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昨日は、福岡からの帰り道で見たくじゅう方面の好天に誘われて、 とうとう、くじゅうまで出撃してしまいました。 ラブジョイ彗星の尾が面白い形をしている様なのに、自宅からではちっとも写ってくれないので もはやがまんができませんでした(^^ゞ とはいえ、月没は0時以降ですし、 くじゅうに行って彗星だけを撮影して帰ってくる、なんて、 そんな計画性のある性格ではありませんし、 明け方になるか、朝までひと眠りして眠気を覚まして帰ってくる、 とだけ、言い残して。 まあ、いろんなことがありましたけど、今日のところはスパっと、彗星の話題だけ。 途中でくにゃっと曲がっている面白い形の尾が、ようやく写真にできました。2014.12/30の C/2014 Q2 ラブジョイ彗星 posted by (C)ホシミスト_3013Takahashi SKY90(D90f407RD)Canon EOS Kiss X4(Ir) ISO1600 1分×44コマ(今回はCLSフィルターを使っていません)Takahashi EM100(ST-4端子増設改造)Celestron NexGuide + Takahashi FC60(D60f500)でオートガイド2014.12/30 25:51JST(+0900)から50分間小田の池レストハウス駐車場にてDSS でComet mode, Average Stacking (Light44Dark16Flat10DarkFlat10Bias16)Adobe PSE8トリミングあり)NeatImage 意を決して、庭撮り、が、囲いの外に出てはみたものの 山に行っても、月明かりとPM2.5はどうしようもないわい・・・ と思っていたら、奇跡的に月没後に空気が澄んだようでした。 朝まではすっきりしていたのですが、今日の昼間はまた遠くの景色は ホワイトアウトしていましたね・・・(^^ゞ ちなみに階調を反転すると、尾が見えやすくなりますね。2014.12/30の C/2014 Q2 ラブジョイ彗星 階調反転 posted by (C)ホシミスト_3013 あれほど、年末休暇に入ってから、例年よりはかなり早く大掃除に取り掛かり 日中ずっと働いていて、(夜もずっと写真撮ってたか・・・(^^ゞ) それでも、昨夜(今朝)明け方まで帰ってこなかった人間には、 結構視線が冷たく当たっていて、 今日も随分と大掃除に精を出したのでした(笑) ところで、これから、彗星と月が大接近。 つまり、しばらく撮影は厳しくなります。 月が通り過ぎた後、どれくらい明るく輝いているか、 尾はどうなっているか、興味深いですね~~。
2014年12月31日
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年明け早々には、大寒波が襲う、という予報が出ていましたね。 もともとは、年末からずっと天候不順の予報でしたから、 今年の正月は、寝ない正月だった今年初めと違って、 寝正月だわい、と、こちらも予定を立てていました。 ところが、ふたを開けてみると、結構撮影しましたね・・・あはは。 その調子で、年始の寒波も、予報が外れる、ということにならないかな? という思いもあったのですが、 もし予報通りで、正月に実家に帰らない・・・なんてことになっても困るな、 と、急遽、天候がいいうちに返っておこう、と 考え直しました。 天候がいいと言っても、こんな視界です。 どうせ、低空の彗星の写真なんか撮れないよ、という計算もありましたし(^^ゞ2014.12/30の朝日(IMG_7606) posted by (C)ホシミスト_3013 湾の向こう岸の大分市の臨海工業地帯が、全く見えないんですもん。 どれだけ濃度の高いPM2.5が押し寄せているのか・・・ というわけで、午前中のうちに自宅を出発したのですが、 サプライズで、実家に近づいてから電話をしたところ、外出中なのか、電話に出ません。 仕方がないので、ちょっと懐かしの場所に行ってみるか・・・ とやってきたのはこんな場所。 PM2.5が飛んでなければ、綺麗な水平線が見えるのですけれど。里帰りと散策4DSC_1010 posted by (C)ホシミスト_3013 西の方に海が広がっており、 こういう場所で毎日夕陽を見ていたら、グリーンフラッシュも夢じゃないかも、 と思ってしまいます。 懐かしの場所、とはいうものの、育った家からは、車がないわが家族にはちょっと遠い場所です。 遠足で来たことがある。 小さい頃、両親とサイクリングで来たことがある。 親父が好きな場所で、時々バイクの後ろに乗せられてきたことがある。 くらいの場所ですから、実際に来てみて、こんなところだったっけなぁ・・・ なんですが(^^ゞ里帰りと散策2DSC_1007 posted by (C)ホシミスト_3013 地名は、恋の浦、というのですが、 その丘の上には、東郷公園、というところがありまして、 日本海海戦の時に、ここから指令を出していた、のだとか??里帰りと散策3DSC_1008 posted by (C)ホシミスト_3013 ですから、これは、私の望遠鏡、ではなく、 塹壕と、大砲なんですよ。 最初のパノラマ写真は、この大砲が向いている方角の日本海なんですね。里帰りと散策1DSC_1004 posted by (C)ホシミスト_3013 この公園の丘の中腹には、東郷神社、という神社があります。 日本海海戦で、下馬評では部が悪かった日本海軍が、 当時世界最強とうたわれたロシアのバルチック艦隊を打ち破った、 その司令官、東郷平八郎の功績をたたえた神社なんですね。 なんでまた思い立ったか、というと、 下馬評ではまだ部の悪い長男が、勝利を収められるように、 作戦を授けて下さいませんでしょうか??という、 受験戦争必勝祈願です♪ あ、神様には、願い事をするのではなく、見守ってくださいね、とお祈りするのが作法でした(^^ゞ ちなみに振り返ると、実家のある方角が俯瞰できます。里帰りと散策5DSC_1015 posted by (C)ホシミスト_3013 とは言え、今の実家は、私が家を出て独立した後に引っ越した家なので、 思い出も思い入れも、自分にはないのですけれど。 自分が育った家は、この写真では、右端の木立に隠れた辺りになりますね。 ただ、この弓なりの海岸線は、当時は遠浅の砂浜で、 引き潮の潮だまりで、カレイの子を追いかけまわして遊んだ、懐かしい場所です。 さて、実家に戻らなきゃ。 電話すると、さすがに母も家に戻っていました。 といって、実家で何をするわけでもなく、ただ四方山話をして、 さあ、帰るね、と大分に戻ったのでした。 ただし、帰りしなに、年内にはお墓に行けなかった、と、ぼそっとこぼしたので、 今日はもう外出できない母に代わって、ふらりと予定外に親父の墓へ。 予定外でしたから、何も持たずに手ぶらでした。 素手で、墓の苔を落とし、砂埃を払って洗い流してきました。 花くらい持って行けばよかったなぁ・・・ 以前来た時に置いて行った日本酒とビールが置いたままでした。 昔は日本酒が好きで、週7日熱燗で晩酌をしていた親父でしたが、 私が家を出た後は、徐々に焼酎になって行ったそうです。 次回持って行くのは、日本酒がいいか焼酎がいいか、 なんて考えながら、毎日親父が見ているであろう風景をぼんやり眺めていました。墓参(DSC_1016) posted by (C)ホシミスト_3013 ところで、この帰り途、高速道路はくじゅうへの分岐点を通るのですが、 かなりいい天気。 夜は眠るつもりだった冬休み、でしたが、この天気は血が騒ぎました。 今夜出かけようかなぁ・・・・・ と、その日だったら書いたと思うのですが、 忙しくて書けなかった分を後日書いていますものですから、 その後の成果も続けてアップすることになります。 12/31付のブログに、続く~~♪
2014年12月30日
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夜遊びするために、昼間働いて点数を稼いでおかなければ・・・ という下心があって(^^ゞ、昨日本日と精力的に動き回っている、ホシミストです。 本日は外回りの大掃除。 テラスの上に降り積もった砂ぼこりや、枯葉を掃き集め、 デッキブラシでごしごし・・・ その後さらにサッシの窓に水をかけ、窓ふき・・・ これで今夜遅くまで星を見ていても、誰からも文句は言われまい、 と思って、庭先の定位置に行ってみたら・・・ 掃除で流れた水が流れ込み、望遠鏡を設置する場所が水浸しに・・・ これでは、重たい望遠鏡を置いたら、地面にめり込んで、どんどんずれて行ってしまうではないですか! あちゃあ(O.O;)(oo;)大掃除中 posted by (C)ホシミスト_3013 昼間は、太陽の光がまぶしくて、 掃除の水で、虹ができていましたよ~~♪ 夜にはだいぶ地面も乾いたので、月はちゃっかり撮影しました~~!2014.12/29の月(IMG_7375) posted by (C)ホシミスト_3013Celestron Edge HD800(D203f2032)Canon EOS Kiss X4(Ir) ISO200 1/200秒Takahashi EM1002014.12/29 自宅庭より 薄雲が発生しては消えの、不安定な大気の状態です。 その上、隣町さえ霞んでいます。 知人からの連絡によると、PM2.5襲来中、だそうです。 その不安定な大気状態のためか、240コマスタックした方が画質が落ちるようで 一枚出しです~~
2014年12月29日
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DSSというソフトを使い始めてからというもの、 DSSの使い手さんたちの写真を見せていただくにつけ、 そんなに露出時間が短くてもいいの??と 目を丸くするような撮影条件で撮影されていることを知りました。 だって、銀塩フィルム時代は、ASA400で40分とか60分とか、ガイド撮影していたのですから。 その考えから抜け出せずに、ISO1600で10分、とかにこだわって撮影を続けてきた私でしたが デジカメのノイズを減らすには、とにかく枚数を増やすべし、 画面には表示されないけれども、デジタルデータ上は、ちゃんと輝度の差は記録されているので 露出アンダーに見えても、ちゃんと処理をすれば、星雲は見えてくるから と言われて、じゃあやってみよう、と、ようやく重い腰を上げました。 いつまでも「しんじらんな~~い」と言っていても始まりませんからね(笑) で、その30秒露光の写真がこれです。30秒露光のM42 posted by (C)ホシミスト_3013Takahashi SKY90(D90f407RD)Astronomik CLS CCD EOS ClipCanon EOS Kiss X4(Ir) ISO1600 30秒×80コマTakahashi EM100 モーターまかせっきり追尾(ノータッチ)2014.12/27 自宅庭よりDSS(Light80Dark16Flat10DarkFlat10Bias10) Kappa-Sigma-ClippingSIでカブリ補正Adobe PSE でレイヤーマスク レベル補正NeatImage 確かに、30秒露出でこれなら・・・ DSSというソフトの特性が、そういうふうになっているのでしょう。 さらに、M42のような明暗の差が激しいものは、 長時間露出ではこういうふうには表現できません (星雲の明るい部分が真っ白になってしまいます) ただし、短時間露光でもレベルを上げるときには、レイヤーマスクを使わないと 明るい部分は真っ白になってしまいます。 それに、この写真は、30秒1枚で、こうなったわけではなく、80枚、撮影しています。 つまり合計露出時間は40分です。 core i5 2.27GHz のPCで、80枚のスタック処理には2時間かかっています(^^ゞ でも30秒露出でここまで出せるのであれば、もっと長焦点に挑戦する勇気がわいて来ますね。 つい先日10分露出で撮影したM42と比べてみたいところですが、 さすがに年末は、仕事は休みでも、仕事の日より忙しいかも、という昼間ですので、 時間ができたらそのうちに・・・
2014年12月28日
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彗星を撮影後は、何せその枚数の多さから (彗星は恒星とは違う動きをしますので、長時間露光すると、固定撮影と同じように 恒星の間を移動して線の様に写ってしまいます。 そこで、一枚当たりの撮影時間を短くして、撮影枚数を稼ぐことによって、 長時間、露光したのと同じような効果を得よう、ということなんですね~~) 画像処理に時間がかかってしまいます。 で、その間に何か撮影しよう、ということになるのですが、 この日は、久しぶりに、銀河を狙ってみました。 おおぐま座の銀河、M81とM82です。 今年初めに超新星が出現し、話題になりましたが、 この銀河たちもまた、なかなかものにできかった対象です。 ちなみに、星空には、実際には遠く離れているのに、たまたま同じ方向に接近して見えている というものもありますが、 この二つの銀河はどちらも太陽系から1200万光年(アンドロメダ銀河の約5倍遠い!) 同じ銀河団に属していて、実際に接近しているのだそうです。 M82の中心部が、色づいているのは、巨大な銀河M81の重力によって 活動が活発になっているから、なのだとか。 それゆえ、爆発的に星が生まれていたり、形が崩れていたり(本来は棒渦巻銀河らしいです) 実は銀河の垂直方向にかなりの電離ガスをジェット状に放出していたり。 この二つの銀河は、M81の腕が美しい、と言うだけでなく、 興味が尽きない銀河です。おおぐま座のM81M82(IMG_6952)2014.12/25 posted by (C)ホシミスト_3013Takahashi MT160(D160f770RD)Astronomik CLS CCD EOS ClipCanon EOS Kiss X4(Ir) ISO1600 5分×5コマTakahashi EM100(ST-4端子増設改造)Celestron NexGuide + Takahashi FC60 オートガイド2014.12/25 25:15JST(+0900) 自宅庭よりDSS Average + NeatImage + Adobe PSE 彗星撮影後、画像処理の間に撮影を試みましたが、 知らぬ間に雲が押し寄せていて、5コマしか使える写真がありませんでした(^^ゞ 今年初めは年明け早々から、きれいに銀河を撮りたい、と活動しましたが あまり期待通りには写せませんでした。 年末になって、やっと・・・ 年明け、晴れたら、こんどこそは! と思っていたのですが、正月休みの間、ずっと、天気が悪い予報になっている当地です。 その上、元日は、大寒波の予報。 数年前に、正月の朝、目覚めたら一面銀世界、と言う年もありましたが、 今回はそれ以上、との話です。 読んで下さった方も、体調管理にお気を付け下さいね。
2014年12月27日
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12/23の夜に見事な尾を見せてくれたラヴジョイ彗星ですが、 その時は、その尾が、電線で遮られてしまっていました。 昨夜は、電線の上に昇ったので、チャンス!とばかりに、16cm反射望遠鏡を持ち出してみましたが なんと、尾が見えません・・・ 星仲間のブログなどを見て回りますと、みなさん、尾が消えた・・・ と書かれていました。 ところが、その方たちも、しっかり画像処理をされると、 淡くはなったけど、まだ尾が見えていますよ~~ だそうでした。 そこで、私も、あの手この手、やってみました~~。 まずは、通常の色合い。 12/23よりは淡いのですが、微かに真上に、尾が見えているようです。2014.12/25のC/2014 Q2 ラヴジョイ彗星 posted by (C)ホシミスト_3013Takahashi MT160(D160f770RD)Astronomik CLS CCD EOS ClipCanon EOS Kiss X4(Ir) ISO3200 1分×37コマTakahashi EM100(ST-4端子増設改造)Celestron NexGuide + Takahashi FC60 オートガイド2014.12/25 23:41JST(+0900) 自宅庭よりDSS Comet mode. AverageNeatImageAdobe PSEトリミングあり これでは、いささか、見えにくいですね。 彗星の尾など、淡い色合いを見るのには、階調を反転(明るいところを黒く表現する)させる という手法がよく用いられます。 私の写真は、画像処理の段階で、未熟なデータがあり、 まともにやったのでは、ちょっと見づらいのです。 そこで、その未熟なデータを抜いて処理し、 そのかわり、それによって不十分な処理となった画像の、不十分ではない部分のみを切り抜きました。 わかる方には、 Flat画像の質が悪くてまだらな写真に仕上がるので、 Flatを抜いてそのかわり、周辺減光の部分は切り取りました、 と書く方がわかりやすいでしょうね・・・2014.12/25のC/2014 Q2 ラヴジョイ彗星 階調反転 posted by (C)ホシミスト_3013 今、彗星からのびている尾は、暖められたことで出てくる塵の尾、ダストテイル、ではなく 太陽からのプラズマ放射によって出てくる、イオンテイルです。 太陽面の活動(黒点の数や大きさ、フレアの程度)によって、ダイナミックに変動しますので ますます目が離せない、ラヴジョイ彗星です~~。 とは言え、明日まで仕事がある私、 そのうえ、本日の外での仕事はかなり体力と精神力を使いましたので、 今夜は眠ってしまうかなぁ・・・
2014年12月26日
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と、称して、毎年、12/25の朝には、薔薇の花をアップしてるのが、当ブログです(^^ゞ で、 2012年はこちら、 2013年がこちら、 で、今年は、これ、です。クリスマスには薔薇の花を(IMG_5296) posted by (C)ホシミスト_3013Takahashi SKY90(D90f407RD)Astronomik CLS CCD EOS ClipCanon EOS Kiss X4 ISO1600 10分×3Takahashi EM-100(ST-4端子増設改造)Celestron NexGuide + Takahashi FC60(D60f500)オートガイド2014.12/14自宅庭よりDSS+PSE+NeatImage もともと当ブログは、天体撮影技術進歩の日記、と銘打っておりました。 まあ、少しずつ進歩しているようです~~。
2014年12月25日
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昨年末、残念な経過をたどったアイソン彗星の後に、 夜空を賑わせたのは、ラブジョイ彗星でした。 私もラブジョイ彗星の長~~い尾を撮影できて、喜んだものでした。 そして、今年の年末年始、またしてもラブジョイ彗星が、夜空を賑わせてくれています。 ちなみに、ラブジョイ彗星、と言っても、昨年のラブジョイと今年のラブジョイは、 実は全く別物。 彗星には、発見した人の名前をつける、と言う決まりごとがあります。 昨年のも、今年のも、ラブジョイさんが発見したので、ラブジョイ彗星なんですね。 昨年のは C/2013 R1 ラブジョイ彗星 今年のは C/2014 Q2 ラブジョイ彗星 が正式名称。 符号の、CはcometのC 次の数字は、発見された年、 その次は、その年に発見された順番にAから割り当てて行かれます。 ね?別物でしょ(笑) では昨夜の写真を・・・C/2014 Q2 ラブジョイ彗星(IMG_6620)2014.12/23 posted by (C)ホシミスト_3013Takahashi SKY90(D90f407RD)Astronomik CLS CCD EOS ClipCanon EOS Kiss X4(Ir) ISO1600 30秒×80コマ(RAW)→総露出40分Takahashi EM100(ST-4端子増設改造)Celestron NexGuide + Takashi FC60(D60f500)彗星近傍恒星をオートガイドDSSでcomet mode でスタック トリミングあり2014.12/23 24:00JST(+0900)自宅庭より 何気に写真をアップしていますが、結構大変だったんです(笑) まずは天候。 快晴の昼間、下手に望遠鏡に触って何かを撮影してしまうと、夜は曇ってしまう・・・ そんなジンクスがあるので、昼間、太陽を撮影したいのを必死に我慢しました。 それなのに、夕暮れ時から一気に曇って・・・ あきらめかけた21時過ぎ、今度は急速に雲が晴れました。 晴れている間に撮影しなきゃ、と気は焦ります。 ですが、何せ高度が低いので、まず探すのが大変で。 しかも、彗星の見える方角は、ちょうど県都大分市の真上。 地方都市とはいえ、街明りがまぶしくて、なかなか探し出せませんでした。 そういう時は写真判定(笑) 24mmレンズで撮影して確認しましたら、ここにいたんですね~~(笑)ラブジョイ彗星、みぃつけた♪ posted by (C)ホシミスト_3013 わかりにくいですね。 カメラのモニターで見たときも、ほぼ最大まで拡大して探しましたからね。 と言うわけで、その写真の一部を拡大です。この色がラブジョイ彗星ですよ~~ posted by (C)ホシミスト_3013 そうやってようやく電線と電線の間に見つけたC/2014 Q2 ラブジョイ彗星。 日周運動していくうちに電線に邪魔されて、どうにもならないかもしれないけれど、 と思いながら撮影してみたら、ちょうど南中前後、電線と平行に動いてくれて、 ガイド星をロストすることなく、1時間撮影できました。 ところが、120枚を画像処理しようとしたら、我が家のPC君が、荷が重い、と処理を拒否・泣 それでも40分の撮影時間となる枚数は処理ができ、 ようやく、上の写真ができ上ったというわけです~~。
2014年12月24日
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今年も残すところ、あと1週間少々となりました。 職場の人員減が改善されることなく、この時期を迎え、 日中へとへとになりながらも、星を見ることをやめなかった私ですが さすがに夜の体力が厳しく、 平日は仕事を片付けながら、机や床で眠ることしばしば・・・ いつかはぜひ、不苦労、で生活したいものです(この年齢でその願いは早すぎる??) というわけで、ふくろう星雲をアップします♪不苦労 posted by (C)ホシミスト_3013M97ふくろう星雲Celestron Edge HD800(D203f1422RD)Astronomik CLS CCD EOS ClipCanon EOS Kiss X4(Ir) ISO3200 10分×6コマTakahashi EM100(ST-4端子改造)Celestron NexGuide + Takahashi FC60(D60f500) オートガイド2014.11/23自宅庭よりDSSで2xDrizzle処理(焦点距離2844mm相当) +Neat Image + Adobe PSE でリサイズトリミングなしリサイズのみ 2xDrizzleは、焦点距離を2倍に延ばせますが、その分ノイズが出てきます。 しかも、ノイズも1ピクセルのノイズが4ピクセルに拡大されるのか、 NeatImageでも十分には消せません。 春の銀河を撮影して、2xDrizzle処理をするのが最終目標ですが、 そうなると、撮影方法自体を考え直さないといけないようです。 (統計処理を稼ぐために、短時間露光・多数枚撮影の方向へ)
2014年12月23日
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martind35さんに実は連星だと教えていただいた、リゲル。 撮影してみました~~。 とは言え、どうやったら写せるかわからなかったので、 とりあえず、今回はDFKカメラで撮影した動画からのスタック画像です。 (昨日の木星と同じ方法で撮影しました) なんとか、リゲルAとリゲルBに分離して写せましたが、 Registaxのwavelet処理により、リゲルAの形が不自然になってしまいました。 次回は20cmシュミカセ+レデューサーで1400mm+デジタル一眼で、狙ってみましょうか・・・リゲルのお伴(2014.12/19 01:29) posted by (C)ホシミスト_3013 なお、リゲルまでの距離は860光年、 リゲルAとリゲルBの距離は2200天文単位以上、とのことです。 (2200天文単位って、0.03光年ですよ~~~) これくらい離れると、ものすごい距離なのに、くっついているように見えるんですね。 2200天文単位って、太陽系に置き換えると・・・ 地球と太陽の距離が1天文単位 土星と太陽の距離が10天文単位 海王星と太陽の距離が30天文単位 カイパーベルトが50天文単位 2200天文単位って、冥王星付近の未知の天体がひしめき合っているところよりも 更に40倍も遠いんですね・・・ 昨年の9月に、ボイジャーが太陽系圏外に到達、と、ブログを書きましたが、 その圏外、の基準が、ヘリオポーズのことでした。 太陽から放射されるプラズマが銀河系に通常存在するプラズマのレベルと同じになる=ヘリオポーズ そこまでが1万天文単位 ちなみに太陽の重力が及ぶ限界はもっと遠く、10万天文単位(1.5光年) 太陽系に最も近いαケンタウリ(4.3光年)までの距離の1/3くらいですね。 ちなみに、63000天文単位が約1光年 こう考えてゆくと、たとえ太陽に、リゲルと同じ距離の伴星があったとしても、 人類は今のところせいぜい50天文単位くらいまでしかわかっていないので、 伴星のことはよくわからない、という可能性だってあるわけですね・・・(*≧m≦*) さて、リゲルってどの星だっけ?と言う方に、 オリオン座の写真です。 オリオンの右下の星がリゲルです。2014.12/18のオリオン座(IMG_6437) posted by (C)ホシミスト_3013 ところで、今日はもう一つ話題を。 C/2014Q2ラブジョイ彗星が、南の空で明るさを増してきています。 久しぶりに綺麗な尾が双眼鏡で見える、と言う情報も耳にします。 月も昇ってくるこれからですが、彗星の高度も、光度も上がってくるこれから、 楽しみですね~~年内の増光が楽しみな、C/2014Q2ラブジョイ彗星 posted by (C)ホシミスト_3013ステラナビゲーター10で、2014.12/22の23:00の恒星の位置を基準に、47時間52分ごと(2日マイナス8分)の彗星の位置をプロットしてみました。
2014年12月22日
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世の中、飛び石連休ですね。 年内に片付けておかなければならないことが山積み(すでに締め切り過ぎているものもありますが) で、気は焦るばかりのホシミストです・・・ 先日ぼちぼち書く、と言った、12/18の撮影です。 ここのところ、強烈な寒気・強烈な風、 それでもこの日は風も弱まり、気温も最近の中ではそこまでは下がらなかった日でした。 チャンスか??と望遠鏡で覗いてみたのですが、 木星は、まるでモーグル競技中??と思うほど、視野の中で揺れていました。 それでも、大赤斑が見えている時間と、自分が望遠鏡を組んでいる時間が一致する 貴重なチャンス、と思い撮影しました。 土星を撮影した時と同じ拡大率で撮影してみたら、それはもう悲惨で・・・ 少し拡大率を落として撮影してみました。 それでも、ぶれぶれ・ぼけぼけ、ですが。2014.12/19 00:57-木星 posted by (C)ホシミスト_3013Vixen/Eyebell MC127L(D127f1500)Celestron 3X Barlow lensTHE IMAGING SOURCE DFK21-AU618.ASVixen SXDRegistax で処理2014.12/19 00:57AMJST(+0900) 自宅庭より 細かい模様の見えにくい土星は、ごまかしごまかし撮影しましたが 木星のように細かい模様が見える惑星を、もっと上手に撮りたいものです。 惑星写真は、なかなか上達しません・・・ とは言え、今季初の大赤斑。 それなりに満足のホシミストでした~~♪
2014年12月21日
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本日日帰り出張でした。 今日は会議に出るだけ、何の準備もいらず、また、会議場では話を聞くだけ、 のお気楽出張でした。 とはいえ、半日の仕事が終わって、飛び出して、 今ごろ職場で、今日の仕事の後片付けをしている状況ですから、 ちょっとタイトですね・・・ 出張先は、福岡市。 博多駅は、もはや、自分が子供のころにうろついていた時の原形をとどめないほど 様変わりしてしまいました。 ですが、この駅前のイルミネーションは、大人気ですね。 今日はコンサートも行われていたようで、 芋の子を洗うような人の群れと、道路は大渋滞でした・・・あはは流星か?彗星か?(DSC_1014) posted by (C)ホシミスト_3013博多駅で見た星(DSC_1008) posted by (C)ホシミスト_3013博多駅イルミネーション(DSC_1009) posted by (C)ホシミスト_3013 この博多駅バスターミナルだけは、自分がいたころと変わらない?と思いましたが、 よく見ると、名前も変わっていますし、増改築されていますね・・・ 反対側の郵便局も再開発されるようですし・・・ まあ、いつまでもノスタルジーに浸っていてはいけませんが。
2014年12月20日
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昨夜は、久しぶりに、すっかぁ~~!と晴れた当地でした。 冬の夜空を彩る星々が、あれほどきらめいたのは久しぶりでした。 とはいえ、上空の寒気は、とても強いのでしょう、 星が瞬く・・・イクオール、空気が揺らいでいるんですね~~。 にもかかわらず、昨夜は、がまんができず、望遠鏡を組んでしまいました。 その話は、おいおい書くとして・・・ 今日はその前の出来事を書きとめておこうと思います。 恥ずかしながら、昨夜の実話です(^^ゞ 22:30着の電車で帰ってくる長男を、毎晩駅まで迎えに行って、自宅に帰るのですが、 その帰宅後夕食を食べながら、ニュースを見ていた時のことです。 アナウンサー 「アメリカとキューバが50年ぶりに国交正常化の交渉を開始すると発表しました・・・云々かんぬん・・・」 父 「アメリカの大統領は?」 長男 「馬鹿にしとんの?オバマさんやん」 父 「じゃあキューバの最高指導者は?」 長男 「あ~~~誰だったっけなぁ・・・」 父 「カストル議長だよ!覚えとけ、受験生!」 長男 「・・・」 アナウンサー 「同時刻に国交正常化交渉を行うと発表したアメリカのオバマ大統領とキューバのカストロ議長は・・・」 長男 「なんか微妙に違うくねぇ?」 父 「・・・(; ̄ー ̄A ヒヤアセ 」冬のダイヤモンド(IMG_4715)2014.11/27 posted by (C)ホシミスト_3013 なお、写真は本文とは一切、合切、関係のある、ふたご座、も写った、 冬のダイヤモンド、です(*≧m≦0*) 家族は星のことはあまり詳しくないので、カストロと間違えたカストルは ふたご座の星カストルとは気づいていないようで、 「星の見過ぎ!」と怒られずにすんでいます~~♪
2014年12月19日
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昨日、一日中、すっぽりと雪雲に覆われ、海岸沿いの市街地からは ずっと姿が見えなかった、鶴見岳・扇山・・・ 雲が晴れたら、さぞ真っ白だろうな?と思い、今朝もまた、寄り道しました。 ところが、思ったほど扇山は白くなっていませんでした。 昨年の方が、真っ白になっていましたね。20141218の鶴見岳・扇山(IMG_6451) posted by (C)ホシミスト_3013 だんだん、昇ってくる時刻が遅くなりつつある月は、 今日はさすがに、西の山と一緒に撮影、は、無理でした~~。 そのかわり、南の高崎山の上空に、見えていましたよ~~高崎山と有明の月(IMG_6456)20141218 posted by (C)ホシミスト_3013 雪が降り始めてから、3日連続同じ場所からの写真です(^^ゞ 少しだけ、意匠を替えて、今日は朝陽の写真も付け加えておきます。20141218の朝日(IMG_6463) posted by (C)ホシミスト_3013 この日射しを見たら、さすがに雪国のような天候も、少しは落ち着くかも、 と期待してしまう、そんな朝日でした~~
2014年12月18日
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雪になるとは言っていましたが、平地でも積もるとは思っていなかった、 というのが正直なところです。 別府は、海岸線の国道の街路樹がパームヤシだったり、 南国の雰囲気を醸し出していますが、 年に何回かは、平地でも雪が積もります。 鶴見岳を頂点とした扇状地、という土地柄ではあるのですが、 海から西に向かえば、どの道も急勾配を登ることになるのが、別府の特徴です。 海岸線から数kmで様子がガラッと変わって、とたんに山岳地帯の気候になってしまうんです。 写真を撮影した展望台付近の海抜が、そのちょうど境目ぐらいで、 ここより西は雪が結構積もる地域になります。 今朝は雪が降り続いていて、展望台から山の方は雪に煙って、山までは見えませんでした。今朝は雪で煙って見えません(IMG_6426) posted by (C)ホシミスト_3013 今日の午前中は、雪は降り続いていたようで、日が射すことはほとんどありませんでしたが、 朝、家を出たまさにその時だけ、ほんのわずか雲が切れ、月が見えました。月も寒そう(IMG_6423) posted by (C)ホシミスト_3013 幸い、今日はまだ路面の温度はさほど下がっていなかったようで、 車道は、あまり雪が残っておらず、無事出勤できました。 それでも、ベランダの壁の上、隣家の屋根、駐車場の車、 この積雪量は、別府の海岸線に近いところ、としては、大雪の部類に入ります。 明日の朝は、凍りついていないといいのですが・・・この雪は別府的には大雪(DSC_1000) posted by (C)ホシミスト_3013
2014年12月17日
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昨日の朝の、通勤途中の光景です。 いつも朝日に輝く山並みを見ながら、写真を撮れないことに、 地団駄を踏んでいましたが、ひらめきました! いつも直進する信号を左折すれば、 さほど遠回りにならずに、撮影スポットの前を通って出勤できることに! そこで早速、昨日出勤途中で寄ってみましたが、 行ってみればすでに先客が! あはは、みなさんそのスポットは、御存じですからね~~。 あまり仕事を残していない朝には、寄ってみてもいいなぁ、と思っています。 この日は、うっすら雪化粧した鶴見岳に、朝陽が当たって、 ほんのり赤くなっていました。赤く染まった白い鶴見岳(IMG_6414) posted by (C)ホシミスト_3013 上を見上げると、山と同じく、白くなった月が、 まだ空に輝いていましたよ~~ (この写真がホシミストのブログたる所以・笑)まだ沈まぬ月(IMG_6421) posted by (C)ホシミスト_3013 今朝は、実は雨でした。 あまり冷たい雨ではなく、気温は高めだったのですが、 職場に着いたころから小降りになり、少し日が射してきたなぁ~~と思ったころから ごうごうと音を立てて、強い風が吹きはじめました。 昼休みには、職場のある平地でも、雨ではなく、氷(今日はあられではなくみぞれでした)が 降っていて、ベランダの手すりの上をころころと転がっているものもありました。 明日はもっと冷え、もっと風も強くなり、だそうです。 南国別府も、意外と寒いです。
2014年12月16日
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昨夜のふたご座流星群極大時刻は、月がまだ昇る前なので・・・ 普通なら流星撮影のチャンス、となるところを、星雲を撮っていました。 撮影しながら、明るく長いふたご群流星をいくつか見ましたよ~~ 月が昇ってくると星雲の撮影は終わりにして、流星撮影に切り替えましたが、 何もかもいっぺんに、なんて、なんと欲張りな・・・ と神様が思われたのか、切り替えた途端、雲がわっと湧きました。 それでも、合計6コマの流星が撮影できました。 雲に覆われ、星が全く見えない時間を挟んでの撮影でしたので、 こういう形に合成できたのは3コマだけでした。2014年ふたご座流星群 posted by (C)ホシミスト_3013Canon EF-S 18-135mm F3.5-5.6(18mmF3.5)Canon EOS Kiss X4(Ir) ISO3200 15秒Slik U8000 固定撮影26:50、26:54、26:56 JST(+0900)3コマをDSSでスタック(元画像がJPEGなので、ダーク減算もフラット補正もしていません)ステライメージでカブリを補正PSEでレベル微調整、トリミング(レンズの球面収差をDSSががんばってアラインしてくれています)
2014年12月15日
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あはは、ふたご座流星群のピークの時間を無視して、 私は一体何をしているのでしょう??(^^ゞ はくちょう座付近の星雲は、一番のシーズン(夏)に撮影すると、 その気温の高さで、ノイズまみれになってしまいます。 今の時期は気温が下がりますが、早い時間に屋根に隠れてしまうので、 時間との戦いになりますが、 それでも、今年撮影できるのは今日が最後かな? と思っていました。 そこで、ふたご座流星群のピークも無視して、撮影していました(笑)網状星雲 NGC6992-5、NGC6960 (IMG_5255)2014.12/14 posted by (C)ホシミスト_3013Takahashi SKY90(D90f407RD)Astronomik CLS CCD EOS ClipCanon EOS Kiss X4 ISO1600 10分×4Takahashi EM-100(ST-4端子増設改造)Celestron NexGuide + Takahashi FC60(D60f500)オートガイド2014.12/14自宅庭よりDSS+Adobe PSE+NeatImage さあって、どこまで星雲の撮影をして、流星の方に対象を移しましょうかね? 久しぶりの晴れの夜、無駄にはできません! 今朝は、当地では結構雪が降っていて、今夜の撮影はあきらめかけていたんですよ。
2014年12月14日
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昨夜は、外勤の後、大分まで子どもたちを迎えに行きました。 いえ、別に、改めて書くまでもなく、ここ数年は、毎週そうなのですけれど・・・ ところが、最近、帰ってきてからの体力のなさが・・・はぁぁ・・・ 昨夜は、12/11とは違って、クリアな月が見えました。 普段なら、喜び勇んで、すぐに撮影するところですが、 大きな雲が次々と通過する様子を見ていて、 望遠鏡組もうか、どうしようか、と迷っているうちに、 上のまぶたと下のまぶたが、熱い抱擁を始めてしまいました(^^ゞ 明け方目が覚めて、しまったぁぁ、と思いましたが、 あのクリアな月はどこへやら、冷たい雨が降っていました。 自宅から見上げた山手の方は白くかすんでいて、 これは雪だなぁ・・・と思ったのですが。 朝9時の始業時に窓の外を見ると、快晴! これは白い鶴見岳が見られる~~と思いましたが 意外に白くなっているのは一部だけでした。 そのかわり、月が白くなっていました(^^ゞ白い鶴見岳と白い月(IMG_5044)2014.12/13 posted by (C)ホシミスト_3013 先ほど、みぞれよりももう少し固まった、あられに近いものが ものすごい音を立てて降ってきました。 今夜は晴れるでしょうか?? シミュレーションソフトで見ると、今夜は木星の大赤斑が地球の方に向いているみたいですが・・・ そして明日はふたご座流星群の極大日・・・
2014年12月13日
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昨夜は、わずかの間晴れてくれました。 とは言え、何とも白く霞んだ空。 pm2.5ではなさそうですから、おそらく空気中の水分が凍っているのではないかな? と思いましたが。 それでも月の道を見ると、ちょっと心が穏やかに(笑)昇る月と木星(IMG_5018)2014.12/11 posted by (C)ホシミスト_3013 ところで、今季はなかなか木星の撮影ができません。 新しく仲間に加わった、20cmの望遠鏡。 最近主力として使っていた赤道儀では、惑星の写真がもう一つうまくいきませんでしたが 修理から帰ってきたEM100だったら、上手くいくのでは? と期待していて、早く試してみたいのですが・・・ この靄の中では、さすがに望遠鏡では無理だなぁ、と思い、 135mmで月と一緒に撮ってみましたが、 意外にも、木星の衛星は、それなりに姿を現してくれるんですね~~月と木星のランデブー(IMG_5026)2014.12/11 posted by (C)ホシミスト_3013(四角で囲った中は、木星部分の拡大です)
2014年12月12日
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星の写真をアップしましたが、実際には、今日は晴れていません。 12月にしては、雨や曇りが多い当地です。 昨年の今ごろはずいぶん夜空を見上げていた気がするのですが。 週末の行事が、この後続くので、確かにそうそう撮影もしていられませんが、 それにしても、からっ風の季節風は、どこに行ったのやら。 放射冷却がない分、空気は暖かいですが、 星見ようか?仕事しようか?という、抗いがたい夜遊びの誘惑、 されたいなぁ(笑) 12/14は、ふたご座流星群の極大日ですね。 昨年はそれなりに見て楽しむことができましたし、 私の写真の中では数少ない、流星写真らしい流星が撮影できました。 今年は、半月程度の月明かりですが、問題は、 月よりもっと近くの、雲、ですね。 ふたご座の少し下には、かに座も昇ってきています。 プレセペ星団って、ソフトフィルター越しの写真に、似合うと思いませんか??M44プレセペ星団 posted by (C)ホシミスト_3013Kenko Pro SoftonA(W)Canon EF-S 18-135mmF3.5-5.6(135mmF5.6) Canon EOS Kiss X4(Ir) ISO6400 40秒×8コマナノトラッカーSLIK U8000三脚ステライメージで2点アライメントコンポジット、PSE2014.11/27自宅庭より
2014年12月11日
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昨夜もたたき台を作りながら、眠ってしまった私・・・ 朝、作りかけのまま全員に送信して、帳尻は合わせたのですが、 作りかけのままだったから、隠すべきところが見えたまま送ってしまっていて、 これでいいの~~??と返信が来ました。 だめよ~~、だめだめ(笑) あくまで見本ですからね、本物の時にはちゃんと見えないように作りますから~~ ところで、最近、毎日、綺麗な茜色の空、朝焼けがすごいですね~~。 子供たちを順番に駅に送り、その足で出勤するのですが、 ちょうどその時刻が、日の出の時刻と重なっています。 悔しいのは、せっかく綺麗に見えている日の出を路上でしか見られないことで、 車を停めての撮影ができないのですよね~~。 職場に着いたころには、もうかなり昇ってしまっているんです。2014.12/10の日の出(IMG_5012) posted by (C)ホシミスト_3013 ところで、今日は、「赤富士」ならぬ「赤鶴見」が見られました。 これも路上から見ると、綺麗に山頂まで見えていたのですが、 職場に着いたころには、山頂が雲に隠れてしまいました。 別府の西の衝立、鶴見岳。 その特徴の一つである、ロープウエイの山上駅、これが見えないのは残念ですが、 紅葉ではなく、真っ赤に染まった山なみも、綺麗なものでした。赤鶴見(IMG_5010) posted by (C)ホシミスト_3013 ここのところ、ちょっとゆとりがなくて、ゆっくり見ていられなかったのが残念ですが。 そういえば、朝になると雲がだんだん晴れてきて、昼間は青空がのぞき、 日が暮れるとだんだん雲が増え、夜は星が見えず、という日々が続いています。 一般的には、晴れている12月、洗濯物干しには、その方がいいことはわかっていますが、 ホシミスト的には、夜の天気で、その日の天気が、晴れていたかそうでなかったか、 と判断してしまいます(^^ゞ そういう意味で、12月に入ってから一日も(一晩も、が正しい)晴れていない!
2014年12月10日
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雲が多く霧雨が降った昨日でしたが、昼前から日が差し始め、 偶然にもちょうど昼休みに、見事なアーチの虹がかかりました~~♪ と言っても、写真左、海側の方は、目で確認するのはかなり難しい淡さでしたが。2014.12/08の虹(IMG_4987) posted by (C)ホシミスト_3013 ところで、先日出張の時に決めた、現在進行中のプロジェクトの役割、と期限、 いくつか自分の役割を果たしたのですが、 あれ?と思うことがありました。 サンプルをいくつか作って、そのサンプルのいいところを集めて、一つの形にする、 という取り決め。 サンプルを作るところまではやりましたが、 一つの形にするところは、私の役目ではなかった、と思ったのですが、 いつになったらできるの??とメールが入りました。 私でしたっけ?と返信するも、結局、皆が、誰がするか忘れたんだよね~~、と返事。 とにかくやらなきゃ、先に進まない、やります、と言ったものの、 昨夜は疲れ果てて、キーボードの一つの文字が、ワープロソフトに無限に打ち込まれている状態で 目が覚めました。 とりあえずもう一日、猶予をもらって、さあ、今夜。 晴れたら、撮影しながら仕事できるのですが・・・(笑)
2014年12月09日
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そういえば、久々の望遠鏡撮影です。 ここのところ、DSSの画像処理にはまっていて、 昔のファイルを画像処理しなおしたりしていたので、 天候が悪くて新しい写真を撮っていないことを忘れてしまっていました(^^ゞ 12月に入ってからは、初めての夜空の撮影です。 昨夜も、もともとは雨の予報でした。 ところが23時過ぎ、ふと見上げると、からりと晴れていたので、望遠鏡を組みました。 困ったことに、望遠鏡を組み終わると同時に雲が出てきました・・・あはは~~ 薄雲が月面を覆っている状態でしたので、スタックは不可能か? と思いましたら、意外とできてしまいました(微妙にできていないかも?) このまま木星を撮ろうかな??と思っている間に、空全面が雲に覆われ、 撤収。 朝起きたら、快晴になっていました・・・ ここのところ、晴れている、と思っても、山で降っている雪が強風で飛ばされてきて 天気雨状態だった別府市の夜。 なかなか、天候と気が合わないようです(^^ゞ2014.12/07 十六夜の月 (IMG_4975) posted by (C)ホシミスト_3013Celestron Edge HD800(D203f1422RD)Canon EOS Kiss X4(Ir) ISO400 1/200秒 8コマTakahashi EM1002014.12/07 24:23JST(+0900)自宅庭よりRegistaxでアライメント&スタック&ウェーブレットPSEでレベル補正 昨夜は十六夜でした。 十六夜、と書いて、いざよい、と読む・・・ いざよいって何?? いざよい、は、古語動詞、いざよう、から来ているのだそうです。 いざよう、って何?? 調べてみると、漢字では、猶予う、と書くのだそうです。 猶予・・・つまり、タイムラグがある、ということですね~~。 意味としては、躊躇する、と書いて、躊躇う=ためらう、に近い言葉だそうです。 満月の時には、日没と同時に昇ってくる月が 一日経つと、日が沈んだ後もなかなか昇ってこない。 ためらいがちに、少し遅れて昇ってくる。 昇ってくると、これはまたどうして、満月に勝るとも劣らない、綺麗な月ではないか! このためらいがちな奥ゆかしさ、でも、美しさは抜群! この控えめなところが、太古の日本人の心をとらえたのでしょうね~~。 はっきり言わなければいけないこともありますが、 躊躇いがちな十六夜、猶予う、十六夜の月。 やっぱり好きですね~~
2014年12月08日
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皇后の梅 という看板ですね~~ posted by (C)ホシミスト_3013 いよいよ、という感じで 今日は太宰府天満宮に行ってきました。 今年(今年度)こそは!という、願かけです。 本当は長男からは、大宰府に行ったことは書くな と言われたのですが(笑) 写真は本殿前の飛び梅の一つです。 七五三や、独楽回し大会があっていたから、なのか ずいぶんと混み合っていました。
2014年12月07日
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Deep Sky Stacker には、あたかも焦点距離を2倍、3倍に伸ばしたかのように 拡大して画像処理をする、Drizzle という設定があります。 1000mmの望遠鏡で撮影した、小さな、Deep Sky(銀河)を、 2000mmで写したように拡大できるなら、 冷却CCDの様な小さなセンサーサイズの高価なカメラを買わなくても、 今のDSLR(デジタル一眼レフカメラ)でも撮影できるんではないか? なんて、期待をしてしまいます。 一つのピクセルを、2倍なら4分割、3倍なら9分割して処理することで、 元画像のトリミングよりは、より精細な画像、を作り出すことができる、 ということらしい、と、画像処理の先輩が仰っておられます。 実際、2倍や3倍Drizzleを行うと、拡大された画像が、元画像と同じピクセルサイズで 出力されてきます。 その分、ノイズやガイドエラーまで目立ってくるわけですので、 まずは、元画像の質を上げなければならない、 そして、2倍Drizzleなら、4倍ノイズリダクションをしなければならないので、 スタックする元画像も4倍の枚数必要になる、 ということです。 自分の撮影方法では、、最低でも元画像は4枚ないと、 ノイズが目立って仕方がない、という印象なので、その4倍、となると、16枚。 今現在自宅庭からは、ISO1600で10分、というのが、 背景の空のカブリとの兼ね合いから、よく使っている撮影条件なのですが、 だとすると160分。 3倍Drizzleだと9倍、360分・・・ ソンブレロ銀河などの小さな銀河を大きくしたい、と思いましたが、 3倍Drizzleをやろうと思ったら、一晩では無理かもしれませんね(笑) Drizzleとは、霧雨、の意味、 本来、大きな雨つぶを霧雨のように細かく砕く、という意味なのかもしれませんが、 今現在の、1画像4~8枚の元画像数では、 霧雨に煙って見えない・・・という感じになっている様な気がします(^^ゞ DSSはまだ入口の扉をノックした、程度の、意味の理解、使い込み方、にすぎない私が 何を言う、という感じですが、 まずはやってみるのが一番。 画面操作の方法と、私の画像でやってみたサンプルデータをYOUTUBE動画にしましたので、 まずはご覧くださいマセ。 ちなみに、DSSを初めて使う、という場合は こちらの動画も参考にされてください。
2014年12月07日
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Drizzle という、DSSの画像処理について、最近知ったので、 いくつかの星雲を処理してみているうちに、ふと思いついたのが、これです。 2X Drizzle なら、元画像の1/4の範囲を2倍に拡大して処理してくれるので、 それなら、 元画像を4つに分けて、画像処理したら、一辺が2倍の写真ができ上がり、 より細かいところまで見える写真が作れるんじゃないか? と・・・ で、早速やってみました。M31 アンドロメダ銀河 posted by (C)ホシミスト_3013Takahashi SKY 90(D90f407RD)Astronomik CLS CCD EOS ClipCanon EOS Kiss X4(Ir) ISO1600 10分×10コマVixen SXD + Celestron NexGuide + Takahashi FC60(D60f500)オートガイドDSS(2X Drizzle + 3X Drizzle)Adobe PSENeat Image 元画像を4つのパートに分けて、DSSの2X Drizzle を行い、 でき上った4枚の写真をモザイク合成してこの範囲にしました。 中心の核の部分は、どうしても辺縁の淡い部分を持ち上げると 白く飛んでしまうので、 中心だけ3X Drizzle で処理し、 白く飛ばないようにレベル調整をして、モザイク合成の上に貼りつけました。 ね、阿漕でしょ?(笑) 大きな画像を撮影して、その画像サイズを小さくすると、 元からそのサイズで撮影したものより細かいところまで見えたりする なんて思ったことありません?? そう思ったので、やってみた処理でしたが、 DSSは、バックグラウンドのキャリブレーションを、最終スタック処理の時点でやっているのか、 同じ写真の一部なのに、でき上った4枚のカラーバランスが、微妙に違うんです。 色をそろえようとしましたが、私の実力ではこれで精いっぱい・・・あはは もっと画像処理を基本から勉強しなきゃ。 ちなみに、DSSは1つのピクセルを4つに分解して画像処理することで、 元画像と同じ画素数の、2倍拡大像を作っている、とのことです。 ということはノイズも4倍に増えますから、撮影枚数は、4倍必要?? 最近DSSで処理していて、スタックするライトフレームは最低でも4枚は必要だな~~ と、何の根拠もなく思っていますが、 となると、2X Drizzle で処理するには、最低16枚必要・・・ 今回10枚でやっていますので、それでノイズの嵐?? ところで、拡大率が上がるので、シャープな光学系の方がよさそうですね。 いっそ、ニュートン反射で中間レンズなしで、中心部だけDrizzle処理で切出す とかが有効なのかも。 春の小さな銀河を、そうやって撮ってみたくなりました。
2014年12月06日
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昨夜、ブログ書きかけで眠ってしまいました・・・ 最近、体力の低下、特に、夜・・・ 食事後1時間で目がつぶれてしまいます。 夜遊び命、のホシミストとしては、つらい・・・あはは 最近気がつけば、自分の周りで星を取っている仲間たちの中で DSSの2倍拡大、3倍拡大の画像処理方がはやっています。 そこで自分でもやってみた、というのがこのM33です。 焦点距離407mmで撮影した写真なのですが、 814mm相当の写真が出来上がる、画像処理方法です。 これをやる場合は、いろいろと撮影する時から考えないといけないみたいですが こんな、写野にぴったりぎりぎりにM33を導入するのは 至難の業ですので、 便利な機能、とだけ、今は言っておきます。 奥が深いようですので、もっと詳しく調べてみようと思います。2014.11/22 さんかく座の銀河M33 posted by (C)ホシミスト_3013Takahashi SKY90 (D90f407RD)Astronomik CLS CCD EOS ClipCanon EOS Kiss X4(Ir) ISO1600×6コマTakahashi EM100(ST-4端子増設改造)Celestron NexGuide + Takahashi FC60(D60f500)オートガイド2014.11/22自宅庭よりDSS(X2 Drizzle) で画像処理
2014年12月05日
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台風並みの風、と書きましたが、おとといの最大瞬間風速は、 大分で22mだったようです。 時速80kmのオートバイに乗っていて、感じる風の強さですね・・・ 昨夜は、曇りの予報が、晴れていたので、 風も弱くなったことだし何か拡大撮影でもしようか・・・と MC127Lを外気温になじませていました。 うっかり眠ってしまって、ふと気付くと何やら怪しげな雲行き。 雨が降るほどの厚さの雲ではありませんでしたが、 どうやら山間部で降っている雪が飛ばされてきて、小雨になっていたようです。 望遠鏡を濡らしてしまいました・・・ とはいえ、今日の写真、決して涙で滲んだ星空ではありませんよ~~ ソフトフィルターで撮影したふたご座です。20141127ふたご座 posted by (C)ホシミスト_3013Canon EF-S 18-135mm(40mmF4.5) Kenko Pro SoftonA(W)Canon EOS Kiss X4(Ir) ISO3200 2分×8コマナノトラッカーで追尾ステライメージで2点アライメントコンポジット(加算平均)2014.11/27自宅庭より 冬の星座は、明るい星が多くて、ソフトフィルターでの撮影が楽しいですね~~ ところで、山場を越えた、と、気を抜いたのがいけませんでした。 日常業務は忙しいままでした(^^ゞ ちょっとお疲れ気味のホシミストです(笑) 今朝は別府の西の衝立、鶴見岳が、うっすら雪化粧でした。
2014年12月03日
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朝から強い風が吹いている、当地です。 夕方にはおさまるか?と思っていたのですが、日付が変わる頃まで、 まるで台風・もがり笛ぴゅ~ぴゅ~・・・ 体感温度も上着がいらなかった宮崎とはうって変わって、ずいぶん寒い今日一日でした。 今夜も月の撮影を、と、いさんで帰ってきたのですが (22時過ぎに職場を出て、予備校帰りの長男をお迎え、夕食を食べて外に出てみたのですが) いつの間にやら雲が厚くなり、霧雨まで降り出しました。 新作の写真がない日は、過去の写真で、まだ公開していない写真を、 棚からひとつかみ(・・・どこかのFM番組で聞いたフレーズですね) やはり、これくらい寒くなると、旬だなあ、と思う、オリオン座の写真です~~♪冬の王者(IMG_4738) posted by (C)ホシミスト_3013Canon EF-S 18-135mm(40mmF4.5) Kenko Pro SoftonA(W)Canon EOS Kiss X4(Ir) ISO3200 2分×8コマナノトラッカーで追尾ステライメージで2点アライメントコンポジット(加算平均)2014.11/27自宅庭より 今年の出張予定がすべて終わって、ホッとしましたが、 大切なことを忘れていました。 毎日夕方には山と積みあげられる日常の業務、これは年末に向けて増える一方でした。 働けどなお楽にならざり・・・(笑)
2014年12月01日
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