投資逍遥

投資逍遥

2007/06/07
XML
カテゴリ: 聖書に親しむ
オバデヤ書を読了したので、感想を書いておきます。
オバデヤ書は、 アモス書 などと同様に、預言書(十二小預言書)に分類されています。
また、旧約聖書の中では最も短く、1章21節のみからなります。

以下は、 【この本からの引用】 【上記の感想】 です。


【この本からの引用】

いかに、エサウの富は探し出され
宝は奪い取られることか。(1章6節)

【上記の感想】

エサウが登場しましたか。

創世記に兄弟(エサウとヤコブ)のことが書かれています。
ざっと読むと、どうも兄エサウをだましたのが弟ヤコブというように、読み取れます。
もっと言うと、兄弟の母であるリベカとヤコブが協力してエサウを追い出した。
まあそんな感じに思われます。
最も、聖書を深く読んでいると、別な見方があるのかもしれません。

そこで、ちょっと調べてみました。
すると次のようなことが書かれており、聖書の読み方は奥が深いものだと思った次第です。

それは、エサウは一時的な空腹に負けて、重要な長子の特権をヤコブに渡してしまったことがいけないと。
今とても欲しいものがあるからといって、本当にあなただけに託されているはずの大事な祝福を、その欲しいものと交換しないようにという注意が書かれているのだと。

『創世記』の25章34節を読むと、「エサウは、長子の権利を軽んじた」と書かれていました。
やはり、私の読み方は甘かったようです。


【この本からの引用】

ヤコブの家は火となり
ヨセフの家は炎となり
エサウの家はわらとなる。
火と炎はわらに燃え移り、これを焼き尽くす。
エサウの家には、生き残る者がいなくなる(1章18節)

【上記の感想】

ヤコブとエサウの確執を、少々復習してみます。

『創世記』によると、再会時にはすっかり仲が良くなったと思いきや、その後の色々とあったようです。
例えば、長い歳月が流れた後のことですが、『民数記』によると、エサウの子孫は領土をヤコブの子孫に領土を通過させること許さず、その結果、ヤコブの子孫は迂回するはめになったりしています。

その他にも色々とあったと思いますが、キリがなくなるので、今回はこれまでにしておきます。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007/06/07 08:14:55 PM
コメント(2) | コメントを書く
[聖書に親しむ] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Calendar

Profile

征野三朗

征野三朗

Favorite Blog

いまの自分の体力で… New! yokohamatarou2001さん

【永遠】永久継続で… New! わくわく303さん

☆乃木坂46♪井上和、… New! ruzeru125さん

健康診断のご案内を… New! コウちゃん9825さん

ほっともっと。。。 New! yasuho consultingさん

メモ2 New! 4畳半2間さん

dow 38886.17 +78.84… New! どらりん0206さん

初出から100年井伏鱒… New! karagura56さん

薬剤って怖い New! slowlysheepさん

何時もの仕事 New! てがてがさん

Comments

征野三朗 @ Re[1]:アクセス数830万、御来訪御礼申し上げます。(05/29) mkd5569さんへ おはようございます。 今…
mkd5569 @ Re:アクセス数830万、御来訪御礼申し上げます。(05/29) こんばんは いつもありがとうございます。…
征野三朗 @ Re[1]:アクセス数830万、御来訪御礼申し上げます。(05/29) さんへ ありがとうございます。 再び、1…
@ Re:アクセス数830万、御来訪御礼申し上げます。(05/29) こんにちは 830万アクセスおめでとうござ…

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: