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1910年製車のインパルス・マグネトーはボッシュ製だった。
100年前はどんな時代かチェックしたら、第一次大戦の4年前、
そんなに昔ではない。
年表を見ると、警視庁が自動車ナンバープレートを始める。
1番は「明治屋」、速度規制も始まった、なんと最高時速8km。国産ガソリン車も現れたが、タイヤと電装は外国製。
実際はエンジン、ミッションも外国性が多かったそうだ。
1910年のアメリカでのボッシュの生産数は月産1万機。
物凄い数。 すでにアメリカは自動車大国、振り返って日本は・・・
三菱かつら発動機のインパクト・マグネトーの内部。
強力スプリングで45度に切れている内部をたたく、インパクト。
歯車に付いているストッパーで切り込み内を強打してコイルをいきよい良く回す、立ち上がりだけで回転ではない。
構造的に箱マグと回転マグの中間。
マグネトーの歴史や詳しい解説は「小林発動機工房」さんHPに。
点火装置の進化過程。
焼玉→ 箱マグ→ インパルス・マグ→ 回転マグ→
そして現在のACダイナモに進化したのでは?
焼玉の時点でバッテリー点火もあった、容量が少ないので
T型フォードから始動時にバッテリー、走り出すと回転マグに
切り替える方式に進化したらしい。
今回初めて発動機を分解してみて、インパルス・マグネトーは
箱マグと回転マグの長所を取り込んだ過度的な点火装置、
と、感じた?
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