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さて昨日ツイッターでもお知らせしていた通り、前回大好評を戴いた「株式投資本オールタイムベストシリーズ」の続編をお送りします。
株式投資本のオールタイムベスト6位は、皆様ご存知のピーター・リンチの株で勝つ(ピーター・リンチ、ダイヤモンド社)です。
この本の素晴らしさは多くの方が書いているので私が語るまでも無いですね。私は最初2003年の8月に買って脳天に稲妻が抜けるような衝撃を受けました。その後恐らく5、6回は再読し、今回このランキングを編成するに当って改めて読み直したのですが、全く古くないんですね。自分の投資法のかなりの部分はリンチから学んだものなのだ、ということを実感しています。
私がリンチから学んだことの中で1番大切と思っていることは、
企業IRへ電話をかけることの重要性
です。リンチは、
100回電話すれば10回、1000回であれば100回の驚くべき状況に出くわすことが出来る。
と述べていますが、これはまさに真実だと思います。
例えば今年は7989立川ブラインドのサプライズ東証1部昇格がありました。私はここを主力にしていたために現在大きな含み益を戴いているありがたい状態なのですが、昇格の前の1年くらいは株価がヨコヨコで非常につまらない状態が長く続いていたために、ここを有望と思って一旦は手掛けても焦れて手放してしまった方も多かったと思います。
でも私はそのつまらない期間を耐えて継続できました。それが何故だったかと言うと、主力化に当って会社IRに電話をした時の経験が大きかったのです。会社側は立会外分売、優待新設等の施策の理由について「東証1部昇格を意図したものでは全くありません。単に個人投資家の方を増やしたいだけです。」とだけしか仰らなかったのですが、私は様々な角度を変えた質問を何度も繰り返す中で、逆に何故か「これは東証1部昇格は遠くは無いだろう。」という強い鮮烈な印象を受けたのです。そしてそれが立川ブラインドを主力として握り続ける胆力となったのでした。
他にもピーター・リンチから学んだことはたくさんあります。巨大ショッピングセンターを徘徊する中で有望株を探すと言うアプローチがまさにそうですし、私が自分にとって10倍株となった元主力株の9990サックスバーHD(旧東京デリカ)を掴めたのも完全にリンチのおかげです。
トップ10入りは、当然としかいいようがないですね。ピーター・リンチ先生に深く感謝していますし、これからも継続して読み返して行きたいと思っています。
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