100 歳以上の長寿者が増える一方、未婚男性は、飛びぬけて短命が多い・・・変わる日本 2024-10-4 はんぺん
昨年、オフクロが、老人ホームで、 100 歳で、 亡くなった。
眠るような、静かな最期だった。
オヤジが、 64 歳 で、胃がんで、亡くなったのは、 1984 ( S59 )年。
早死にだった。もう 30 年になる。 33 回忌もすませた。
それにしても、 女性の長寿 は、惚れ惚れするとしか言いようがない。
老人ホーム には、何度も行ったが、女性の多さには、びっくりした。男は、数えるぐらいにポツポツといるだけ・・・それも、隅っこで、居心地悪そうに・・・
僕も、 12 月には、 後期高齢者 になるわけだが、周りを見れば、亡くなった友人・知人の多さには、びっくりする。そして少しづつ近づいてくる自分の(その時)をあまり気にしなくなっている自分に驚いている・・・・
若い頃は、そうでは無かった。(死)についての(恐怖)を強く意識した時期もあった。 自分の(身も心も消えてなくなる→無になる)ことへの恐怖 ・・・逃れられない・・・誰でも いつかは(死)を迎えるという(自然事象)を受け入れることができなかった自分・・・
しかし、この歳になれば、(悟り?)(諦め?)が支配的に・・・面白いものだ。
まだまだ、 勉強したい・・・更新したい・・・真実に迫りたい・・・ と思う気持ちは、変わらないが、肉体的な劣化と相談しながらのチャレンジになる。
皆さんは、どう思われるか? はんぺん
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全国の 100 歳以上、 9 万 5119 人に 過去最多を更新 厚労省 吉備彩日 2024 年 9 月 17 日 朝日新聞
全国の 100 歳以上の高齢者は、「老人の日」の 15 日時点で、 9 万 5119 人 となった。前年より 2980 人増え、 54 年連続で過去最多を更新した。今年度中に 100 歳となる見込みの人は 4 万 7888 人( 9 月 1 日時点)で、前年度より 781 人多く、過去最多を更新した。
厚生労働省が 17 日に発表した。住民基本台帳に基づいて都道府県などから報告を受け、集計したところ、 15 日時点で 100 歳以上の女性は 8 万 3958 人、男性は 1 万 1161 人 で、 女性が全体の約 88% を占めた。都道府県別にみると、人口 10 万人あたりの人数では、島根県が 159.54 人で、 12 年連続で最も多かった。最も少ないのは、 35 年連続で埼玉県の 45.81 人だった。
国内の最高齢者は、兵庫県の糸岡富子さん( 116 )。男性では静岡県の水野清隆さん( 110 )となっている。
100 歳以上の高齢者数は、老人福祉法が制定された 1963 年は 153 人 だったが、 98 年には 1 万人を突破。 2000 年代には急速に伸び、 12 年に 5 万人、 22 年に 9 万人を超えた 。(吉備彩日)
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日本の未婚男性はなぜ、飛びぬけて死ぬのが早いのか? その「死因」と 50 歳を過ぎた未婚男性の ” ガチの敵 ” とは? 2024-10-2 集英社オンライン
67 歳で死ぬのは早すぎる
生涯未婚男性の死亡年齢の中央値は、男性全体の平均年齢 81 歳 と比べると飛びぬけて低いという厚生労働省の統計がある。未婚男性は死ぬのが早いということである。 「孤独は健康によくない」 と医師や研究者が日々警鐘を鳴らすなか、中年独身男性に向けた婚活指南本『中年婚活 50 歳、年収 450 万円からの結婚に必要な 30 の法則』(大洋図書)より一部抜粋・再構成して「未婚男性の死因」についてお届けする。
かつてはほぼ全員が結婚する社会だった
令和 4 年版少子化社会対策白書によると 、 50 歳時点で一度も結婚をしたことがない生涯未婚の割合が男性 28 ・ 3 %に 達しました。
生涯未婚率が「 50 歳時点での未婚者」で計算されるのは、 その年齢になったらもう生涯結婚することはないだろうと されているからです。
男性の生涯未婚率はまだまだ上昇して、 2040 年には 29 ・ 5 %に到達して、単身世帯の割合は 40 %に達すると予測されています。
2040 年といえば、現在 50 歳の人々が前期高齢者になる年齢です。 定年後に仕事と居場所を失って単身で暮らしているとなると、誰とも話さない日々が延々と続き、得体の知れない孤独に襲われているか と思います。
いまでこそあたりまえの生涯未婚の独身男性ですが、それは 平成以降に起こった特異な現象 です。
50 歳のみなさんが生きてきた間に、 自由恋愛 の時代となり、 女性が社会進出 して、 非正規雇用 が推進されるなど、様々な変化がありました。その結果、 結婚しない、結婚できない男性が激増 することになったのです。
みなさんが結婚できない、しない選択をしたことで、生涯未婚率の上昇がはじまって、未婚者の独身だらけという現在に至っているのです。
以前はどうだったのでしょうか、 過去の生涯未婚率 を見てみましょう。
高度経済成長期の 1960 年は1・ 3 %、 平成に突入した 1990 年は5・ 6 % 、 2000 年は 12 ・ 6 % と、独身男性は圧倒的な少数派でした。中年の未婚者は、めずらしい存在だったのです。
この数十年間で、ほぼ全員が結婚を経験する社会から、3人に1人が生涯未婚のまま人生を終える社会に変貌したのです。
皆婚時代が続いたので、現在の独身だらけ、単身世帯だらけという孤独な人々の増加は、歴史的に前例のないことだといえます。
よって、みなさんがどのような末路を迎えるのか、前例がないので誰もわからないのです。少なくとも、幸せではない未来が見えてきます。
みなさんが結婚しなかった理由は、なんだったのでしょうか。
「孤独は毒である」
モテないことは置いておくと、 「人生を束縛されたくない」「自由を求めて」「自分のためだけにお金を使える」 などなど、そんなところでしょう。
しかし、若い頃はそんな時間的、経済的自由を満喫できても、 40 歳を超えたあたりから孤独を感じる時間が増えていませんか。
それに自分のためだけにお金を使うと張り切っても、パチンコしたり、風俗に通ったり、キャバ嬢や地下アイドルに貢いだり、みたいな使い方も少なくないでしょう。
50 代単身世帯の貯金額の中央値は約 53 万円 (令和 4 年家計の金融行動に関する世論調査/金融広報中央委員会)と、なかなか厳しい金額となっています。経済的自由を求めた結果として、なにか残るものがありましたか?と聞いてみたいです。
みなさんは実感していると思いますが、 中年になると友だちは減ります。
40 歳を超えたあたりから友だちと会う頻度は減り、いまではそのような機会はほとんどなくなっていませんか。そして、新しい出会いは極端に少なくなっているはずです。
若い頃に束縛されたくないと未婚の選択をしても、 中年になると束縛どころか周囲に誰もいなくなって、気づけば孤独 になりがちです。
仕事を頑張ってきた方でも、 役職定年や早期退職 になれば、人はどんどん離れるので仲間も居場所もなくなってしまいます。
それだけではありません。年齢を重ねると、家族にも変化が起こります。ちょっと前までは元気で、偉そうにしていた親も、気づけば後期高齢者です。
まともに建設的な会話ができなくなって、認知症になって周囲に迷惑をかけて、やがて歩けなくなって自立できない要介護状態になって、死んでしまいます。
50 歳を過ぎると、友だちも仕事も家族もなくなって、 ガチな孤独に陥るのは時間の問題 なのです。
孤独は健康によくありません。若い頃は束縛されたくないとイキっていた人も、どうして自分が生きているのか、わからなくなるでしょう。
「孤独は毒である」 と、様々な医師や研究者が日々警鐘を鳴らしています。
そのような警鐘を自分には関係ないと、ずっと聞き流してきたかもしれません。でも、事実として 生涯未婚男性の寿命が極端に短い ことはご存じでしょうか。
日本人男性の寿命の事実を知ったとき、筆者は驚きました。
令和 4 年簡易生命表(厚労省)では、 男性の平均寿命はおよそ 81 歳 となっています。
その年齢はみなさんの寿命の共通認識だと思うのですが、 未婚男性の死亡年齢の中央値は 67 ・ 2 歳 として刻まれています(参考:荒川和久「『いのち短かし、恋せぬおとこ』未婚男性の死亡年齢中央値だけが異常に低い件」/ Yahoo !ニュース)。
未婚男性は飛びぬけて死ぬのが早いのです。
早すぎる未婚男性の死因
中央値とはデータを若い順番に並べて、ちょうど中央に位置する値のことをいいます。となると、 生涯未婚男性の完全に半数が 67 歳までに死んでいる のです。みなさんも十数年後、すでに半分の方々は死んでいることになります。未婚男性の寿命は男性全体の平均寿命 81 歳には遠く及ばず、知らなかった筆者は愕然としました。
最近、人生 100 年時代と騒がれています。しかし、 100 年間も生きるのは、家族や人間関係、経済的に恵まれた、孤独とは縁遠い人たち です。未婚の単身暮らしで、孤独を抱えながら生きる未婚男性は長寿とは無縁なのです。
50 歳のみなさんの世代は 社会保障が現在と比べると極端に縮小して、もっと状況が悪化している ことでしょう。実際にアラフィフである筆者の同年代の友人、知人は、すでに何人も死んでしまいました。みんな結婚をしなかった、できなかった人たちです。最期のゴングは、もう鳴りはじめているのです。
67 歳で死ぬのは早すぎます。
年金受給がはじまって2年目、 100 年生きると張り切る親より早く死ぬ人もたくさんいるでしょう。葬式は終末期の親に見送られ、みなさんが核家族育ちの一人息子だとすると、親の財産を相続することもできません。親とみなさんがせっかく築いた財産も、一人息子が死んでしまったので国庫に納めることになります。
早すぎる未婚男性の死因は、 もちろん老衰ではありません。
死因を見てみると、 腎不全、糖尿病、高血圧性疾患などの生活習慣病に、悪性癌 となっています。 未婚男性の食生活はカップラーメンやコンビニ弁当、ポテチとかファストフードでしょうか。安価な外食や間食が中心で、手料理が中心の有配偶者とは食生活が異なります。 それと、 孤独による精神的なストレス で 早期に悪性癌を誘発 したのかもしれません。
残念ながら現在 50 歳の生涯未婚のみなさんに、残された時間は長くはありません。現在は医療が発達しているので、人間は簡単には死にません。寿命の前に、健康寿命を通過します。
健康寿命とは健康上の問題で制限なく、日常生活を送ることができる期間のことで、寿命 − 健康寿命は9年といわれています。となると、現在 50 歳のみなさんは、8年後あたりを目安になにかしら健康を壊し、数年間は苦しみもがく闘病して寿命を迎えるということです。
生涯未婚で 50 歳は、 10 年生存率 50 %の重病を患っているのと同等の危険な状態 だといえるのです。若い頃のように「束縛されたくない」「自由でいたい」「お金を自由に使いたい」なんて言っている場合でないことは、終焉が迫ったみなさんにはわかっていただけたかと思います。
文/中村淳彦
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