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2008/02/14
テーマ： 山登りは楽しい(12259)
カテゴリ： 千葉の四季
房州花嫁街道＆花婿コース山行記1
駒返しの分岐、直進すると山間の集落へ、花嫁街道は右へ、
大きく回り込むと萱との見晴台に到着、ここで昼食です
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房総とはいえ、けっこう冷たい風が吹く中到着した広場、開けた南側は海が広がり、
背後の林が風を遮ってくれて、最高のランチタイム場所です。
お天気はちょっと曇り勝ち、晴れていれば海が輝いてみえるんだけど・・・
最近ハマッてるロースターでウィンナと鳥手羽先を焼く、
ＳＴ奥さん手作り煮豚もおいしかった～
低山歩きはこれができるから楽しいのだー。
さて、では今日のハイライト烏場山を目指しましょう～
小さなピークを越えてたどり着くとかわいい花嫁さんがお出迎えです
愛宕山、富山、伊予が岳、御殿山、房総の山が勢ぞろい、
千葉の山は低いけどそれでもりっぱな山並みです。
すっきり晴れていれば伊豆七島や富士山までが見えると言うが今日はみえませんでした。
いよいよここからは花婿コース、
急な階段状の道が続いている。意外と急なのだ。反対コースにしたら、登りはキツイねー、
だから花婿コースなのね。花嫁衣装を着ては歩けそうもないわ。
旧烏場山展望台、見晴台を通過してどんどんと標高を下げていく
金比羅山にたどり着くと、海が大分近くなってきました。
昔は信仰の人でにぎわった山だったのだろうか・・草に埋もれている
低山とはいえないほどの急下降の登山道を下ると花婿コースの登山口にたどりつき一段落
しかし、これで終りではありません。もうひとつお楽しみがありました。
急な階段を降りると、水の音が間近に聞こえます。現われたのは黒滝です。
房総の低山にしては落差があり水量は少な目ですがりっぱな滝に驚きです。
その脇には赤穂浪士・片岡源五郎衛門に忠義を尽くした家来・元助が主を弔い、
僧・向西坊になって全国を行脚、この地にたどり着き晩年をすごしたという、
天命を知り、自ら岩窟に篭り、入定したという
川沿いを飛び石で渡り返して終着点花園広場に着きました。
ここで小休止、この前入笠山で食べ損なったおしるこにお餅を焼いて入れる
今までは鍋用もちを入れていたけれど、やっぱり切り餅のほうがおいしかった～
右に林道沿いに歩けば出発点に戻る。左へ行けば抱湖園、
ＳＴさんたちは抱湖園へ行っていないとのことで立ち寄ることにしました。
抱湖園は、房総の花卉栽培を始めた間宮七郎平がつくりあげた花木園
旧正月の元旦に花が咲く元朝桜で有名、紅梅が一足先に花を付けている。
白梅はこれからかな。
紅梅
元朝桜
抱湖園をでると、線路の両側は花摘み園のお花畑、一足早い春に心が和む
温泉があるらしいとのことで海岸沿いまで行ってみるが、潰れてしまったようだ
いまはどこへ行っても日帰り温泉があるのに残念
海岸の林の中には「浜千鳥」の歌碑が
一、
青い月夜の 浜辺には
親を探して 鳴く鳥が
波の国から 生まれ出る
濡た翼の 銀の色
二、
夜鳴く鳥の 悲しさは
親を訊ねて 海こえて
月夜の国へ 消えてゆく
銀の翼の 浜千鳥
和田浦は捕鯨の町です。海岸の公園に鯨の尾びれがありました
「くじらや」さんで鯨のジャーキー「くじらのたれ」買って帰りました。
花嫁街道
鯨のたれ
元朝桜
房総の花
房総の山は冬でも暖かく、低山ながら、アップダウンが適度にあって、
ゆっくり楽しめる山です
帰りにはお花畑に寄ってお花摘み
ぜひお越しください。
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