うそ 0
人類の将来 0
ものがたり 0
全230件 (230件中 1-50件目)
芝桜が咲き始めた今、山梨大学では医学部消化器内科の教授を公募している。その応募要項を開いてみたら、日本内科学会、日本消化器病学会の指導医の資格を持っていることが応募条件になっていたが、消化器を専門にしてきた人では殆どこの資格を持っており、誰でも出願できるという内容だった。しかし現実には論文の数やその内容、診療実績等を細かく審査して、面接で学生や医局員をしっかり指導していけるか否かなどの人間性を評価して決めるのだと思う。ここまではごく当たり前の選抜方法で他大学とあまり違わないが、山梨大学では最後に書類審査と面接の総合成績が男性応募者と女性応募者で同点だった場合には女性を採用すると書いてあった。政治や会社、教育の場などで女性の社会進出促進が叫ばれているのはいいことでその配慮をしていくのは良いことだと思うが、同点の場合は女性を採用するというのはいささか行き過ぎだと思った。大学入試で男性に有利な問題や配点で、女性が不利益を被っていた事実が明らかになり、男女差別をなくし、男女とも同じ条件で合否が判定されるべきだとして各大学で平等を徹底するようになったのはいいことだと思う。ところが教授の選考過程で同点の場合は女性を採用するというのは女性優位の逆差別で本来の姿ではないと思った。性別に拘らず、教授に最もふさわしい人を選んでもらいたいと思う。
2024.03.04
コメント(3)
今大学入試の真っ最中である。先日第一次共通選抜試験があり、次は2次試験が控えている。私立と公立の違いはあるが、多くは2段階に分けて選抜されている。大学側は優秀な人材を集めようと入試制度や問題を工夫し、受験生はそれに合致するように対策を立てて勉強してくる。したがって入試制度は大学側主導で進められているが、本当は国民全体で考えていくべきだと思う。今朝の新聞に東北大学と筑波大学の学長の談話が載っていた。両者とも単なる筆記試験だけでなく総合的な力のある生徒を選抜したいと述べていた。今までの試験では落とされていたが入学後きっと伸びるであろう生徒を合格させたいとも述べていた。世界で活躍する留学生をもっと合格できる制度にしたいとかその大学にフィットした学生を選び、伸ばして行きたいなどの構想を述べていた。今までの入試は優れたスポーツ選手の推薦入学は別にして、入学試験用の受験勉強を一生懸命してきたガリ勉タイプの人が合格する確率が高かった。その結果、会社や官公庁でそれなりの仕事ができる人材は輩出することは出来てきたが、地域社会でリーダーシップがとれる人や国や地方自治体で国民や県民の為に真に尽くせる政治家の輩出にはあまり貢献してこなかった。現在のウクライナ・ロシア戦争、ハマス・イスラエル戦争終結や国際平和活動など世界でリーダーシップのとれる人材の輩出に日本の大学はあまり役立ってこなかった。ということは日本の入試制度はその程度のものだったということだと思う。東北大学、筑波大学とも今以上に面接を重視すると言っているが、本当にやる気のある人材を見つけて合格させ育ててもらいたいと思う。筑波大学では入学した一人一人の学生に受け持ちの担任教官を決めると言っていたがそれも人材育成上有効かもしれない。私は入試に望むまでの就業体験も重視してもらいたいと思う。高校卒業後就職してからの受験でもしいし、アルバイト体験でもいいから社会に出て何かしらを学んできた人物の評価もきちんとしてもらいたいと思う。いずれにしても東北大、筑波大だけでなく、全国の大学で入試制度に真剣に取り組んで、日本および世界の生活環境向上、飢餓解消、文化向上、世界平和などに貢献できる人材の輩出に努力してもらいたいと願う。
2024.01.24
コメント(2)
白バラ昨日の夕方帰宅途中ラジオで石川県立門前高校野球部監督の山下智茂さんの話を聞いた。山下さんは星稜高校の前野球部監督で春夏を通じて甲子園に25回出場させた名監督である。今は母校の門前高校野球部の監督をしているが部員が数人しかいないという。名門星陵高校も山下さんが駒澤大学を卒業して星稜の監督になった時は部員8人だったという。ラジオを聞いていてそのチームを一躍強豪校にしたのは山下さんの指導方針が素晴らしかったからだと確信した。司会者から「どんな方針で高校生たちを指導してきたのですか?」と聞かれて山下さんは「まず褒めること」「これが基本です。これがなければだれもついてきません」と答えていた。「生徒それぞれには必ずどこかいい所があります。それをみつけて褒めてやる。その後直すところなどを指摘してやると、受け入れてくれるが、最初から叱ったり、悪い所を指摘していたら生徒はついてきませんよ」と言っていた。生徒は可愛いし、甲子園は輝いている楽園だとも言っていた。その夢のような甲子園を目標にして、心を一つにすることを繰り返し話してきたとのことである。必ず因果の理法があるのだなと思った。星稜高校は強かったが自然に強くなったのではない。山下さんのような名監督がいたからだということがよくわかった。私はプロ野球フアンだが監督によって強くなったり弱くなったりする理由がよく分かった。
2023.12.12
コメント(4)
1876年(明治9年)8月14日に上記の開校式が行われた。最初に北海道開拓長官 黒田清隆氏の開学挨拶とクラーク博士の紹介があり、続いてクラーク氏が演壇に上がった。マサチューセッツ州農科大学の学長のままで、札幌農学校の教頭に招かれた当時50歳の俊逸である。当時北海道の人口は10万人で、札幌の人口は2600余人で学校の周囲は草原であった。そのようなところで開講講演したクラーク氏の講演要旨は以下の通りであった。この札幌に最初の教育機関を組織せんがために招かれた吾人は、その崇高なる職務について熱心にその本分を尽くさんと決意している者である。封建制度から解き放たれ真に自由になった学生諸君の胸中には自ら高遠なる大望(Lofty anbition)が喚起されているであろうと信じて疑わぬ。青年紳士(Young gentlemen) 諸君、克く勤勉、努力して信頼を勝ち得て、社会的にも最高の地位を勝ち得んがために奮闘してもらいたい。と訓示し、健康や日常生活上の注意についても言及して向学、向上意欲を鼓舞した。クラーク氏の在任期間はわずか8か月であったがその教えを受けた内村鑑三、新渡戸稲造、佐藤昌介氏など日本を牽引する人物が陸続と育ったのである。前に書いたBoys be anbitious! や今回のLofty anbition,Gentlemen等生徒を心から信頼して全力で激励すれば生徒は発奮して大きく成長するものだなと思った。
2023.10.31
コメント(2)
日本の病院でボランテアしているアメリカの高校2年生親の仕事の関係で小学校1年からアメリカの学校に通っている孫は毎年アメリカの夏休み期間中は日本に来て日本の学校に体験入学して日本語などを学んできた。今年も県内のA高校に体験入学するものと思っていたら今年はボランテア活動をしたいとのことで私が勤めている病院の看護助手の仕事を手伝いたいとのことだった。入浴介助、ベッドメーキング、清拭、畜尿パック交換、オムツ交換など汚れ仕事だと思うが昨日初日だったが楽しかったとのことである。将来医療関係の仕事に就きたい気持ちがあるのかもしれない。アメリカではピアノやバイオリン、サッカーやテニスなどおよそ介護とは関係ない生活をしているが医療や介護に関心を持ってくれたのは嬉しいことだと思った。
2023.06.13
コメント(9)
朝ドラ「舞い上がれ」では岩倉舞が女性パイロットを目指して厳しい訓練と適正検査を受ける様子が描かれている。フェイルといって試験に落ちたものは落第で航空学校から去らなくてはならない。大河内教官が厳しくて岩倉の同期生の一人も学園を去って行った。パイロットとして技術が劣っていたり、危険な状態になった時に柔軟に引き返す判断力、分からない時に分かったようなふりをしないで聞き返す素直さがあるか等技術以外にも多数のチェック項目があり、厳しい大河内教官の元で岩倉もフェイルの瀬戸際に立たされている。人命を預かるパイロットなので厳しい審査があって当然で、甘い審査でパイロットに合格してその人が事故を起したら取り返しがつかない。厳しい選別は当然だと思った。最近、保育士の幼児虐待や介護士の老人虐待事件などが報道されている。この人達は適正検査を受けてきたのだろうか? 幼児や要介護の人達は手がかかる。頭にくることもあるかも知れない。そのような時感情的になったりする人は適性が無いと思う。医師についても同じだ。急変した時などにパニックになって何も出来なくなってしまう人とか、患者さんの訴えを丁寧に聞いてやれなくて直ぐ怒ってしまう人、患者さんの事より自分の都合を先に考えてしまう人等は適性がないと思う。この社会には実に多くの職業があるが、どの職業にも適正はある。特に人命にかかわる職業や教育に関わる職業では厳しい適正検査でふるいにかけて、真にその職業に相応しい人を選び出してもらいたいと願っている。
2022.12.12
コメント(6)
第116回医師国家試験合格発表が3月16日にあった。合格者は9,222人で合格率91.7%であった。その内男性は6,112人(合格率90.8%)、女性3,110人(同93.4%)、女性の合格者は33.7%であった。採点基準は必須問題は80点以上、一般問題は74点以上、一発落第選択問題選択3ケ以下。一発落第選択問題と言うのは人命を預かる医師として回答としてその選択枝を選んだら患者さんの命に関わる選択肢で他の問題は出来ていてもその選択肢を選んだら不合格になるという爆弾問題である。この合格基準はかなり厳しくこの基準をクリアした受験生は医師になる資格があるという事で合格者には心からおめでとうを申し上げ、今後のご活躍をお祈り申し上げる。男女の合格率では女性の方が高く人数的にも合格者全体の33.7%を占めており女性医師が年々増えており時代の変化を痛感している。私の学生時代は85人のクラスの中で女性は3人しかおらず医学部に入る女性は変わり者位に思われていたが今では医師になるのも男女全く変わりない時代になってきたと思う。大学別合格率のランキングも発表されたが例年通りトップは自治医科大学で、なんと合格率100%であった。教育法や国試対策が奏功したのかも知れないが総合的に大学の教育体制が国試合格には最適だったと思われる。今回合格した9,222人は2年間の前期研修と3年間の後期研修の合計5年間の研修を終了して一人前の医師になるが、患者さんにとって最強の味方になれるようにがんばってもらいたいと思う。
2022.03.21
コメント(6)
庭の片隅で咲き出した姫リュウキンカ今日の新聞の人生相談に60歳台女性の自分の娘が嫁に行った家の姑さんの事での相談があった。その姑は相談者さんの娘の嫁入り先である長男家族より長男の妹の家族の方を大事にして娘の子供(孫)より妹さんの子供(孫)を大事にして色々なおもちゃなども妹さんの子供には買ってやるが、娘の子供には買ってくれない。果物を買ってきてくれることはあるがそれは妹さんの子供が嫌いだとか食べたくないと言ったものをくれるなど明らかに孫の扱いが異なっており相談者にとっては差別を受けている娘の精神的負担ややその子(孫)達の将来が心配だとの相談だった。その姑は人格者として地域では尊敬を集めているとのことで、外ずらは良くても内面はこんな人もいるのかなと思った。回答者の返答は明快だった。長男である旦那さんに話して母親である姑に掛け合ってもらう方法もあるが、相手の人の好き嫌いを変えることは難しく却ってこじれるかも知れない。姑が妹さんの子供ばかりかわいがるなら相談者さんは娘の子供をかわいがればよい。全ての人から可愛がられなくても孫たちにとっては誰かにかわいがってもらったという記憶が大事ですと答えていた。相談者さんは孫を差別するその姑を何とかならないものかと相談したのだと思うが、人の好き嫌いや方針はそう簡単に変えられるものではないので「そっちがそっちなら、こっちはこっちでやりますよ」と開き直った方が良いとの回答だったが現実的な方法だと思った。学校で子供を好き嫌いして差別する先生がいて子供がぐれてしまうことがあるが、その贔屓する先生を直すのは容易ではない。教員仲間で「あの子は担任に嫌われているらしい」と感じたら同僚はその担任に注意することも必要だがそれ以上にその子に何かと気を使ってやることが必要だと思う。成人してからあの先生に親切にして貰ったという記憶はずっと残るものだ。交通マナー違反などで注意したら逆に暴力を振るわれたりいやがらせをされた事件などがよくあるが、自分は正しいと思って正義を貫いても成り行きは必ずしも思った通りに行かないことが多い。夫婦間でも職場でも正義のためと思って言ったことがしこりになって却ってその後の仕事などがうまくいかなくなることがある。人の考えを変えたりた正しい道を歩ませてやりたいと思ってもそれは極めて難しい。それならば自分の出来ることでその問題を解決してみようと考えることも重要だと思う。相談者さんの場合は相手の姑さんはさておき自分が孫を可愛がってやればよく、贔屓する教師がいたら贔屓された子供を自分がそれとなくカバーしてやる、運転マナーが悪い人は自分が直接注意するのでなく警察に報告する、夫婦間や職場内の問題は相手を責める前にその問題解決に自分としてできることをまず第一に考えることが重要ではないかと思った。新聞の人生相談は毎週土曜だけだが、人生相談問題は毎日、毎時間起こっているのだと思う。悪い上司や悪い嫁、悪い姑、悪い夫などの悩みが多いと思うが、その場合、たしかに相手は悪い人かも知れないが自分として何が出来るか、相手を何とか救うことは出来ないかなどを考えることも必要だと思った。
2022.03.19
コメント(6)
いよいよ明日から通常業務の人が多いと思う。私もそうだが何歳になっても気が重い。子供の時と同じで、夏休み明け、正月休み明けは緊張してなんとなくいやだ。ところで私はピアノを習っている。今まではモーツアルトのフィガロの結婚を習っていたが今度は新しい曲を弾きましょうということで易しそうなロシア民謡のトロイカを習うことにして練習を始めたが簡単ではなかった。休み中練習してみたがすぐ弾けるようにはならなくて「もうかれこれ10年近く習っているのにこんなに簡単な曲もすぐ弾けないのか」と情けなくなりピアノを投げ出したくなった。そんな時ピアノの先生から年賀状を頂いた。「熱心にレッスンに通い、一生懸命努力していることに本当に感心している」と書いてあった。レッスンでは褒められたことはほとんどない。かなり練習していって「今日は褒められるかな」とかすかに期待している時でも練習していったこととは別のことで注意を受けて散々な思いをして帰ってくることが常であった。難しい教えが中々その場でマスターできず、先生は「なんと出来の悪い生徒なんだろう」と思っているだろうと思っていた。でもその年賀状をみて、先生の真情を感じた。レッスンでは難しい(本当は易しいことかも知れないが私の基礎力や理解力が足りないので難しく感ずるのかも知れないが)ことを指導してくれるが褒めてくれることはなく「全くの駄目生徒」と思われているのだろうと思っていたがどうも少し違うようだと感じた。「先生は私の努力を認めてくれていたのだ。でもただ弾けるということよりリズムとか音の表情など基本的な事の理解の方がもっと大切なのですよ」という事を教えたかったのだと思った。いずれにしても先生の愛情あふれるお言葉に接して発奮して再度ピアノに挑戦していこうと思った。人間なんて(私だけかもしれないが)単純な生き物だと思った。褒められればやる気を出し、褒めてもらえないとやる気がなくなっていくものだと思った。
2022.01.03
コメント(6)
庭に咲いてる桔梗10年以上前から水曜日はK市医師会の胃カメラ検査のお手伝いに行っている。検査しながらF病院にいた時に上部及び下部内視鏡検査が上手だった2人の女性を思い出し、私より上手だったなと思った。一般に手術とか内視鏡のような医療手技は男性の方が優れているという先入観があったが、それは最初男性が初めて段々女性に教えて行ったからで適性とは関係ないと思った。料理は女性の方が上手で適性があると思っていたが男性でもとても上手な人がいる。学校の勉強でも男女差は殆どない。基本的に能力的には男と女は差がないのではないかと思えた。しかしオリンピック大会を見ると走る速さ、重いものを持つ力、高い所まで飛び上がる力、物を投げる力などで明らかに差があり、男性の方が優れている。こうしてみると体力的には男性の方が勝っているが頭を使う仕事や技術を磨く仕事などでは男女差はないと思われた。男女差は差別の歴史や教育などによって後天的に差が出ている面もあるが、体力以外は基本的には差がないと思われる。雇用の均等、昇進の均等、給与の均等など当然配慮すべきことと思われた。
2021.07.14
コメント(8)
数年前から妻に「背中曲がっているよもっと胸を張って」と言われるようになった。「自分だって曲がっているくせに大きなお世話だ」とあまりいい気分ではなかったがガラス戸等に映る自分の姿をみると確かに曲がっている。歳をとると仕方のないことだとも思ったが意識して背骨を伸ばして胸を張るとまっ直ぐになる。要するに姿勢が悪いのである。その方が楽なのでいつも丸まった姿勢を取ってしまうのだと思った。意識してまっすぐにしようとすると努力がいる。楽な方に流れる怠け者なのだと思った。姿勢をよくすると心の姿勢も良くなる。患者さん第一で対応しているが時に看護師さん達への対応が2の次になることがあるのに気がついた。患者さんに対すると同じように看護師さんにも心からの対応をしなくてはと思った。高校の国語の先生から「身貧なりとも心貧ならず」という言葉を習い、身なりはどうでも、容姿がどうでも、体が不自由でも心さえ貧しくなければいいのだと言うことを強く印象付けられた。それは一面では正しいと思うが身なりがいい加減だったり姿勢が悪かったりすると凡人は心もいい加減になりがちである。その国語の先生は禅宗のお坊さんで背骨がまっすぐで体も心もきりりとしていたが、すべての人には当てはまらないと思った。「身貧にしていると心も貧になる」も正しいのではないかと思った。まず姿勢を正そうと思った。意識しないといつもぐにゃっとした姿勢になってしまうので気が付いたらまず胸を張ることにした。姿勢だけ良くて心がねじ曲がっている人もいるがまず姿勢を正す努力をしようと思った。
2021.06.18
コメント(8)
木立ベゴニア「幻の大東亜戦争」によると日本の教育の柱は明治23年(1890年)に発布された教育勅語が基本になっていたとのことである。それは天皇家の遺訓として陛下御自身も国民と共に努めて行こうと思っているとした詔勅である。内容は親孝行、兄弟愛、夫婦愛、友情と信頼、身を慎むこと、倹約、博愛、修学、仕事の修行、公益を広める、人格を磨く、非常事態では滅私奉公を旨とする、大災害などの時は私利私欲を主張することなく公の利益を優先する、これらは何時の時代でもどこにあっても誤ることなき普遍な法則であるとして尋常小学校から教育されてきた。この教育勅語を学んで多くの優秀な日本人が育っていったが、これは日本全国の学校だけでなく台湾や朝鮮の学校でも同じように教えられてきた。所が日本は戦争に負けてしまった。進駐軍はこの教育勅語が日本を戦争に駆り立てた原動力と考え、これは悪しき教えとして抹殺し親孝行や兄弟愛より民主主義が大切だとして教育勅語は2度と教師は口にしてはならないとして、敗戦を境に教育勅語の精神は日本から消えてしまった。親孝行、博愛、人格を磨くなどは古い考えでちゃんちゃらおかしいと考える若者が育ってきた。しかし同じ教育が行われていた台湾ではこの教育勅語は即死しなかった。未だに生き続けていることをしばしば感ずる。日本教育は終戦で死んだが台湾では生きていて日本に替わって教育勅語を国の柱として生き残ってくれたと思っている。その教育のお陰で現在の台湾の発展があるのではないかと思っている。韓国も同じ教育を受けてきた。しかし日本敗戦時に韓国は日本に勝利したと考え敗戦国日本から受けた教育は間違ったものだとして捨ててしまったので日本同様韓国にも教育勅語の精神は残っていない。「教育勅語」と聞くと殆どの日本人は忌まわしい戦争を思い出し、忌むべきものと思ってしまうがそれは進駐軍がそう仕向けたからで、日本人なら台湾人と同様、教育勅語の精神を尊び、育て、後世につなげていくべきものではないかと思った。
2021.05.12
コメント(2)
ピンクに白が混じったチュウリップと根元の黄色いチューリップの蕾ずっしりと重い荷物が送られてきた。何だろうと思って開けてみたら「北大医学部100周年記念誌」だった。今は大きな情報は殆どオンライン化の傾向にあり、こんな500ページもある重いものは時代遅れで保管にも困ると思ったがパラパラと拾い読みして見たらやはりこういう物も必要かなと思えた。北大医学部の創設は1919年(大正8年)で北海道帝国大学として農学部と医学部の二つが1875設置されて開校した。農学部は1872年(明治5年)アメリカから招聘した開拓顧問ケプロンの指導で東京 芝増上寺に北海道開拓に従事する人材の育成を目指して開拓使仮学校が設立されたがこれが母体になっている。仮学校の初年度生徒数は120名で女学校(50名)も併設された。この仮学校は1875年(明治8年)に札幌に移転して札幌農学校と改められれ、1876年(明治9年)にアメリカからクラーク博士を教頭として迎え(7月31日着任)24名が札幌農学校第一期生としてスタートした。クラークの教育方針は独立心、自己責任感の強い学生を養成すべく、生徒を規則によって縛るのではなく、聖書を与え徳の教育を行った。校長の黒田清隆と校則について検討した際「細かな校則は不要、Be a gentleman !に尽きる」と言ったとのことである。クラークは9か月滞在し翌年4月に任期を終えて帰国したが帰国に際しBoys be ambitious!!と言ったことは有名である。クラークの教えで独自の校風が育ち卒業生には新渡戸稲造、内村鑑三、宮部金吾など新生日本の精神的支柱になるような人材が輩出した。その伝統は農学部だけでなく医学部にも引き継がれて現在に至っている。大判の500ページもの分厚い本の中に最初は小さな集団だった医学部が次第に大きくなり多方面に分化発展してきた様子が詳しく書かれていた。衛生学教室の歴史と現在の項では初代から第6代教授までの経過が掲載されており、第6代教授はコロナの感染予測などでテレビによく出ている西浦博教授(昨年京大教授に転身)だった。西浦教授は宮崎医大出身だが平成28年4月に北大教授になり、数理モデルを利用した感染症の疫学研究に取り組んできて今度のコロナの感染予測などに積極的に発言している。このままの感染状態で行くと40万人死亡する可能性があるなどの数理モデルを示して大げさ過ぎるとバッシングを受けたりしているが、自分の信念を曲げない所はクラークの教育方針である独立心、自己責任感に通ずるものがあるように思う。今は全く目立たないが着実な研究や診療をしている同窓生は大勢いる。皆さんクラークの精神「フロンテア精神」「国際性の涵養」「人間性の向上」「技術の向上」を胸に大志をもって頑張って貰いたいと願っている。
2021.03.31
コメント(4)
大阪市立大空小学校の初代校長の木村康子さんが本日新聞のインタビュー記事で「コロナ渦で学ぶ子供達は決して可哀そうな世代ではない」と述べていた。コロナ渦の中でつまらなそうにしている若者には「あんたら、実はめっちゃ幸せなんやで!こんなチャンスはないんやで!」と言っているとのことである。なぜならコロナ以前の子供達は想定内の中で学びそれだけの経験しか積めなかったが今を生きる子供達は思いもかけない想定外の体験をして経験知を得ることが出来るからだと述べている。変化の激しい現在の世の中で10年先20年先の不透明な社会に飛び込んで行く子供達には想定外を生き抜く力がどうしても必要になってくる。それを木村さんは「見えない学力」と呼んでおり、コロナ渦の子供達はそれを身に付ける体験をしており幸せだと思っているとのことだった。大空小学校で掲げた見えない学力は1)人を大切にする力 2)自分の考えを持つ力 3)自分を表現する力 4)チャレンジする力 の4つで、点数で測れる「見える学力」も大事だが見えない学力アップにより多く配慮してきたとのことである。見えない学力をつける基盤として「多様性」「共生」「想定外」をキーワードにして互いの違いを認め、尊重しあって全ての子供が安心して学べる学校を目指してきた。想定外のトラブルは毎日のようにあったが皆で助け合い不登校生徒ゼロを続けてきたとのことである。想定外のことが起これば皆でどうしたらよいか考えてやり直す。その過程で「見えない学力」がぐんぐん伸びて結果として「見える学力」も伸びて学力テスト全国一になったこともあるとのことで、「見えない学力」アップがいかに重要かを認識しているが今はその「見えない学力」をアップさせるチャンスなので多様性を認め合い、皆で力を合わせ、自らで考え、自ら表現してチャレンジしていこうと述べていた。その通りだなと思った。今のコロナはこの上ない災いである。その災いを福とするようお互いに助け合い、知恵を出し合ってチャレンジしていかなければと思った。
2021.02.20
コメント(6)
居間でひっそりと咲いているカランコエ朝ドラ「おちょやん」ではどうしょうもない父親が描かれているが、普段はおとなしいが酒を飲むと暴れたり妻や子供に物を投げつけたり暴力を振るう父親の話はよく聞くし多くの文学作品にも描かれている。彼らにも子供に対する愛情はあるのだと思うがその愛情の示し方が下手なのかもしれない。宮本輝の「灯台からの響き」には酒乱の夫からの暴力から逃れて母子、祖母で暮らしていて離婚申請をしても応じてくれない父親の話も出てくるが、本書の主人公である中華そば屋の主人康平の父親の話には感銘を受けた。康平は些細なことで父親の反対を押し切って高校を中退してしまい父親の中華そば屋を手伝うことになったが3年間無視され続けたとのことである。乾燥したメンマを湯で戻すとき少しズルをして早めに味をつけようとしたら寸胴鍋の中のスープのみ見ていたはずの父から「まだ早い」と叱られた。「俺が何かを聴いても必要な事しか答えてくれず具体的なことは何も教えてくれなかったくせに底意地が悪い」と腹を立てて「じゃあ自分でやりなよ」と帰ってしまったこともあった。ある時無視を続ける父親に思いを致してみた。「ひょっとしたら無視を続ける方が無視されるよりはるかに強靭な精神力と包容力と慈愛を必要とするのではあるまいか」「俺を根底から鍛えようとしているのだ」と気が付き1日も欠かさなかった厨房掃除をさらに丁寧に心を込めて行うようにした。そしたら10日位経った頃乾燥メンマを戻していた俺に「康平、明日から麵茹でと湯切りはお前の仕事だぞ」そして「これまで済まなかったな」と付け加えた。以来親父の味に近ずくべく努力してそれと同じ味を作れるようになった。康平は妻に死なれ2年間中華そば屋を閉めていたが感ずるところあって再開することになり友人を集めての準備のための試食会を行った時今は亡き父親と全く同じ味の中華そばを作ることが出来て父親に対して強い感謝の思いが湧いてきて涙した場面が出てくる。幸せな親子だったと思う。無視され続けていた時、「馬鹿にすんじゃねいよ、くそおやじ!!」とさっさとどんぶり投げつけて辞める子供の方が圧倒的に多いと思う。しかし無視を続ける父親の心情を考えてみた息子は偉いと思った。本書では息子が思った通りの「息子を鍛えよう」という慈愛からでた行為だったからよかったが実際は単に息子を苛めてやろう、困らせてやろうと思っていた父親ならどうしょうもなかった。私なら3年も我慢しないで数週間で家を出ていたと思う。康平はよく我慢したと思う。父親のタイプは色々ある、あれこれしつこいくらい世話を焼いて教えてくれる父親もいれば本書のように何年間も無視を続ける父親もいる。子供の時から一緒によく遊んでくれた父親もいれば殆ど遊んでくれなかった父親もいる。ビートたけしの父親のような人もいる。型はどうあれ愛情の深さで子供の将来が決まるような気がする。しかし実際には父親より母親の影響力の方がはるかに大きい。父親は最低限子供の成長の邪魔をしないで貰いたい。酒を飲んで妻や子供に暴力を振るうのはどうしょうもない。しらふの時によく考えて父親らしい態度が取れるように生活してもらいたいと心より願うものである。
2021.01.11
コメント(6)
緊急事態宣言が再宣言されるのが確実になった。しかし大学受験共通一次試験や児童生徒の通学は制限しない方針とのことで良い処置だと思う。夜の会食での感染例が多いデーターが出ているので特にその方面での緊急処置が必要と考える。通学や試験については厳格な感染防御態勢を取りながら出来るだけ中止にしないでもらいたいと願っている。
2021.01.05
コメント(4)
木イチゴ、食べられるのか分からないので鑑賞だけにしている一人の人間を決める要素はDNA(遺伝子)によるところが大きいが人間は他の動物と違って教育などの環境要因が大きく影響している。漱石の小説「こころ」では今までどんなに優しかった叔父さんでも金とか財産のことになると悪人になることがあると書かれているが、実際にはそういう人もいるかも知れないが金や財産の問題があっても変わらず優しく援助してくれる叔父さんも多数いることと思う。その違いはどこにあるのだろ言うか?遺伝子による要因もあるかもしれないがこういう問題では教育、考え方、宗教などの影響の方が大きいのではないかと考える。自分さえよければよいと教えられて育った人、人のために尽くしなさいと教えられて育った人ではその行動が違ってくると思われる。世の中には何十万という様々な宗教がある。宗教の人間形成に与える影響は大きい。右の頬を打たれたら左の頬を出しなさいと謙譲を教える宗教もあれば預言者を冒涜する人あらばその人を殺害することが神の御心にかなうことだと教える宗教もある。どの宗教を信ずるかによってその人の人間性が違ってくるように思われる。私は人と生まれて親から受け継がれたDNAはどうすることも出来ないので教育とか宗教で何とかそのDNAが至らない所を補いながら成長していくことが必要だと考えている。その観点から良い宗教とはどのようなものか考えてみた。まず第一に自他の生命を大事にすることが大事だと思う。敵も味方もどちらの生命も大事にする基本理念が必要だと思う。利他主義という言葉があるが他人にばかり尽くして自分は滅びてもよいというのではなく自分も他人も共に栄えていく教えが正当だと思う。自国の平安だけでなく、世界平和、世界全体の幸せを願っていくのが真の宗教だと思う。そして何よりも一人一人の個人を成長させてくれるものが真の宗教だと思っている。宗教の選択は自由だが、悪い宗教を選んだら破滅に通じ、良い宗教を選べば自身の幸せに通じると考える。
2020.11.28
コメント(8)
置き石との隙間に生えてきたゼフィランサス・キトリナ名和豊春北大学長がパワハラを認定されて昨日文科大臣によって解任された。北大は私の母校であり昨年からその問題で学内調査が始まり文科省に解任申請しているとの記事をみていたので気にしていたが遂に解任された。学長がパワハラで文科省に解任されるのは前代未聞で本人は否定しているが聞き取り調査や録音内容などから詳細に審議された結果なので受け入れて貰いたい。自分ではそう思っていなかったかもしれないが人はそのように感ずることもあるのだと反省して新たな建設的な道を歩んでもらいたいと思う。名和先生は工学部で私は医学部で学部は違うが同じ大学で学んだ絆を感ずる。私より卒業年度で7年後輩になるが、卒業年度が先だからとか年齢が上だから偉いなどということはない。ただ同窓生とすれば、誰も母校を汚したくないし、名誉を守りたいという気持はある。恐らく北大学長にまでなられたからには持ち前の才能もさることながら相当の努力を積み重ねてきたことと思う。今回学長解任という大変不名誉な裁定を受け、私達同窓生も悲しい思いをしている。今回のことは今回として今後世界的な建築(コンクリートの専門家)を手掛けるとか建築界に貢献する貴重な研究をするとかして名誉挽回して貰いたいと思う。
2020.07.01
コメント(10)
紫御殿アメリカでは黒人の被疑者が警察官に首を圧迫されて死亡するという事件があり、人種差別だとして大問題になり大きなデモのうねりが世界中に広がった。今私が読んでいるオバマさんが書いた「マイ ドリーム」ではオバマ青年が黒人の意識改革のために教会などと協力してセツルメント活動をしている様子が書かれているので、黒人問題について今回の事件との関連で私見を述べさせて頂こうと思う。シカゴでセツルメント活動を始めて3年目の時、シカゴ市長ハロルド・ワシントンが激烈な選挙戦を勝ち抜いて2期目に当選した直後、心不全で突然死してしまった。これから20年市長をすると言っていた矢先の突然の悲報に人々は悲嘆にくれた。彼は1983年に第51代シカゴ市長に選出されたがそれは黒人が市長になった最初の人物だった。その写真をみると目には強い意志と包容力がたぎっており見るからに立派な人物でアンクル・トムというあだ名で呼ばれていた。白人市会議員からも黒人市会議員からも尊敬されており、葬式には市民による長い行列が出来て何日間も悲しみの呻き声が聞こえた。ここでは差別問題はそれほど大きな問題になっておらず問題は黒人の意欲の欠如、教育程度の低さ、仕事についている黒人の少なさだった。シカゴ市長もオバマ青年も黒人に仕事を与え、教育レベルを上げるように努力していた。しかし仕事のない黒人は多く犯罪者も多かった。今回の事件の犯罪行為が何だったのか詳細は分からないが何らかの罪をおかして逃げようとしたので押さえつけられたのだと思う。私の考えではこの事件の本質は人種差別ではなく、黒人の意欲と意識の問題だと思う。かっさらい、万引き、恐喝、交通違反、暴行などの犯罪が黒人に多いのだ。「根底に差別があって職を与えないからそのような犯罪を犯すのだ」の見方もあるが、黒人の職業ランキングでは一位技術者、二位医者、三位会計士、四位組合活動のリーダーなどとなっており、意欲のあるものはそれぞれの職業についている。警察官からみると犯罪を犯しながら警察官に歯向かってくるのは黒人が多く手荒な対応が多かったのだと思う。黒人だから死なせたというより抵抗してきたから対応したのだと思う。従って人種差別、人種差別と騒ぐのではなく、黒人の教育を充実させることこそ急務だと思う。アメリカでは数年後には白人と黒人の人口比率が逆転すると言われている。ハロルド・ワシントン氏が黒人市長第一号だったが今では大勢の黒人市長がいる。大統領にも黒人が就任した。今回の事件をきっかけに銅像を引き倒すとか、映画「風と共に去りぬ」の配信を停止しろなどと叫ぶのではなく、教育の充実に各州、連合国(USA)は取り組んでもらいたいと思う。
2020.06.27
コメント(5)
「文化連情報」4月号に長尾先生の「未来を託す若者達へ」の連載最終回「新しい日本人像」が掲載されていた。長尾さんは脳外科医で香川大学学長を歴任され現在香川県厚生連顧問をしておられる方である。冒頭で人は変わるものだと述べている。ある医学生は学生時代は問題児で学業成績も悪く社会性も低く将来医師になって大丈夫かと不安を覚えていたが、何とか卒業して数年後長尾さんが病棟でその人にあった時「あれ?!」と思った。彼の持つ雰囲気は今まで長尾さんが持っていたイメージから全くかけ離れ立派な臨床医としての顔つきだったとのことである。何故そう変わったのかつぶさには分からないが卒後の臨床の現場で恐らく彼の心を揺さぶる気づきのチャンスがあったのだろうと推察している。このように人が変わることを化けるというが、化ける要因について長尾さんは次のように考察している。先祖から受け継いだ遺伝子、家庭環境、学校での経験、先輩後輩の付き合い、読書や文学作品との出会い、ボランティア活動、海外活動、社会人としての環境変化、本人の覚悟などが関与している。すなわち全ての経験やひらめきや気づきによって人は変わるのだと推察している。そのように様々な要因によって人間は化けるものなので教師や先輩あるいは回りの人達は化けるための要因を提供してやる必要がある。従って指導者が人材育成について最初に考えるべきことは若者に多様な学習の機会を与えることだと述べている。指導者論には大きく分けて二つあると思う。一つはこの長尾理論のように気づかせ化けさせるためには広く浅く多くの学習機会を与えるというもので、もう一つは一つのことを徹底的に教える方法である。「一芸に秀でるものは全てに通ずる」の考えで一つのことを深く掘り下げて指導していく方法である。例えば医学全般について広く指導する長尾先生流に対して外科学なら外科学を徹底的に指導する方法である。技術の習得は後者の方が早くその技術も深く確かなので信頼され有名になったりする。それに対して長尾先生は多様な学習機会を与えよと述べているが、私は長尾先生は若者の一時期に対して述べたのではないかと思った。海の者とも山の者とも分からない若者達、何の気付きもなくボケーと暮らしている者には色々な経験をさせて化けてもらって日本を背負って行けるようになってもらいたい。そして何かを掴んだら次の段階として一つのことに打ち込んでもらいたいと述べているのではないかと思った。その後日本人の美徳について述べ、美しい国土、誇りうる文化、思いやりの心を大切にして慈しんでもらいたいと述べていた。結びでは新しい日本観、価値観のもと、新しい日本人が従来の殻を破り新しい日本を創造してくれることを期待していた。長尾先生の連載は全4回で、毎回若者に対する温かい激励があり、為政者や教育関係者に対する示唆を含んでおり大変有益な連載だったが本誌「文化連情報」は農協の厚生連関係に配布される雑誌で広く一般に読まれている雑誌ではない。長尾先生のお考えを少しでも皆様に知って頂きたくてブログに書かせて頂きました。
2020.04.04
コメント(2)
朝ドラ「エール」が始まった。新型コロナ感染の広がりで継続撮影が中止になってしまったので途中で途切れてしまうかもしれないが今までの所面白い。駆けっこはいつもビリ、騎馬戦でもすぐ崩れてしまう。吃音があり、何の取柄もないいじめられっ子が受け持ちの先生が変わった途端に生き返った。その先生に音楽の才能を見出され少しずつ自信をつけていくところで今日の所は終わっている。取柄も何もなく虐められているだけの人生を苦にして自殺したかもしれないこの少年を蘇生させた受け持ちの先生の功績は大きい。今の学校の先生は大変なオーバーワークと聞く。おまけにクレームの多い父兄に対応しなければならない。受け持ち生徒全体に目が届かなくて自殺する子が出ることもある。先生方は大変な過剰労働で疲れ切っているのかもしれないが学校にいる時でも家に帰ってからでもいいので生徒一人一人を思い浮かべて各人の隠れた能力などを思い出してもらいたいと思う。先生方が忙しいのは市や県、国に出す報告書の作成で忙しいとも聞く。それだけでなくもっともっと忙しいことがあるのかも知れないが一番大事なことは生徒一人一人に対する思いやりだと思う。先生方にお願いしたい。「この児童、生徒は皆国の宝である。いろんな雑用はあるけれど、そんなことよりまず第一に彼ら一人一人の心の内をよく考えてやろう」と一人一人と心の付き合いをしてもらいたいと思う。そうすればいじめはなくなるし、自殺もなくなる。数年後には社会を支える立派な若者に育っている。
2020.04.03
コメント(7)
今日の通勤コースが試験会場である山梨大学および山梨学院大学前の道路を通ったので受験生や大勢の警備の人達が目に入った。通行人にしてみれば大勢の人がいると見えるだけだが受験生にしてみれば大変なことだと思う。この試験の後で各大学による2次試験があるが今回の試験成績が悪いとその試験さえ受けさせてもらえない。試験科目は国語、外国語、数学、理科、社会だが、理科は物理、科学、生物、地学、化学から1-2科目選択、社会は日本史、世界史、地理、倫理、政治・経済から1-2科目選択することになっている。選択科目はあらかじめ志望校の志望学科が指定しているが、この科目の選び方で運命が変ってしまうこともある。今の制度は1990年に始まったが来年からは判断力や思考力をより重視した大学入試共通テストに切り替わる。英語試験をトイックとかトイフル、英検などの民間試験を活用した試験にするとか記述式を取り入れるとかで紛糾しているが、早く決めて受験生に戸惑いを与えないようにしてもらいたいと思う。今年は全国で55万7000人余が受験する。年々大学進学率は上昇しているが子供数が減っているので平成7年頃から受験者数は横ばいである。経済が豊かになり希望すればほぼ全員何処かの大学に入れる時代になったが問題は何を学ぶかである。今の時代大学位出ていなければと進学する人もいるが、大学に行かないで技術を身に着け大学卒以上に成功している人も沢山いる。大学に進学する、しないに関わらず目的意識が大切だが高校卒業時の若き頭でそれを決めるのは難しいかも知れない。大学に入ってから中退する人もいる。それもいいと思う。その若き時代は自分の可能性を確かめながら、生涯の自分の仕事を探す時代と位置付けたらよいと思う。いずれにしても受験生諸君、今まで努力してきた成果を落ち着いて冷静に発揮してもらいたい。問題の多さに焦ってパニックになり実力が発揮できなかった受験生の話も聞く。心を落ち着かせてのご健闘を祈る。
2020.01.18
コメント(2)
文化連情報新年号の香川県厚生連顧問の長尾省吾さんの「未来を託す若者たちへ」を読んだ。4回にわたっての連載で今回は第一回で「人材育成の苦難と喜び」の章だった。長尾さんは香川大学を65歳で定年退職し、香川県厚生連代表理事をしていた時香川大学学長選への立候補推薦があり、学長選に当選(68歳)し74歳までの6年間学長を務めた脳外科医である。学長就任後若い学生と話し合う機会を多く持ったが、彼らの多くは「将来に対して何となく不安で、大きな希望はない」「出世や高給、人より優れた能力を持つより、趣味やプチ幸福な生活を志向し、決して無理せず身の丈に合った生活で充分」と考えていた。長尾さんは将来国のかじ取りをする今の若者に「広く多くの知識とデーターを得て世界情勢や現在日本がどのような方向へ進んでいこうとしているかを判断してそれに対応できる人間に育てること」をいつも考えていたとのことである。食料自給率は40%を割っている。石油ガスなどのエネルギーは殆ど海外からの輸入に依存しており、鉱物資源も少ない我が国がどのような方向で生き抜いていくかについてこれからを背負う若者には特に強く意識してもらいたい。農業生産物については安全でおいしい他国の追従を許さない日本産がブランド品として世界から注目されるがいつの間にか中国や韓国等で同じものが生産発売されている。それを認めない知的財産権の世界的な合意が達成されることを期待しているがそれも若者たちに強く意識してもらいたいと述べている。人材育成の基本方針は彼らの潜在能力を見極め伸ばすことである。学生時代はどうしょうもない学業も素行も不良だったものが医療現場で大変身し、患者やコメディカルから信頼されている例を何人も見ており、人は立場や仕事の楽しさや意義に目覚めると変身するものなのでそのことを常に念頭に入れて指導してきたとのことである。今年は77歳になられると思われるが、厚生連顧問として農業を支える若者や若き医学生などに希望と勇気を与えてもらいたいと思う。
2020.01.11
コメント(6)
フィンランドは人口約550万人の北欧の小国だが、2000年以後、PISA(15歳児童の学習到達度国際比較)で読解力や科学的判断力など多分野で一位になっており、世界一の教育国と言われている。さぞかし詰め込み教育を行っているのだろうと思いきやその反対だった。岩竹美加子さんが書かれた「フィンランドの教育はなぜ世界一なのか」によると詰め込みどころか授業時間は少なく学力テストも受験も塾も偏差値もない。高校卒業時に統一テストがあるだけである。猛勉強して他人を蹴落とすという考えはない。小学校から大学まで教育は無償なので誰でも好きなだけ勉強できる。教育費が無償だけでなく、17歳以上の学生には給付型奨学金、学習ローン、家賃補助からなる学習支援も行う。著者は平等思想に基ずくこの教育無償化こそ世界一の教育を生み出している源泉だと述べている。フィンランドの教育が目指すものは、子供一人一人が自分を発展させ自分らしく成長していくことであり、競争社会ではない。戦車や飛行機を作れば何千億円以上の金が必要だが、その金を教育に回せば教育無償化も夢ではない。国がどこに重点を置くかで国民生活は変わってくる。日本は今大企業の育成などに重点をおいているが、大企業を支えるのは優秀な人材である。その人材を育てるための教育こそが最も重要で価値あることだと思う。日本もフィンランドを見習って全ての子供に平等の教育、教育無償化を取り入れて、いじめのないのびのび教育を行ってもらいたいと願う。
2019.12.16
コメント(4)
神戸市の小学校で20歳台の男性教諭が30歳台、40歳台の同僚教師4人にいじめを受けていたことが明らかになり、大きな問題になっている。児童生徒のいじめ事件が頻発し、自殺まで引き起こされている教育現場でこのような問題が明らかになりショックを受けている人は多いと思う。様々な企業や団体の働く現場では大なり小なりいじめは起こっているのかもしれないが、教師内でのいじめは他の職場とは違うと思う。いじめた側の4人の内のリーダー格は、40歳台の女性教師とのことだが、恐らく最初は20歳台の新米教師を指導、教育していたのだと思うが、反抗したり、指導に従わなかったりしたことがあって憎しみにかわり、虐めていたのではないかと思う。医者の世界でも研修医をいじめたり、同僚同士で反目したり憎しみあったりすることもある。しかし医師は患者さんに尽くすために存在するので職場の人間関係を患者さんにぶっつけることはまずない。教師の場合は、「いじめてはいけません」と口で言っても自分が同僚をいじめているなら教えを受ける児童生徒は虐めてもいいのかと感じてしまう。最初は指導だったのかもしれないがある時以降ねちねちいじめるのは教師として決してしてはならないことだと思う。虐めるようになったきっかけとか、いじめの程度などを全て包み隠さずきちんと調べて県や教育員会は厳正な対応をすべきだと思う。
2019.10.09
コメント(4)
来年からの教育改革では子供の自主性を尊重し個性を伸ばすことに重点が置かれるという。個人個人の得意分野は異なる。ある子供は勉強は苦手だがスポーツ、中でも長距離走が得意かも知れない、ある子供は外国や日本で不幸な状態にある人達に人一倍感受性があるかも知れない、動物や昆虫に興味があり、動物のことなら何でも知っている子供もいるかもしれない。それら子供の個性を尊重しそれを伸ばしてやろうと考えるるのは大変良いことだと思う。しかし問題はその受け皿である。現状ではいい高校、いい大学に入り、一流企業に入ることが生活安定のコースである。好きなことをしていたらそのコースから外れてしまうかもしれない。つまり自主性尊重、個性を伸ばす教育は悪いことではないがそれを受け入れる社会がまだそれほど多様化しておらず、受け入れられない個性豊かな人達が職なしとして溢れるかもしれない。子供は将来の国や世界を支える大切な人達だと良く言われるが彼らはそれをあまり意識しないで知らぬ間に大人になっている。思春期には内部から疾風怒濤の血潮が湧き起こり、自分を見つめなおし異性や社会に関心を向けるが、その時期を過ぎても自分や社会の改革にエネルギーを注いでいる人は少ない。個性を伸ばす教育の行きつく先を考えてみた。その個性が社会の要求にマッチして受け入れられ華々しい成功を謳歌する人達もいると思うが社会に受け入れられなくてそのかけがえがない個性は社会に埋もれてしまうことが多いと思う。個性は大切でそれを伸ばすことは良いことだと思うが行く行くはただ埋もれるだけではつまらない。結局は個性と言っても社会に役立つ、社会で輝いていけるような個性を磨いていくべきだと思っている。スポーツが得意ならそれを伸ばし、思いやりの人はその個性を伸ばして社会福祉や医療分野で活躍していったらよいと思う。先生もそのかじ取りが難しいと思うが子供のいい点を見抜いてそれを生かす教育を行ってもらいたいと願う。
2019.08.31
コメント(6)
いよいよ来年から新しい教育システムになり大学入試の形態や小学校の授業形態も変わってくる。新学習指導要領によると英語は小学校3年から適宜導入し、5年生からは必須になる。授業は全て英語で行うのが望ましいとなっている。小学校からプログラミング的思考やアクティブラーニングを取り入れ、教師が一方的に教えるのではなく、児童自らが考え自主的に学んでいく様式になるという。子供にはもともと潜在的能力があり各自の個性を自由に伸ばしてやるのがよいとの性善説的考えに基づいた改革だと思われる。性善説は孟子が唱えた説で、人間は本来善で努力すればそれを伸ばしていくことができるが努力しなかったリ間違った教えに左右されたりすると悪になることもあるという説である。性悪説は荀子が唱えた説で人間は本来悪である。外目は善人のように見えるがその実は利己主義者で自分さえよければ他人はどうなてもよいと考えている存在で性善説は人間はそうであって欲しいという希望とか理想を述べたものだが現実は違う。人間は悪なのだから教育とか本人の努力でその本性を変えていかなければならないと説いている。その考え方にたてば子供の自主性を野放図に伸ばすのは悪を増長させるかもしれないので、しっかりした教育体制で教師がきちんと善の道を教え導いていく必要があるので明治時代のような厳格な教育制度が適切かも知れない。修道院なども性悪説に基づいており、罪深い人間は懺悔して修道に励み神に近づいていく必要があると修行しているのだと思う。私はずっと人間は本来善と信じてきたが今度自治会の会館建設委員になってみて外見は普通でも心の中に入ってみると自分さえよければよい、他はどうなってもよいと思っている人があまりに多く、やはり荀子の性悪説が正しかったのかなと思っている。
2019.08.29
コメント(6)
昨日山梨大学から教育担当の先生方が当院に来院し、医学部教育の新しいカリキュラムの説明と病院実習の依頼があった。昔は医学部6年の教育は最初の2年は一般教育で数学、物理、生物、語学などを学び3ー4年は解剖、生理、細菌学、薬剤学などを学び、5-6年で内科、外科、産婦人科、耳鼻科、精神科などを学び、6年生の途中からポリクリと言って臨床実習をやるパターンで、臨床実習では決まった病気、例えば中耳炎とか糖尿病とか心臓病の診断と治療で病名がついた病気の勉強なので、症状から病名を診断する力はつかなかった。大学病院のようなところはすでにそのような病名のついた患者さんが集まるかも知れないが実際には頭が痛いとか手が痺れる、吐き気がする、などどういう病気か分からない患者が多い。そのような患者をどう診断するかの訓練を受けていないので医学部を卒業してもまともに診療できない人が多かった。新しいカリキュラムでは6年間にほぼ医師としての基本を身につけさせることに主眼が置かれていて5年生の後半にはStudent Doctor(学生医師)制度を作り上級医師の元で実際の医師業務実習を行う制度を作ると言う。その実習に入る前にはそれに適した人間かどうかの共用試験にパスする必要がある。卒業時の国家試験は知識を調べるためのものだが共用試験はその人間が臨床実習可能かどうかの試験なので国家試験以上に重要な試験とのことだった。その試験を通ったものが臨床実習に入るが患者がお腹が痛いと言ったらどういう病気が考えられるか最初から考える訓練を受けていくということで今までのように診断のついた病気に対応するのではなく、色々な症状のある患者をどのように診断していくかが重要になり今までよりずっと医者らしい医者が出来上がるシステムとのことだった。そのために我々のような小病院にも学生医師を来させて腰が痛いとか腕が痺れるとかの患者に対応させてどのように診断し対応して行くかを学ばせたいとのことだった。世の中は進歩しているなと思った。学生は試験試験でそれぞれの関門を突破していかなくてはならないが、今までの軟弱なトコロテンみたいな医師養成制度とはがらっと変わって実力ある医師が生まれてくる制度になるなと思った。
2019.08.06
コメント(6)
今朝のテレビで引きこもりが100万人いると報じていた。実際はどうなのかと調べてみたら2010年の内閣府調査では70万人だったが2016年の調査では15歳から39歳までの引きこもりは54万人と発表されていた。15歳未満や40歳以上は含まれていないのでそれらを含めると100万人位になるのかなと思った。詳しい年齢階層別引きこもり率は発表されていないが働き盛りの人も何十万人かが引きこもりと推定される。今は人手不足が深刻で何十万という外国人労働者を研修生の名目で雇入れる状況になっているがその引きこもりの人達の何割かが働いてくれたらそんなに大勢の外国人を雇わなくてもよいのにと思った。引きこもりというのは不登校になったり、会社に行かなくなったりして家の中に引きこもってテレビを見たり本を読んだり寝転んだり音楽を聴いたりして自由な生活をしている人たちのことである。収入がないので家族に支えてもらったり生活保護給付をもらったりして生活しているが保護者との間でもめて殺人事件などもかなり起きている。なぜそんなことになってしまったのだろうか?親の過度の期待についていけなくて学校や職場に行けなくなってしまったケースやいじめにあって引きこもりになってしまったケースなど様々だと思うが、国家としても働き手が減ってしまって大損害なので家庭教育や親子の問題とかたずけないで対策を立てるべきだと思う。各県に引きこもり学校を作り、家から社会にでていけるような訓練を施すべきだと考える。引きこもりは頭が悪いわけでなく勇気が足りないのである。社会全体でバックアップして社会に出て働く勇気や自信が湧いてくるようにしてあげるべきだと考える。
2019.02.25
コメント(2)
廊下やトイレでゴミが落ちていると大概の人は拾うと思うが私も拾う。たまに見過ごして通り過ぎると心が苦しくなる。母は農家に嫁に来る前は女工として製糸工場に勤めていた。その工場での体験なのか自分や友人が入社試験を受けた時の体験なのか状況はよく分からなかったが、或る試験場でわざと廊下にゴミを落としておいてそこを通って試験場に入ることになっているがそのごみを踏みつけて通るかよけて通るか拾うかで点数が異なり、拾った人が合格になったのだよと子供の時から何度も何度も聞かされた。筆記試験や口頭試問もあったかもしれないがそれより人が見ていないところで(実際には試験官がどこかに隠れていてこっそり見ていた)どのような行動をするかで人は評価されるのだよということを教えてくれたのだと思うが、ごみを見るといつも母を思い出す。小学校を卒業するとすぐお子守りや製糸工場等で働き学歴はなかったが本を読むのが好きでジャンバルジャン(ああ無情)の話を良くしてくれた。大きくなってからのことで印象に残っているのは、国立甲府病院に5年務めた後博士号をもらうために北里大学病院に研修医のような形で就職した時のことである。胃カメラ研修の時一緒に研修している仲間は北里大学を卒業したばかりの若い研修医である。私は他の病院の勤務を経てからの研修なので35歳を過ぎており、年齢的ギャップを感じて精神的に辛いことがあった。そのことをたまたま相模原まで来てくれていた両親の前で話したら母が「そんなことはすっかまっちょし」と言ってくれた。勉強するのに年齢差なんか関係ない。ということに気づき、以後は年齢のことは気にしないで研修することが出来た。母には様々な恩義を受けたが自分はといえば全く報いていない。晩年入院していた時などお世話できればよかったがそれも殆どできなかった。そのことを思うと悲しくなるが、その教えに忠実に生きることがせめてもの恩返しと思って廊下や道に落ちてるゴミは拾っていこうと思う。
2018.11.27
コメント(4)
まず第一に素質がある。親とは全く違った良い性質だったり親より悪い場合もあるがそれは何百年も前の祖先からの遺伝子が含まれているので直前の親に似て居ないことがあるのは当然である。2番目は教育を含む環境である。よい家庭に育ち、良い教育が受けられた人は幸運である。有名芸能人の子供で覚せい剤や窃盗などで警察のお世話になる人がいる。お金はいっぱいある家庭に育ったと思うがいくらお金があっても親は忙しすぎて子供の面倒がみれず、お手伝いさんなどにお願いしたり子供にお金を渡して自由に遊ばせておいたなどのことがあったのかもしれない。3番目は感化を受けるものだと思う。本だったり、音楽だったり、映画などである。学校の先生だったり先輩や友人だったりするすることもある。シュバイツアーの伝記を読んで医師になろうとして実際に医師になった人もいる。悪い先輩の感化を受けて不良や暴力団員になる人もいる。4番目は自己統率力だと思う。自分を内省する習慣だと思う。悪い素質を持って生まれ、貧乏な家庭に育ち、満足な教育も受けられず、本を読まないので本からの感化が受けられず悪い先輩にべったりとなっていた場合を想定した場合、行きつくところは決まっていてもうどうすることもできないと思うかそこから飛躍して大改革して立派な人間になるかはひとえにこの自省力にかかっている。総ての人間は自ら考え自省する能力を持っている。1の素質から3の感化までのすべてがだめで犯罪を犯して刑務所に入っていたとする。その刑務所内で瞑想し内省して立派な人間になり指導者になった人もいる。人となりは結局4で決まるのだと思う。そうするとこの4が人間形成に最も重要な役割を担っていると思う。となるとこの4を使って総ての人が立派になっているかというと現実はそうなっていない。私はこの4こそ教育の根幹であり4をいかに磨き発展するかが大切だと思う。国語や算数を覚えることも大事だが自分で考え自分を内省する力を伸ばすことが最も重要と考える。
2018.09.28
コメント(2)
昨夜新横浜プリンスホテルホテルで行われた昨年お亡くなりになられた岡部治彌先生を偲ぶ会に出席してきた。私が北里大学病院に勤めていた時お世話になった先生である。厳しく短気なところもあったが思いやりがあり、優しかったので先生を親分と慕ってきた教え子や関係者がいっぱい集まった。ある医師は教授回診の時ネックレスをしていて服装も乱れていたことを注意されて温度版で頭を殴られたことを話していたが逆恨みするどころかずっと私淑していて余りある感謝の言葉を述べていた。またある医師は先生から患者に対する姿勢を教えて頂いたと話した。先生は学問的業績はもちろんだが、患者さんに対する態度も素晴らしかった。自分に短気なところがあることを自覚してか「どんなに腹の立つようなことがあっても患者は弱い立場なので患者やその家族の言うことをよく聞いて懇切丁寧に対応しなさい」と指導してくれたとのことである。93歳でお亡くなりになり晩年は認知症もあり、お見舞いに行った教え子も覚えていないような状況もあったようだが、先生の存在は不滅で教え子の心の中にずっと輝いていると思う。帰宅が夜12時過ぎになってしまったが、良い会に出席出来てよかったと思う。
2018.03.04
コメント(4)
アメリカに住む小学5年生の孫娘が歴史に関する問題をまとめて発表する宿題で日本が真珠湾攻撃して戦争に発展した後在米日本人が収容所に入れられて苦しい生活を送ったことをまとめた。彼女らが住んでいるアイダホ州ボイジの近くにその収容所跡があったとのことでそのことをテーマに作品をまとめたと今日テレビ電話で見せてくれた。当時の日本人を排斥する新聞記事やそのころのつらい思いをした日本人へのインタビューなど実に見事なドキュメンタリー作品でその解説を自ら流暢な英語でしゃべっていた。日系人は特別に連帯を結成させられ日本と戦うために出兵させられていたことも写真付きで見事に描いていた。ユウチューブに投稿したがインタビュー動画などで大きなメモリを使っているのでユウチューブに入らなかったので残念ながら一般検索では観れないとのことだが大した作品だと思った。小学生でこんな作品を作るなんてたまげてしまったが、日本でもこのような自由創作教育がこれから多くなっていくと言われている。しかし現時点ではさすがにアメリカの教育は進んでいるなと思った。
2018.02.04
コメント(5)
いじめ防止対策推進法が平成25年6月28日に公布されて4年半が経過した。その内容は国、県、市町村レベルでいじめ対策に取り組み学校では道徳教育としていじめは悪いこととしていじめはしないようにしようと教えるものであった。その結果はどうか。児童生徒のいじめによる自殺は繰り返されており、学校は最初いじめを否定し、教育員会の調査でいじめが指摘された後学校側がそれを認めるという図式が常態化している。私はこの法律自身に問題があると思っている。いじめた子は指導することになっているが、いじめられている子には具体的な対策がない。学校側が当初いじめはなかったと主張するように誰がいじめられているのか把握するのが困難な環境がある。いじめられている子の保護を法律ではうたっているが、どの子がいじめられているのかわからない現実があることをこの法律は認識していない。その結果自殺を止めることができないのだと思う。私はいじめないようにしようという教育だけでなくいじめられた時どうしたらいいかの教育が絶対必要だと思う。プロボクシングの内藤選手は執拗ないじめにあっていたがなにくそと発奮して世界チャンピオンになった。だれがいじめられているのかを常時特定するのが困難な現在の教育環境の中では全ての生徒にいじめられた時どうしたらいいかの教育を徹底すべきだと思う。安易に死を選ぶ生徒が多いのはその教育がなされていないからだと思う。いじめられた時どうしたらよいかクラスみんなで話し合うなどいじめられた時の対策や考え方が最も重要なことと思われこの法律にそれを即座に盛り込むべきだと考える。
2017.12.27
コメント(4)
9月5日から本日まで2グループに分かれて2日ずつ山梨大学医学部1年生が主として看護師業務を学ぶための実習にやってきた。この実習は看護師業務を主に学ぶ実習だが私はこの実習が始まって以来、約10年間医師として指導担当をしてきた。本日2日間の研修終了者との反省会をもったが、毎年のことながら若き彼らの感想を聞いて心強く思った。看護師は24時間患者のそばにいて面倒をみている大変な業務だが誰も疲れて暗い顔をしていないで笑顔で対応しており感心したという感想もあった。彼らもあと6年の学生時代と5年間の研修医を加えて11年間勉強すると1人前の医師になる。その時に今回の研修が様々な職種(看護師、薬剤師、検査技師、放射線技師、理学療法士、事務職等)の方々の仕事の理解やチームワーク構築に役立ってくれればと願う。From September 5th to today, 2 groups of first day students of YamanashiUniversity School of Medicine came to practice two days mainly to learn nursing workpractice.Although nursing practice training is the main focus of this practice, Ihave been in charge of a doctor to teach them for about 10 years since thispractice started.Today we had a reflection meeting with the students who finished thetraining for two days and I was encouraged to hear their fresh thoughts asevery year. Some student told “Although the nurse was a serious worklooking after a patient for 24 hours and there was a thought that everyonewas tired, but they did not face a dark and responded with a smile, so Iadmired much”.They also become a doctor of one year when studying for 11 years with a 6year student and a 5-year intern trainee. At that time, I hope that thistraining will be useful for understanding the work of various people(nurses, pharmacists, laboratory technicians, radiologists,physiotherapists, clerical officials, etc.) and building teamwork.
2017.09.08
コメント(2)
羽田のモノレール乗り場にて本日アメリカアイダホ州に住む孫二人がアメリカの学校が夏休みになったので日本の学校が夏休みに入るまでの7月中旬までの約1ヶ月半日本の学校に入るために甲府にやってきた。アメリカの学校はそれほど厳しくなくて掃除などの規律もない。しかし日本では掃除もしなくてはならず下の弟は昨年までは朝学校に行く時間になると毎日嫌だ嫌だと言って泣き叫んでいた。考えてみればアメリカの仲間は夏休みでのんびりしているのに彼らはその間も勉強しなければならない。それもアメリカよりずっと厳しい環境の中で勉強しなければならないのだから彼の身になってみれば私も泣きたくなる。両親、特に母親の方針だから私はとやかく言わないが子供はかわいそうだと思う。大きくなった時今の勉強が役立ってくれればいいと願っている。Two grandchildren living in Idaho State in the United States today came toKofu to enter the Japanese school for about a month and a half until themid-July when the Japanese school enters the summer vacation because theAmerican school has already become a summer vacation.American schools are not so strict and there is no discipline such ascleaning.But in Japan they had to clean up, so the younger boy was crying to say thathe do not want to go to school every morning until last year. If you thinkabout it, American colleagues are leisurely on summer vacation, but theyhave to study even during that time. They also have to be studied in aharsher environment than the United States, so I sympathized him if I getinto him. I don’t dare say anything for their parent’s policy, especiallytheir mother's policy, but I think their children are pity. I hope thattheir current study will be helpful when they grow up.
2017.06.05
コメント(2)
国際医療福祉大学に医学部が新設され今月2日に入学式が行われた。目指す医師像は世界に貢献する世界のトップレベルの医師であり、国内にあっては古いしきたりをやぶり、全く新しい気持ちで地域のため患者のために全身全霊で尽くす医師の養成であるとしている。海外からの留学生枠20人を設け、帰国後は彼らがその国でリーダーシップが取れるように教育していくとしている。理想を高く掲げてすごい意気込みである。今までの古い医学部卒業生とは比べ物にならないような質の高い医師を生み出していくとのことで、その言葉を信じて期待もし、応援していきたい。しかし理想と現実のギャップは大きく現実はそれほど甘くない。高く掲げた理想を常に反芻しながら着実に一歩一歩歩んで頂きたいと願う。The School of Medicine was newly established at International MedicalWelfare University and the entrance ceremony was held on the 2nd of thismonth. The aiming doctor statue is the world's top doctor who contributes tothe world, and it is said that they will train the student to be a doctorwho do whole things in the domestic aria, and doing the whole body for thepatients, with a whole new feelings changing old customs.20 international students from overseas are set up and the School willeducate them to take leadership in each country after returning home.It is a wonderful enthusiasm with high ideals.I would like to expect creating a high-quality doctor that would not becompared with older medical school graduates so far, I would like to cheerbelieving their words.But the gap between ideal and reality is big and the reality is not sosweet. I always hope to step one step at a time while constantly ruminatingthe high ideas raised.
2017.04.09
コメント(0)
千日紅今日家に帰った時は孫たちはもういなかった。彼らは6月4日に母親と来日し今日7月21までの 47日間我が家で過ごした。日本の小学校で漢字の読み書きその他の学科を勉強した。きのう1学期が終了し、かなりよい成績の通知書をもらってきた。 彼らは今朝6時に関西方面に出発し、滋賀県で従妹達と遊んだり姫路の祖父母達に挨拶することになっている。姫路市で約1週間過ごした後アメリカのアイダホ州ボイジに帰る。この期間に日本でいっぱいよい体験を積んで行くことを願っている。When I came home today, they have already gone. They came our house June 4with their mother and staid till today July 21, 47 days. They studied inJapan'selementary school to read or write Chinese characters with other subjects.It was closed first semester at yesterday and they were received a diplomawith good results. They went to West Japan in early morning 6 AM today toplay with their cousins in Shiga prefecture or to greet their grandparentsin Himeji. After spending about 1week in Himeji, they will leave to BoiseIdaho. I hope them to have many nice experiences in Japan during this season.
2016.07.21
コメント(2)
庭に自生しているスズラン 家内が育てた牡丹国連の子供保護局はナイジェリアに基盤を置くイスラム原理主義のボコ・ハラムが自爆テロに子供を使うケースが増えていると発表した。UNICEFの報道官が言うには子供たちは爆薬を身に付けさせられていることを知らないで、それを遠隔操作で爆発させられているとのことである。未だにそのような残酷で無知な人間が地球上にいるとはとても信じられない。日本にも戦国時代には信長、秀吉、家康などに代表される残酷な人間がいたがそれは500年も前のことである。我々は人間教育といくつかの戦争からの教訓を経て今や決してそのような残酷で無知な人間ではない。子供を自爆テロに使って殺すなんてボコ・ハラムは人間ではない。今の私の最大関心事はそのような残酷なイスラム原理主義者達である。彼らはあまりに巨大で悪魔的だが、彼らを何とか善導してやらなければと思っている。The United Nations children's agency says Nigeria-based Islamic extremist group Boko Haram is increasingly using children in suicide bombings. UNICEF officials say children might not know they are carrying explosives, which are often detonated by remote control.I can't believe there are still such brute and ignorant human beings in the world. I know that there were brute person in Japan also in the Warring State Period, as like Nobunaga, Hideyoshi or Ieyasu etc. But it was about 500 years ago. We are never such brute person now after humane education and experience of several wars.Boko Haram is not human. My prime concern at this point is such Islamic extremist groups. They are too big and devilish group, but I must fight to straighten out them.
2016.04.25
コメント(6)
南米ウルガイの前大統領ムヒカ氏が来日した。彼は世界で最も貧しい大統領と言われた。彼は5年間の在任中のサラリーの殆どをテャリティに使い農家に住んでいた。彼は国連サミットで「貧しい人というのはお金がない人のことを言うのではなく、欲望が際限ない人のことだ」と述べ現在の大量消費社会を批判した。Uruguay's former leader visited Japan. Jose Mujica was called "the world'spoorest president." During his five-year tenure, he gave nearly all of his salary to charity and lived in a farmhouse. He criticized the mass-consumption society at the UN summit . "A poor person is not someone who has little, but a person whose needs are infinite. This is the problem we face today.”
2016.04.23
コメント(2)
イスラム教は610年頃ムハンマド(マホメット)が神(アラー)の啓示を受けて起こしたもので、他部族や近隣の仏教、キリスト教などを打ち破り、世界的な大宗教に発展してきた宗教である。原理主義とは聖典(コーラン)に書かれたとうりに実生活を律し、生活していこうとする集団で、コーランにはイスラム教の教えに従わない不敬虔なやからや異教徒を制圧もしくは排除、滅亡させよと書かれている。アラーの教えに忠実な行動をする時には、自分の身はどうなってもよいとも教えている。ベルギー事件の犯人は異教徒を爆破するに際し自分も同時に死ぬ覚悟をしていた。宗教に凝り固まった人間は恐ろしい。マホメットの時代ならともかく今の時代に異教徒なら爆破してもよいと考える人達がいるとは信じがたいことだ。そもそも異教徒とは何か?我々の常識では誰も皆同じ人間であり、同じ価値があると考えるが、イスラム原理主義ではイスラムに加入しない、もしくは敵対する人間は異教徒として差別し殺してもよいと考えているのだ。そのように考える者がいる限り、今後も世界各地でテロが起きることが予想される。警備を厳重にすることも重要だが、誤った不幸な考えにそまった若者を救済する方法を考える必要がある。彼らの神とはコーランに書かれた神だが、世界にはそれよりさらに大きな絶対的な神が存在することを学んでもらいたいと思う。
2016.03.23
コメント(6)
医師国家試験合格者が3/18に発表された。大学別合格率は順天堂大、慈恵医大、その他2大学が100%で一位で、入学時の偏差値が最も高いと言われている東大は92.7%で80大学中61位だった。それは今年だけでなく毎年同様で入学時いくら頭がよくてもその後の努力の程度で差がでてくるものと思われる。卒業後の社会での活躍も他大学に負けており、東大生の頑張りを期待する。Doctor examination candidates was announced on 3/18. Most highest pass rateuniversity were the Jyuntendo University ,Jikei university School ofmedicine and other 2 universities which were 100 %, Tokyo university was 92.7%and at 61st place in 80 universities although they were said asthe highest deviation at enrolment time.The position is almost same in every year. No matter how smart they were atthe time of admission, they come to differ in the degree of subsequentefforts. I hope them to make more efforts because they are beaten by the anotheruniversities in the social activities after graduation.
2016.03.21
コメント(8)
大変痛ましい事件だ。成績優秀で長距離が得意だった快活な生徒が虚偽の万引記録で学校から志望の高校に推薦できないと言われて自殺した。よほど思い詰めてのことだと思う。校長先生が事件の経緯と自らの反省と今後の対応についてコメントを発表したが、推薦基準などの末梢的なことに目を奪われることなく、生徒一人一人をいかに成長させるかに真剣に取り組んでもらいたいと全国の先生方に訴えたい。It was a very painful incident. A 3rd grade junior high school student hadcommitted suicide. He did well and was good at long distance race, but hewas told by the school that they can't recommend him to the high school he aspired,because of his shoplifting record which was not true. As a result,he committed suicide in an absolutely desperate state. The principal summarized the details of this event and reflected their educational system and published their plan for the future. I dare to say to every teachers that they should teach their students to be a great person not to stickle such criterions of recommendationfor the high school.
2016.03.10
コメント(4)
ノーベル賞をもらった大村智さんはお祖母さんに世のため人のためになる人になりなさいと言われながら育ったという。世のため人のためになるには金もあって体力、知力もなければできないのではないかと思う人もいるかもしれないが決してそんなことはない。彼は貧乏な農家の子供だし、能力だってそれほど高かったわけではない。志だと思う。偉大な大村先生と私はとても比較できる存在ではないが、私も貧乏な農家の子供として生まれ、才能も体力も平均以下だったと思う。しかし両親はそんな子供でも世のため人のためになる人になりなさいと願ってきた。今世のため人のために役立っているかどうかは分からないが、年取った今でも何等か役に立ちたいと願い努力している。世の中を見渡すとイスラム国のように人を殺して平気な人がいたり、いじめや児童虐待、詐欺や強盗、殺人など世のため人のための反対のことをしている人達がいる。それは社会が悪いからだ、貧困だからだと言う人がいる。私はそうは思わない。貧乏だから悪いことをするのではない。志がないからである。貧乏だからこそ志を持ってもらいたいと思う。世界では毎日多くの子供が生まれている。彼らはどのように育てられているのであろうか? どのような期待がかけられているのであろうか? 私は世界中の全ての親や家族は子供に世のため人のためになるように願って育ててもらいたいと願う。そうすれば子供は大きな志を持ってよい社会を造ってくれると思う。このことを私は世界に向かって訴えたい。It is said that Nobel prize winner Dr. Satoshi Ohmura has been brought up to be helpful for the people ,for the society said by his grandmother. People may think one must have money, strength or ability to help another person or the society. It is not correct. Dr. Ohmura was not rich, he was a son of a poor farmer and didn’t have special power or ability. I think it depends on the ambition not money or ability. Although, I hesitate to compare myself to Dr. Ohmura because he is very big person, I was also a son of poor farmer and my ability was probably lower than average. But my parents hoped for me to become a person who is valuable for other people and the society. I don't know if I am a purposeful person now, but I am still trying to become the person my parents want me to be even I got older now. There are many people who don't hesitate to kill another person like the ISIS, or bully their classmates, abuse children,commit fraud ,robbery or murder which is opposite of what is expected from a person in the world. Someone says it happens because the society is bad and there are a lot of poor people. I don't think so. It is not because they are poor to become evil. It is because they haven’t ambition. So I think the poor should have an ambition. There are many newborn babies in the world. How are the babies brought up? What is the desire to bring them to life? I expect all parents and families to raise their babies to be helpful people for the society, so they will have an ambition and make the world a better place. I want to appeal this to the world.
2016.02.07
コメント(4)
本日の午後私は母校である山梨県立農林高校で上記のテーマについて講演した。青春時代は最も多感であり、多くのことを吸収できる時代である。そこで、まず第一に目標を定めるべきだと話した。そしてどんな困難が出来しようとも、目標に向かって突き進むべきだ。その際君の今の状況や才能を考える必要はない。目標を定めて突き進めばどんなに才能が無かろうとも夢は実現できることを自分の体験を通して話した。I lectured at my old Yamanashi Prefectural agriculture and forestry highschool about the above mentioned themes this afternoon.Youth is the most sensitive and able to absorb many things.I said to the students that first of all, you should have your goal.Pursue your goal and don't give up no matter how hard it is. You shouldn’t think about your situation or talent. If you set goals and go for it no matter how your talent is poor, your goals can be reached through your own endeavors. Itold them above instruction telling my experiences.
2015.11.27
コメント(2)
孫娘は今日,日本の特別夏休み前の小学校を卒業し、孫息子はあと1日残すのみでほぼ幼稚園を卒業した。彼らは約1か月間かなり厳しく勉強を行い、多くの友達を作った。彼らは来週アメリカに帰る。この写真は厳しい勉強の合間に河口湖に行った時の写真である。My granddaughter graduated from special pre summer vacation primary school in Japan today,my grandson also almost graduated from pre summer vacation preschool in Japan.They have studied hard about one month at each school and made many friends. They'll come home to USA next week. This picture is a scene when we went Lake Kawaguchi in spare moments from their hard work.
2015.07.17
コメント(2)
韓国の反日教育に影響された人々の言動によって、戦時中日本人は韓国人にひどいことをしたと信じている韓国人は大多数で、日本人もそのように信じたり思ったりしている人が多いと思います。私もその一人で、今の自分はそのようなことは決してしないが、そのような時代背景の中では自分だって何をしたか分からないし、一部の威張ったり、乱暴な日本人がいて韓国人に恨まれるような悪いことをしたのだろうと思ってきました。しかし、久保有政様のWeb記事「日韓併合時代の真実」を読んで、その考えを改めました。以下その記事からの引用です。韓国人の女性で、呉善花(お・そんふぁ)さんというかたがいます。日韓関係についてたくさんの本を書いているかたですが、彼女は小さい頃、親の世代から「日本人はとても親切な人たちだった」と聞かされていました。 ところが、学校に入学すると、先生から、「日本人は韓国人にひどいことをした」と教わって、すさまじいばかりの反日教育を受けたのです。それでいつしか、学校で教えられるままに、「日本人は韓国人にひどいことをした」という認識が、彼女の中で常識となっていました。 彼女はその後日本に渡って、日本で生活するようになりました。すると、かつて親から教えられた「日本人はとても親切な人たちだった」という言葉が、再びよみがえってきたのです。日本人が韓国人の家を奪って勝手に使うとか、土地や財産を搾取するとかいうことも、まったくありませんでした。それで彼女は、日本と韓国の歴史について、もう一度勉強し直しました。やがて彼女は、韓国で受けた反日教育というものが、非常に偏った、間違いだらけのものであることを知るようになります。そして、反日主義から抜け出したのです。 彼女はのちに、『生活者の日本統治時代』(三交社)という本を出版しました。これは、かつて日本が朝鮮を統治した時代――つまり日韓併合の時代(一九一〇~一九四五年)を実際に体験した日本人や韓国人にインタビューして、それをまとめたものです。 そこには、日本統治下の朝鮮を実際に体験した日韓一五人の証言が書かれています。5人の証言全てを紹介したいですが長くなりますので以下に韓国人の閔圭植さんの体験を紹介します。ソウルの京城帝国大学で学んだ韓国人の閔圭植さんは、こう語っています。 「私は個人的には日本人と仲がよくて、悪い感情はありませんでした。日本人が韓国人に恐怖を与えたとか、韓国人が日本人に殴られたとか、何か嫌がらせをやられたとかいったことは、個人的には見たことも聞いたこともありません。」他の4人の体験談も殆ど上記と同様で、両民族は皆仲良く暮らしており、学校の教育内容とは真反対だったと述べています。何故韓国はありもしないデマをでっち上げ、繰り返して反日教育を行っているのでしょうか?アメリカの指図があったとも言われています。彼らは日本と韓国が仲良くしては困るという思惑があったようです。しかしそのような指図があったとしてもありもしないデマを繰り返して教育する背景にはその民族の知性も関係しているかもしれません。外から言われても本当はどうだったのかという冷静な判断力に欠けていた人達が戦後の混乱期に暴走したのかも知れません。賠償金を取るために日本を徹底的に悪者に仕立てようとするさもしい考えがあったのかもしれません。しかし実際に呉善花(お・そんふぁ)さんみたいな人もいらっしゃるので韓国の中でも知性のある方はいるのだと思います。しかし小学校からの徹底的な反日教育のために発言を封じこめられているというのが現実かも知れません。日本人側も、韓国人がそんな悪口をいうならこちらだって悪口を言うぞという人もいます。両国民は日韓併合時代の真実をもっときちんと知るべきだと思います。徹底的に調査すべきだと思ひます。今回は韓国人の名前などを英文表記するのが難しかったのと韓国と日本という難しいテーマでしたので英文翻訳は割愛させていただきました。
2015.07.13
コメント(2)
今朝新聞を開いたら殺人、傷害、詐欺、性犯罪など、沢山の悪事が目に飛び込んできた。彼らはお金のため、憎しみのため、或は性的欲望等によって悪事をするのだと思う。私は彼らには想像力が欠けているのだと思う。彼らは相手の人の苦痛を想像することが出来ないのだ。彼らは家庭や学校でろくに教育してもらえなかった犠牲者だと思う。私は人が学ばなければならない最も大切なことは、相手の痛みが分かるようになることだと思う。I saw many wrongs when I opened the newspaper in this morning, murder, insult, fraud or sex crime etc. Why do tyey commit a crime? They might do it for money, for hate or sexual desire etc.I think they are poor in their imagination. They can't image the pain of opponent persons. They are the victims of poor education in his home or in the school. I think the most important thing which man should learn is to feel the pain of opponent person.
2015.06.17
コメント(6)
一般に両親が凡人なら子供も同じだと言われる。人の能力は何代もの祖先から受け継がれているので、だれか才能ある先祖がいれば、それを受け継いで、貴方も才能ある人間の可能性もあるともいわれる。しかし先祖にも才能ある人がいないとすると自分に能力がないのはそのためだと失望するかもしれない。17,400人に一人という家族性ポリポージスという珍しい病気がある。それは常染色体異常なので両親から50%の確率で遺伝する。全症例の70%は親からの遺伝があるが、30%は親に異常がないケースである。それは新生突然変異として知られている。この事実から、もしあなたがある遺伝子を遺伝されてこなくても、きわめてわずかな割合で突然変異の遺伝子を持つかもしれない可能性があるのだ。 それゆえ、もしあなたが遺伝的によい恵みをあたえられていなくても、突然変異によってすごい人物になるかもしれないのだ。もしあなたのご両親に才能がなかったとしても、自分は大天才になれるかもしれないと自信を持つべきだと思う。It is said that if your parent haven't talent, you may be same as parent.It is known also that the quality of human is inherited from the manyancestors, so if you have a talented ancestor, you may be a talented person.But you have no ancestor having a genius, you may be disappointed as youhave no ability.There is the rare disease as one in 17,400 named familial adenomatouspolyposis(FAP) which is inherited 50% from parent. But there are 30% cases whose parent has no abnormality of APC genetic code in all FAP cases. They are known as a new born mutation. We are able to know that if you haven't some gene, you may have amutation of slight percent from this data. Therefore if you have nohereditary good gift, you might be a phenomenon by a mutation.If you haven't talented parent, you should have confidence as you might bea genius.
2015.05.09
コメント(4)
今日は子供の日だった。子供の日は1948年(昭和23年)から国民の祝日として5月5日に子供の幸福を祝い、母に感謝する日と定められた。8世紀から年に2回子供の日を祝う習慣があった。3月3日は女の子、5月5日は男の子を祝う日とされてきて、3月3日はひな祭りとしても知られている。私達は今日は23年前の5月に亡くなった私の母のお墓参りに行ってきた。私たちは老夫婦だけで暮らしており、近くに子供がいないので、お墓参りをして、入院している姉を見舞ったあと、妻はアメリカと滋賀県に住んでいる子供(孫)に電話して、私は滋賀に住んでいる子供(孫)に手紙を書いた。健康で忍耐強く、芯が強く、思いやりのある子供に育って欲しいと願っている。Today was Children's Day.Children's Day is celebrated on May 5, a National Holiday since 1948, to celebrate the happiness of all children and to express gratitude toward mothers. There is a long tradition, from the 8th century, to celebrate children's day twice a year; March 3 for girls and on May 5 for boys. On March 3, also known as the Doll Festival.I visited my mother's grave who died in May, 23 years ago with my wife today. As we lived only two and there is no children near here, After came home from visiting grave and visiting hospital where my elder sister has been entered , my wife called to the grandchildren in the USA and in Shiga prefecture. I wrote letter to the grandchildren living in Shiga prefecture. I hope them growing healthy, tolerable, strong and kind.
2015.05.05
コメント(2)
全230件 (230件中 1-50件目)