あゝ平凡なる我が人生に幸あれ

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2009年03月06日
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カテゴリ:
花を仕入れる際は、なるべく無駄がでないように考える
こんなご時勢だから、ここのところ消費も冷え込んでいて、いつにも増して仕入れの数量には気を遣う
ところが、何を血迷ったか、仕入れの人間が大量に花を仕入れてしまった
捌いても、捌いても花で溢れかえっている
相手は生花なだけに、日数が経てば経つほど、咲き終わってしまったり、枯れたり、腐ったりと、商品価値が無くなるものが出てくる
そういう場合は、残念ながら破棄するしかない

折角綺麗な花として生まれてきたのに、その短い命を全うすることなく、儚く散り急ぐ
そんな 花々を切り刻むのは、気持ちがいいものではない
やりきれない思いを溢れさせながら、鋏をいれていく

仕入れて一週間以上経ったガーベラ
淡いピンクに濃いピンク、紫といった眼にも鮮やかな美しい色彩は、見た目は綺麗なのだが、よぉく眼を凝らして見ると、花びらの周りは茶色く変色してきている
カビが生えてきているものもあれば、茎が腐って花首が折れてしまっているのもある
さすがに、これは売り物にはならない
とはいえ、大量のガーベラをそのまま破棄してしまうのは、あまりにも忍びない
という事で、ちょっとしたアレンジを作成
“オアシス”と呼ばれる吸水性のスポンジに、茎を短く切ったガーベラをどんどん挿していった

ピンクのガーベラ
一面に敷き詰めたガーベラ
まるで花の絨毯のよう
盛りを過ぎた花々たちの最後の輝き
その美しい画は、今は自分の携帯電話の待ち受け画面となっている
花の美しさはこれで永遠のものとなった
それは、不本意なかたちで花の一生を終えることとなったガーベラたちへの 自分なりの、せめてもの償い だった

自分は“一期一会”という言葉が好き なのだが、出会いという点においては、花にも同じことが言えるだろう
『一花一会』
これは、実在しない勝手に作った造語
自分は、仕事を通して色々な花と巡りあう
一つとして同じ表情を見せることのない、その花たちの美しさを活かして、人々に様々なメッセージを伝えていきたい
そんな風に思う自分だが、今回のように花を無駄にしてしまうことも多々ある
花にも命はある
だからこそ、花を捨てるという行為は、申し訳ない思いで胸がいっぱいになる
今回のガーベラに関しては、ほんと勿体無いことをしてしまったが、沢山のガーベラからは溢れんばかりの元気と癒しを貰った
キミたちの花の生涯が決して無駄でなかったことだけは、自分が証明する







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最終更新日  2009年04月30日 19時41分50秒


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