[Stockholm syndrome]...be no-w-here

2020.11.20
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カテゴリ: 宝塚
昨日の感想と同時進行で進めていた記事が、思いのほか早く書き上がってしまったので、主要キャストは後回しにして、今回はこちらの話題。



「瑠風輝が変わった」と最初に感じたのは、前回公演【エル・ハポン】の時に出演した番組『カフェ・ブレイク』でだった。
それまで、瑠風に対しては「いつまで経っても垢抜けない子」という印象しか無かった(失礼…)。
ポテンシャルはあるはずなのに、オーラも色気もまるで感じない。
それだけに、彼女に対しては厳しい言葉をかけた事もあった。

ちょうど2年前の記事→【 もえこよ、コスモを燃やせッ!!

しかし、前回公演の番組出演で久し振りに見た時「あれ、この子ってこんなに綺麗だったっけ…?」と、その大人っぽさにドキッとしてしまった。
一体、彼女の中でどんな意識改革があったのかは知る由もないが、完全に壁を一つ越えた印象を受けた。
「瑠風はもう大丈夫だ」、そう思った。

そして、今回の【アナスタシア】である。
出番は少ないながら、皇帝ニコライ2世を堂々とした芝居で好演したばかりではなく、フィナーレでは男役の色気を漂わせながら踊っていた。
そこには、かつての「超ネガティブもえこ」の姿は、影も形も無い。
完璧に男役スターの顔になっていた。

素晴らしい!!
それだ、それが君の道だ。
俺はそれを待っていたんだ。

その道を弛まず進め、もえこ!!
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆



さて、そうなると気になるのは他の98期生達だが…。
これまで、98期と言えば暁千星の独走状態が続いていたが、これから暫くは瑠風輝がその先頭を走る事になるかも知れない。
(これに関しては、また別の機会に書く)

しかし、それで良い。
いや、そうでなくては困る。
先に進める者が、どんどん前に出れば良いのだ。
そうやって、お互いが刺激し合い、切磋琢磨し合えれば、98期はもっと素晴らしい期となる。
そうなる日を楽しみに、これからも見守ろう。

皆んな、もえこに負けるな!!
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆



瑠風以外で印象に残った若手と言えば、第2幕『第8場 舞台、そしてボックス席』での劇中劇でロットバルトを演じていた優希しおんだ。
(月組【カンパニー】のおかげで、ロットバルトという名前が直ぐに出て来るようになった…笑)
あの場面での優希のダンスは、圧巻だった。
いや、「強烈だった」と言うべきか(笑)。

ストーリーの展開上、一応『白鳥の湖』に目をやりながらも、意識は主要キャストに向いていたのだが、ロットバルトが舞台に現れた途端、目は彼に釘付け(笑)。
その時はまだ、誰が演じているか知らなかったので「誰だ、コイツは!?」と集中力を乱されながら終演を待った。
(公演プログラムを見て、ジークフリートとオデット役が、亜音有星と潤花だった事も知った)

新人公演では1度も主演に選ばれる事なく、暫く僕の意識からも抜け落ちていた優希しおんだが、今回の公演で改めて100期生が逸材揃いである事を思い知らされた。
これを機に、活躍の場が増える事を願っている。

ありがとう!!





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Last updated  2020.11.21 20:42:22


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