あゝ平凡なる我が人生に幸あれ

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2008年02月23日
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約2週間ぶりの休み
疲れは溜まっているし、寝不足なので、今日も一日身体を労わるべく家の中でまったり過ごしてお仕舞いか!?
なんて思っていたのだが、わりかし早い時間に気持ちよく目覚めることができた
外は青空が広がって気持ちが良かったので出かけることにした
さて、どこへ出かけようか?
う~ん…
何もプランは考えていなかったが、とにかくのんびり過ごしたかった
そこで、ここ数年、今の時期になると毎年訪れている、 秩父・宝登山へ蝋梅を見物 に行くことに決めた
いつもは2月の初め頃に行くのだが、今年はタイミングを逃してしまい、既に見頃は過ぎただろうと行くことは諦めていた
しかし、調べてみると、山頂の蝋梅はまだ十分花を楽しむことができるとのこと
自宅からは片道で3時間はかかる長い道中なので、バッグに小説を1冊忍ばせて出かけた

少しでも早く着きたかったので、奮発して特急列車で行くことにした
ちょっとしたお出かけでも、広々とした車内の電車に乗ると、なんだか旅した気分を味わえるから不思議だ
疾風のごとくスピードをあげて疾走する特急電車は、途中いくつかの駅に停まり、終着駅の西武秩父駅には1時間10分ちょっとで到着する
大きな車窓から流れていく景色をしばし眺めながら、胸を躍らせる
幼い頃は、電車が好きだったのでどこかに出かけるとき、電車に乗れるというだけで嬉しかったものである
大人になった今でも、胸が躍るのは、そんな幼心がまだ心の片隅の方に残っているからかもしれない
バッグに忍ばせていた小説を取り出して読もうと思ったのだが、窓から差し込む太陽のポカポカとした陽気につい誘われてしまい、気づいたら寝てしまっていた

目が覚めると、車窓からは緑深い景色が広がっていた
いつ降った雪だろうか?
山の斜面や畑のいたるところでは残雪が見られ、遠くに望む山並みとともに、改めて遠くに来たんだなぁ…と実感するのであった
結局は車中で読もうと思っていた小説も、日頃の疲れと心地よい陽気のために眠り込んでしまい、半ページも進むことはなく、特急電車は終着駅へと到着した
続いては、秩父鉄道に乗り換える
土産物屋や飲食店が並ぶ駅構内の仲見世通りを抜けると、歩いて数分のところに、乗換駅である秩父鉄道の駅に到着した

秩父鉄道・御花畑駅
駅の名は “御花畑 (おはなばたけ)
なんて メルヘンチックで可愛らしい駅名 なんだろう
しかし、御花畑という駅名とは裏腹に、駅前にはお花畑は広がっていないし、駅舎は昭和時代を思わせるレトロな風情
強いて言えば、駅から徒歩15分ほどの距離に、春の時期になると芝桜が咲くことで有名な羊山公園があるそうなのだが、それが駅名の由来なのだろうか?
謎だ…
御花畑の切符駅名の由来が気になりつつも、自分が目指す宝登山への最寄り駅である長瀞までの切符を購入
列車を待っている間、何気なく切符に目を向けた
“御花畑から460円”
その文字を見て、ひとりニンマリしてしまった
なんだか、まるで お花畑から旅立つ みたいやね
たったの460円分だけど…

列車は1時間に2本しか運行されないダイヤなのだが、丁度乗り継ぎがよかったのか、10分程待たされただけで済んだ
空を見上げれば、青い空に白い雲
長閑に広がるローカルな風景
レールを刻んでいく小気味いい鈍行電車の音と揺れ
都会の生活では味わえない、のんびりとした空気がそこには漂っていた
“たまには、こういう時間を過ごすのもいいよなぁ…”

すっかり旅情気分に酔いしれている自分であったが、まさかこれから、蝋梅咲く宝登山で 思いもよらぬ出来事 が待ち受けていようとは、その時はまだ夢にも思っていなかった…

つづく







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最終更新日  2008年02月25日 18時48分22秒
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