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おはようございます、紙太材木店の田原です。バルセロナ初日にサッカー見物に出かけて帰りは午前様まさか夜の10時に試合開始とは思いませんでした。さて、ガウディ建築に興味のない方でも名前ぐらいは聞いたことがあると思うのですが一般的にはサグラダファミリアが有名100年以上前に工事を始め未だに作っている最中です。ただ、多くの人はこのサグラダファミリアの外観を見て??更に外観細部の写真を見て???というのが正直な感想ではないでしょうか実際その他のガウディの設計した建物の外観もこんな具合です。カサ・バトリョカサ・ミラバルコニーを拡大するとということで外観だけで立ち止まってしまうとガウディに対する評価はちょっと私には合わない・・という方も多いのではないでしょうか。でもね、カサ・バトリョの廊下手洗い私の腕では上手に写真で表現するのは難しいのですが実際にどの建物も内部を見てみると外観の印象は払拭されます。圧巻はサグラダファミリア世界中から多くの観光客を集め続けているいる理由がわかります。芸術を建築で表現し続けた天才とでも言ったらいいのでしょうか。私の拙い写真では表現しきれませんから内部の写真はこちらで検索してください。
2013年10月30日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。先週1週間、ドイツとスペインでの百年の家projectの研修何回かに分けて報告します。スペインでは主にデザインドイツはパッシブハウスがメインテーマの今回の研修先ずはスペインから成田を出たのが19日の10時バルセロナの宿に着いたのが翌日の夜中の2時でフランクフルトで乗り継ぎましたから16時間の旅となりました。着いたホテルはまさに宿というのが相応しいホテルでありました。目的がデザインと建築ですからホテルなんて寝れればいいと一緒に行った仲間は皆気にしてませんがどんなホテルかはこちらをご覧下さい。夜中の2時は日本時間であちらでは夕方の7時日本各地から現地集合で集まりましたから最終組みがホテルに着いたのは夜中の12時近く。仲間を待つ間オーナー(日本人)が生ハムとビールで歓待してくれました。そこで今日はサッカーの試合があると聞き皆で本場のサッカーの試合を見に行くことに。試合開始は夜の10時さすがスペイン、夜が長いです。スタジアムにはタクシーで行ったのですが会場に付近でタクシーを降りると物凄い声援で盛り上がり方が半端ではありません。その日はホームゲームで地元のエスパニョーラが出ている関係もあるのでしょう、(有名なバルセロナとはリーグが違うのかもしれません)会場周辺にはお巡りさんもかなりいます。実は日本でもJリーグのサッカーの試合は見たことがなく今回が人生初のサッカー観戦(比較できませんから日本でもこれが普通なのかもしれません)夜の10時スタートだというのに老若男女いろんな世代の人が来ていました。入場料は4千円程(当日券で一番安い席)でもスペインの失業率 全体で25%16歳-25歳は50%バルセロナではそれが全体で11%ですからまだいいほうのようです。それでもほとんど満員状態のスタジアム失業者には4千円は高いと思うのですが統計には出てこない副業があるのかもしれません。翌日は朝の6時に起きてサグラダファミリアまで散歩まだ夏時間でしたから朝の7時でもこの暗さ8時頃が日本の6時くらいでしょうかバルセロナ2日目はいよいよガウディの建築巡礼ですが仕事が溜まってますので本日はここまで
2013年10月28日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。今日午後からドイツとスペインに行きます。目的はドイツのパッシブハウス研究所スペインはついででガウディと食事(笑)日本の現在の省エネ基準2020年には最低基準として義務化される予定で、わずか7年後には基準が改訂されることになります。現在でも日本の次世代省エネ基準は「2010年にドイツで行われたパッシブハウスカンファレンスにて日本の次世代省エネルギー基準の値を発表したら会場から笑いが起こった。さらにこの基準が義務ではなく努力目標であり、住宅の30%以下しか達成出来ていない事を発言したら会場から失笑を買った」by Wiki消費税の関係で駆け込み需要が増しています、3年後には更に上がるということで多くの若い世代が新築住宅を建てていますがもちろん建てられるのは7年後には最低基準になる次世代省エネ基準の家ほとんどの消費者の方はそのことをご存知ありません。日本という小さな国の中のでの住宅会社の競争は全くの井の中の蛙で鎖国状態7年後には世界基準の住宅省エネ時代になりますがその時、次世代省エネ基準で建てた家がどんなレベルなのかがわかります。(Wikiでわかりますね・・)現在、世界の住宅性能を引っ張り上げているのはドイツのパッシブハウス研究所この基準がEU規格になりつつあり、同時に世界の省エネ基準に大きな影響を与えています。というわけで10年後、20年後の日本の省エネ基準でも適応出来る住宅性能の研究に百年の家Projectの仲間と行ってきます。詳細報告は帰国後になりますので次回のブログは来週28日ということでしばらくお休みさせて頂きます。ネットに疎いのでタイムリーな報告ができません、ご容赦 m(__)m下さい。
2013年10月18日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。川辺町、台風の影響でかなりの風が吹いてます。美濃地方のかなり南東を通るコースなので、それほど風の影響はないだろうと予測してたのですが雨の範囲が広大で西の方にも伸びていましたからひょっとして今回は西側にもかなりの影響があるかもしれないと、昨日は現場の台風養上飛んでいく可能性のある外に置いてある材料の固定と足場のネットの片側寄せこの足場のネット養上一人でやるとどうしても3時間かかります。足場屋さんにも回ってもらうのですが足場屋さんは現場の数が沢山ありますから一日ではとても回りきれません。どうしても回れないところは工務店に連絡がきます。社内では皆で手分けしてそれぞれの現場を回って養上となりますが昨日は春日井市の現場が最後でネット養生が終わったのは6時を回っていました。長くこの業界にいると台風では過去にいろんな失敗があります。建前前日の現場ではロープで縛っておいた2階の床合板が翌朝には20枚ほど隣の田んぼの中に散らばって収穫前の稲を軒並み倒したり、(地主の方に謝罪に行くと、ベニヤが飛んでこんでも風で倒れてるからいいよ)ネット養生のしてあった足場が倒れて道路を塞いでしまったり(翌朝現場確認に行くと道路側に倒れていたのですがなすすべもなく交通整理、ご近所の方からはあんたら大変やったねぇと労われてしまいました)現場用の仮設トイレが倒れて道路をゴロゴロと転がったり(昼間でしたので、大急ぎで風雨の中駆けつけたのですが 雨と風で何かもきれいさっぱり流されておりました)いづれも大きな事故にはならなかったことは不幸中の幸いですが台風でこれだけ経験を積むと養生のポイントや心構えができてきます。とは言いながら自然が相手ですのでなのが起こるかわかりません。本日は台風後の現場確認と後片付けまだ風が強いのですが早めに確認に出かけます。
2013年10月16日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。先週はぎふ木造塾今回の講師は松井郁夫さん前回の中村好文さんに続いて楽しみな講義です。松井さんと言えば金物嫌いで名を馳せてますが古い民家の再生も数多く手がけてみえます。今回の講義の内容も「日本の伝統構法から学ぶ現代の家づくり」建築基準法では土台又は柱は基礎に緊結しなければなりません。*緊結というのはボルトで固定することです。それに対して伝統構法では石の上に乗っているだけつまり、押されたとき(揺れた時)に足元が縛られて(固定されて)いてはすぐに倒れてしまうだから石の上に乗せておくだけなら四股を踏んでる状態になって倒れにくいそれを可能にするのは筋交いではなく力貫(靭性がある)土台に加えて足固め大雑把に説明するとこんなところですがご興味のある方は松井先生のHPをご覧下さい。お話しすると非常に気さくな方で住宅医スクールの三澤先生には25年も前から頭が上がらないとか古民家の現地調査時のポイントはこれなんですよなどと詳しく教えて頂きました。実際、古民家の調査をしていると柱の太さはばらばら柱の芯と芯の間隔も違うこともしばしば正確な現況図面を書くのは一苦労同時に建築基準法との絡みもありますからデリケートな工夫が求められる場合もあります。12月の初めに住宅医スクールで再度お会いしますがそれまでに質問事項をまとめておかねばなりません。工務店や大工さんで松井先生の仕事をご覧になりたい方は私家版の本をご覧下さい、技術的なことを全てオープンにして本にされています。「木造住宅私家版仕様書 コンプリート版 完全版 架構編+仕上げ編 究極の木組の家づく り図鑑」
2013年10月14日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。先日の白川郷、高山の建築巡礼?報告先ずは白川郷ちょっとピンボケはご容赦ストリートビューでも街を散策できますがやはり現地に行かないと街並みはわからない。大通りに沿った家は別にして碁盤目状に道があるわけではないのに合掌造りの家がどれも同じような方向を向いているはなぜか?写真で見るとほとんど妻側が(屋根の三角形)がこちら側に見えます。一昔前は囲炉裏の生活ですから風向きや日照を考慮していたのかもしれません。ここは白川郷の萩地区ですが建物は合掌造りのものばかりではありません。洗濯物は室内干し屋根の勾配が緩やかですから家全体の印象もゆったりと落ち着いた感じで時間の流れも緩やかにと思ってしまいます。豪雪地帯です、樋の頑丈そうなこと!このデザインなら日本中どこで建てても通用しそうですね。こんなHutもありました。雪に埋もれたとき用の2階の出入り口のついた小屋さて、高山は陣屋の米倉何度も高山には行くのですが陣屋は初めて(笑)この釘隠し高山以外でもいろんなところで見ます。何に見えるでしょう耳の大きな豚逆さまの桃太った兎etc私にはどうしても耳の大きな豚に見えてしまいます・・・(普通の兎です)柿葺きのディテイル文化財級でないとこんなことはできませんがデザインと機能が融合した美しさがわかります。今回の旅目的は違うのですが建築屋の性(さが)どうしても建物に目がいってしまいます。というわけで大仰に建築巡礼なんて書きましたが、ホントの目的は鮎の塩焼き?・・・
2013年10月11日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。先月から始まった川辺町の耐震改修工事屋根、外壁、2階がほぼ終わり先週から1階の解体工事が始まりました。30年以上も前の建物の耐震強度を上げて同時に間取りや水廻りなどの設備も一新、同時に断熱改修も行う工事です。写真を見てもお分かりの通り土壁です。土の壁は柱より厚くありませんから柱に横残を打って表面にベニヤ板が貼られる大壁工法では土壁との間に3cmほどの隙間ができます。家の構造上この隙間の空気は床下の空気、天井裏の空気、屋根裏の空気と一体となります。ベニヤ板の厚みはせいぜい5ミリほどですから室内で幾らストーブを焚いても5ミリむこうは外気。寒い・・のは当たり前洋間にするとこのように大壁工法となりますが和室であればこの土壁に直接漆喰を塗ってそれでお仕舞壁のあいだを外気が通ることがありませんし土壁自体に質量があって蓄熱しますからこのような家での両者の体感温度は恐らく一定時間ストーブを付けていれば和室の方が蓄熱し暖かく感じられるはず。今回のように水廻り(キッチン、浴室、トイレ)間取り、耐震補強、断熱改修、屋根、外壁という大掛かりな工事では費用もそれなりにかかりますが一部屋だけの断熱改修もできます。それも大壁を全てめくってしまうのではなく一部カットして補修するだけで土壁の洋間は随分暖かくなります。もちろん、生活スペースであるリビング、キッチン、ダイニングをまとめて断熱改修することも可能これからのリフォームは見えない空気や熱をどうするかを設計者や工務店は問われます。ヒートショックで亡くなる人は年間1.7万人交通事故で亡くなる人の4倍も多く、10万人当たりの死者は先進国中最悪の数字で突出して悪い。住宅の室内環境がいかに劣悪かを示しています。新築そっくりにするだけでは責任を果たしたことにはなりません。PS断熱材を入れればいいというわけではありません、念のため。
2013年10月09日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。昨日から白川郷と高山同じ岐阜なんですが実は白川郷は初訪問世界遺産なのに行ったことがないのは-----,ということで萩地区を散策していても目が行くのは建物ということになります。合掌造りに代表される茅葺きの建物と緩い屋根勾配の切り妻の建物に分かれます。興味を惹かれるのは切り妻の建物特徴は緩い屋根勾配、2階の階高が一階よりも低く安定した構えになっていること、軒側の幅に対して妻側の奥行きがあって平面的に見れば長方形というよりも方形に近い形これは全体的に家の大きさが45t坪以上と今の一般的な家よりサイズが大きいからそのため家の外観は非常に安定して見える。外壁は板張りと漆喰仕上げの真壁積雪が2mを超えることもありますから1階は妻側、軒側共に板張りは全て共通しています。2階については真壁のままの家と板壁に分かれます。全て板壁は積雪対策板壁ばかりは少し思い感じがしますが、漆喰壁が入るとバランスの取れたいい外観になります。機能性や合理性に裏打ちされた建築だからこその美しいさがそこにあります。デザインを狙った美しさにはどこか虚飾感が見え隠れするもの、年齢を積み重ねるにつれそのことが敏感に感じられます。飽きのこない建物デザインのヒントがそこにはありました。
2013年10月07日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。今朝は15度日に日に朝の気温が下がっていきますが相変わらず日中は暑い先日の工場内の片付けの時に台風で落ちた木の葉や枝を燃やしたのですが土場で燃やしましたから火から離れるわけにも行かず真夏のサウナ状態すっかり大汗をかいてしまいました。会長農園では銀杏がたわわに実ってご覧の通りその下にブルーシートを敷いて落ちてくるのを待ってますがこのあとひと手間もふた手間もかけなければあの美味しい銀杏にはたどり着けません。お世話になった皆さんにお配りするのはもう少し後になりそうです。さて、今朝の気温は15度でした。親子4人で8畳の部屋で寝ていると今朝はひょっとして窓ガラスが結露しているご家庭もあったんじゃないでしょうか?部屋を閉め切って親子4人で寝ていれば室内の気温は24度、湿度は70%程度にはなります。この空気は実は17度で結露します。詳しくはこんな表がありますからご覧になってください。しめり空気線図と言って便利なもので湿度何%の空気は何度の時に結露するかを示したものサッシのガラス表面の温度が何度になるかあるいはサッシの枠のアルミが何度になるか対策はガラスや枠だけつまりサッシだけで対処しようとすると間違えることになります。ペアガラスにすればいいアルミ樹脂サッシにすれば問題解決とはなりません。小手先の対応だけでは新しく家を建てても結露とお付き合いをすることになります。新築の家でもアルミの枠に既に結露が出てきている家もあると思いますが10月から翌年の4月頃までの7ヶ月結露とお付き合いでは健康にもよくありません。人は一日に重さにして15kgもの空気を吸います。結露ができればカビやダニの温床にもなりかねません、ダニのフンや、微細に砕かれた死骸カビの胞子はアレルゲンになります。もちろん吸い込む空気にそれらは入ってますから健康に過ごそうと思えば結露対策は必須です。新築をお考えの方は結露対策を考えなければなりません。HMの担当者の答えがアルミ樹脂のLOW-Eペアガラスアルゴン入りですから心配いりません。なんて答えなら長く結露とお付き合いすることになります。
2013年10月04日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。10月になり秋の足音が近づいてますが、昨日は蒸し暑く、今日も30度越えの美濃地方です。先日、今年度の耐震診断で八百津町のあるお宅にお邪魔しました。昭和54年に建てられた住宅です。室内はもちろん建物周りや、小屋裏、床下も調査しますが床下を調査するときは家の人に必ず聞くことがあります。最近防蟻処理をしましたか?毎年のように耐震診断をしますが過去の経験から防蟻処理をした住宅の床下に潜るとその日一日、頭が重くなり、倦怠感に悩まされます。明らかに薬剤の影響と思われますが中には平気な人もいます。奥様のお話によると10年以上前に業者に頼んで防蟻処理をしてもらった時1週間ほど体調を崩して寝込んで大変だったとのことまた、お嬢さんの引っ越しで、新築のアパートに泊まり込んだ時も同じように体調を崩したとのことそれ以来、シロアリの処理は一切していないと話されました。こういうお宅ですと安心して床下に入れますがそうでなければ要注意なんせ、農薬と同じ成分の薬剤を300倍も床下に撒くわけですから体調が悪くなる人がでてもおかしくありません。こちらのお宅でも体調が悪くなるのは奥様だけでほかの家族は全く平気とのこと人により反応は様々ですが私も奥様ほどではありませんが薬剤には敏感な体質のようです。最近、大手の住宅メーカーの中には加圧注入された材木を使って建築現場での薬剤散布を取りやめる動きも出ているようです。といっても基礎工事中の土壌散布はそのままのようですが前回の住宅医スクールの水谷先生によれば土壌散布は表面から2cmしか効果がなしとのことシロアリなんて地中ならどこにでもいる生き物それはハエや蚊が飛んでいるようなものハエや蚊が飛んで来ないように家中殺虫剤を撒くなんてことは非現実的網戸やハエたたき、局所的に殺虫剤が普通でも、シロアリに対しては思考停止状態ひとたびシロアリが出れば床下中に絨毯爆撃のように大量に薬剤を撒く床下だからという理由でそれを一般の人は何も知らないから普通に思っている。あるいは思わされている。相手は社会的な生物で生き物ですから絶滅させるのは不可能それがわかれば対処の仕方も自ずと決まってくるように思います。
2013年10月02日
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