himekyonの部屋

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2006/01/21
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カテゴリ: 栃木の四季
赤雪山(あかゆきやま)ってどんな山?名前に惹かれて行ってきました。

赤雪山は頭だけ
              赤雪山の山頂は左奥・小さく頭だけが見えています


栃木県の南西部・足利市は街の中を渡良瀬川が流れ、背後には600m前後の山が連なっています。その最奥部に位置する赤雪山(621m)、仙人ヶ岳(663m)につぐ足利第2位の山です。冬のひだまりハイクには手ごろな山です。
山名には伝説にまつわる名前が付けられたりしますが、赤雪山も(地元ではあけきやまとも)そのひとつです。


山頂から
                    冬枯れの山頂からの遠望


その伝説・・・
平安時代後期から鎌倉時代に生きた武将、足利忠綱(足利又太郎)は藤原秀郷の子孫。 足利一族の足利義兼の正室・北條時子(北條正子の妹)との不義の疑いを掛けられ、この山へ逃れたが、雪についた足跡からみつかり、討ち取られてしまったという、忠綱の血で雪が赤く染まったということから赤雪山の名がついたとされます。

ふーん、そんな伝説があるんだ、昔の人はよくも考えるものだなと・・この日は、雪のかけらもありませんでしたが・・・


里山風景
                   のどかな里山風景


今回(19日)は年に3~4回利用するハイキングクラブの山行に参加しました。
東武浅草駅から伊勢崎線で2時間、(トイレのない対面式の電車で2時間はちょっとつらいかも・・ですが)足利市駅に着きます。
町営バスで30分、更に30分歩き名草巨石群入口に着きますが、今回はタクシーを利用しました。


弁財天・厳島神社
                  弁財天・厳島神社

週間予報ではあまり期待できない天気でしたが、なんとすばらしいお天気になりました。埼玉、群馬、栃木と入り組んだ地形を走る電車の窓からは、真っ白な富士山がくっきりです。
丹沢山塊、奥多摩山塊、秩父山塊、榛名山まではほんとにきれいに見えています。その右手には浅間山、赤城山、足尾山塊・・・のはずがこちらは雪雲に覆われてみることはできませんでしたが・・又、東のかなたには筑波山が、本当によいお天気に恵まれました。

名草巨石群入口から20分ほど歩くと突然いくつもの大きな岩の塊が現れます。これが名草巨石群、国の天然記念物に指定されています。
足利七福神のひとつ名草弁財天・厳島神社の本殿が花崗岩の上に祭られています。岩の塊は、直径1.5キロの花崗岩が.方状節理にそってたまねぎ状に風化してできた現象ですが、弁慶の割石はみごとに真っ二つ、お供石は胎内めぐりといって、岩の空洞をくぐることができます。
その300m上部には、御舟石、石割楓、太鼓石があります。

弁慶の割石
           弁慶の割石・弁慶が杖をつくと真っ二つに・・・

赤雪山の登山口は、この先30分ほど林道歩きですが、ここからも奥多摩山塊の上に小さく富士山が見えました。右のほうには真っ白な南アルプス、八ヶ岳がみえました。

お供え石胎内くぐり
               お供え岩の下は洞窟・胎内くぐりになってます


登山道に入るとけっこうな急登になります。ところどころコナラの落ち葉が道を埋め尽くしていて足をすくわれてしまいます。いくつかのアップダウンがあり、550mピークにはダム反射板が設置されています。、570mのピークを越え、鞍部からこれも急登を10分で山頂です。先客は男性1人、総勢17名に恐れをなしたのか、そうそうに下山してしまい、貸切状態になりました。
石割楓
                          石割楓

さすがに山頂は風が強く、上州の空っ風ならぬ下野の顔を刺すような痛い風に悲鳴をあげ、昼食、山座同定をそこそこに退散しました。
今回は往路を戻りましたが、反対側の松田湖へ下るコース、向かい側の仙人が岳への縦走コースもあります。


御舟石
                      御舟石

仙人が岳には2年前の春、中学の同級生のY君・I君と3人で登ったことがあり、ニリンソウの群落に出会いました。
咲く時期は違いますが、赤雪山の斜面には山ツツジがたくさんありました。

    お花の時期にお花を求めて歩くのも楽しみのひとつです。


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Last updated  2014/05/22 01:59:36 AM
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