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■4月のPC不調■に続き、5月は私が不調。ゴールデン・ウィークに歩き回った時、腰の左側が痛かった。何日も続いたが、仕方がないと我慢していた。ふと、自分の履いている室内履きを見ると、左のみ、もうすぐ危ない状態になっていた。■2009年の腰の骨折■が左だったのが、今に続いているのだと思う。■パソコンは買い換えた■が、私の体は、そうないかない。困ったものだ・・・。■5月に見た映画■*ディオールと私■2015.5.3*海にかかる霧■5.4*駆け込み女と駆け出し男■5.17*百日紅(さるすべり)~Miss Hokusai■5.17*日本と原発■5.23■書きのこしたネタ■*新たに発見「は行」と「パ行」*老前整理*渥美半島・古窯と資料館*豊橋鉄道*瀧原宮*整理ネタ*琵琶湖ネタ*畳で洪水防止?*大阪市のレトロビル*古い針箱*植物の痛み*天才プルシェンコ*皇帝ダリア*四国ネタ*電気自動車*「ビッグイシュー」*ごんご*ダウントン・アビー*「大阪人の格言」*警察のポスター*小浜島・・・漂着ごみ*は行とぱ行の歴史*渡し舟*西行寺*娘の引っ越しの荷物が多いことと簡素な引っ越し*街で見つけたデザイン。*白虎隊の歌*「君をだいて」*「とっさの方言」*からほり御屋敷再生複合ショップ「練」*近つ飛鳥*近つ、遠つ*キラキラネーム*和泉市の美術館*もっと緑が欲しいのだ!(駐車場)*みどり学*あさぶら*小説「アーレンガート」*「北極星」*アルミ缶エコ*江戸時代、和歌山の防災意識*子供と春の花と桜・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・
2015.05.31
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■2日目:5月27日渥美半島(あつみはんとう)は、全長約50km、幅5km - 8kmの細長い半島。この半島に、過去2回来ている。■「片浜十三里(かたはまじゅうさんり)」■といわれる美しい砂浜や■映画:潮騒■の舞台となった近くの神島にも行った。見るべき程の事は見つ。by平 知盛(たいら の とももり)この小さな半島に、他に行くあるのだろうか?目を皿のようにして、渥美半島の地図を見ていたら、あった!!■伊良湖東大寺瓦窯跡(いらご とうだいじがようせき)。■さっそく、見に行った。▼写真の石を並べているのが、窯の跡。■伊良湖東大寺瓦窯跡(いらご とうだいじがようせき)■豊川用水の最終調整池である初立池主堤の南側に位置する古窯跡で、1966年(昭和41年)にダムの建設に際して発見され、発掘調査によって3基の窖窯跡が検出された。付近は字を瓦場と言い、古くから「東大寺の瓦を焼いた」と言い伝えられてきた。たとえば、江戸期の人 西村白鳥 編の随筆「煙霞綺談」には「1686年(貞享3年)に三河國伊良胡崎(いらこざき)の山間、初立(はつたち)の農夫が畑畦の堤より七曜の輪がある七寸(約21センチメートル)ほどの軒瓦を掘り出した」との記述がある。1966年に出土した瓦の破片のうち、軒丸瓦・軒平瓦には「東大寺大佛殿瓦」、平瓦には「東」「大佛殿」などの文字が刻まれていたが、1968年(昭和43年)の東大寺鐘楼の屋根の葺き替えの際、旧来から使われていた平瓦に刻まれた「東」の文字が先に渥美から出土した瓦の文字と一致したことから、鎌倉時代の東大寺再建で使用された瓦がここで焼かれたと判明した。当地で出土した瓦は渥美郷土資料館に収蔵されている。なお、その後の大仏殿周辺の調査で、ここで焼かれた軒丸瓦や軒平瓦が見つかっている。平安時代の末期、平氏の焼き討ちで焼失した東大寺の再建にあたり瓦を焼いたのがここ。この小さな半島で・・・?と思われるかもしれないが、道路も車も列車もなかった時代、ぐるりを海に囲まれた渥美半島は、水運であちこちと繋がっていたのかもしれない。 ■伊良湖東大寺瓦窯跡(いらごとうだいじがようせき)■*所在地:伊良湖岬周辺 田原市伊良湖町 *交通アクセス 国道259号線を伊良湖方面へ、初立池横 *駐車場 あり *問い合わせ先 渥美半島観光ビューロー*TEL:0531-23-3516 ■伊良湖東大寺瓦窯跡■■愛知県;渥美半島:2泊3日■■1日目:5月26日■お・も・て・な・し■■2日目:5月27日*伊良湖(いらご)東大寺瓦窯跡(とうだいじがようあと)*皿焼古窯館*渥美郷土資料館*いちご狩り ここからは、別行動で私は*豊橋鉄道渥美線に乗る。*蛍狩り■3日目 5月28日9時30分のフェリーに乗る。乗船時間は約1時間。*瀧原宮3時過ぎに会社に寄って3時間ほど仕事をして帰る。・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・
2015.05.30
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今年の「母の日」前にに、娘のレイからもらった花束。母の日のカーネーションは、一輪で、あとは、ダリアとグリーンで上手くまとめられた花束だ。花は、10日ほどで枯れたので、みずみずしいグリーンのみを残した。シダを3本足した。このシダは、うちに無数に生えている。このグリーンが1週間ほど楽しませてくれた。そして、今、花束の中にあり、元気だったハーブをコップで見守っている。私の思い通り、ハーブから根が出てきた。もっとしっかし出てきたら、土に植えよう。増えたら、レイにお返ししよう。母の日の花は死なず。■母の日■アメリカでは南北戦争終結直後の1870年、女性参政権運動家ジュリア・ウォード・ハウが、夫や子どもを戦場に送るのを今後絶対に拒否しようと立ち上がり「母の日宣言」(Mother's Day Proclamation)を発した。ハウの「母の日」は、南北戦争中にウェストバージニア州で、「母の仕事の日」(Mother's Work Days)と称して、敵味方問わず負傷兵の衛生状態を改善するために地域の女性を結束させたアン・ジャービス(Ann Jarvis)の活動にヒントを得たものだが、結局普及することはなかった。ジャービスの死後2年経った1907年5月12日、その娘のアンナ(Anna Jarvis)は、亡き母親を偲び、母が日曜学校の教師をしていた教会で記念会をもち、白いカーネーションを贈った。これが日本やアメリカでの母の日の起源とされる。■植物切り抜き:ハハコグサ■・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・
2015.05.29
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5月26日(火)~28日(木)■2010年■にも行ったことがある渥美半島に2泊3日で行った。■1日目:5月26日*夫の友人が退職後、三重県に夫婦で帰り、農業をして暮らしている。昼食の「お・も・て・な・し」を受け、長い間喋った。野菜、卵、ベーコンなどのオープンサンド。自分で好きなものを好きなだけ食べられるのでいい。長い間、会わない人を訪ねるときは、ご馳走も嬉しいが、やはり、おしゃべりが一番のおもてなし。そういうてんでは、今回は、最高のおもてなしを受けた。 別れ際に、奥さんに紫玉ねぎをお土産にもらった。サラダにしよう。ここを訪問するのは、2回目。その後、伊勢湾フェリーで渥美半島に渡った。3度目の渥美半島だ。 ■2日目:5月27日*伊良湖(いらご)東大寺瓦窯跡(とうだいじがようあと)*皿焼古窯館*渥美郷土資料館*いちご狩りここからは、別行動で私は*豊橋鉄道渥美線に乗る。*蛍狩り■3日目 5月28日9時30分のフェリーに乗る。乗船時間は約1時間。*瀧原宮3時過ぎに会社に寄って3時間ほど仕事をして帰る。・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・
2015.05.28
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私の小学生時代は、会社務めに出る親は、ほとんどいなかった。みんな、田んぼを作っていたので、いっせいに働き、いっせいに休む。田植えともなると、まず田んぼが大事と子どもも先生も学校は休み。子どもも大事な働き手なのだ。私の小学3年くらいから、本格的に手伝っていた。苗代(苗床)で苗とりをした。小さな箱の上に座って、下を向いて苗をとり、藁でしばる。それを沢山作って、水を張った田んぼに持っていく。そこで田植えをするのだ。もちろん、手植えだ。 小学3年生以前は、自分より小さな子どもの相手を見ながら、ただ田んぼの周りで遊んでいた。どの田んぼの周りにも、小さな溝があって、水が流れていた。水に足をつけて遊んだり、メダカを追いかけた。また、ある田んぼの溝の底は、砂でシジミがいた。私たち小さい子どもたちは、一日中、田んぼや川で遊んだ。楽しかった。楽しさのクライマックスは、おやつの時間だった。 大人たちが用意してくれた、おはぎや牡丹餅を食べることができたのだ。普段はおやつなどなく、■自分で調達するもの■だったが、田植えの時は、大人に交じって、甘いおはぎや牡丹餅をほお張れる。学校には行かなくてもいい。なんて、田植えは、なんと素晴らしいのだと思っていた。もちろん、3年生くらいになると、大人とな同じように働いた。働いた後、田んぼの畔に腰を下ろして食べるおはぎも、これまた美味しかった。おはぎ効果か、私は田植えの手伝いを嫌だと思ったことがなかった。・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・
2015.05.26
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■日本と原発:あらすじ■私たちは原発で幸せですか?有名企業を取り巻く多くの裁判で勝ち続けてきた辣腕(らつわん)弁護士、河合弘之。しかし、河合の人生後半の一大事業と位置付けられた原発訴訟は、負け続けだった。何年続けても、どんなに方法論を工夫しても、勝てなかった。逆襲弁護士と呼ばれるタフな河合だが、負け続ける原発訴訟に闘志は弱まった。そして、2011年3月11日。東京電力の第一原子力発電所で原子力発電最悪の事故が起きた。河合は決心した。「絶対にあきらめない。」この映画は、弁護士河合弘之と盟友弁護士海渡雄一、訴訟を共に闘う木村結の3人が多くの関係者、有識者にインタビュー取材を行い、現地での情報収集や報道資料等を基に事故に巻き込まれた人々の苦しみ、原発事故を引き起こした背景、改善されない規制基準、エネルギー政策のウソと真実を追求したドキュメンタリー映画である。 市民会館で「日本と原発」という映画をやっていたので見に行った。多くの伝えたいことがあるので箇条書きにしてみる。■裁判は大切な闘争。たった一人で電力会社に乗り込んで言って、今ある原発の危険性を言っても聞いてもらえない。それどころか、話を聞いてさえもらえない。「裁判はたったひとりでも正義をかけて闘える民主主義の安全弁みたいなものだ。」その裁判がマスコミに取り上げられたりすれば、注目を浴び、賛同者も増える。■原発推進:政治家、官僚、ゼネコン、商社、メーカー、流通、学者、メディア、文化人…オールジャパン福島第一原子力発電所の事故によって、この国の本性が明らかになった。“八百長国家”の姿だ。国民が稼いだカネの上澄みを原発利権共同体がかすめとる。利益の源泉は電気料金と税金。そのカネに群がったのが政治家、官僚、ゼネコン、商社、メーカー、流通、学者、メディア、文化人…オールジャパンの面々なのである。■自然エネルギーや水力発電だけでは、足りないというのは嘘。2012年の地球上の総発電量は、 風力と太陽光を足すだけで原子力の発電量を追い越した。だから危険な原発は必要ない。いきなりそっち(原発ゼロ)の方に行こうと思っても技術的なやりくりがあって、なんか我慢しなくちゃいけないことばっかりだよってみんな思い込んでいたわけですよ。なんか電気料金がべらぼうに上がるとか、電力が足りなくなるから電気を作らなきゃいけないみたいに思っていたんだけど、実は、気がつかないうちに、それは技術的に克服されちゃってると。■原発は安全と言っていた学者たち。「原子力安全委員会」という御用学者が「安全」を保証していたが、最近「安全」という文字を消し、2012年9月から「原子力規制委員会」と名前を変えた。■原発を推進するもうひとつの理由。原発を動かすことによって、プルトニュームが生まれる。これで核ミサイルを作る能力を持つというのが隠された目的だった。原発の恐ろしさは、事故が起きなくても使用済みの燃料棒などいわゆる「核のゴミ」にある。自分のため、子どもや孫のためを考えて、まずこの映画を見て、原発の本当の怖さを知るところから初めてもらいたい。■各地のスケジュール■会場が近くでなかったら、生協や市民グループなどに呼びかけるなどをお勧めします。・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・
2015.05.24
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テレビで、方言についてやっていると、喰いつく私だ。先日も、高知県の「ひざ」の方言が「すね」だといっていた。そこで、私も、はたと思いだした。子どもの頃、家族は、「ひざ」を「すね」と言っていたことを・・・。「ひざ」のことを「すね」と呼ぶのは、平安時代では西日本の広い地域で使われていたという。だが、東日本では「ひざ」と言っていたことから、その影響で西日本も「ひざ」と呼ぶように。高知県は四国山脈に囲まれ、他国の文化の影響を受けづらかったことから、そのまま残ったと推測される。 関東では、「ひざ」を「ひざ小僧」と言ったりするが私たちも、「すね」を「すねぼん」を言っていたのも思いだした。また、「耳たぶ」という言葉にも言及していた。そうだ!私の小さい頃は、「頬(ほお)」を「ほうたぶ」と言ってた。腿(もも)を「ももた」と言ってたことも思い出した。これは、「ももたぶら」の「ら」抜きと考えられる。「たぶ」とは、どうやら柔らかい部分という意味ではないかと思う。 以前、■秘密のケンミンSHOW「こぶらがえり」■という記事を書いたことがある。その時、いただいたコメントがとても興味深いのでここに書いておこう。Re:秘密のケンミンSHOW「こぶらがえり」(06/17) こもあ さん ふくらはぎは元来「たぶら」と呼ばれていましたお尻の肉は「尻たぶら」関西には古語からの流れもあるのでしょうね(2014.10.08 20:42:50) ・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・
2015.05.23
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ぎゃーーー!!!昨日、街で和服姿の女性の帯がドクロの模様だった。すれ違ってから振り返ると、なんと後ろにも大きなドクロ!!!ドクロの模様は、よく見るけど、こんなにビックリしたのは初めて!ドクロ、大嫌い!!前々からドクロの柄が大嫌いだったが、これでますます嫌いになった。 先日、テレビを見ていたら、博多・華丸 大吉の大吉が出ていた。彼の取り扱い注意は、ドクロの衣装を着せないことだそうだ。小さなドクロの模様でも、「死をイメージするから嫌だ」と大吉。 あと、彼は「迷彩柄」もダメ!!私は依然■迷彩色と赤ん坊■という記事をアップした。1歳の孫が迷彩柄のズボンをはいていて、何の気なしに着せる親の多いこと・・・。うちの娘もその一人。迷彩柄は、衣類だけでなく、バッグやリュックにもなっている。迷彩柄は、兵士が目立たないように木々や草など周りに溶け込ますための柄。もし、兵士の服が真っ赤だと目立って襲撃されるではないか。迷彩柄は、本来、兵士の柄だというのに、「みんな、どこに戦争に行くんや?」と思うくらい普通に身に着けている。それだけではない。 夏になると「グラディエーター・サンダル」というのが巷に出る。グラディエーターサンダルとは、足の甲から足首にかけて、何本もの細い革バンドで覆ったデザインのサンダルのこと。語源は古代ローマの剣兵士(グラディエーター、グラディアトル)が履いていたものに似ていることから。まあ、古代ローマは、大昔のことだから、「グラディエーター」にまで目くじら立てないけど、履くならそのことを知って欲しい。博多華丸・大吉は大好きで、特に、大吉は、シュッとした感じが芸人ぽくないので大好きだ。もちろん、力みのないトークもいい。大吉がドクロや迷彩柄が嫌いというので、よけいに好きになった。 ■博多華丸・大吉■・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・
2015.05.21
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■百日紅(さるすべり):あらすじ■♪音が出ます!!お栄23歳。職業、浮世絵師。父、葛飾北斎。江戸に恋する、浮世を描く!活気溢れる江戸の街。両国橋の夏の昼日向をまっすぐ歩いてくる意志の強そうな女、お栄(声:杏)は23歳の浮世絵師。移りゆく四季と共に、父であり師匠の葛飾北斎(声:松重豊)や仲間たちと浮世絵を描いて暮らす日々。そして、今日もまた浮世の街を歩いてゆく……。江戸時代に当時の風俗をとらえ、庶民から愛された“浮世絵”。浮世絵に生涯を捧げ、3万点を超える作品を発表した浮世絵師・葛飾北斎とその娘・お栄と、江戸に生きる人々との交流を描いた、杉浦日向子の同名漫画を『カラフル』の原恵一監督がアニメーション映画化した人間ドラマ。主人公・お栄役で杏が長編アニメ作品の声優に初挑戦。 原作は杉浦日向子の「百日紅(さるすべり)」という漫画。杉浦日向子が漫画家であることは知っていたが、彼女の漫画を読んだことがなく、「江戸に詳しく相撲好きな女性」という風にテレビを見て思っていた。私がテレビで見ていた頃は、病気で漫画を描きたくても描けなかったのだ。で、彼女はテレビで江戸の風俗や相撲について語っていたのだ。まだ存命だと思っていたが、亡くなっていた。■さようなら杉浦日向子さん■ 北斎という有名な浮世絵師を父に持つお栄という若い女性の江戸日記、といった感じで暮らしぶりが丁寧に描かれていた。お栄が目の不自由な妹と舟遊びをするシーンは、北斎の富嶽三十六景の大波が使われていた。チラシにもその大波と百日紅のピンク、富士山と小舟。それに、スカイツリーも・・・。江戸風俗研究家だった杉浦日向子が見たら、笑うだろうか?■河童のクゥと夏休み■など大人が泣けるアニメ作家、原恵一監督は、自身も杉浦日向子のファンだそうだ。若くしてこの世を去った、■杉浦日向子■が20代後半に描いた作品。江戸の四季を通して自由闊達に生きる人々を描く、浮世エンターテイメント!・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・
2015.05.20
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会社に行くと、いつもは、私にきつい、オツボネが握手を求めてきた。「大阪都構想」の住民投票が反対が多く成立しなかったからだ。昨晩の記者会見を見ながら、思ったのは次のようなことだ。■「大阪都構想」に反対が多かったら、辞めるというのは脅しではないか?「大阪都市構想」はよく分からないけれども、橋下市長は好きという人は大勢いるだろう。そんな人は、内容がよく分からなくても、賛成に投票したかも知れない。反対する人が多かったら辞めるというのは、橋下市長ファンに対する脅し文句と思ってしまう。■なぜ辞める?もし、本当に「大阪都市構想」がいいというなら、市長を続けてもっと皆を説得すればいいではないか。■分割で損する人、得する人JRは以前、「国鉄」といって北海道から九州まで「国鉄」だった。今は、「JR東海」、「JR九州」・・・というように分割された。東京や大阪、名古屋、横浜などを通る「JR東海」は、運営していけるかもしれないが、北海道、四国、九州などは、もともと採算が厳しい。得する会社と損する会社に分かれてしまった。「大阪都構想」でも、梅田や難波などの繁華街は賛成が多く、環状線の外が反対が多かった。もし、大阪市が分割されると、得する区、損する区が出るというのが地区ごとの投票でよく分かった。■住民投票 賛成反対の分布 ■大阪都構想賛否、地域差くっきり 幻の北区は一丸で賛成朝日新聞デジタル 5月18日(月)16時57分配信 17日に行われた大阪都構想の住民投票では「反対」が「賛成」を1万741票上回った。「市民を二分した論議」(自民党府連幹部)を受けた開票結果は、地域差が色濃く出た。■住民投票で各区の得票率は?■24の行政区のうち賛成が上回ったのは11区、反対が上回ったのは13区だった。賛成多数になれば設置された5特別区のうち、区内のすべての行政区で賛成が上回ったのは「北区」だけ。この「北区」には大阪、新大阪、京橋と三つのターミナル駅があり、大阪府市大都市局が「大阪経済の中枢機能を担うビジネス都市」と位置づけていた。中でも繁華街「キタ」を含む北区は、24区で最高の59・03%が賛成した。一方で、すべての区で反対が上回ったのが、市西部の「湾岸区」と南部の「南区」の二つだった。「湾岸区」は大阪湾沿いの4区と住之江区の臨海部で構成。橋下徹大阪市長はカジノを含む統合型リゾート(IR)誘致などを見据えて「世界標準のベイエリアに」と位置づけ、当初の「西区」案から名称を変えた経緯がある。だが、反対派は南海トラフ巨大地震の津波被害が特別区全域に及ぶ危険性を指摘。都構想反対を打ち出した地震学の専門家は街頭演説で「ここは大阪市の『津波防波堤区』」と呼んだ。「南区」は「歴史と新しいものが融合した定住魅力のある区」(大都市局)とされた。住吉大社や「あべのハルカス」があり、人口は政令指定市並みの69万人。歳出額は指定市の堺市に匹敵する規模になる見通しだった。一方、自主財源が少なく、府と特別区間の「財政調整頼み」(自民党大阪市議)が批判を浴びた。「南区」に含まれる平野区は市内で最も人口が多く、この区だけで反対票が賛成票を1万票余上回った。・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・
2015.05.18
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■駆け込み女と駆け出し男:あらすじ■離婚は、幸せの始まり!?鎌倉にある東慶寺は、江戸幕府公認の駆込み寺だった。離縁を望む妻がここに駆け込めば問題解決に向け動く拠り所だった。駆け込んだからといってすぐには入れず、まずは御用宿で仔細の聞き取りがされる。御用宿の柏屋に居候する医者見習い兼駆出しの戯作者・信次郎(大泉洋)は柏屋の主人・源兵衛(樹木希林)とともに、様々な事情を抱えた男女のもつれをほどき、女たちの再出発を支えていく。井上ひさしの時代小説を原案にした、江戸時代の離婚事情をつづる、大泉洋主演のコミカルな時代劇。幕府公認の駆込み寺・東慶寺にある御用宿で離婚を懇願する女たちから聞き取り調査を行う男たちと、さまざまな事情を抱えた女たちとのユニークなやりとりが描かれる。戸田恵梨香や満島ひかりが“駆込み女”を演じる。 面白かった!!原作者が井上ひさしなのだから、面白くないわけがないのだが・・・。井上ひさしは、「難しいことを易しく、易しいことを深く、深いことを面白く」を創作のモットーとしており、離婚という重いことを、おかしく、そして深くえがいている。江戸時代の離婚は、女に落ち度がなくても男が一方的に「離縁状」を書く。「三行半」ともいう。女は、DVにあっても、他に女性がいても、自分から「離婚」を言い出すことはできない。それでは、あまりにも女が可哀想というので「駆け込み寺」が出来た。でも、駆け込む前に追いかけられて捕まれば、離婚できない。捕まってもその直前に、身に着けていたもの、「下駄」でも「櫛」でもを寺に投げ込めば駆け込み成就となる。■御用宿■まあ、そこら辺は知っていたが、「御用宿というのは知らなかった。駆け込んだ女が身元調査の間宿泊する宿。政府公認の宿だそうだ。そこでの待遇は、お金しだい。お金を出せば、優遇され、なければ働いくこと。いつものように、私は細かいところを見ていた。■手ぬぐい■映画の冒頭、医者見習い兼駆出しの戯作者・信次郎(大泉洋)が手ぬぐいを被って行く場面があるが、あの手ぬぐい、新しすぎる。■大皿■満島ひかりがふんする、お吟の夫(堤真一)が、客をまねて座敷で寿司を食べるシーンがあるがそこにあった大皿がうちにあるのと、ソックリ!!!以前、古道具屋さんに持っていって鑑定してもらった時に、「江戸時代~明治の初め」と言われたが、本当に江戸時代のものだったのかも・・・。■だんだん■駆け込み女のひとり、じょご(戸田恵梨香)は、東慶寺に近いところに住んでいた。今でいう神奈川県。そこで、「ありがとう」ということを「だんだん」と言う。■だんだん■といえば、島根県や、四国地方の言葉だったけれど、江戸時代は、神奈川県(今の)でも、「だんだん」という言葉を使っていたのだ!!井上ひさしが10年の歳月をかけて書いたというこの映画の原作「東慶寺花ごよみ」を読んでみたい。・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・
2015.05.17
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大阪市と大阪府が一緒になって「大阪都」になれば税金の無駄がなくなると思っていたら、無駄も多いことが分かった。■府民のちから■参照。「大阪市の解体分割でかかる無駄な経費は初期費用で600億円、毎年20億円かかる。」特別区設置によるコスト増については、庁舎改修費、新庁舎建設費で497億円、システム改修費150億円、移転経費5億円、その他街区表示板・看板・広報・備品などで9億円、合計して680億円もの多額の経費がかかることが明らかになっています。さらに、これらのイニシャルコスト(初期費用)に加えて、毎年20億円程度のランニングコスト(継続的費用)が発生すると試算されています。これらは大阪市が存続すれば不要な経費です。しかも、これらの経費については、特別区(区民)がすべて負担をすることになります。これまで、使っていた封筒も各区で作らなければならない。昭和から平成に変わった時に、会社の、はんこなどを作り直したりして、てんてこ舞いだったことを思い出した。今度の5月17日(日)の投票にもいくらかかっているのだろう? 「都構想が実現すれば市役所が解体され、分割されます。結果、行政は、間違いなく大混乱。「組織改編」のためにとんでもない時間と労力が取られ、前向きなプロジェクトが何年もできなくなります。」大阪市に務めている職員たちは、大阪市役所に就職したのに、がっかりだろう。職員をどのように振り分けるのだろうか?ここにも無理がある。 私が■大阪都構想に反対■する理由は、「人材」不足というところにある。大阪府や大阪市の議員の中に、「区長」にふさわしい人がいるのだろうか?もちろん、一般から立候補もできるのだろうが・・・。こうやって考えると、いろんなデメリットが見える。そして、そんな大きな構想を大阪市民だけで決めるということにも理解できない。「大阪都構想」に反対します!!!■「府」の持つ意味■■大阪都構想:本当のQ&A■■YouTube■♪音が出ます!!!・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・
2015.05.14
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箒(ほうき)が好きだ。箒ってなんであんなに、素敵な形をしているのだろうと思う。穂(掃くところ)と、手で持つところだけの、シンプルの極みの美しさ!材料は違えど、東洋、西洋にかかわらず、箒という道具があるのは、必要だから。先日、ぶらぶらしていたら、箒があった。持ち手が細い木で黒に塗ってあり、穂(掃く部分)も黒の糸で縛ってある。おまけに、箒の柄の上に、黒い皮ひもまでついている。これだったら、使わない時でも、オブジェとしていい。外を掃く時に使おう、でもしばらくは、壁に飾って楽しもう。そう思って、飾ろうとして、この箒の欠点を見つけてしまった。皮ひもが穂と並行ではない・・・。(ノД‘)階段などの隅っこを掃く小さな箒や服の埃を払うブラシは、階段に飾るように吊るしているが、どれも穂の部分と並行にかける紐や金具がついている。気に入っていた箒だったけど飾ることは、できない。でも、かわいいから許す!・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・
2015.05.13
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大阪都構想に反対である。大阪都構想で具体的になにがよくなるのか分からないからだ。大阪市といえば、通天閣、串カツ、新世界、グリコの看板の橋、戎橋、沖縄の人が大勢住む大正区、韓国人の住む、鶴橋、広々とした万博公園、若者たちで賑わう梅田となんば、お屋敷街のある街・帝塚山(てづかやま)・・・。これら全てが、大阪市だ。それらが、混ざり合って、混沌としているところが、いいと思っている。これを、ぷつんぷつん切って、小さな行政区を作っても、魅力的とはいいがたい。 大阪市は、大正後期から昭和初期「大大阪(だいおおさか)」と言われ栄えた時代がある。そういう歴史を持った大阪市の名前を変えていいのだろうか? また、大阪府の「府」についていいたいことがある。幕末から明治に変わって、廃藩置県が行われた。■1869年、■「京都、東京、大阪以外は府と呼ばない」との内容の太政官布告が発令され、3都市のみの呼称となった。なぜこの3都市に限られたのか。佐々木名誉教授は「行政の中心である江戸、経済の中心である大阪、天皇が住まう京都と、江戸以来の『三都』を引き継いだようです」と話す。最重要地だった3都市を、他と「別格扱い」する意味があったという。『府』という漢字は軍事・政治の拠点や大都市を意味します。要地として直接管理する意志を示すため『府』と称したようです」**********「幕府」、「大宰府」なども「府」という漢字が政治に関係があることを思わせる。「大阪府」とは、そういう意味が込められていることを知っているのだろうか?二重行政は、すぐにやめるべきなのは言うまでもない。・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・
2015.05.12
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■以前からPC不調■だったので、新しいのを買った。前回のは、2009年11月に買ったのだからもう5年以上たつ。いや、5年しかたっていないといいたい。その間に、いろんなことがあった。 ■娘、レイが2年間イギリスに行った。■■私が骨折した。■■妹と姪と私でヨーロッパに。■イギリスでレイと落ち合い、一緒に旅行。■3.11大震災。■■単身、ドイツに。■ドイツでレイと落ち合い、二人でドイツとパリを旅行。■体調不良で倒れる。■■親友の死。■ PCは単なる機械かもしれないが、5年間の記録を紡いできた大切なものだ。これまで、ありがとう!新しいPCは、慣れるまで使いにくい。また、新しく単語登録をしなければならないし、キーボードの感覚も違う。なにより、文字が小さい。老人には、向かない。↑ここで、「えん」とキーを打てば泣いている顔文字が出ることになっているのだが、まだ登録していないので(涙)としよう。こうやって、少しづつ慣れていくしかないのだろう。今度のPCが、なにを記録するだろう・・・。■前々回のOC■・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・
2015.05.09
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「クウネル」という雑誌を見て、即買ったのは今から4~5年前。なんともいえない雰囲気の窓辺は、「TRUCK(とらっく)」という家具屋さんのオーナーの家。「TRUCK」はもっと前、大阪市・玉造にある時から気になっていた。友人と一緒に行こうと言っていたが、せっかちな私は、ひとりで見に行った。定休日だった。_| ̄|○そうこうしている間に、玉造から離れた旭区に引っ越し。行きたいと思いながら、機を逃してしまった。今や、TRUCKの人気は全国区。先日も、オーナー夫妻がテレビに出ていた。以後、遠くに引っ越して、機を逃してしまったが、5月5日、娘と孫と一緒に行って来た。 広い敷地に建つ「TRUCK」は、1階が家具工房、2階、3階がショップ。横に、オーナーの家がある。鬱蒼と茂る木々は、ここの店を作ろうと思った時に、夫婦で山に行って木を見て、1年がかりで選んだそうだ。2階、3階のショップは、日本とは思えないような窓。なんでも、消防との攻防の末とりつけた窓だというだけに、雰囲気がある。その雰囲気のある部屋に負けないほど、素敵なTRUCKの家具が並んでいる。ため息をつきながら、見て回り、道を隔てた、カフェ「バード」に。ここも、TRUCKの経営。 TRUCKを始めた頃からずっと作りたいと考えていた、お客さまにゆっくりとくつろいでもらえる場所。 以前から仲良しの料理家ケンタロウと自分達がうれしいと思える料理を一緒に考えました。テーブルやチェアはもちろんTRUCKの家具。食事をしながら実際に座って試してみてください。 昼にはボリューム満点のランチ。おやつの時間には揚げたてのドーナツとコーヒー、紅茶。 「バード」でゆっくりして、また、2階と3階を見て回る。娘は、真っ黒いバケツを買った。鉢カバーにするのだそうだ。「TRUCK」は、美術館のような、ため息の家具屋さん!! ■TRUCK(とらっく)■ 大きな木の下で。「TRUCK」のあたらしい居場所づくりシンプルで温かみがあり、ひとつあるだけで部屋の景色を変えてしまうような力のある「TRUCK FURNITURE」の家具。作っている黄瀬徳彦さん、唐津裕美さん夫妻のライフスタイルにも、多くのファンがいます。本書では、彼らが敷地を見つけ、ショップ、倉庫、自宅、料理家のケンタロウさんと一緒にメニューを考えたカフェ「Bird」と「あたらしい居場所(NEST)」をまさに手作りしていく過程を、豊富な写真とともに追いました。大家族(夫婦と子供、犬5匹、猫8匹)が、大きな木に囲まれて、気持ちよく暮らし、家具を作る。ぜひリビングに置いて、何度もページをめくってほしい1冊です。(本文はすべて日本語・英語併記)●NESTの意味をもう一度深く考えた旅のこと●どんなところが自分らしいNESTなのかを考える●何もないところから、NESTのカタチをイメージ。●家具もNESTも、見えないところこそ大切にする●細部の細部まで『うれしい感じ』にこだわる●TRUCKオープン。NESTが開かれた日●そして、新しいNESTでの暮らしとじ込み(1)TRUCK WORKS 1997-2011(2)BIRD PAPER【内容情報】(「BOOK」データベースより) 家具を作る時、いつも考えてきたこと。自分が嬉しいもの。欲しいもの。使いたいもの。なんてことないもの。奇をてらうのでなく普通に使えるもの。元々そこにあったように思えるもの。作るものが大きな建物になっても多分同じこと。そうとしか思えない。新しい場所を作る。その9年間の記録と、考えてきたこと。【目次】(「BOOK」データベースより)オーストラリア・ヌーサへ/NEST/ABOUT TRUCK/僕のこと/私のこと/土地探し/旭区新森/家と店を考える/着工から上棟/樹を考える〔ほか〕・・・・・・・・・・・・
2015.05.08
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■海にかかる霧■♪音が出ます!!!あの日海の上で起こったことは、誰にも話してはならない。不況にあえぐ漁村。今日もチョンジン号は、一発逆転の夢を見て沖に出たが叶わない。追い詰められた船長のチョルジュは、中国からの密航者を乗船させる、という闇ルートの仕事を引き受けてしまった。沖合で密航者と合流し、密航者たちを乗り換えさせて陸へ運ぶ。簡単に見えた計画は、海上警察の捜査、悪天候に阻まれ、思いもよらぬ事態に陥って行く・・・。2001年に実際に起こった「テチャン号事件」をベースにした舞台「海霧(ヘム)」を映画化。 作品の最後にハングル文字で文章があった。あれは、「テチャン号事件」のことを書いているのだろうか?日本語に翻訳してないのも不思議。場面が、ほぼ海の上だから元は舞台劇だったのもうなづける。密航者を引き受け、お金を儲ける。息苦しいような魚層に入れ、警察の目を逃れる。賄賂を渡す船長と慣れた手つきでもらう警察。警察に通報するかもしれない者は殺す。女性を追い回す男・・・。この映画は生きるためにする、醜いことがいっぱいだ。生きるということは、こうも醜いことなのかと思う。・・・・・・・・・・・・
2015.05.05
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■ディオールと私:あらすじ■そのドレスは世界を魅了する。2012年、空席になっていたディオールのアーティスティック・ディレクターにラフ・シモンズが就任するとの発表は、ファッション業界を驚かせた。彼はベルギー出身、自身の名を冠した男性ブランドやジル・サンダーで活躍していたが“ミニマリスト”として認識され、知名度も低く何よりもオートクチュール界での経験が皆無であった。彼の抜擢は、パリ・ディオールのアトリエで働く経験豊かなお針子たちにとっても新たな挑戦の始まりとなる。通常5~6ヶ月の準備期間が必要とされる中、パリ・コレクションまでに与えられた時間は異例の8週間。シモンズが提案する斬新なアイディアとデザインをもとに、お針子たちが寝る間も惜しんで一枚の布にディオールの魂を吹き込む。カメラは、アトリエ・フロー(ドレス部門)の活動的で陽気なフロレンス・シェエと、アトリエ・テーラー(テーラード部門)の小心者で機転が利くモニク・バイイの二人のお針子に密着する。そんな中、シモンズはノルマンディー地方グランヴィルにあるクリスチャン・ディオールが幼少期に過ごした家を訪れる。やがてパリに戻ったシモンズにはコレクション発表の場所や演出内容の決定、54着のオートクチュールの完成、マスコミ対応についてなど数多くの業務が待っていた……。 パリの老舗のディオール。その服を作る所を「メゾン」というが、今回分かった。何十人もの人が大邸宅で働いている。「メゾン」とは「邸宅」という意味だからなのではないのかな・・・。「メゾン」には、多くの専門分野がある。デザイナー、お針子はもちろん、宣伝部。コミュニケーション担当という人もいた。大勢の人が、服を作るためには、お互いの意思をはっきりさせ、共有しなければならないからだ。 そこまでしても、ショーを成功させるということは、大変なことなのだというのが分かった。世界中には、大金持ちがいて、ディオールの服を注文するのだ。もちろん、特別に!!ショー以外に、その服を作らなければならない。重要なスタッフが2人もニューヨークに出張して、ショーの段取りが大幅に遅れる。ハリウッドのスターや、億万長者が年間、億単位で服を作るのだそうだ。ディオールとは縁のない私は、映画を見た後、「H&M」と「GU」、「GAP」に寄ったが、何も買わなかった。・・・・・・・・・・・・
2015.05.04
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(略)そこに五月が訪れる。とたんに気配は濃い緑色となってこの世に姿を現す。(略)これらの小さな緑たちは、どれも決して植物の一部には思えない。植物の体からあふれ出る寄生虫のように、あるいはどこか外からやって来た木々に取りついた道の生物のように、緑たちは枯れ枝の隙間から本当に奇跡のように出現するのだ。奇跡はそのまま五月前半まで続く。(略)この奇跡はもちろん、ベランダでだけ起きるのではない。公園でも近所の庭先でも、なんならアスファルトの割れ目でも五月は容赦なくその軌跡を起こす。(略)いったんこの世に住みついてしまった緑たちは、五月後半から見慣れた葉や枝の形となってしまうから、我々人間は何事もなかったような気になって澄んだ空気を吸う。(略)一番上の写真は、2008年に写した京都・下賀茂神社の緑。いや、緑といってはいけない。この短い期間だけは、「新緑」という特別な緑だ。桜が咲いている期間には、新緑のことを思わずに、桜を追いかけていた。いつの間にか桜はなくなって、今、新緑がまぶしく感じる。その新緑もあと少しで、普通の緑になる。そうやって季節はめぐっているんだな・・・。美しいのは、桜や薔薇だけでははい。新緑もまた美しい。■ボタニカル・ライフ■庭のない都会暮らしを選び、ベランダで花を育てる「ベランダー」。そのとりあえずの掟は…隣のベランダに土を掃き出すなかれ、隙間家具より隙間鉢、水さえやっときゃなんとかなる、狭さは知恵の泉なり…。ある日ふと植物の暮らしにハマッた著者の、いい加減なような熱心なような、「ガーデナー」とはひと味違う、愛と屈折に満ちた「植物生活」の全記録。 第15回講談社エッセイ賞。■ハーブ:すました雑草■■ベランダ:消え去るもの■■アラビカ種コーヒー■■胡蝶蘭:第二の人生■・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・
2015.05.02
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