森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2023.10.15
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私は現在金魚ちょうちん作りをしています。
そこで入院森田で作業療法を実施されている方々に提案があります。
金魚ちょうちん作りを作業療法に取り入れてみませんかということです。
製作は面白いのではまりすぎないように注意しながら取り組んでみて下さい。

そのメリットは、
1、目標を持つことができます、目の前の作業に集中できるようになります。
製作中は神経症の苦しみから離れられます。

2、様々な道具を使いますが、それらを整理整頓する習慣が身に付きます。
竹ヒゴ、金物の洗面器、ペンチ、ハサミ、ヒモ、針金、障子紙、糊、霧吹き、木工ボンド、アクリル絵の具、筆、尻尾やヒレの型などいろいろあります。

3、一つ完成するのに1週間くらいかかります。忍耐力が身に付きます。
8面障子紙を貼りますが、貼り付けたところは十分に乾くまで待ちます。
ボンド止めをしたところは、接着するまで一晩放置する必要があります。

4、必ずしも考えた通りにはできないことが分かります。
障子紙に糊をつけて竹ヒゴに貼っても接着していないことがあります。
その場合は再度張り直しです。
出来上がったものを見ると、バランスが悪いことに気づきます。
でもあきらめなければそのうち納得のいくものが作れるようになります。

5、工夫・改善の繰り返しの経験ができます。
失敗に学んで次に活かすと成功体験ができます。
それが自信、自己肯定感につながります。

6、部屋に飾ると癒されます。
うちわであおぐとくるくると回りいろんな表情を見せてくれます。
同じものはありません。全部一品ものです。どれも個性的です。

7、出来のよいものを欲しい人にプレゼントすると喜ばれます。

左の写真の長い竹ヒゴは36cmです。ネットで購入しました。
これが一番使いやすいです。
本格的な金魚ちょうちんは51cmあります。しかも竹ヒゴが太いです。
部屋の飾りとしては大きすぎるように思います。
もちろん一つで十分という方はそれでOKです。

この竹ヒゴを熱湯につけて少しずつ曲げていくのです。
そして大きなふくらみにすることが成功のカギとなります。
これは75度から100度のお湯に漬けて少しづつ曲げていきます。
1回、2回程度で思い通りに曲がるものではありません。
特にまんまるに曲げるのは根気がいります。
無理に曲げようとすると竹ヒゴがすぐに割れて使い物にならなくなります。
集中力、注意力、根気が養われます。
あらかじめ作った型に合わせながら曲げていくことがコツです。

障子紙を貼っていくのもコツがあります。
霧を吹いておくと後でしゃんとします。
ふくらみを持たせながら張ることも大切です。
ふっくらした金魚が見栄えがよいようです。
貼る面はカーブしていますからいきなり上手に貼れません。
いくつも作りながらそのコツを習得していきます。
私は一週間に1個のペースで取り組んでいます。
作業時間は一日30分くらいです。
つらいことがあった時、癒し効果があります。
関連記事、作り方のヒントが2023年9月7日、9月30日にあります。





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Last updated  2024.04.08 10:59:23
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森田生涯 @ Re[3]:強情と盲従の弊害について(02/27) ststさんへ 今の生活は日中のほとんどが…
stst@ Re[2]:強情と盲従の弊害について(02/27) 森田生涯様、返信アドバイスをしていただ…
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