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10月のある日、娘に誘われて根津美術館へ行った。表参道駅から約10分、たまらなくお洒落な界隈を歩いて行く。女性はもちろん、男性のオシャレさんが多い。ハーフパンツにハットをかぶってきめてる人とかいる。大阪にはそういうオシャレさんはあまりいない。いても、中途半端に自己満足している若いメンズか、下手にハーフパンツはいて「屋台系」になってしまうのを見るくらい。特に大阪サウスは「だんじりクォリティー」になってしまう人多しさすが表参道にはそれはないわね。隈研吾氏設計の根津美術館。根津美術館といえば、このアプローチ。サイズは大きいが、京都の町家の路地と似ている雰囲気がある。こんなつくばいもあるし。このアプローチは、寸前までの喧噪を忘れ、「美」を堪能する心の準備を整える役割がありそうだ。外国人の来訪者が多くて驚いた。この時の展覧会が『中国陶磁器勉強会』(10月23日終了)で、「こんなに中国陶磁器が外国人に人気なんて!」と感心していたら、どうも違ったようで、彼らの真の目的は庭園のほうだったようだ。ガイドブックに載っているのかな。展覧会のほうはさらっと見て、お庭に出てみた。ブロ友のciamiさんのところで写真を見せていただいた時から興味のあった場所だった。その時まで、根津美術館だから根津にあると思っていた根津は根津でも、初代東武鉄道社長の根津さん。この庭園は根津嘉一郎邸の庭園。この一等地に大きな庭園今は紅葉が見頃かも、終わっちゃってるかな。今回、馴染みのある南海高野線が根津嘉一郎氏に縁があると知って驚いた。東武鉄道と南海電鉄の間には浅からぬ縁があるようだ。 根津美術館 東京都港区南青山6−5−1
2016.11.30
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龍安寺の東南、立命館大学衣笠キャンパスの南隣にある等持院。足利将軍家の菩提寺で、初代将軍足利尊氏のお墓がある臨済宗天龍寺派のお寺だ。(11月24日撮影)キュッキュと鳴る鴬張りの廊下を歩いて眺める紅葉もいい。ずばり穴場です。人が少なくゆったりと見学でき、なおかつ室町時代を肌で感じることができる。方丈の東側にある霊光殿には、足利将軍家15代の将軍のうち5代と14代を除いた13名と徳川家康の木像が安置されている。かなり大きめの木像がずらっと並んでいるのは壮観だ。(霊光殿内は撮影禁止)足利メンバーの中に家康がいるのはしっくりこない。木像前のお賽銭が多いのが家康だというのも何だかねぇ。夜中に足利義満あたりから、「ここはうちの縄張りなのに、何でおまえが1番賽銭多いんだよ、意味わかんねぇし!」とツッコミ入れられてそうだ。7代将軍の像が小さく、お顔が幼いのが気になった。7代将軍・足利義勝は将軍職在任1年に満たず、10歳で亡くなっている。室町幕府は240年と長い期間だということをどうも忘れがち。歴代将軍の木像で、「室町時代は長いんだ!」としっかり頭に定着したかもしれない。方丈の北側は、回遊式の庭園で、その一角に、足利尊氏の墓の宝篋印塔がある。(↑写真左端)えっ!これですか、、、というくらい奥ゆかしいお墓だ。足利将軍ゆかりの寺では、鹿苑寺(金閣)慈照寺(銀閣)という超メジャー級があるけれど、初代ゆかりのここ等持院は、心静かに〈秋の京〉を満喫できる。この静けさは、足利尊氏という人の評価とリンクしてしまう。幕末の尊王攘夷運動激しき頃は、初代2代3代の木像の首が三条河原にさらされる「足利三代木像梟首事件」が起きる。「尊氏=逆賊」というわかりやすいシンボルだったのだろう。幕末のドラマを観ると、そのエピソードがちらっと描かれることがあったけれど、ここ等持院の木像の首だったとは知らなかった。紅葉というキーワードだけで訪問したが、歴史的に中身の濃いお寺さんだった。拝観料は500円。私は嵐電の等持院駅の南、一条通沿いのコインパーキングに車を停めて歩いたが、境内に停める事も可能だった。その場合は受付にナンバーを告げる必要がある。立命館大学内をぬければ龍安寺から5分ほどで、仁和寺、妙心寺も徒歩圏内。桜の季節に、龍安寺の石庭、等持院、仁和寺の御室桜、妙心寺退蔵院、法金剛院という桜フルコースも良さそうだ。御室桜は遅咲きなので難しいかな。 等持院 京都府京都市北区等持院北町63
2016.11.29
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仁和寺とどちらにしようか相当悩んで、龍安寺へ行くことにした。北野天満宮よりは海外からの観光客の比率がぐっと上がり、どういうわけか龍安寺はフランス人が多くフランス語がよく聞こえてくる。先日食事をした祇園の料理屋のおかみさんが、「京都の人間とフランス人は気が合います」とおっしゃったのを思い出した。「どっちもクセがあるってことかな」と心の中でつぶやいてしまったわ(笑)山門をくぐって境内に入ると、左側に鏡容池が広がっている。石庭の前に鏡容池の中島のほうへ行ってみた。勝手に「マーロン・ブランド・ブリッジ」と名付けている石橋を見つめる。60年以上前に映画のロケでこの橋を渡っていたのよね。私にとっての龍安寺は、石庭よりもこの石橋なのだ。(ミーハー魂炸裂!)じっくり見て妄想モードに浸れたので、方丈へ行こう。ここは人の通りが途絶えることがない。修学旅行の小グループも多い。グループ行動の修学旅行は楽しそうだな。そういう経験ないので憧れちゃう。中学校は信州で、高校は九州、ずっと団体一緒の行動だった。京都は小学校6年の遠足で行ったが、小学生だから団体一斉行動だった。円山公園でお弁当を食べ、清水さんと平安神宮に行ったな(遠い目)石庭からも紅葉を楽しめる。石庭の前ではみんな静か。哲学的に何想う?有名な『吾唯知足』の蹲踞のレプリカ。レプリカでもいい雰囲気だ。まだしばらく楽しめそうだ。勅使門につながる石段前で、駆け上がって行くマーロン・ブランドの後ろ姿を思い描いて、、、といきたいが、人がいなくなるのはほんの一瞬。この時3秒くらい。ようやく雲間から陽の光が入ってきはじめた。陽の光でぱっと華やぎ、観ているこちらの心も浮き立った。非公開の塔頭「西源院」の参道を門の外から撮った。石畳がよろしおすな。鏡容池をぐるっとまわって龍安寺の紅葉を楽しんだ。龍安寺の拝観料は500円拝観するなら駐車料金は1時間無料だ。 龍安寺 京都府京都市右京区龍安寺御陵ノ下町13
2016.11.27
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高台寺さんと清水さんでライトアップは楽しんだけれど、自分的に少々物足らなかったので、半日駆け足で3ヶ所巡ってきた。昨年秋の「そうだ京都、行こう」のCMにピックアップされた北野天満宮。本殿でお参りをすませたら、紅葉を楽しむ。大勢の人で賑わっていたけれど、やはり天満宮といえば「梅」なのかな。今年3月に梅の花を観に来たときのほうがもっと人が多かった。もみじ苑(入苑料700円 お茶菓子付き)に入ると、綺麗やわぁ清水さんのライトアップの混雑が凄かったから、自分のペースで観ることができるのが超うれしい。じっとしたいところで好きなだけ立ち止まれるっていいわ。平日なのでゆったりできているだけで、週末はかなりのものかもしれない。ライトアップは幻想的で独特の雰囲気があるけれど、紅葉本来の色が楽しめる昼のほうが私は好きだな。本殿は国宝。現在の建物は1607年(慶長12年)に造られたもの。関ヶ原と大坂の陣の間ということね。もみじ苑の前半は、上から見下ろすかたちで紅葉を楽しむ。秀吉の命によって築造された御土居(おどい)の上から堀を見下ろしていることになる。御土居より内は「洛中」で、外は「洛外」。北野天満宮より西は「洛外」になるので、嵐山の嵯峨は「洛外」。嵯峨育ちだと「京都の人じゃない」と洛中の人に思われるということを、『京都ぎらい』という本で読んだ。伝統ある街では多少なりともありがちなことで、堺も堀の中と外では意識が違い、堀の中の「旧堺」の人々は「堀の向こうは堺とちゃうねん」と思っていそうだ。千年の都の京都ですもん、堺よりそういう意識は桁が違って高いだろう。川沿いに下りていくと、堀(紙屋川)に朱塗りの鶯橋が架かっている。(11月24日撮影)敷き紅葉が美しい川沿い散策だった。御土居の上に戻り、梅苑横に設けられた茶席でお茶と老松さんのお菓子をいただいたら急いで駐車場に戻った。ここは1時間までは駐車場代は無料。でも1時間だとギリッギリで、かなり早足で見学したつもりだったが、出口ゲートで「時間が超過してます」と自動音声が流れた。ゲート横にいた係りの女性が、「いいですよ〜」とゲートを開けてくれた。超過時間は10分だった。1時間を超過すると係員を呼ぶシステムで、超過分の料金を入れたらゲートが開くわけはない。係員さんは常にゲート横にいらっしゃる。毎月25日は縁日があるので駐車場は利用できない。北野天満宮の次は仁和寺か龍安寺のどちらにしようか迷いながら〈きぬかけの道〉まで行った。 北野天満宮 京都府京都市上京区馬喰町
2016.11.26
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時間はあまりなかったが、祇園でランチした後に建仁寺に立ち寄った。拝観料500円を納めて本坊に入ると、風の神さんが出迎えてくれる。建仁寺所蔵の俵屋宗達〈風神雷神〉の高精細複製図で、ほんまもん(国宝)は京都国立博物館にある。(11月19日撮影)大好きな潮音庭の紅葉はまだねぇ。遅めなのね。こちらは見頃になっていた。創建は建仁2年(1202年)で、鎌倉幕府二代将軍源頼家の援助で栄西が開山した寺院。いつ来ても雰囲気のいいお寺さんだ。 建仁寺 京都市東山区大和大路通四条下る小松町
2016.11.24
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高台寺から二年坂、産寧坂を経由して清水寺へ。時刻は20時前で、清水さんへつづく坂道には大勢の人がいて、この時間でも国際色豊かなメンバーだった。拝観受付は待ちなし。(夜間拝観料400円)週末金曜日だったが、天気予報が「雨」だったのが幸いしたかもしれない。まずは現在特別公開中の成就院へ行った。成就院前の池にも紅葉が映っている。成就院では「月の庭」という庭園を観た。説明を聞いて交代制でお庭を拝見するという方式で、お庭の前で好きなだけゆったりとするわけにいかないが、ぱっと眼前にお庭が広がると、お〜 と溜息が出るくらい魅力的なお庭だった。ライトアップされているお庭は幻想的。残念ながら撮影は禁止。でも、一見の価値はある庭園だ。(拝観料は600円)成就院の現在の建物は、仙洞御所でもお馴染みの後水尾天皇の中宮、東福門院和子が寄進したもの。2代将軍徳川秀忠の娘の東福門院だ。幕末には尊王攘夷派の僧侶の月照が住職として住持しており、西郷隆盛や勤王の志士が密談をした場所でもあった。月照は西郷隆盛と共に鹿児島の錦江湾に入水し、西郷隆盛は助かるが月照は亡くなっている。幕末好きの人にとってはマストの場所かもね。清水寺本堂にお参りしてから、清水の舞台から紅葉を楽しんだ。雄大な眺め。ライトアップも大掛かりでさすが清水さんだわ。東福寺の通天橋が今年から撮影禁止になったので、上から見下ろす紅葉を撮影できる貴重な場所になったかもしれない。地主神社の前からは雑踏状態で前に進むのも難儀なほど。この景色が見られて満足だ。ずっと気になっていたのは、上空を貫く青白い光線。「ラスベガスのLuxorみたい、あれはどこを照らしてんの?」と娘と話していた。あの光は観音様の慈悲を表した「観音慈光」というもので、観音様の思いやりの御心を感じないといけなかったようだ。ラスベガスを連想してしまって申し訳ありませぬ清水寺の夜の特別拝観、成就院の特別拝観とも12月4日まで。 清水寺 京都市東山区清水1丁目
2016.11.22
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紅葉本番の京都夜間ライトアップ特別拝観に行ってきた。北政所ねねが開山した高台寺。人気のお寺さんなので受付まで10分弱並んだが、並んでいる間に美しい紅葉を観ることができるので、全然苦にならない。今年は昨年よりずっと色づきが良さそうだ。拝観料600円を納めて境内へ入る。茶室の遺芳庵方丈前庭ではプロジェクションマッピングが開催されていた。臨済宗建仁寺派でバリバリ禅宗のお寺さんながら、モダンアートを取り入れているところが面白い。プロジェクションマッピングの1回の長さはちょうど良く、連続で上映されているので観るのに苦労がなくストレスがない。伝統と新しさの融合、幽玄さが表現されていてよろしいな。方丈から庭園に出ると、臥龍池に紅葉した木々が鏡のように映っていた。ほぉ〜(溜息)これぞライトアップの醍醐味ですわね。美しゅうございました。「ねねのお寺」ということもあって、はんなりとした優しい雰囲気があるのが魅力で、心穏やかになることができるいいお寺さんだ。竹林を眺めたら、ねねの眠る「霊屋」(おたまや)にお参りした。高台寺の駐車場は広く24時間対応で、高台寺を拝観すると1時間無料になる。それ以降は30分300円。高台寺のライトアップは受付終了が21時30分と遅くまでしている。今年のライトアップ夜間特別拝観は12月11日まで。 高台寺 京都市東山区高台寺下河原町526番地
2016.11.21
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マーサポイントでグランドキャニオンの景色を楽しんだ後、予約していたロッジ、Yavapai Lodgeにチェックインしに行った。国立公園内にあるYavapai Lodgeチェックイン等の手続きをするのはマーケットプラザにあるこちらの建屋で。宿泊棟は広い敷地に点在しているので、マーケットプラザの駐車場に車を停めたら荷物は出さずに手ぶらで手続きに行く。予約していたのは新しいほうのイーストエリア。チェックイン時に聞かれたのは、「2階でもいいか?」ということ。宿泊棟は低層で、2階の場合階段のみなので、スーツケースを持って階段が無理な場合は1階をリクエストにあげておくほうがいいだろう。リクエストが通るかどうかは時の運。うちは男手があったので2階でOKした。チェックイン完了後、敷地内の地図をもらって車で移動する。カートで送ってくれるなどのサービスはないので、車がない場合はかなり大変そうだ。公園内巡回バスは走っているけれど、ロッジの敷地内に停留所が多くあるわけではないので、荷物を持っての移動は難儀しそう。レンタカーじゃない場合はここに泊るのは避けたほうがいいだろう。それと、暗くなってからの到着も避けたほうがいい。真っ暗になってしまい、案内板が親切ではないので、車でも自分の棟に行き着くのに苦労しそうだ。アサインされたのはマーケットプラザから一番近い棟だった。 ラッキー!階段は緩やか。飛行機で〈HEAVY〉のタグがつくほどじゃないなら、それほど大変な階段ではない。(でも、旅先でのぎっくり腰には注意よね)建物外観から想像したよりも部屋はイケてる。清潔で落ち着く内装のお部屋。キングベッドは大きい。客室内は普通のホテルと同じで快適に過ごせた。バスルームはバスタブ付きシャンプー類は頑丈に拘束されている(笑)洗面台のソープも同じく(爆)〈GRAND CANYON〉という銘柄なので、記念に持って帰られちゃうのかしら。窓の外にはふつうに野生動物がいる。奈良公園の鹿よりかなり大きな鹿がうろうろしていた。マーケットプラザから近い棟で「ラッキー!」と思った理由は、客室内はネットが使えず、受付棟にしかWi-Fi環境がないから。ダンナが昼寝して暇になったら、スマホ片手に受付棟に行き、ついでにすぐ横にあるスーパーを見に行ったりした。夜の受付棟星が降ってきそうなくらい空一面に煌めいて幻想的だった。宿泊プランには朝食が含まれていて、受付棟にあるレストランで食べた。プランに含まれるメニューは1種類で、フルーツ・ヨーグルトのみ選択。私はフルーツを選んだ。卵とイモの量がはんぱな〜い。ラスベガスまでの長距離移動日なのでしっかりと食べた。受付棟のあるマーケットプラザには、その名のとおりマーケットがある。何でもそろうスーパーで、サンドイッチ類のデリのコーナーもある。部屋で食べられるものが多くあり、スペアリブやローストチキンが小分けの袋に入ってウォーマーで温められていた。サラダも充実していたので、このスーパーのもので部屋食して十分に過ごせる。特にウォーマーを使っているのはいい。お部屋に持って帰って温かいものを食べられるのは幸せだ。ビューポイント横にある立地ではないので、絶景ポイントまで車かバスで移動しないといけないのがマイナスポイント。それゆえ国立公園内では予約が比較的取りやすいロッジだ。 Yavapai Lodge 11 Yavapai Lodge Rd, Grand Canyon Village, AZ 86023
2016.11.17
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新千歳空港には出発時刻の1時間30分前に着いたので余裕がある。回転寿司屋さんでランチして、富田ファームのバス用品を買ったらゲートに向かった。JAL2504便で帰路につく。佐渡島。佐渡島の形がよくわかる。新千歳・関空便は往きと帰りでは航路は異なり、関空へは、佐渡島から能登半島上空へ向かう。能登半島上空からうっすらと富士山が見えた!北アルプス南アルプスの山々の先に富士山、という角度だと思う。なだらかなラインの海岸線は、能登半島にある千里浜なぎさドライブウェイ。一度走ってみたいなぁ。丹後半島を過ぎ、竹野と香住の間で陸地が下に見え、まだ西よりに飛んで岡山県の津山手前でやっと東よりに針路が変わる。北海道から大阪に帰るのに、〈桃太郎さんの国〉まで行くってのが遠回りに感じる。空も道が決まっているので仕方がないけどね。瀬戸内の島々を眺め、大鳴門橋。あら! 渦潮巻いてるんじゃないかな?渦潮は時間が大事で、前に行った時は時間が合わず観潮船に乗らなかった。近くでも見てない行けてない所がいっぱいだ。新千歳からジャスト2時間で関空に着陸無事修行が終了し、30000FLY ONポイント達成して赤残留になった。('16 札幌修行の旅 終わり)
2016.11.15
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もう1ヶ所行くにはそうゆったりもしていられないので、北海道神宮から北大正門前までタクシーを使った。タクシー料金は1390円。正門入ったところの中央ローンおっ いいじゃん7月よりも観光客が格段に多い。この写真を撮っている時の周囲はチャイニーズのツアー客で、皆さん嬉しそうに写真を撮っていた。日本の景色をあんなに目を輝かせて楽しんでくれると、こちらも嬉しくなってしまうわ。理学部の角を左に曲がってポプラ並木へ行く人が多いけれど、時間がないのでポプラ並木はパス。この日は北13条の1点狙い。池周辺も気になるけど、北13条へGO!北13条のイチョウ並木に着いた。わぁ 綺麗だぁ北13条門から構内へつづく通り沿いがイチョウ並木になっていて、多くの紅葉狩り客で賑わっていた。地元のお散歩組も多そう。ここでゆっくり時間を取るようにして良かった。陽の光も手伝って、黄金の中にいる気分。お天気に恵まれて最高の黄葉を楽しめ、時間ギリギリだったけど来て良かった。北13条門までタクシーで来ればポプラ並木も行けただろうが、中央ローンも美しかったのでまぁいいや。北海道の名残の秋を堪能して、札幌駅に戻った。
2016.11.14
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朝起きると、良かった、雨じゃない。昼過ぎの飛行機で関空に戻るので、早めに行動し始めた。まずキャリーバッグを札幌駅に預けに行く。ホテルで預かってもらってもいいけど、すすきのに戻ることにすると面倒なこともあるだろうから札幌駅にした。札幌の地下鉄南北線はそれほど深いところを走っていないので、階段でも大変ではない。でもキャリーバッグがあるとエスカレーターがあればな〜と思ってしまう。階段には叱咤激励の文言があるけどね(笑)朝7時30分のすすきのからさっぽろへの南北線はまだラッシュ前だった。地下鉄さっぽろ駅4番出口のパチンコ屋さんの横に、数は少ないが全てのサイズ200円のコインロッカーがあり、そこにキャリーバッグを預けた。再び地下鉄に乗り、大通駅乗り換えで円山公園へ向かった。この方向はラッシュ本番。大通駅での乗り換えは動線が悪いのか、通路幅に対して人が多すぎるのか、東西線のホームに下りるのもひと苦労だった。円山公園駅で下車し、200mほど西の公園入口を入ると、綺麗だわ 見頃だった。5分前にはラッシュの地下鉄に乗っていたとは思えないくらい、ゆったりとした場所。ひと足早く晩秋の空気を吸い込んだ。5℃ほどなのでキリッと冷えている。鳥居をくぐって北海道神宮の境内に入る。ここに来るのは初めて。リスちゃんだっ! ピンボケちゃったけど。エゾリスかな。大通駅から地下鉄3駅で、リスがいて原始林がある自然があるのが札幌の魅力ね。珍しい名前のお宮さんがある。北海道開拓70年の1938年(昭和13)に建立された開拓神社。北海道開拓に功労のあった37人が祀られている。37人の中には、江戸時代寛政期に蝦夷地を測量した伊能忠敬、間宮海峡を発見した間宮林蔵がいる。こちらは穂多木神社。開拓神社と同じ1938年(昭和13)に、北海道拓殖銀行の守護として本店屋上に建立され、現在は北海道神宮末社となっている。「たくぎん」なくなっちゃって20年近くになるのね。北海道神宮本殿前に来た。初詣人出道内1位のお宮さんだ。本殿前には皇族方の御手植えの木がたくさんある。その内の1本、イチイの樹。赤い実が可愛い。円山公園の紅葉を楽しみ北海道神宮にお参りして、時刻は9時。早くに空港に行ってもつまんないので、もう1ヶ所行ってみよう。 北海道神宮 札幌市中央区宮ヶ丘474
2016.11.12
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腹ごなしに夜のサッポロをお散歩しよう。大通公園まで行くと、さっぽろテレビ塔がライトアップしてる。カラーバリエーションがいくつかあるようだ。ビルが温度計になっている。気温は9℃。10月末の夜の気温としては暖かいほうだろう。まだ8時にもなってないのに、歩いている人が少なくて異常に静かなサッポロの街。どうしたんだ? そんなに不況なのか、、と一瞬心配したが、これか!この日は札幌ドームで対カープ戦がある日。みんな家で中継を観てるのね。北海道でのファイターズ愛はかなり熱いみたいだもんね。時計台のライトアップ。再来年の2018年に数ヶ月休館して20年ぶりの改修工事に入るそうだ。札幌グランドホテルに寄って翌朝の朝食用のパンを買い、駅前通りを南下してすすきのに戻る。昼に乗った時は大雨で撮れなかったので、市電をカメラにおさめた。後ろの看板はTEAM NACS。大泉洋さん安田顕さんの原点ね。確か学園大の演劇研究会出身だったかな。大学の演劇研究会のメンバーがみんなメジャーになるって凄いね。すすきのも人が少なぁ〜い。キャッチのおにいさんもタクシーも手持ち無沙汰状態。ホテルに戻ってこれを飲みながら野球観戦した。新井のお兄ちゃん、古巣で元気になったのね。タイガースでももうちょっと頑張ってくれたらよかったのに。金本さんが苦労してるのよ。でも、赤いユニフォームが似合うね。なんて、グチグチ思いながら観た。
2016.11.11
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さて晩ご飯は何にしよう。メルキュールホテルの地下1階から2階は「RECOLTE SAPPORO」というレストラン街で、ワインバーや個室イタリアンなど、お酒とお料理を楽しめる洒落たレストランが10店舗ある。連れがいるならダイニングバーは魅力的だけど、ひとりだとね、、、もうちょっと気軽に、でも晩ご飯にラーメンはイヤだし、、、スープカレーにしてみよっかな。本場だもんね〜すすきの交差点の北西側、南4条西5丁目にある『suage+』に出かけた。このビルの2階にお店はある。店内賑やかだけど、おひとり様でも居心地が良かった。私はテーブル席だったが、カウンター席も少しある。まず2種類のスープから1つ選び、辛さを決めてカレーメニューをオーダーする。ご飯の量は小(150g)中(200g)大(300g)の3段階。スープはイカ墨ベースがプラスされた「プラススープ黒」にして、中辛の「チキンレッグと野菜カレー」(980円)にした。隠れているけど、串にさされた野菜がごろごろいる。ジャガイモ、にんじん、かぼちゃ、なす、どれも美味しい。カレーにイカ墨?? と思ったが、スープに少しこってり感が増しているくらいで、墨スミしているほどではない。色んなスパイスがきいていて、薬膳スープのイメージなのね。札幌に来たらまたリピしたい。 suage+ 札幌市中央区南4条西5丁目都志松ビル2F
2016.11.10
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マジかよ、、オハイオ州の結果が出てつぶやいた。慌てて為替をチェックすると、ドルが急降下中つぶやいている場合じゃねぇーおっさんが大統領になるかもしれねぇじゃん。なったらドルはどうなる? この下げっぷりは尋常じゃない。なったらどうなる、どうなる????円転しちゃおう!生活費及び教育資金のドルを全部円転した。(たいした額じゃないけど)おっさん大統領に決まる。えっドルじわじわ上昇マジかよ、、、小さな小さなトランプショックを体験してしまった。
2016.11.10
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雨が降っている間は、札幌駅前の大丸でお土産を見て、よつ葉ホワイトコージでシナモンアップルとラムレーズンのパフェを食べていた。雨が小降りになったのを確認して、予約していたすすきののホテルへ向かった。この日の泊まりはメルキュールホテル札幌。南4西4のすすきのの交差点から2ブロック東、南4条の通りに面して建っている。最上階にピンクの文字があるのがメルキュールホテル。地下鉄すすきの駅から徒歩3分。エスカレーターとエレベーターはすすきの交差点の南西角4番出口にしかないので、そこを使うと札幌駅前通りを横断歩道で渡ることになり徒歩4分になる。駅近でとても便利。すすきの駅に近いということは夜も明るい。ほらねふた昔前ならキャッチのおにいさんが鬱陶しかったが、今や声なんかかかりませんもん、呼び止められることもなくさっさと歩ける。メルキュールホテルのフロントは3階。南4条の通りに面した入口から3階までのエレベーターに乗ってフロント階に上がる。フロント周辺は、外国みたいだった。それも人種のるつぼ状態。チャイニーズ・コリアンに偏ってない。スタンダードクィーンの部屋を予約してたら、「アップグレードいたしました。最上階広めのツインのお部屋でございます。」と嬉しいことをおっしゃってくれた。すみませんねぇ、7000円ちょっとしか払ってないのに。フロント奥のエレベーターで15階に上がる。客室階に上がるエレベーターに乗るにはフロント前を通る動線になっている。そこは繁華街にあるホテルとしてはいい構造だろう。そしてエレベーターの階のボタンを押すには部屋のキーを読み取らせる必要がある。最上階15階は、プリビレッジフロア。(13、14、15階がプリビレッジフロア)通常ルームより備品などがプラスされているようだ。アップグレードなので、プリビレッジフロアの全ての特典がついていたわけではないだろう。シモンズのベッド2台の部屋加湿空気清浄機があった。差し色にこのホテルのテーマカラーのレッドが入っている。フランス系らしい“こじゃれた感”がある。コーヒーマシーンがあり、カプセルが2個ついていた。バスルームはユニットバスタイプ。ここにもビビッドなレッドが使われている。シャンプー類はフランス製のオムニサンスで、目黒雅叙園と一緒。広めの部屋にしてもらえて文句を言うのもなんだが、ただ1点残念だったのはシャワーカーテンで、カーテンを広げると私の嫌いな「ビジホの匂い」がした。ここだけクリアしてくれればパーフェクトだったのになぁ、残念だわ。あの匂いがしちゃうと一気に興醒めしてしまう。敏感なのかな?これは便利!と思ったのは、デスクに格納されている大きめのミラー。閉じる時にはゆっくり閉まるようになっているので挟まれたりする心配はない。メイクするのに便利だった。無料Wi-Fiあり。パスワードは部屋のわかりやすい場所に標示されていた。クローゼットには消臭剤とセイフティーボックス、使い捨てスリッパがセットされていた。窓からは大通側、北方向の景色が見える。あら、あんなところに、観覧車があるわ。さっぽろテレビ塔がライトアップされている天気が悪いこともあるが、5時9分でもう暗い。(10月末)大阪より40分ほど日の入りが早いものね。札幌に初めて住んだ時にびっくりしたのは冬の日没の早さ。10月に初雪があったのと冬の寒さにも驚いたが、それよりも、夕方4時頃に暗くなり始めていたのには大層驚いた。札幌の人が陽の光を恋しがる気持ちがよく理解できた。以前に一度だけすすきののホテルに泊ったことがある。もう30年ほど前だったかな。場所柄深夜に部屋に戻る人が多く、何度もドアの開け閉めに眠りを妨げられていい思い出がなく、それ以来すすきのに泊ることは避け、札幌駅周辺に宿をとっていた。今回は最上階だったこともあるのか、そういう騒音に悩まされることはなかった。比較的防音がいいのかもしれない。 メルキュールホテル札幌 札幌市 中央区南4条西2丁目2−4
2016.11.09
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中島公園にある重要文化財の建築物、豊平館。開拓使のシンボル★が建物センターに輝いている。この★ですね。雨がポツポツしてきてるので、先に建物全景を撮っておこう。1881年(明治14)に開館した洋風ホテルで、元は中央区北1条西1丁目(現在、札幌市役所の向かい側、札幌市民ホールあたり)にあった建物で、1958年(昭和33)に中島公園に移築された。ホテルの最初のゲストは明治天皇で、北海道行幸の行在所となった。「天皇御座所」となったのは、2階向かって右端の「ウメ」の部屋だ。ウメの部屋内部見学の入館料は300円。ウメの部屋は調度品に近づけないが、他のエリアは制約がほとんどなくて自由に見学することができる。当時の客室の雰囲気を感じられる部屋もある。舞踏会もできそうな広間パンフレットの「豊平館の歩み」を読むと、明治の頃は宮内省の所管で、大正期に札幌市へ移譲。太平洋戦争時は陸軍の司令部となり、戦後は進駐軍が接収して駐屯部隊の宿舎となる。その後、一時期三越札幌店の売場となってから札幌市民会館と改称され、1958年(昭和33)に現在の場所、中島公園に移築されて市営結婚式場となった。かなり色んな使われ方をした建物なのね。今も午後5時以降は貸室として利用でき、パーティー、ブライダル、コンサートなどに使える施設になっている。営利目的でない場合、広間は1時間3300円で借りられる。こういう雰囲気、いいなぁレトロなムードに浸っていたら、どうもお外が騒がしい。風が落葉を舞い上げ、大雨になってる〜 少し間をおいたらましになるかしらとスマホで雨雲情報をチェックすると、1時間後はますますひどくなるようで雨雲レーダーが真っ赤っか。早めに地下歩行空間に逃げ込もうと、豊平館から近い札幌市電の中島公園通駅へダッシュ先日買ったばかりのアナスイの折り畳み傘がしなるのを押さえながら駅へ急ぐと、ラッキーなことに市電が停車していた。市電で狸小路まで行き、そこで地下街に潜った。大雨になる前に全景を撮っておいて良かった豊平館札幌市中央区中島公園1番20号
2016.11.08
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うに丼でお腹いっぱいになったら、さっさと地下鉄南北線に乗って中島公園へ向かった。天気予報が良くなかったので、なるべく急いで行動した。中島公園駅3番出口から地上に出ると、(10月末撮影)お〜 これは期待できるんでないかい。中島公園は札幌市中央区にある公園で、都会のど真ん中にある「市民の憩いの場」だ。あのススキノのすぐ南にあるとは思えない、清心な空気が満ちた場所だ。こういうのは北国っぽい黄葉の景色ね。ちょうど見頃。いい時に来られてうれしい「札幌で紅葉」は頭になかったけれど、よくぞ着陸時に気づいたものだわ。気づかなかったら、うに丼とパフェとお寿司と修行で終わってたかも。これで青空なら言うことないのになぁ。雲行きがいよいよ怪しくなってきたちょっと遠くでゴロゴロ鳴ってきたような、、、兼六園みた〜い。雪吊りを見ると、何でもかんでも「兼六園」と思ってしまう単純なわたし。札幌はしっかり雪が積もるので、雪吊り必須ね。「日本庭園」とあるので、そちらに歩いて行くと、雨がポツポツと降り始めたので、日本庭園からはすぐに撤収。この奥に重要文化財指定の八窓庵という茶室があったと帰ってきてから知った。あっちゃ〜 しくじっちゃたな。雪吊りすぐ隣にある、もうひとつの重要文化財の建物をじっくり見ることにした。
2016.11.07
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札幌駅までのエアポート快速に乗っている間、「札幌の紅葉の名所」を検索していると、円山公園中島公園北海道大学の3ヶ所がヒットした。7月に行った北大を後回しにして、中島公園、円山公園を優先することにした。でもまずはランチを最優先。札幌駅のコインロッカーにキャリーバッグを預け、札幌駅前通地下歩行空間を歩いて日生ビルの地下1階にある『函館うに むらかみ』へ。生うに丼はセ・コンビア〜ン??4000円(税別)デスカ、、、う〜ん 今は旬じゃないですしね、ハーフのS丼(2000円台)でいいっす。それと塩辛付きジャガバタをオーダーしたら、ジャガイモが大きくてビックリ隣のテーブルは「新都心はねぇ」と埼玉の話題で盛り上がっていたおば様で、うに丼を食べてらっしゃった。観光客が多そうだ。うには大変美味しゅうございました。ごちそうさまでした。 函館うに むらかみ 日本生命札幌ビル店 札幌市中央区北3条西4丁目1−1 日本生命札幌ビル B1F
2016.11.07
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マイルをかせぐためだけに飛行機に乗ることを「修行」といい、それをする人を「修行僧」という。まぁ〜うまいこと名付けたもんだわ と他人事のように笑っていたが、その「修行」をしてしまった。その筋の「修行」の王道は、OKA-SINだそうで、、羽田から那覇に飛び、羽田にとって返し、羽田からシンガポールに飛んで、羽田に戻り、また那覇に行って羽田に戻るシンガポール1往復に那覇2往復ををつけた旅程をできるだけ短期間にこなすのだそうだ。私はそんなことはとても無理で〜す!どこかのラウンジで寝落ちして乗り遅れるのが関の山。無事帰ってこられても、数日間起動不能になりそうだ。でもね、今年のペースでは来期平落ち確定。別に平落ちでもそんなに大差はない。赤と平の差は修行するほどじゃないけど、マイルの貯まりだけは影響しちゃう修行しちゃう? 手持ちマイルを電子マネーにして航空券を買えば問題ないしな、、国内遠距離1往復でOKなので札幌か那覇日帰りは疲れるので1泊するとして、泊りたいクラスのホテルでリーズナブルなほうとか色々考えて、札幌に決定した。こういう若干後ろめたさのある旅は、土地勘あるほうがいいような気もした。札幌だったら地を這いずり回っても帰って来られる。10 月末に行った札幌修行の旅です。修行の旅なので、何はともあれまず「修行」からスタートする。JAL2501便で関空から新千歳空港へ飛ぶ。大阪湾上でぐるっと一周旋回して大阪市上空へ。左下に伊丹空港が見えた。岐阜の高山あたりでは右側遠方に富士山が見えたが、左側に座っていたので写真は撮れず残念。糸魚川と上越の間あたりで日本海に出る。うっすらと能登半島。佐渡島の真野湾が見える。津軽半島。7月はこの半島の地下を貫いている青函トンネルを新幹線で通って北海道に上陸した。その時は「はぁるばる来たぜ〜」と実感したが、あっという間に函館。7月に泊ったラビスタ函館ベイ(青矢印)と五稜郭(赤矢印)。函館は魅力度ランキング市町村部門で2年連続1位に輝いている。観光には見どころいっぱいでいい街だもんね。間歇泉を楽しんだ鹿部町と不鮮明だけど尖った駒ヶ岳が見えた。もうすぐ着陸。あっ! 紅葉そっか、北海道は紅葉してたんだ!! というか終わりかけみたいだけど、、、食べたいものぐらいしか考えてなくてノープランで飛行機に乗ってしまったが、後付けながら突如旅のテーマが決定した。札幌で紅葉狩り北の大地に無事到着。「修行」が半分終わった。札幌までのエアポート快速乗車中に、「札幌の紅葉の名所」を必死に検索した。
2016.11.06
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いよいよグランドキャニオンへ。国立公園入口のゲートで30ドル支払って公園内に入る。車1台あたり30ドル。6日間出入り自由の料金なので、長く滞在する人にとっては割高感はないだろう。まずは一ヶ所押さえようと、マーサポイントというビューポイントに行った。ラスベガスからの日帰りツアーで必ず訪れるポイントだ。オーランドでの銃乱射事件の後だったので、ビジターセンターには半旗が掲げられていた。まずはここと誰でもやってくるビュースポットなので、駐車場はかなり混み混み状態。大型バスもたくさん停まっていて、フロントガラスに『大峡谷』の文字があるチャイニーズの皆様もたくさんいらっしゃる。お〜 距離感がつかめないが、とんでもなく大きいということだけはわかる。ここマーサポイントの標高は2000mを越えている。峡谷の深さは1000m以上あるそうだ。、コロラド川が4000万年かけて彫った峡谷で、現在見えている底は約20億年前の地層。桁が凄すぎてピンとこず、「自然の力ってすごいんだぁ〜」という感想はわかず、ただ「お〜」とだけ(笑) 自然への畏敬の念とかじゃなく、あきれてしまうというのが本音だ。万年になるとわかんない。わかりやすい単位でいうと、100年で2cmだそうですよ。安全柵完備の展望台では大勢の人々が感嘆の声を上げながら景色を楽しんでいた。どこの国の人も、まずは「お〜」。大きな声じゃなく低めの声で「お〜」。どこにでも厄介な人はいるもので、危険エリアでパーティーピーポー状態で騒いでる自撮りに夢中になってたらマジ落ちるよ。こんな断崖絶壁ですもん。お〜 怖い
2016.11.05
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女の道は一本道にございます!というセリフがあったのは大河の篤姫。そんなことをふっと思い出すくらい、グランドキャニオンへの道は一本道。大河ドラマを見ないダンナに言っても、馬の耳に念仏だけどさ。セドナから40分ぐらいのフラッグスタッフで休憩し、フラッグスタッフから30分弱でフリーウェイを下りて一本道の64号線に入った。早々と運転に飽きがきているダンナ。のべ運転時間が80分にもなっていないのに飽きられても困るよダ あの山くらいがゴールかな?私 いや、まだまだでしょうね。なんもねぇー(嘆)気を紛らわす為にしりとりでもしましょうか?ゴリラ→ラッコ→小麦・・・・あーーー こういう遊びが心底苦手だから、づらいぃ〜でも、運転手さんのご機嫌をとらなきゃね。フリーウェイの40号線の分岐から60マイル、約1時間で国立公園のゲート前に着いた。セドナからノンストップなら、2時間10分くらいで走れる。ゲート前は料金所渋滞で、ゲートを抜けるのに10分ほどかかった。
2016.11.04
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オーベルジュをチェックアウトしてから一旦南下した。オーベルジュのテラスからばかりレッドロックを見て、ビューポイントから間近にセドナらしいものを見ないのもどうかと思うので、一ヶ所ビューポイントに立ち寄った。ガソリンを満タンにして、いざグランドキャニオンへ。89Aを北上し、フラッグスタッフのスーパーに寄り道して、グランドキャニオンの晩ご飯用の惣菜を購入することにした。グランドキャニオンは私は3度目、ダンナは初。過去2回ともラスベガスからの日帰りツアー参加で、その時のランチのビュッフェが旅先での食事のワースト1に輝いている。それを何度もダンナに言ったので、ダンナは「グランドキャニオンの食事はひどい」とすり込まれてしまい、大好きなホールフーズで食べるものをゲットしてから行くことに決めていた。一食くらい国立公園のイケてない食事でもいいじゃん、と思うが、日頃ひとり生活で、おしゃべり相手がやって来た貴重な夕食が1回でも大ハズレになるのはダンナは我慢ができないらしく、とりあえずワインのお供になりそうなお惣菜だけでもゲットしようとフラッグスタッフのホールフーズへ。安定のWhole Foods普段早足のダンナなので、「あまり早くせかせかと動かないほうがいいよ」と注意した。ダンナは「何で??」「ここ2000m越えの高地なのよ。慣れてないのに激しい動きして気分が悪くなったらイヤでしょ。」ダンナの動きが急激に減速された。たいした高さではないが用心に越したことはない。フラッグスタッフは高地トレーニングのメッカ。大きな大会前はアスリートが多くいる場所のようで、競泳日本代表チームもオリンピック前にはフラッグスタッフで高地トレーニングをしたメンバーがいる。そういえば何年か前、北島選手のライバルだったオーエン選手が急死したのもフラッグスタッフだったわね。オーエン選手は元々心臓疾患があったようだけど。普段車ばっかり乗ってて私よりも運動不足なダンナなので、ここは慎重に。惣菜買ってて高山病になったらシャレになんない。街中の雰囲気は良さそうで、自然豊かな場所。トレーニング地に選ぶのもわかる。アメリカでは治安がいいほうの街に感じた。お惣菜を保冷ボックスに詰め出発。40号線を西へ30分弱走るとグランドキャニオンへの分岐点。ここから一本道を北上する。
2016.11.03
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天王寺駅のMIOのツリー年末に向かってダッシュですね。
2016.11.02
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JR高崎線上尾駅で下車し、駅からつながる陸橋から旧中山道を眺めた。この日は写真奥に向かって歩く。駅前広場角にある茶色の大きな建物は、埼玉地元資本の丸広百貨店。本店は川越にある。この百貨店付近が上尾宿の中心だった場所だが、江戸末期から明治初頭の3回の大火で大半の建物は失われ、往時の面影を見つけることは難しい。丸広百貨店の隣に、上尾宿総鎮守の氷川鍬神社がある。地元の方の信仰が厚いお宮さんのようで、境内にいる間、お参りの人が途切れることがなかった。生活の中に息づいているお宮さんのようだ。このお宮さんの向かい正面に本陣があった。歩いているのは県道164号鴻巣桶川さいたま線。鴻巣市加美の交差点から南はずっとこの道を歩いていて、京浜東北線の北浦和駅前までこのまままっすぐ歩くことになる。地元ではこの道を、「旧中(きゅうなか)」と呼ぶ方が多いようだ。このあたりは自転車が多く、歩道をぼーっと歩いてはいられない。歩きや自転車なんか全然見かけなかった群馬とは大違いだ。そしてバスが頻繁に走っていた。大宮駅東口と上尾駅東口を結ぶ東武バスで、かなり本数が多く、あっバス、またバス、というくらいバスがやってくる。ここでは歩きを途中でギブしても、大宮駅か上尾駅に楽に帰ることが可能だ。おっ!久しぶりの「中山道」の案内標識。鴻巣、桶川に比べて、上尾の「中山道」への熱量は低い。焼けちゃって面影ないから仕方がないけどねぇ。上尾駅前から約2kmで、さいたま市や〜そんなにさいたま市を愛してるわけじゃないけど、何かね「来たやん」という気になったのだ。「さいたま市」の文字を、こんなに感激して見つめる日が来るとわねさいたま市北区に入った。しばらく行くと左側に加茂神社というお宮さんがあった。境内にあった由緒の説明書きを読むと、「創建年代は不詳ながら、山城国の賀茂別雷神社を勧請したものと伝えられる」とある。上賀茂神社関連のお宮さんで、1582年(天正10)にはこの地にあったことは文献に残っている。JR高崎線宮原駅の最寄りの交差点。あと700mだけ歩こう。前方に大きな高架が見えてきた。はやぶさ、かがやき、とき etc. がビュンビュン走っている、東北・上越新幹線の高架だ。この日の街道歩きはこの高架まで。新幹線高架に沿って国道17号線を宮原方向へ戻ると、こんな標識があった。74kmかぁ。新幹線なら20分ちょい。自動車なら一般道で2時間弱くらい。昔の人なら2日で歩いたのかな。私は、、、1回がほとんどお散歩距離だから(笑)この日のゴール地点から100mほどのところに、ニューシャトル加茂宮駅がある。ここからニューシャトルに乗って大宮へ行く。初めてその名を耳にした時から気になっていたニューシャトル。正式には「埼玉新都市交通伊奈線」というそうだが、大宮駅での乗り換え案内も「ニューシャトル」と言ってるので、正式名称で呼ぶ人は少ないだろう。新幹線高架に沿って走ってて、防護壁があるので新幹線の姿はよく見えないが、真横を小さめの車輛がトコトコ走るのは乗ってて新鮮な気分だった。ちょうど学生さんの帰宅時間にあたったせいか、車内はかなり混雑していて、折り返しの大宮駅での乗り込みも多かった。この日歩いた旧街道は5km。
2016.11.01
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