himekyonの部屋

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2007/09/16
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カテゴリ: 中央アルプス
             2日目、部屋のカーテンを開けると真っ青な青空

         これから始まるO氏の百名山完登へ向けての、はなむけのようです


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空木岳縦走 百名山完登同行記1
空木岳縦走 百名山完登同行記2




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                      めざす空木岳



ホテルの朝食が6時半、山歩きには遅い食事です。ロープウェー乗り場しらび平までの路線バスは、夏時間が終わって、7時12分が始発仕方がありません。バスに間に合うように出発準備をして食事です
チェックアウトをして外へでると、宝剣岳がくっきりと浮かび上がっています。千畳敷まではロープウェーだけど、あの先には長い行程が待っているんだなと思うと緊張します。
今日は平日だけどまだ夏休み期間、臨時のバスがでました。30分ほどでしらび平に到着、ここからは950mの標高差を、7分半ほどで一気に千畳敷まで上がってしまいました。



目の前に広がる千畳敷カール、聳え立つ宝剣岳、山歩きを始めて2ヶ月目で宝剣岳と駒ケ岳へ登った日がよみがえります。あの宝剣岳の山頂から感動のご来光を迎えた後、初めての岩場の下りの恐怖で頭が真っ白になって、なぜか涙がポロポロと流れ落ち、足がすくんで動けなくなってしまいました。登山教室のスタッフの手取り足取りの誘導でやっと山荘までたどり着いたのは8年前でした。
そのhimekyonが今日は空木岳を目指しているのです。あのときから比べたら成長しているんだなと自分をほめているhimekyonがいます。



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                     8年前の悪夢が蘇る宝剣岳


記念撮影をしていよいよ出発です。今回は宝剣岳には登りません。千畳敷カールを右にみて、極楽平を目指します。左手には南アルプスの山並みが広がっています。その後ろには富士山も・・このお天気なら、木曽殿山荘まで持ちそうだね。


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               南アルプスの山並み・富士山もみえています



歩き出すと足元にはたくさんのお花が咲いています。
今回は一眼を持ってきたものの、O氏はコンデジにしたとのことで、一眼はマクロ1本にして、他のレンズは置いていくことにしました。しかし、単独ではないし、亀足のhimekyon、なかなか写真を撮るチャンスがありません。撮ったお花もピンボケ やっぱり、himekyonにはみんなにあわせながら、写真を撮るのは難しいようです。


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           三の沢岳                 木曽御嶽山



宝剣岳への分岐まで来ると稜線歩きになります。三の沢岳が目の前に大きく広がって、その右手奥には御嶽山がそのまた奥には乗鞍岳までも、左手は相変わらず素晴らしい南アルプス、八ヶ岳も見えてきました。奥秩父の山々も、浅間山は残念ながら雲の中。行く手にははるか遠くに目指す空木岳がみえています。今日中にたどり着くかしら・・・気の遠くなるような距離感です



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                   はるか彼方の空木岳をめざします




休憩のあと、歩き出すと足元には、木曽駒が岳固有種のコマウスユキソウがいたるところに咲いています。ふわふわの毛が密集した、ヨーロッパアルプスのエーデルワイスに似ています(本物見たことないですが)ところが家に帰ってがっかり、1枚も撮れていないんです。もうショックでした。

なだらかな稜線歩きで島田娘に到着、雪解けの時期、麓からみると島田に結った娘の雪形が現れるところから、島田娘の名がついたという。ここからは一気に下りです。なんで下るのよ・・・あー、また登り返えさなければ。ところどころ鎖場や、木の根につかまって上り下りするところがでてきて、大きな岩もごろごろです。


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     激下りのあとには激登り           岩場・鎖場があちこちに




鞍部までたどりつくと猿が悠然と登山道を歩いています。1頭、2頭・・どこからともなくでてくる、でてくるあちこちの岩に先回りして様子を窺っています。えさをねだっているのでしょうか。それともテリトリーに入ってきた人間たちを追い出そうとしているのでしょうか。ようやく登りが終り、下り始めると、ボス猿らしき大きな猿が歯をむき出して威嚇を始めました。他の猿たちも感覚をおきながらも今にも飛び掛りそうな勢いで威嚇します。それ以上は追いかけてはこなかったので、猿たちのテリトリーに入ったことへの牽制だったのかもしれません。それにしてもあれだけの集団では、単独だったら恐ろしくて動けなくなっていたかもしれません。襲われることはないのだろうかと不安です。



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     登山道を悠然と歩く猿軍団           このあと歯をむき出して威嚇行動に・・



大きく登り返して檜尾岳に到着、ここでやっと行程の半分です。振り返ると極楽平から歩いてきた稜線が続いています。先に目をやると少しは近づいてきたもののまだまだ空木岳の頂ははるか先です。空木岳へと続く稜線は右へ大きくカーブしていくつもいくつもピークが続いています。東側の檜尾根のピーク上に檜尾避難小屋があり、かまぼこ型の建物が遠くからでも目立っていました。木曽駒が岳から空木岳周辺の山には木曽駒頂上小屋以外にテント場はなく、避難小屋が何ヶ所かあるだけです。縦走するには山小屋か避難小屋を利用しての山行になります。



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 振り返ると歩いてきた稜線がはるか彼方まで        檜尾岳の避難小屋



         やっと半分の行程まで辿り着いたら、楽天さんの文字数に引っかかっちゃいました。

                          続きはまた明日です。

                          長くてごめんなさい。


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Last updated  2014/05/19 07:50:38 AM
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