あゝ平凡なる我が人生に幸あれ

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2006年08月26日
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カテゴリ:
某サイトのオークションを利用して、3年ちかくが経った
3年の間で、かれこれ数えて落札だけで二百数十件の取引をしてきた
が、出品をしたことは一度もない
幾度と無く、出品を考えたことはあったのだが、デジカメを持っていなかったので足踏みをしていた
オークションに出品する際、実物の画像が無いと信用性が低いのか、入札が無かったり、落札価格がのびない傾向が見られるからである

今夏デジカメを購入したので、 オークションに初出品 することにした
3年近くオークションサイトを覗いているので、アイテム別の平均の相場価格など人並みには知識が頭に入っているつもりだ

今回出品したのは、本が3冊である
本と言えど侮るなかれ、これがなかなか市場には出回らない稀少品で、今までの経験からすると収集しているマニアがいるので、自分が今回出品すれば必ず落札される自信があるほどだ

商品の撮影は、背景が映らないように白い用紙の上に本を置いて撮影した
落札する人は、商品の画像は勿論のこと、背景に映っている部屋(綺麗な部屋か、汚い部屋か、どんな暮らしぶりか等)の様子なども気になるという
そんな配慮からのことである

撮影も終わり、宣伝文句や商品の説明を載せれば出品完了
元々は古本屋で1冊500円で購入したものだが、今回は、必ず落札される自信があったので、ちょっと強気に 平均相場より高めにスタート価格を設定 した
あとは、入札されるのを待つばかりである

出品して2日目
1冊の本に入札者が食いついてきた
入札者は、狙った獲物はいくら高値になっても入札し続け必ず落札するという、マニア筋では有名な人物である
まさしく自分が思い描いていた通りの展開である
案の定、2人の方の激しい入札争いが繰り広げられ、出品期間の中日で既に 金額は1萬円を超えていた
既に、本のもとの価格からすると、 20倍!
が、しかしこれは想定内のこと
自分が想像していた、落札されるであろう金額なのである
本1冊に1萬円を出す人はそうはいないので、他の入札者は大抵諦めるのだが今回は違った
金額は日に日に競り上がり、なんと1萬5千円までになっていた

金額が高くなれば高くなるほど、出品者は嬉しいはずなのだが、予想以上に跳ね上がっているので複雑な心境になってきた
きちんと取引できるのか?

今回が初めての出品だけに、余計に不安になってくる
しかし、そんな気持ちとは裏腹に、いったいどこまで価格が上がるのか期待している自分がいることも事実である

一喜一憂しているなか、さらに不安材料が自分を暗い気持ちに陥れた
現在の最高入札者は、欲しい者は必ず手に入れる収集マニアではなく別の人
なぜか?
不安になり調べてみると…
!!!!!
なんと、 まったく同じ本が出品されているではないか
しかも本の状態はこちらより良いようである
あまりの高騰ぶりに目をつけたのか、誰かが後出ししてきたのである
その最高入札者を見ると、あの収集マニアではないか!
こちらの金額が高騰したので、安いほうに鞍替えしたのである
もし、こちらの商品が高いからと言って最高入札者からキャンセルされたり取引を無視されたら、こちらは丸損である
随分と嫌なタイミングのときに同じ本を出品してくれたものである
欲を出した報いか!?

どことなく不安が拭いきれないなか迎えた、今日土曜日が最終日である
同じ商品が出品(しかも安値)されているので、一時期の勢いは失せて値は上がることなく、結局、 最終価格は18500円
なんと、 元値の37倍 の値をつけたのである
ビギナーズラックだろうか?
もうこれは、奇跡としか言いようがない
他の2冊の本にも入札が入り、出品した3点すべてが無事落札された
初めての出品の割には、大成功である

しかし喜んではいられない
相手と連絡を取り、代金を振り込んでいただいてから、商品が相手の手元に届くまで…
これからが一番神経を使う作業なのである
果たして無事に取引を終えることができるのだろうか…

ちなみに、別の方が後出し出品した、自分と同じ本の最終落札価格はと言うと…
4000円 と以外にのびなかった
そちらの落札者は、こちらから鞍替えした収集マニアの方であった
同じ商品でも、ちょっとのタイミングで1萬円以上も値段が違ってくるのある

予想以上の落札価格に嬉しい反面、恐れおののく自分…
二匹目のドジョウを狙ったが思ったより金額が上がらなくて肩透かしのもう一人の出品者…
かなりの高額ではあるが、それでも欲しい物を手にした方…
安く落札できて嬉しい収集マニアの方…

ある稀少ある本をめぐり、オークションで泣き笑いした人物達である


【一攫千金】
一度に、しかもたやすく大きな利益を得ること
(辞書調べ)






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最終更新日  2006年09月06日 08時22分55秒
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