himekyonの部屋

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2007/01/03
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カテゴリ: 北アルプス
憧れの雪山年越は北アルプス・燕岳、燕山荘主催のツアー登山でした


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30日新宿7時発スーパーあずさ1号は定刻どおり出発しました。
雲ひとつない無風快晴の状態で車窓からは真っ白な富士山がみえ、幸先良いスタートです
しかし甲府盆地を過ぎるあたりから、富士山は姿を消し、南アルプスにも雲が湧きだしていました。


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車窓から北岳?

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車窓から鳳凰三山


列車はほぼ満席、お正月は古里で、あるいはスキーに、なかにはhimekyonと同じく山でお正月を・・・赤岳登山口の茅野駅では、大きなザックを背負って降りて行く人がいました。

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車窓から八ケ岳連峰


10時16分穂高駅に到着、単独の男性とタクシー相乗りで集合地、宮城ゲートに着きました。すでに5.6人ほどの人が集まっていました。

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車窓から北アルプス・常念岳?


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穂高駅ホームから燕岳方面


燕岳、シーズンだったら登山口・中房温泉までバスで40分ほどの距離、オフの時期は宮城ゲートから中房温泉までの13キロを歩かなければなりません。次から次とタクシーが到着、登山客がどんどん中房温泉目指して歩いていきました。どのくらいの人たちが年越しをするのでしょう

ツアーの出発地は中房温泉ですが、希望者は宮城ゲートから別料金でスタッフが案内してくれます。林道歩きだから、道迷いはないとのことでしたが、吹雪いたら一人では不安なので申し込みました。オーナーの赤沼健至氏のあいさつのあと、中房温泉に向かって歩き出しました。歩いても歩いても林道は続いています。


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ひたすら歩く雪の林道


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有明山


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壁から湧き出る水がつららに


う~ん、ほんとに長いです。途中、真っ白な有明山や大天井への稜線が垣間見えたり、林道の壁には太いつららがたれさがったり、今年は雪が少ないとはいえ、やはり雪のない生活をしているhimekyonには新鮮に映りました


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雪に埋もれたナギナタコウジュの枯れ枝  ミヤマハンノキの実がひとつ・・


4時間かかってやっとたどり着いた中房温泉、あまりの大勢の宿泊客に受付がスムーズに行かず、なかなか部屋が決まりません。140人の宿泊者という、この人たちが明日全員、燕山荘に泊るんなんて驚きです。
やっと通された部屋は、登山客専用ではなく、湯治などに来る人たちのための旅館部の部屋、なにも用意されてなく、寒くて寒くてがたがた震えが止まりません。暖房はないんですかと聞くとやっとコタツを用意してくれました。食事の用意ができましたとアナウンスがあって行くとまだだという。。。てんやわんやの中房温泉でした。

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           夕ご飯      朝ご飯

寒いから寝る前に温泉へ入ろうと相部屋の2人で温泉へ、大浴場と廊下を挟んで反対側にある岩風呂の露天風呂。露天風呂は女性専用の時間になっていましたが外気温がマイナス、いきなりはとても寒くて入れない。大浴場の女性用の更衣室へ行くと先客がでたところで、入口は別々でも中は混浴だよって・・えっ?そんな聞いてないよ、どうしよう、このままじゃ寒くて眠れないから・・と度胸を決めて入りました。薄暗くて湯気がたっているので、ぼんやりとしかわからない・・・ということは向こうからも同じことなのだと変に納得しておそるおそる湯船に・・・と岩陰に男性が・・あとでわかったことですが、大浴場は6時までが女性専用でそれ以降は混浴になり、露天風呂が女性専用になるという、スタッフから説明がなかったので、とんでもないことになってしまったのでした。でも勇気をだして入ったおかげでそのまま布団へ、ぐっすり眠ることができました。


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左端・オーナー赤沼健至氏 中央青いヤッケ・信濃毎日新聞・丸山氏 その横・弟・赤沼敏治氏



2日目の朝、7時15分集合、参加者28名が揃いました。燕山荘のオーナー赤沼健至氏、弟の敏治氏、支配人の井村氏、スタッフの河地さん、同行取材の信濃毎日新聞の丸山氏の紹介などがあって出発です。足の遅いhimekyonはリーダー敏治氏のすぐ後ろを歩かせてもらいました。


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今年は例年になく暖かく雪も少ないそうで、第一ベンチ手前でアイゼンを装着しました。合戦尾根は北アルプス3大急登の一つ、とにかくひたすらに高度をあげていかなければなりません。第一ベンチ、第二ベンチ、第三ベンチと小休憩をいれて富士見ベンチへ、まさしく富士見ベンチでした。富士山がくっきりとみえ、疲れを忘れさせてくれました。


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富士見ベンチから富士山・甲斐駒・北岳



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富士見ベンチから八ケ岳連峰 手前は美ヶ原



まもまく昼食の合戦小屋へ到着、ココから先は稜線へでます。、1m風がでれば、体感温度が気温プラス1度下がるという、冬は絶対に汗をかいてはいけない、その汗は冷えて低体温症の原因になり命にかかわるという、しかし、himekyonは汗びっしょりでした。


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合戦小屋は雪に埋もれていました


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合戦小屋からの浅間山


稜線からは360度の展望へと・・・



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Last updated  2014/05/21 09:15:04 AM
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