himekyonの部屋

2019/05/04

赤い帽子ウォーク尾根緑道から長池公園

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テーマ：山登りは楽しい(12072)

カテゴリ：東京の四季

3月に初めて参加した、O氏主宰の赤い帽子ウォーク、今回も参加しました。
前回は、カタクリが咲く狭山丘陵でしたが、今回は、多摩丘陵尾根緑道を歩きました。
京王線多摩境駅を21名の参加者で出発、しかし、前日の雨で問い合わせがなく、
時間を遅らせて待っていましたが、不参加の方が数名いました。

自然豊かな多摩丘陵でしたが、昭和３０年代に急速な人口増加で
国と東京都が多摩ニュータウンを開発、
３５万人の大規模住宅団地が出来上がりました。

小山内裏公園へ向かいます。

尾根緑道の説明をするO氏
神奈川県相模原市にある米軍相模原総合補給廠は
戦前は日本の陸軍造兵廠で、主に戦車、弾薬などを製造していたそうで
丘陵の八王子から町田の境界線の尾根筋１０キロに戦車のテストコースを作り、
性能や走行テスト、兵員の訓練に使っていたそうです。
今はそのコースそのままに「尾根緑道」として市民に利用されています。

尾根緑道

小山内裏公園
周りは大規模な住宅団地ながら、多摩川の支流の源流部になっていて
豊富な湧き水があり、昔ながらの雑木林が残って
四季折々の野草が残っていてボランティアの人たちにより自然が守られているそうです。

山野草や樹木の説明をしながら歩きます。
今回は、自然観察会の雰囲気です(^^)/

タマノホシザクラ（多摩の星佐倉）
多摩丘陵で発見され、平成１６年に新種として認定された
マメザクラとエドヒガンの自然交雑種
わずかしか確認されていないので、環境省の絶滅危惧に指定されているそうです。

種は結実しないそうで、根元からでる若木を取木して増やしているそうです。

３月下旬から４月上旬に開花ということで終わっていると思っていましたが
チラホラと咲き残っていました。
５枚の萼片が内側に反って、きれいな星形になっているのが由来