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昨日、お友達のお茶の先生に誘われて、「古典芸能と出会うひととき・・・狂言-萩大名ー」を見に行ってきました。
立山国際ホテルであるというので、車で1時間・・・着いてみると、最近の冷え込みのためか、雪がまだたくさん出迎えてくれました。
実はお茶の先生をしているTさんが、今回呈茶サービスを行うのです。会場前のロビーで、お茶がふるまわれていました。
お茶をいただいたあと、いよいよ公演です。
何せ初めてなので予想がつきません。プログラムを見ると、最初は解説から始まるようで、重要無形文化財の安東伸元氏と案内人として観世流シテ方の山中雅志氏が壇上に・・・
左が安東伸元氏です。
西洋にオペラとオペレッタがあるように、能と狂言がある、悲劇に対する喜劇、という位置づけと考えてくださいというお話から始まりました。
そのあと、唄を吟じてみましょうと「雪山」の唄を一節ずつ教えてくださいましたが、びっくりしたのは、声の素晴らしさ。話している時の声とは違って、狂言師としてのお声はお腹のそこから響いてくる声量素晴らしい響き…ソクゾクっとしました。会場の人たちみんなで真似ながら歌うその響きは・・・お経のようなんですよね。そんな節回し。
50分の解説が終わって、休憩の後いよいよ狂言の舞台が始まりました。今回の演目は「萩大名」です。事前にあらすじをお聞きしたので、言葉づかいが多少難しくても、何を言ってるのかわかり、アハハと笑ったことも何回か・・・約25分でしたが、楽しく見させていただきました。
初めての狂言。機会があればまた見てみたいです。