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この日は3枚描く予定だった。最後の一枚は先生が遊びたがった。モデルにナイフを持たせ、大きな石膏像の頭に肘をかけさせた。首狩族の女をイメージしたのかな?ところが僕には石膏像が自分に見えた。ギリシャ神話のArgusは首を斬られるのが宿命だったから。そして自分の中の何かが抑える事ができなくなった。気がついたらありえない角度から描いていたんだ。僕の位置はモデルさんのほぼ正面だった。こんなふうに全然見えていない。そして顔をこんなに大きく描いたら、横幅がとてもおさまらない。でもこの大きさで描きたいという気持ちを抑えられなかったんだ。見えていないものを描くのにスラスラと動く。自分の中にほんの少しだけ、何かのイメージがあったのだと思う。でももちろんイメージはそれほど具体的なものではなく、すぐに行き詰った。見えていないものを描いているから、一度止まると時間があってもそれ以上描けなくなってしまった。ひじの下にあるはずの石膏像、首を斬られたArgusはどうしても描けなかった。終わったあとで先生が見て言った。「変なバランスだけど、なんか迫力あるよ」それはひょっとしてお世辞だったかもしれないし、他にいいようがなかったのかもしれない。でも気持ちよかった。それは自分の描きたいものだったのだと思う。そしてそれを正しく描けるようになったときに、本当に楽しめる絵が描けるのだと思う。
2007.07.30
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コンテの最終回。最終回ということで、少しは上手に描きたかった。でもアトリエに行ってモデルさんを見たときに、思わずうーームと思った。一番苦手な人だったからだ。このモデルさんはかなり細い。おまけに手足がかなり長い。最終回は4半切りなので、全身をいれると相当顔が小さくなる。絵としての迫力がなくなる。このシリーズを通じて僕は全身を描く事にかなりこだわった。それが一番苦手だったからだ。人物の大きさを見て、その割合を掴む、対象が大きくなり、長くなるほどそれは難しかった。さらに、鋭い線を引く力がなく、トーンでしか表現ができない自分にとって、細いものを表現することはとても難しい。他の人で全身を入れて描いた人はほとんどいなかった。みんな僕よりはるかに上手だけれど、このモデルさんでは絵になりにくかったのだと思う。でも僕は最終回にそれをやらないわけにはいかなかったんだ。とりあえず、2枚描いた。どうだろう?最初に比べて自分なりにちょっとは進歩したかな????人から見たらちゃんちゃらおかしいけれど、自分の中でなにかが育てばいいと思う。一枚の絵を次の一枚に繋げていくことが今の僕にはとても大事だ。
2007.07.30
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水彩。2回目なのに全然納得がいかなかった。茎と葉っぱはまだマシかも。
2007.07.29
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花は好きだけど、花の絵はチョー苦手。でもユリだけは描いてもいいかな、と思った。だって花が大きいんだもの(笑)葉っぱが少ないんだもの(笑)それにしてもこのユリは便利だ。何もしなくても毎年咲く。しかもかなりの日陰でも咲く。むしろ日なたのほうが病気にかかりやすい。透明水彩で描いてみたら、花が白いというのが難しかった。ガッシュにすればよかったかなぁ。それに鉛筆の跡も汚い。この紙はなぜか汚れやすかった。
2007.07.27
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日曜はクロッキーもあった。木炭とコンテ。時間をかければ少しは描けるようになったけど、まだまだクロッキーは苦手だ。とくに立ちポーズだと全体が把握するのが下手だ。ブロックで見てしまうと、全体のバランスが悪い。なにかおさまりが悪い模型ができたみたいだ。モデルの目線が挑発的で好きだった。こういう女性は縁がないだけに魅力的だ(笑)
2007.07.24
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前回の続き。これで一応完成。今回時間をかけたのは単に人物だけでなく、いちおう絵としての形をととのえてみたかった。でも間が2週間も空いてしまったので、なんかイメージわかなくなってあまりなおせなかったかも。さて、前回とどこがちがうでしょう?葉っぱが増えただけ???そうかもしれませんね(笑)。時間があまったのでもう一枚描いた。はたして雰囲気がちがう??同じ人物に見えるでしょうか?でも理系としては、再現性・・・という観点で評価していただきたい(笑)
2007.07.23
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仕事の写真から。DAPI染色
2007.07.23
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苦手だけどまた水彩。苦手といっているだけでは進歩がないもんな。
2007.07.21
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水彩。黒はなぜか木炭。白はガッシュ。会社の近くから東京湾を望んだ風景。対岸は千葉県。思ったより暗い画面になったけれど。それなりにストーリーがあるのではないかと思う。それにしても重ねるのは難しい。
2007.07.21
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話さなければ伝わらない。書かなければわからない。描かなければ表せない。そこに意志があるならば伝えたいものがあるならば。誤解されても生意気だと思われても下手くそだと思われても黙っているよりずっといい。黙っていて伝わるのは興味がないということだけだ。話すのも不愉快だ、ということだ。そして立場を変えたときに忘れない。自分を気にかけてくれていることを。生意気な言葉も下手な絵や音楽もそれはわざわざこっちを向いているのだと。
2007.07.19
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なんか難しかった。心配だったのだけれど、ちょっとしたヤキモチもあったと思う。来るものは拒まず、去るものは追わずとはいうけれどそんなことを言われたら、古いものは去っちゃうのが普通だよね。でもそれが新しい力なら、いさぎよく受け入れよう。こだわったところで、流れを変えることはできないことは何度も経験しているのだから。自分の道は自分で開く。あたりまえのことが一番むずかしい。
2007.07.18
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現代芸術に目覚めました。・・・・・・・・なんて全然うそです。ただの練習。水彩って難しい。でもこの透明感さがいいよね。
2007.07.18
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ミクシーにはマイミクというお友達関係がある。中には1000人近いマイミクを持つ人もいる人もいる。よほど魅力があるのだと思う。もっとも名前ばかりのマイミクも多いけれど。で、僕自身は1000どころか、20に満たないマイミクしかいなかったので、マイミクさんをかなり大事にしてきた。でも昨日、いろいろ考えて2人お別れしました。しかも結構お付き合いのあった2人でした。1人は若い男の子。秀才でちょっと生意気だったけど、おもしろかったので、ごはんをおごる約束までしたやつでした。でも彼は最近僕の他のマイミク女性の中から、気に入った方を次々と訪問し、自分のマイミクにし始めたのです。しかもその文章の内容が女を口説くときのセリフそのまんま。「○○さんとは、ほんとうに気が合いますねぇ。」とか。とてもそんなふうには見えないんですけど(汗)。そして僕には「Argusさんみたいになりたいです。」「Argusさんの周りの女性は、Argusさんからいろんなことを学んでいるんでしょうね」「心の中でおにいさんと呼んでいます」などと送ってきた。そしてもうひとりはそのお相手。元気で素直、ちょっと話しが鈍いけれど、いい人でした。メールのやりとりもずいぶんした。この夏に横浜に来るといっていたので、会おうかみたいな話すらあった。でも残念ながら年下の男の子に弱かったみたい。お友達も高校生や19歳が多かったからなあ。まあ、ヤツにかかるとイチコロだったかも。ヤツにおだれられて、論点のずれた、掛け合い漫才のようなコメントのやりとりを見ていると、これまでと違う彼女が見えてきて嫌になった。コメントって結構人間性が現れちゃうんだよね。どこにどんなレスするかで、その人(そのBlogの)価値が判断できる。僕のマイミクには実は怪しげな女性もおおいのだけれど、不思議なことに誰も彼のマイミクにならなかった。なぜだろう?恋バナのうまいモテそうな男なんだけど。やっぱり経験か???高橋がなり氏が以前「女は頭じゃなくて子宮で考えるのが一番正しいんだよ。」と言っていたっけ。彼らは子宮で考えなれていたのかもしれないな。迷ったけれど、お別れしたらスッキリしました。だからあと2人ほどお別れもした。どちらも自分から見ると失礼な相手だったしね。こうしてただでさえ、狭い世界がいっそう狭くなった(笑)やはり人付き合いは苦手なんだろうな。
2007.07.17
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どうでもいいことだけど、魔女の宅急便に出てくる街はどうもマルタに似ている。マルタはご存知、イタリアの南、地中海に浮かぶ国だ。イタリア人が英語をしゃべっていて、車が左側を走るというヨーロッパでは異質だ。似ていると思ったのは街の形もあるけれど、もうひとつはバスの形だ。このバスはマルタでは特に印象的だった。バレッタという最大の街から出るこのバスには、なんと扉がない。結構なスピードで走っているので、振り落とされないか???という心境にさせてくれる。しかも車掌が走っている最中に飛び乗ってくる少年、、、というところがさらにびっくり。今思うとコナンのようないでたちだったかもしれない(笑)。
2007.07.15
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今さらだけど魔女の宅急便を見た。実はちゃんと見たことがなかった。キキが傷ついていくシーンが結構痛かった。トンボと仲良くなっても、トンボの友達には馴染めない。純粋だった自分は何処?と落ち込む。そのうち魔法すらつかえなくなって、箒に乗れなくなりあげくに箒を折ってしまうシーン。唯一の仲間の黒猫の言葉もわからなくなり、おまけに彼には恋人ができてしまって、ひとり取り残されるシーン。なんかありがち、うんうんと頷いてしまう自分がアブナイ。まあ映画だからそこからあっさり立ち直るわけだけれど。立ち直った理由はよく考えると「残された友人の優しさにふれたから」なのかな。それはちょっと納得いかない部分もあり。
2007.07.15
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約一ヶ月前、会社でTOEICーIPのテストだった。アラシの中、本日結果到着。 885でした。 listening 460 reading 425MixiでTOEIC900clubというのにエントリーしている関係で、目標は900だったんですが届かず。でも実はなんの勉強もしていないので、届くわけもないのですが(汗)ただ今年から問題が少し変って、長文が増えて、苦手の誤文訂正がなくなったぶん、期待していた(笑)。でも実際は途中で油断。余裕をかましていたら、最後時間に追われた!! 相変わらずreadingが低いし、listeningはケアレスミスもあった。もうちょっとreading力をつければ900に届くかな。 実は留学前のスコアが860。去年帰国後、半年で受けた時も860。あまり変っていない?わずかながら上っている???もちろんそんなわけはなく、自分の中では留学中が最高でそこから確実に英語が落ちているのはわかる。それは主にspeaking。思った瞬間に浮かんでくる単語の数というのがだいぶ減った。でもなぁ。今、英語勉強する余裕はないかも。今は統計とRというプログラミングを勉強中。あと「美術検定」というのも気になっている。英語も忘れたくはないけれど、新しいものに挑戦していきたい。
2007.07.15
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愚痴ばかりだけれど最近おちたなあ。。。。。。。と今週は思った。というか技術を使いこなせん。機械についてゆけん。そのくせに他人より難しいことをやっているし。理論がいかに立派で、情報収集能力が高かったとしても、理系が機械についていけなくなったら、引退を考えないといけないかも。でも引退したくないんだ。それだけははっきりしている。少なくともそれは今じゃない。かっこわるくても、なんとかついていくしかない。。。。。。。来週は頭をさげて教えてもらうしかないな。あーーーーーー、ゆううつ。
2007.07.13
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ともだちのともだちはともだちというけれど。真ん中にたっていたつもりが、いつの間にかはじかれていたりして。仕事でも、プライベートでも、ネットでもそういうことはあるんだな。しかもそれが続いたりすると結構いやなもんだなと思った。リエゾンである宿命なのか。だいたいなんでこの年になってからそんなことに気がつくのだろう。ということが一番気になる。とっくの昔に学習していていいはずなのに。年取って人間関係にsensitiveになってきているのか?それとも自分の魅力が減っているのか?それとも社会的にモラルがなくなってきているのか???いずれにしても不幸だけれどいずれにしても慣れるしかないのだろうか。ただ思うのは、自分はそういうふうにはなりたくない、ということだけだ。
2007.07.13
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時々ですが、ほんとーーーーーに、イライラする日がありますね。それは体調のせいだったりもするわけですが。たいした理由もないのにイライラする。他人にあたったりはしないけれど、なんかシツコク話しかけたりします。今日そんな想いをされた方、ゴメンなさい。この場を借りてお詫びいたしますってこんなところであやまってもしょうがないんですが。でもリアルでできないから、ここで懺悔するわけです。
2007.07.12
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今日もまたコンテ人物画。今週と来週の2回で描くので、白い画用紙からおこす。色はサンギーヌと黒。比較的ゆっくりと調整できたので、まあまあバランスがよいと思う。でも左手に頭が乗っているかんじを出すのが難しい。表情ははじめて先生に少しだけほめられた。自分でも前回あたりからストーリーが浮かぶような絵が描け始めていると思う。人物を美人に描くのでもなく、ありのままに描くのでもなく、その中から読み取ったストーリーを表現できるようになりたい。それにはまず、自分でも気持ちのいい絵がかけなくてはストーリーが思い浮かぶことすらない。全然関係ないけれど、モデルさんが着ている最近はやりのこの衣装。チュニックですか??エプロンかマタニティみたいで僕は大嫌いだ。太っている子ならとにかく、身長170cmの美人が着る服では絶対無い。なぜ日本の女の子はこうまで、同じ服を着るのだろう。体型をまる隠しにするような服をきながら、ビリーの体操なんぞに汗水流している神経は僕にはとうてい理解できないと思った。
2007.07.09
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必殺仕事人を見た。 藤田まことの中村主水から東山紀之の渡邊小五郎に主役が代わるという設定だ。 初回だから無理ないけれど、なんかすごく不自然だった。 無理に藤田まことをださなくてもよかったんじゃないかなぁ。 東山くんはカッコいいけれど、食事のシーンが妙に「喰いタン」と重なる。「シャキーン」と刀のかわりに箸を出しそうだ。 松岡昌弘は全然駄目。いつも思うのだけれど、彼は表情が全然動かない。怒っても笑っても同じ顔。 和久井映見はいいねぇ。 久しぶりに見たけれど、声だけでムードを出せるし、老けてないのに大人のムードもでている。 若いころからいい役者だったもんなぁ。アホな男と結婚さえしなければ、今頃もっと有名だったのに。 まあ、そういうことは良く見るけれどね。
2007.07.07
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好きな人物画作家のひとりにエゴン・シーレがいる。 教科書に出るほど有名でもなく、 若くして夭折しているため作品数もそれほど多くない。 それでも一度見るとなかなか忘れられない。 シーレの人物の特徴はまず、目を中心とする表情だ。 驚き、嫉妬、不安、空虚のようなどちらかというとnegativeな表情が鑑賞者をじっと見つめている。 まるで写真をとっているかのようだ。 そして、それは自分の見ている世界とかなり近い気がする。それから、妙にふしくれだったボディ。 女の裸をゴツゴツに描く事で、なぜかとてもエロティックだ。性器までもためらうことなく描いてしまう。そしてこれらのことを、一本の線、わずかな彩色でかきあげてしまうところが 画家としての技量の高さをあらわしている。 いつかはその真似事でもしてみたいのだけれど、、、自分の情熱が冷めるほうがはやいんじゃないかとも思う。 せめて、強い感情が伝わるような絵を描きたいといつも思う。関係ないけど、この絵はすでに2回目だ。写真は微妙な不安感が伝わってくるのにそれをうまく表現できないのがなんとも残念。
2007.07.04
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今回は色つき画用紙に描いた。コンテはサンギーヌと黒。まだ描き足りない部分はあるし、体の手前部分が大きかったり、下とのつながりがわるかったりしているのだけれど、自分ではかなり気に入った。今回、描いていた場所が近くて、構図を離れてみることができなかったから、バランスには目をつぶっちゃえというのもあるけれど、なんといってもモデルに顔が似ているからだ。あたりまえんじゃん、、って?実はこの人はすでに何度も描いていて、(さていつの絵からわかるでしょうか?)実物はドキっとするほどの美人だ。でも僕が多少なりと似ている、と感じたのは今回が初めてだ。(爆)彼女自身も結構気に入ったみたいだったし。今まで本当にゴメンナサイでした!!!それにしてもデジカメで撮るとだいぶ変になるなぁ。ここまでザラザラした絵ではないんだけれど。とくに横方向の線がなぜこんなに目立つのだろう。カメラのせいだとしたらそろそろ買い替え時なのかもしれない。
2007.07.03
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