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スクーターの語源は知らなかった・・・
スクーターとは?
三樹書房『日本のスクーター』に語源が書いてある。
子供の足で蹴って走るスケーター、SCOOTが元らしい。
最初のスクーター的な乗り物はフランスで発明された。
スケーター(キックボード)の前輪にエンジンを載せたものだった。
これは、ダイハツソレックスと同じ構造、さすがフランス。
我が国のスクーターの定義は、
「エンジンを座席の下に設け、前方に踏み台がある、車輪は22インチ
までの2輪車」とある。1953年10月。
22インチは外形なので、たぶん今の10インチだと思う?
この本は面白いのでお勧め。資料的に一番良いスクーターの本は倒産した山海堂の『ラビットの技術史』
この本が詳しく正確だ。
日本初のスクーターラビットはS1から始まり、S301、S601、最後はS211。
一応、番号順に生産されたと思っていたが、
「日本のスクーター」末尾の年表を見ると、
初期型5インチタイヤS25の前に8インチタイヤS31が発売されている。
S25の発売はS41の次、これは不思議・・・
たぶん、戦前のジュラルミンがまだ余っていたので、S25を作ったのでは?押しがけ式始動では大変だったと思うが、当時は動けば何でも良かった。
それと、以前紹介した中沖満の「ぼくのキラキラ星」で、
箱根まで中沖運転の高級バイク「ホスク」と
ラビットが一緒にツリーングした。
平地ではホスクが速いが、山道でラビットに抜かれたそうだ。
中島飛行機や三菱は戦闘機を作っていた、
ラビットやピジョンは見かけ以上に、高性能なのかも。
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