[Stockholm syndrome]...be no-w-here

2019.05.22
XML
カテゴリ: 音楽
以前紹介したTHE WiLDHEARTSと並んで、僕が今でも大好きなバンドがいる。
英国はスコットランド出身のTEXASだ。

デビューは、30年前の1989年。
深夜の音楽番組でMVを観たのが、彼らを知る切っ掛けだった。
紅一点のフロントマン、シャーリーン・スピテリの可愛さと、それに似合わず芯の通った本格的なブルースロックとのギャップに、僕はたちまちファンになってしまった。
母国での評価も高く、デビューアルバム【SOUTHSIDE】は全英3位に入るヒットを記録している。

当時のMVが無かったので、TV出演時の映像を。

しかし、続く2作目では妙に洗練された音作りがファンの期待を裏切り、暫く低迷する事に。
僕もHR/HMに傾倒して行く中で、その存在をすっかり忘れてしまっていた。

再び彼らの事を思い出したのは、一体どれくらい経ってからだろうか。
全く噂も聞かなかったし、てっきり解散したものだと思っていたが、調べてみるとその後も活動を続け、アルバムも出していた。
そして、その時の最新作、'97年発表の4作目【WHITE ON BLONDE】を聴いて、僕は2度目の恋に落ちる(笑)。


アルバムの中で、僕が一番好きな曲。

こちらは、映画【恋する惑星】をイメージした、シャーリーンの美貌が際立つMV。

かつての個性だったブルースロックを捨て、代わりにシャーリーンの歌声を前面に押し出した楽曲の数々は、路線変更という表面的な変化とは全く別次元の、新しいTEXASの幕開けを宣言するに相応しい魅力と自信に満ち溢れていた。
その完成度の高さには、異論を差し挟む余地も無い。
これは衝撃だった。

勝気な瞳のプリンセスは美しい女王へと成長を遂げ、絶対君主の威厳すら感じさせる。
これで彼女に傅(かしず)かないファンはいない(笑)。
実際、本作は全英だけで165万枚を売上げ、チャートでも見事1位に輝く大ヒットを記録した。

その後は、途中にシャーリーンの産休やソロ活動を挟みつつ、バンドは現在も活動を続けている。
新しいアルバムを聴く度に感じるのは、【WHITE ON BLONDE】の成功で国民的人気を得た事で、彼らがより自由なスタイルで曲作りができるようになっている事だ。
(2作目【MOTHERS HEAVEN】も今になって聴くと、違和感はほとんど無い)
勿論、その中心にいるのがシャーリーンである事は言うまでもない。
彼女はTEXASの「Heart」であり「Mind」だ。

こちらは、2017年に発表された9作目【JUMP ON BOARD】からのMV。

さすがにデビューした頃の若々しさはもう無いが、50歳を過ぎても自分らしく生きている彼女の姿は、男の目から見ても格好良い。
これからも、彼女について行こう。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2023.07.19 21:01:35
[音楽] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

love_hate no.9

love_hate no.9

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: