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再び目が覚めると。あと30分もすれば富山駅だ~
ところが小さな駅に止まった列車は、いっこうに動かない。しばらくしてアナウンスがあり踏切故障だとか。やっと動き出した列車は富山駅に1時間遅れで到着、立山行の電車も当然遅くなる。これからケーブルカー、高原バスと乗り継がねば室堂に着かないのだ。何時になるんだろう。
大丈夫だろうか。不安になってくる。
さすがに紅葉の季節観光客が多い、ケーブルカーは臨時便がでて美女平へ、高原バスに乗り換えると、運転手さんが車を止めたり徐行したりスポットで名所を案内してくれた。ここで失敗に気がつく。座席は左側に座るべし、景色のよいのは左側だった。
残念!
八郎坂からの弥名の滝、明日あの滝まで降りて来られるだろうか?
弥陀ヶ原の向こうにはこれから登ろうとしている大日三山がどっしりと構えている、
その右奥にはあこがれの剣岳が岩壁をくっきりと浮き立たせてそびえたっている、
下を見ればソウメン滝・・・
しかししかし、座席が右側ではちらちらとしか見ることができない、あぁ写真も撮れないよ!
ようやく室堂に到着、すでに10時を過ぎている。コースタイムで5時間かかる。亀足のhimekyonは6時間をみなければ、早くても小屋に着くのは4時、大丈夫だろうか?
すぐに小屋に電話を入れる
「電車が1時間遅れてしまって今室堂なんですが・・」
「天気がいいから大丈夫ですよ。」
とにかくがんばろう!!
いよいよ出発!!
今日は写真は自粛しなくては
観光客であふれる室堂をあとに、大日三山、別山や立山三山を眺めながらみくりが池を目指す
みくりが池温泉のフロントで、大日三山へは地獄谷からのほうが近いですよと教えていただき地獄谷へ・・
立山は3度目だが、地獄谷を通るのははじめて、
とにかく急がなければ、雷鳥沢キャンプ場までくるとほとんど歩いている人がいない、
ここからは熊鈴をださなければ・・・
ない、熊鈴がない!
そうだ、北岳バットレス登攀のとき、いらないものは全部ザックから出していた、
あぁ、どうしよう・・・
近くの小屋で買おうとしたが売っていなかった
どうか熊さんでないでね!
神頼みならぬ熊頼みで先にすすむことにする
キャンプ場をあとにして橋を渡り、剱岳方面との分岐を左にとって草紅葉の広がる尾根を目指して歩き出すのだった
栂池自然園で出会った花たち(最終回) 2023/08/07
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