PR
Calendar
Comments
Keyword Search
前回は、高度約20万メートルほどの高さにある燦明界(さんめいかい)の所までお話しましたが、
浄化を進めた霊魂はその上にある 浄空界
、さらに
浄岸界
へと進むことになります。
この位相の世界は、地上約30万メートルから40万メートルの高さにあります。
この浄空界に入った霊体はもはや、ほとんど現世の垢を落とした清らかなものばかりです。
その為、死んだ直後のエクトプラズムは60~80グラムの重さですが、このあたりまで来ると、ほぼ10グラム近くになっています。
ごく稀なことなのですが、素晴らしく心のきれいな人は、薄暮界ばかりでなく、燦明界も通り越して、いきなり浄空界やそのすぐ上にある、浄岸界と一気に到達することもあります。
浄岸界というのは、浄土の一歩手前の世界を指します。
これより上の世界は、いわゆる 浄土 と呼ばれる世界に行くことになります。
高度約50万メートル以上の世界です。
浄土と呼ばれる所は、 菩薩界 、 仏界 であります。すなわち、観音様や如来様のおられる世界に入ることになります。
人間の霊魂が行くことの出来る最高の世界であるのが菩薩界、仏界であるわけです。
菩薩界とは、地蔵菩薩様、観音菩薩様などの菩薩様がおられる世界です。
仏界はその上にある世界で、高度にして50万~100万メートル上空にあります。
ここは、霊がきれいさっぱり生前の念やホコリを洗い流した者だけが上がってくることのできる世界で、神々しく清らかに澄み渡った美しいところです。
いわゆる 極楽浄土 で、キリスト教で言う 天国 にあたります。
この仏界には、大日如来様や釈迦如来様がおられます。
霊が浄土界へとたどり着くには、心のきれいな霊では7年から、10年かかります。
地上に未練を持っていると100年も、150年かかってもたどり着かれない場合もあります。
あの世でも心が大切ということですね。
なお、菩薩様や如来様などの仏様は、この世で悩み苦しんでいる者のところへ姿を現して、あるいは悩める人の先祖霊をお使わしになり、人を導かれます。
そして、神様が御力を貸されて、軌跡を引き起こしたり、人を救済されるのです。