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逆に言うと、仕事のブツ撮りを除くプライベートな写真の殆どは、Facebookに投稿する画像に置き換わってしまい、銀塩を全く使いませんでした。
銀塩に寄るマジ撮りが激減した原因は三つ。
一つは、諸般の事情で自転車通勤が出来なくなってしまった事。ポタリング感覚の撮影ができなくなりました。
もう一つは、ほぼ毎日、夜中の12時~1時までオフィスに缶詰という勤務形態になってしまった事。疲れすぎて、休日も寝てすごず悪いパターンにズッポリはまってしまいました。
そして3つ目は、旅行に行く機会が『皆無』だったこと。東京への出張は何度もありましたが、超タイトスケジュールのためのんびり立ち止まって写真を撮るような余裕もなく、ホテルに帰ると倒れこむように眠りに就きました。
つまるところ、気持ちと時間に余裕がない人に写真は撮れないのです。なので今年の個人的な抱負は『月二本はフィルムを消化する。そのための時間を確保する』に、今この場で決定しました。大丈夫か。
ところで、 産経ニュース
によれば、iPhone 4が、CanonやNikonの一眼レフを抑えを抑え、『Flickr』で利用されているカメラの第一位になったそうです。SNSではなく、写真好きの聖地であるFlickrでこのような現象が起こっている所が興味深いです。
また昨年対比で、コンデジの市場は17%、ビデオカメラは13%、フラッシュメモリを利用するビデオカメラは8%、それぞれ市場が縮小したとのこと。昨年対比ってところが恐ろしいですね。ちなみに、伸びた市場はミラーレスのみ。
つまるところ、撮影後の最終的な写真の楽しみ方・使い方の変化が、デバイスの流行り廃りに大きく影響していると言えます。SNSにUPするのであれば、状況が分かる説明カット的なものが撮れれば実用に足りますし、むしろコメントを添付して即UPしたい場合はWEBへの接続能力とソフトウエアキーボードは不可欠であり、今のところその辺を満たしているのは携帯しかありません。
今後は、一定の水準以上の「作品」を撮りたい人のみが高価なカメラを買い、それ以外の人はスマホで十二分という時代になっていくのでしょうね。寂しいけれど。
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