーンであればあるほど，はたしてこれは正しい選択なのかとの疑問もわいてくる。
「龍が空を飛ぶ時代」にお経を求めて長安から西に旅するのは 「死そのもの」 ではないのか？
そこに，三蔵の従兄弟（例えばですよ，笑）がやってきてこのシーンの悟空と全く同じことをいった場合，三蔵はどう答えるのか？
高僧たちの言動は「試し」ではないのか？
ドラマでは，大雷音寺の高僧たちを妖怪並みの「悪役」にすることで三蔵の選択を正当化した。
そうなったら，あとはドラマの流れで楽しむだけ。
高僧たちに逆らう三蔵，かっこよかった（というか，今回は深津三蔵の「ボケ」でない見せ場が多かったな）。
弟子たちを助けた老子も，やっとミンナから好かれる役をもらったな(笑)
緊固児の輪を締め付けられながらも，相手の僧を傷つけないように闘う悟空もよかった。
珍しく，初めてか？ 傷だらけの姿を見せていた。
悟空が首を切らる寸前に，お決まりの鈴の音とともに戻ってきた，悟浄，八戒も傷だらけ。そこから，アクションを連想すればよいのだな。
そういえば，おっ師匠も傷だらけ。どんな闘いをしたんだろう？？
山から下りると（途中の回想シーン多すぎ感あり），今回の特別ゲストが待っていた。如意棒を振り回す姿もさすがに決まっていた。
しかし，お釈迦様（堺正章）とは！！
でも，「山の麓にある山門を壊してきてくれんか」や「ようきたねえ，玄奘さん！」というセリフに，「気さくなお釈迦様」という雰囲気が出ていた。
三蔵はお経をもらい，悟空は緊固児の輪を外してもらい，長安に帰り……
あれ，完結にしてしまうの？？？ 西遊記って未完で終わるのが定番ではないの？？？
という懸念は最後の最後に吹き払われた。 「お釈迦様がさらわれた！」 その結果，お経は真っ白。
だから，再び 旅 ！！
凛凛も同行する雰囲気だ。悟空の頭には再び緊固児の輪。
八戒は子育てを一時中断しなくてはならないのだろう(笑)
きっと老子もついていき，また「乳祭り」にひっかかるのだろう(笑)
さらわれてしまうようなお釈迦様なら，大雷音寺の高僧たちがあのような有様だったのもけっこう納得がいくし，おさまりのついたエンディングだった。
前回 「滅法国」 の日記は →こちら からどうぞ。
テレビ番組 （ドラマ）からごらんください。
番組ホームページは， 西遊記 。
西遊記－天竺－
の巻。かなり後半まで 不安定 な気分で見ていたのだが，最後になって「おもしろかった」に確定！！
前回の最後に，
「妖怪が天竺に入れるか」でまた一波乱ありそうなイヤな予感もする。
と書いた。
始まってすぐ，「私の旅はあなたたちの心に報いることができるのでしょうか？」と三蔵がつぶやくのを聞くにつれその不安は増したのだが……
妖怪でも天竺に 簡単に入れた じゃん！！
たとえそれが，おっ師匠さんを助けるための 殴り込み だったとしても(笑)
悟空，悟浄，八戒と一緒でなければ！ と赤雲（山下真司）の迎えを拒否する三蔵。→だまして大雷音寺門前まで三蔵を送り届ける弟子たち。→門前での涙の別れ！！ と「つれしょん」をして散開する弟子たち。
開始16分にしてもうクライマックスだ？？ でも，そんなハズはない！！
三蔵を待っていたのは，長安から歩いてきたことや山のふもとの貧しき民を笑う高僧たち。
最上段に座る李玉（篠井英介）からは，99日の修行ののち死をもってお経に転生することを命ぜられ，牢内に入れられる。
６人の高僧に混じって，なぜ老子がいるのかは突っ込まないことにしておこう(笑)
悟空は野良仕事，八戒は 子育て ，悟浄は金魚と暮らして３か月。
三蔵の危急を告げる凛凛。→「自分の死を伝えないでほしい」という三蔵の意思を教える老子。→再び集まった弟子たち。
神様仏様人間様に逆らい，お師匠さんの願いにも反することになると理を説く悟浄だが，結論は 殴り込み ！！
牢まできた悟空を待っていたのは，やせ細っり，そのまま経に転生しようとしている三蔵だった。
三蔵を説得し，再び生きる意志をとり戻させるまでのやりとりは，けっこう感動的なシーンだった。
しかし，よいシーンであればあるほど，はたしてこれは正しい選択なのかとの疑問もわいてくる。
「龍が空を飛ぶ時代」にお経を求めて長安から西に旅するのは 「死そのもの」 ではないのか？
そこに，三蔵の従兄弟（例えばですよ，笑）がやってきてこのシーンの悟空と全く同じことをいった場合，三蔵はどう答えるのか？
高僧たちの言動は「試し」ではないのか？
ドラマでは，大雷音寺の高僧たちを妖怪並みの「悪役」にすることで三蔵の選択を正当化した。
そうなったら，あとはドラマの流れで楽しむだけ。
高僧たちに逆らう三蔵，かっこよかった（というか，今回は深津三蔵の「ボケ」でない見せ場が多かったな）。
弟子たちを助けた老子も，やっとミンナから好かれる役をもらったな(笑)
緊固児の輪を締め付けられながらも，相手の僧を傷つけないように闘う悟空もよかった。
珍しく，初めてか？ 傷だらけの姿を見せていた。
悟空が首を切らる寸前に，お決まりの鈴の音とともに戻ってきた，悟浄，八戒も傷だらけ。そこから，アクションを連想すればよいのだな。
そういえば，おっ師匠も傷だらけ。どんな闘いをしたんだろう？？
山から下りると（途中の回想シーン多すぎ感あり），今回の特別ゲストが待っていた。如意棒を振り回す姿もさすがに決まっていた。
しかし，お釈迦様（堺正章）とは！！
でも，「山の麓にある山門を壊してきてくれんか」や「ようきたねえ，玄奘さん！」というセリフに，「気さくなお釈迦様」という雰囲気が出ていた。
三蔵はお経をもらい，悟空は緊固児の輪を外してもらい，長安に帰り……
あれ，完結にしてしまうの？？？ 西遊記って未完で終わるのが定番ではないの？？？
という懸念は最後の最後に吹き払われた。 「お釈迦様がさらわれた！」 その結果，お経は真っ白。
だから，再び 旅 ！！
凛凛も同行する雰囲気だ。悟空の頭には再び緊固児の輪。
八戒は子育てを一時中断しなくてはならないのだろう(笑)
きっと老子もついていき，また「乳祭り」にひっかかるのだろう(笑)
さらわれてしまうようなお釈迦様なら，大雷音寺の高僧たちがあのような有様だったのもけっこう納得がいくし，おさまりのついたエンディングだった。
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2006/03/21 12:13:11 AM
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