あゝ平凡なる我が人生に幸あれ

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2010年03月15日
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その 荒々しい動悸 は息苦しさを覚えるほど
一体どうしたということだろう
自分の身体のはずなのに、感情をうまくコントロールすることができない
抑揚する気持ち のなかにただただ溺れていた

今日の夜、とある方と会う約束をしている
その方は著名な方で、自分の憧れの的でもある
あるきっかけで偶然にも知り合い、話の流れからお会いすることとなった
“憧れの人と会える…”
約束したときは喜びと興奮で舞い上がっていた
けれども、約束の日が近づくたびに、 緊張のあまり、それが自分のなかで次第にプレッシャーとなっている のが分かった
なぜならば、 あまりにも生きる世界が違うから
抑えることができないこの胸の高鳴り…
激しい動悸に息が詰まりそう
緊張と興奮が入り混じった感情が自分のなかで渦巻く

ついにそのときが来た
約束の時間…
約束の場所…
自分のなかで緊張はピークに達していた
あまりにも緊張しすぎて、口から何か変なものを吐き出してしまいそうなぐらい
手にはビッショリと汗をかいている
自分で自分がおかしくなってきた
どれだけ緊張してんだって話
だって、憧れの人やもんッ!!
仕方ないよね
逃げ出したい…
でも会いたい…
相反する気持ちがぶつかり合う
けれども、こんなチャンスは滅多にあることではないので、気持ちを抑えようと冷静になるよう必死に努めた

待ち合わせたのは、とある駅前のビル
すごい人混みなので、いつ相手が来るかわからない
そんななか、自分が先に見つけた
大勢人がいるなかでもその存在は一際目立つ
放っているオーラが違うとでも言おうか
鏡に向かって髪型をセットしている背後から、不意に声を掛けた

メッチャ、カッコイイやんッ!
男でも惚れてまうような男前やわ!
これが第一印象
ん!?
カッコイイ!?
男前!?
そう、今日お会いしたのは、男性の方
男に会うのに、胸を高鳴らせるだなんておかしいと思われるかもしれないけれど、憧れの存在の方だからね
そりゃ興奮もするさ

夢のような時間は瞬く間に過ぎた…
もうね、 恋する乙女 の状態
お会いしている間は、緊張して視線を合わすことも儘ならず、足元とか、手とか、変なところばかり見てしまった
なんか色々と話もしたんだけれど、いまいち覚えていない
どんな声だったか記憶にないほど…
ええ歳した男が、ひとり舞い上がってました
この胸の高鳴り、心の奥底でいつまでも燻っていることでしょう







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最終更新日  2010年04月24日 16時49分16秒
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