みきまるの優待バリュー株日誌

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免責事項 : 当ブログは私が少しでも成長し、「より良い投資家」 になるための私的な勉強の場として運営しています。記事内容は一般的に入手可能な公開情報に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当ブログの記事に基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100%ご自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。

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May 7, 2020
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カテゴリ: 株式投資全般
 さて今日は株式投資本オールタイムベスト101位





 天才数学者、ラスベガスとウォール街を制す(エドワード・ソープ著、ダイヤモンド社)








 の最終回第7弾です。





 今日も、第26章 市場をやっつけられる? から。





 ​
​  完全な効率的市場の4つの特徴




 EMH(効率的市場仮説)をもう一度見てみよう。完全に効率的な市場では誰も勝てない。そういう市場は次のようなことになっているはずだ。



 特徴1 全ての情報は即座に大部分の市場参加者が手に入れられるようになる。



 特徴2 大部分の市場参加者はお金に関して合理的である。



 特徴3 大部分の市場参加者は手に入る関連情報を即座に評価し、すべての証券についてその時点で適正な価格を判断できる。



 特徴4 新しい情報が出れば、市場価格は新しい適正価格へと即座に変化し 、価格が変化するあいだを利用した取引で超過リターンを得ることは誰にもできない。










 ​
​  実際の市場の4つの特徴




 現実の投資の世界を旅してきて、市場は非効率で、だから私たちの中にも市場に勝てる人がいるのがわかった。市場はこんなふうだ。



 特徴1 情報の中には、たまたま正しいときに正しい場所にいた一握りの人たちにまず伝わるものがある。



 特徴2 お金のことになると、私たちはそれぞれみんな、限られた形でしか合理的でない。。。現実の市場では、参加者の合理性にはかぎりがある。



 特徴3 市場参加者は典型的に、証券の適正価格にかかわる情報の一部しか持ってはいない。



 特徴4 だいたいの場合、ニュースに対する反応は数分、数時間、数日、あるいは数か月にわたって徐々に進む。その点は学界の文献でも報告されている。






 市場に勝つために必要な4つの条件



 条件1 よい情報が早く手に入る。



 条件2 自制心を持った合理的な投資家である。論理と分析に基づいて動き、売り文句や思いつき、情緒に動かされない。。。自分にはエッジがある、大きな自信を持ってそう言えないかぎり、賭けに出てはいけない。



 条件3 優れた分析の手法を見つける。



 条件4 チャンスを見つけたら人々が群がる前に投資しよう。












 ​
情報を先に手に入れれば、食物連鎖の上に立てる



 市場に勝つには自分がよく分かっている範囲内、自分の能力で評価できる範囲で投資することに集中すべきだ。「自分の土俵」というやつである。。。情報は「食物連鎖」をたどって流れ落ちていくのをわかっておこう。情報を最初に手に入れた人たちが「食べる側」、あとから手に入れる人たちは「食べられる側」だ。最後に、自分にはエッジがあると論理で示せるとき、そしてそれが適切なら実績で示せるときに限って投資するべきである。









 どうしたら市場をやっつけられるのか? についてのソープの説明は非常に分かりやすいですね。








 ここで自分が優位性(エッジ)を持っていると考えているやり方が何か?をざっくりと書いてみると、以下の2つは極めて高いエヴィデンスレベル(Aランク)があると思います。







1.   優待バリュー株投資。 ​ これは優待分だけインデックスよりも確実にプラスになる。プラスの幅は資産規模によるが0.1%~最大で2%程度。いずれにしても資金力に限りがある私達個人投資家にとっての「最大の武器」であることに間違いはない。







2.   パクリュー投資。 ​ 過去の長期間にわたってインデックスを圧倒的に凌駕する投資成績を出し続けている個人投資家・ファンドは実在する。彼らの保有株リストから投資候補先を探すのは極めて有効なやり方である。








 そして上記の2つ以外はBランク以下となりますが、市場のゆがみの状態によって有効になるものとして、 バリュー投資 ​ 、 モメンタム投資 ​ 、​ クオリティ投資 ​ 、  小型株投資 ​ などがあります。








 すいません、ちょっと脱線しましたが、これでこの本の紹介は終わりです。とにかく面白い一冊なので、未読の方は是非。(終わり)






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Last updated  May 7, 2020 01:41:39 PM


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