himekyonの部屋

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2006/03/26
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カテゴリ: 埼玉の四季

昨日の続きです。

千葉から小川町まで、京成線~総武線~武蔵野線~東武東上線と3回乗換えで3時間半遠いですね。

でもすてきなカタクリにであえて、満足のhimekyonでした。


カタクリ




かたくり



tamken8441 さんから、武蔵丘陵森林公園の情報をいただきまして、一度は行ってみたかったので、出かけてみようかと
しかし、乗換駅に置いてあったパンフレットをみて、急遽変更してしまいました。

DSCN3084カタクリ・ブログ.jpg

森林公園駅から3駅先に小川町駅があります。森林公園だけの予定だったので、地図を持参しなかったのですが、パンフレットには、仙元山の麓にカタクリの群生地があると書いてあります。それなら仙元山へ登ってから、カタクリをみて、帰りに森林公園に寄れば・・あいかわらずのよくばりhimekyonでした。

DSCN3237ブログ・カタクリ.jpg

電車が小川町駅に近づくと車窓の左側に穏やかな山容が見えてきました。パンフレットの地図をみると仙元山のようです。標高299m、駅から1時間で山頂とあります。
手前の駅から乗ってきたおば様に
「どこの山へ行くの?よく一人で行くね、今は悪い人が多いからあぶないよ」などと言われてしまいましたが、
「今日はあの麓のカタクリを見るだけですから・・」
「あぁ、カタクリね、前に長瀞へ行ったときに買ってきたけど、花咲かなかったよ」
「咲くまでに7年かかりますからね」
「あっ、そう、そんなにかかるの、、、、」

カタクリの鉢植えが売っているなんて・・・以前、他の場所でも鉢植えを売っていましたが、どこからか取ってきて鉢に移したばかり・・・
そんな感じの鉢でした。
買う人がいるから売る人がいる・・売る人がいるから買う人がいる・・・売るためには山から採ってくる・・・採るから自然がなくなる

DSCN3095カタクリ・ブログ.jpg


小川町は「武蔵の小京都」(日本全国何箇所あるのかな?)と言われる古い建物が残る「和紙の町」として有名な町です。
また、山歩きのイベント、毎年4月に行われる「外秩父7峰縦走」の基点でもあります。
官ノ倉山(かんのくらやま344m)~笠山(かさやま837m)~堂平山(どうだいらさん875.8m)~剣ケ峰(けんがみね876m)~大霧山(おおぎりやま766.6m)~皇鈴山(みすずやま679m)~登谷山(とやさん668m)のフルマラソンと同じ42.195kmを1日で歩きます。2年ほど前から2年継続で完歩してもよくなりました。
himekyonはまだ挑戦してません。

DSCN3107カタクリ・ブログ.jpg


駅から歩き出すとまもなく古い町並みの商店街を通り抜け「槻川」を渡り、八高線の踏切を渡ると仙元山への登山道になります。

仙元山・遊歩道入口アオキが茂る登山道
         仙元山登山口                 一面に繁るアオキ


100mほど先には中腹の「見晴らしの丘公園」への舗装道路があります。しばらくは杉林の沢沿いの道を登っていくと沢を離れ「アオキ」が繁る登山道になり、まもなく「見晴らしの丘公園」方面への分岐があり、ほどなく山頂下のりっぱなあずまやに着き、新宿副都心方面が見渡せるようになっていますが、霞んでぼんやりとしかみえませんでした。

シュンランアオイスミレ
               シュンラン           アオイスミレ

山頂からの展望・小川町の町並山頂下のあずまや
         山頂からの小川町の町並み        山頂下のあずまや

山頂は「小川町」の町並みが見えるところが伐採されていて、谷川岳方面がうっすらとみえました。

大モミジモミジの新緑
           天然記念物の下里の大モミジ    モミジの新緑

去年の今頃は・・奥武蔵・秩父といえばスギ花粉で空が真っ黄色・・そんなひどい状況でしたが・・今年は少ない予報です。風が強いのに、くしゃみもでないし、目もかゆくありません。

平日でもあり、すれ違ったのは、登り1人、下り2人だけでした。「見晴らしの丘公園」まで下ると名前の通り、見晴らしがよいところです。りっぱな展望台がありましたが、点検中か何かで立ち入り禁止、、すっきりと晴れていればすばらしい展望にお目にかかれることでしょう。浅間山がうっすらとみえました。

売店のおじさんから「カタクリ群生地」へ直接下りる道を教えてもらい、降りていくと「カタクリとオオムラサキの林」の中へ出ました。小さな建物があり、中には「蝶の標本」が展示してありました。道路を挟んだ反対側は民家です。クヌギやエノキ、クリの木などがあり、この地区の人たちの努力で、絶滅しかけたカタクリと国蝶「オオムラサキ」を仙元山北斜面一帯に復活させたそうです。
民家のすぐ近くでもあり、どこにカタクリがあるのかなと足元を探してみると・・・あった、あった、ありました。一輪、また一輪、次から次と・・・
通りががりの人に聞くと、この先のほうにまだ2ケ所あるとのこと、地図にも書いてありました。

 西光寺のしだれ桜
                    西光寺のしだれ桜

歩いていくと西光寺の境内に着きました。山門は鐘楼になっています。しだれ桜が咲き始めていました。左手の斜面のほうへ歩いていくとピンクのじゅうたんといってもいいくらいに咲いていました。10分ほど山道(というほどでもありません)を歩いていくと槻川と平行に道が続きます。竹やぶを抜けると・・・またカタクリが斜面一面に広がっています。先週来たという男性が、「今日はみごとに咲いてますね。先週は1~2輪だけでしたよ」himekyonも今回はみごとにあたったようです。ここはパンフレットの「カタクリとニリンソウ群生地」です。

セントウソウアマナ
       セントウソウとジロボウエンゴサク          アマナ

ニリンソウキバナノアマナ
        ニリンソウ               キバナノアマナ

ニリンソウはまだ咲き始めですがポツポツと・・よく見ると「アズマイチゲ」もありました。お日様に敏感で、ちょっと薄日で風が強くて、花びら(顎ですが)を閉じています。次から次と見学者が来ます。
カタクリ、ニリンソウとアズマイチゲは目立ちますがよく見るとセントウソウ、ジロボウエンゴサク、ネコノメソウ、ツクシまでありました。近寄ってよくよくみると、小さなキバナノアマナが咲いていました。アマナも小さな小さなつぼみですが一輪だけ咲いていました。
もう、思いも寄らない花にめぐり会えて、感激です。

時計をみると4時近くになっています。山を歩いてカタクリをみて、森林公園へなんてとんでもありませんでした。
駅へ向かいながら道端の花を見ながら歩いていると「トサミズキ」の植え込みが・・・写真を撮って歩き出して振り返るとそこは喫茶店(古っ)でした。ちょっとお茶でも、戻ってコーヒーとケーキを・・・「あら、朝歩いていた人じゃないですか、ずいぶん時間がかかったんですね。」「仙元山へ登って、帰りにカタクリを見てきたので」「でもみかけたのは10時半過ぎですよ。」「山は1時間くらいで降りちゃったんですけどね。ずっとカタクリをみていたので・・」「どこから?」「千葉から」「えっ、これから千葉まで帰るの?」「はい」

トサミズキミツマタ
              トサミズキ             ミツマタ


こんな気ままな一人歩きのhimekyonです・・・

次はどこへ行こうかな・・・


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Last updated  2016/01/28 05:59:46 PM
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