[Stockholm syndrome]...be no-w-here

2018.10.12
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ARIには「 漫画ばかりじゃ駄目だよ 」と言っておきながら、僕は漫画ばかり読んでいるんじゃないか…、という事に最近気付いた(笑)。
まあ、正確に言えば、喫茶店に仕入れている雑誌は一通り読むので、特に漫画だけを読んでいる訳ではないのだが、たまたまブログの話題になり易いのが漫画という事なのだろう。

因みに、僕の店に置いてある新聞と雑誌は以下の通り。

・朝日新聞
・ニッカンスポーツ
・スポニチ
・デイリースポーツ
・週刊現代
・週刊新潮
・女性自身
・GetNavi (ゲットナビ)
・Meets Regional (ミーツリージョナル) … 関西圏の情報誌
・週刊少年ジャンプ
・週刊ヤングマガジン
・ビッグコミックオリジナル

喫茶店にしては、かなり多いのではないかと思う。
毎月、新聞代と雑誌代だけで2万円近く掛かる。

このように普段から活字には触れているものの、僕は若い頃からあまり小説を読んだ事がない。
日本を代表する小説家の作品も、ほとんどが未読だ。
読み終わるまで何時間かかるか分からない小説を読むよりは、長くても3時間以内で終わる映画を観た方が有効だと考えるタイプなのだ。

それでも、本自体はよく読んでいた。
小学生の頃から好きなのは、歴史関係や偉人伝や百科事典の類い。

大学に入ってからは「新書」を好んで読むようになった。
(今読んでいる【昭和の怪物 七つの謎】も、講談社の現代新書だ)
値段が安いし、手軽に持ち歩けて、ほどよく専門的というのが良い。

特に、宗教学の授業で「多くの学問は人間の外側に目を向けるものだが、哲学、宗教学、心理学は人間の内面に目を向ける学問だ」と言われてからは、それらの書籍を好んで読むようになった。
(因みに、僕の専攻は「西洋哲学」だった)


​​
その中で、僕が今の哲学的視点を手に入れる切っ掛けとなった本が、廣松渉による【哲学入門一歩前 モノからコトへ】。

「入門」とは言いながら、初心者が読むには難易度の高い本で、僕もこれを全て理解し納得できるようになるまで4回読み直した(笑)。
それでも、この本の内容を理解できたおかけで、物事をより多角的に、かつ一歩踏み込んだ所で捉える事ができるようになった。
知識を広げるというよりも、ものの見方や考え方そのものが変わる一冊だ。



これと共に僕が影響を受けた本が、定方晟による【空と無我 仏教の言語観】だ。

これを読むと、「言葉」が人間にとって諸刃の剣である事が、実感を持って理解できるだろう。
人は何かを考える時、言葉を用いなければ、何も考えられない。
その長所と短所を、仏教思想と言語学の両方の視点から、分かり易く解説してくれる。


それ以外では、こういった本を読んでいた。

理解できたかどうかは別として、一応ちゃんと全部読んでます(笑)。



という訳で、来週はようやく宙組【異人たちのルネサンス】の観劇日。
前回が7月31日の宙組【WEST SIDE STORY】だったので、実に2ヶ月半振りになる。
(【WSS】が最後って凄いな…笑)

初日舞台映像を観ると、あらゆる人間関係で「陰謀」が渦巻いているような印象を受けるが、どうなのだろうか。
ロレンツィオ(芹香斗亜)とジュリアーノ(桜木みなと)兄弟ですら、何だか波乱含みだし…。
どんな物語になっているのか、楽しみだ。

東京宝塚劇場の月組も含め、誰も怪我や体調不良で欠ける事なく頑張って欲しい。





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Last updated  2018.10.12 22:23:02


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