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2007/03/29
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カテゴリ: 読んだ本(時代)
短編集である,

乙川優三郎の「武家用心集」(2003)

を読んだ。

落ち着いた語り口でいて起伏もあり,「安心して」読むことができる。

以下はメモです。

田蔵田半右衛門
事情を知らずに道場の同門の友人を助けたために減石と郡奉行から植木奉行へと役替えになった倉田半右衛門が,家老の大須賀十郎を討てという兄の依頼に疑問をもち,調べるうちに,刺客に襲われた半右衛門の助太刀をすることになる。

しずれの音
二戸家から内藤家に嫁いだ寿々が,二戸家から母の吉江を引き取って世話をするようになる話。

吉江は二戸家の後妻で寿々はその連れ子。二戸家当主と母子であっても血のつながりはない。現代なら,寿々が母の世話をすることに「あまり」不自然はないが,「家」を中心とした江戸時代においてはかなり型破りなことである。

その他の作品でも「家と個人」の問題は大きなテーマとして扱われている。


勘定奉行にまで上がって引退間近の多左衛門がかつて自分が蹴落としたライバルだった捨蔵の生き方に共感を覚える。

邯鄲
家老から藩の忍びの頭の暗殺を命じられ,実行した津島輔四郎が,相手から真相を聞かされ,逃げずに家老との対決を選ぶ。

うつしみ
不正の嫌疑をかけられた子安平次郎の妻松枝が,自分を育ててくれた祖母津南(離縁→仲居→後妻)のことを思う。

向椿山
江戸留学を終えた医師の岩佐庄次郎が,五年の長さを待てずに活け花の師匠の子を宿して流した美沙生を最初の患者としてみて,やり直そうとする。

磯波
妹の結婚とともに家を出て女塾をはじめた道場主の長女奈津が,十年後に妹が持ち込んだ後妻の話を受けようかと思うまで。

梅雨のなごり
藩の改革にあたり勘定方で難しい仕事を押し付けられた父と,その家族を守ろうとして,家に寄っては酒を飲む母の兄の姿を見る利枝。


 読了本(日本)  (乙川優三郎)からごらんください。

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Last updated  2007/03/29 12:33:04 AM
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